伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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追奏のオーグメント 感想

地雷ソフトの「追奏のオーグメント」の感想です

メーカー名が目を引きますが、作品としては設定が特殊なものの
形式としては選択でシナリオが分岐するタイプの普通のADVです
さすがにシステム的に地雷が含まれていたりすることはありません

ヒロインは3人で+αの要素はありますが、おまけ程度ですので
+αの部分に過度の期待は抱かないほうがよいとは思われます
攻略はどのヒロインから選択するかという直接的な者がある為
悩むことはなく各ルートに分岐することは可能であると思います

ヒロインは3人ですが、その分シナリオが長いというわけでもなく
昨今の作品を見るとボリュームが控えめに感じるかもしれません
如何にもシナリオに仕掛けが施されていそうな設定になっており
ヒロインをクリアしてからがシナリオの本番……ということもなく
だいたい平均的な3ヒロイン分ぐらいのボリュームになっています

80歳の主人公「河嶋秀哉」が自殺の間際、死神オーグメントに助けられて
若いころに戻り青春をやり直すことが出来るようになり
トリガーには苦痛が伴うものの時間をやり直す力も手に入れる
と言うわくわくする設定がこれでもかと存在するのですが
残念ながら、あまりうまく生かされているように思えません

殆どの設定は終盤の山場を作る為に使われる程度になっています
それ以外は精々、如何に無為な青春を過ごしたかという自虐ネタと
そういえば昔とおっさんの時代を振り返る程度でしょうか
癖のある設定を利用したシナリオの二転三転のどんでん返し
を期待するとかなり肩透かしな内容ではないかと思います

対して序盤から続くノリのよい掛け合いは全編で見られます
正直シリアスパート以外はそれだけで進行していると思うほどで
全体的にはシリアス:ギャグは1:9ぐらいの比率ではないかと思うほど

これが合うか合わないかがこのゲームを楽しめるか否かかと思います
個人的には楽しめたものの傾向からすればシモネタがかなり多く
サブキャラを弄ってネタにすることいった流れが非常に多い為
人によっては最初は楽しめても飽きが来る可能性がありますしね

バランスがギャグにより過ぎて、シリアスが「少ない」ではなくて
作品を説明するのに「足りない」レベルになっているような気がします
そもそも、その部分はつりでそこまで詳しく書く気がなかったのか
その辺りは事情がよくわかりませんが、シリアス部分は終盤によくある
山場以上にはなっていなかったように思えます

と、基本的には最初のノリのまま突き進んでいく作品になっています
体験版などで雰囲気を確かめ、ノリが合いそうならアリな作品ですが
体験版には殆ど登場しない、設定を使った仕掛けの可能性にかけたり
過度の期待を寄せるのは少々危険な作品だと思います


後、一応の注意点として、メーカー名で事前説明があったように
各ヒロインに軽い地雷設定、地雷展開が存在します、軽いものですが
それを回避する展開も用意されており、強く意識する必要はないですが
どうしても苦手な人はある程度注意したほうがよいかも知れません


以下、ネタバレを含む感想




【システム】
・画面は16:9のワイド
・キャラ別音声設定アリ
・ANTOHERエンドあり

最低限でしょうか、攻略は単純なので問題ないですが
共通ルート前半はちょこちょこと選択肢が出てくるのですが
後半からヒロインを選ぶ直接的な画面が出るので効果は不明
どちらにしろ、目的のヒロインに到達するのが難しいことはないかと
一応、一部にBAD END行きの選択肢があるにはあるんですけどね……

3シナリオクリア後、グランドシナリオ的存在があり、これをクリアすると
本編に選択肢が増え、シーンの追加やシナリオの分岐が現れます
それぞれHシーンが1回ずつプラスされますし、シナリオの分岐は
短いとはいえ別のシナリオとなるので、忘れず回収しましょう


【シナリオ】
■梅川詩帆
幼馴染で成績優秀で学生時代には理由もわからず疎遠になってしまっていた
人生のやり直しにより、徐々に話す機会が増え仲を取り戻すことになっていく

疎遠になっていたネタは……ある種地雷ソフトが地雷ソフトである為に用意した
わかりやすい地雷設定となるわけですが……確かに萌えゲーでは特大の地雷ですが
メインシナリオのネタとしておくには弱すぎるネタではないかなと思うわけで

あと、このシナリオだけノーマルとアナザーのED関係が逆ではないかなと
確かに、設定を生かして物語を解決すると言うフォーマット上では
ノーマルエンドのを正規とする方が通りはよいのかもしれませんけども
個人的にはアナザーの態度のほうが筋が通っているように思えてしまうので
まあ、この辺りどう思うかは個人差があるので、これ以上は言いません


■陣紗月
通学路を間違えたときに出会ってしまった兄妹
紗月自身は兄を悪く言うものの、他人にわれるのは嫌な捻じ曲がったブラコン
詩帆とは親友の関係もあり、兄の紹介もあり徐々に仲を深めていく
漫画など趣味の面で相性がよいところがある、好みは分かれるようだが

一応、素直になれないタイプだが、周囲の知り合い全員に看破されるほどに
秀哉へバレバレな好意を示すも、なぜか秀哉の告白を断ってしまう紗月
誰もが不思議に思う中、そこには、意外な理由が存在していた……

メインシナリオでは一番、設定が有効活用されている印象があります
大どんでん返しと言うか、そんな設定知らなかったの連続でもあります
でも比較的、設定の部分を含めて楽しめたと思えるシナリオでした
敵とオチがなんか地味なのは他のシナリオと同様なのですけども


■裾野辺菜実
学園で人気のある英語教師「裾野辺美波」の妹に辺る後輩
クールな雰囲気だが、ノリがよく、ボケにも付き合ってくれる
ただ、その見た目から本気なのか冗談なのか読みにくい娘
私生活の姉が余りにだらしない為、本人はしっかりとした性格である

もう少し、敵キャラを早く登場させることが出来なかったのかなーと
最初に説明したルールを生かす設定で、敵の登場もうまく演出したら
よい感じのミステリーシナリオになった気がするのですけども
敵も、設定も後出しが多くて厳しいです、ヒロインはかわいいです
まともなタイプのめがねキャラクターって久しぶりかもしれません


■死神・オーグメント
オーグメンとのネタ晴らしシナリオ、尺自体は非常に短め
意外性は合ったものの、関連付ける必要があったのかは疑問なところ
一応の締めとしては働いているので、どんな形であれオチが欲しい人へ
しかし、ここまでして蓉子とオーグメントの展開がないのが……



【Hシーン】
梅川詩帆:3
陣紗月:3
裾野辺菜実:4
裾野辺美波:1
河嶋蓉子:1

メインシナリオで2~3回
ANTOHERシナリオで+1回ずつという構成です
回数的には萌えや恋愛を中心とした作品と同程度
ただ、シチュ自体は多少マニアックなプレイもあります

サブキャラ2人についてはシーンはあるものの本番ははなく
美波は口と胸、蓉子は軽く弄る程度になっています
こちらも、一度「死神オーグメントをクリア」をクリアした後
美波は「裾野辺菜実」シナリオに追加された選択肢により
河嶋蓉子は共通ルートに追加された選択により回収できます


【まとめ】
日常パートとヒロインについては楽しむことが出来ましたが
共通や設定などで期待されるその先を期待するには弱いシナリオでした
勿論、ないわけではないのですけど、あまり力が入っていないなと
ただの萌えゲーとしてみればいいといえばいいんですけど
設定は面白くなりそうな要素が多分に含んでいただけに残念でした

地雷設定、地雷展開については、これぐらいで濁すほうがいい気もしますが
やるならやる、やらないならやらないって感じでメリハリが欲しかった部分も
変に意識しないで、萌えゲーではやりにくい表現に手を出しますと言う
宣誓ぐらいで解釈するのがよいのかもしれませんね、過度の期待は禁物
ただ、耐性がない人にはきつい展開ですし最低限の驚き耐性はあったほうが良いです

地雷にしてもシリアスにしても、突き抜けきれず中途半端になった印象ですが
前者は好みの差が大きいのでともかく後者はもう少し尺を割いて欲しかったです
特に姉についてでも丁寧にすればかなり印象が違った気もするのですけど……
日常のやり取りがさえているのでそれとヒロインを楽しむゲームと割り切れば
問題ないですが、それだけがこの作品に手を出す動機になるかがポイントですかね

その辺りをわかっておけば、地雷になることはない作品かと
今作は不満な部分が多かったですが、掛け合いやヒロインは良かったので
ジャンル次第では次回作にも手をだすかもしれないなということで

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