伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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イモウトノカタチ 感想

Sphereの「イモウトノカタチ」の感想です

偶にこういう変化球というか暴投したがる風潮があるのか……
まあ、少々難アリな形になっているヒロインがいたりします
一応、ヒロインは3人+αで、少々特殊ですがそんな感じです
正直に言えば、ミータが特殊構造になっており単独EDがございません

タイトル通り(?)ヒロインは誰もが何らかの妹要素を持っています
ルートの分岐はMAP等でで目的のキャラ選択していくことだけです
特に意図が読めない選択を迫られるようなこともないでしょう
基本的には素直にヒロインと仲を深めて読み進めていくだけです

形は学園モノとしてキャラは学生ばかりですが、強調されるのは寮生活であり
学園の講義の描写もほとんど無いので、学生生活のような雰囲気はなく
教師も殆ど書かれないので、仲の良い寮生達の同居モノになっている印象
実質、シナリオが終盤になるまではそんな狭い世界で話は進みます

一応、主人公の「雪人」には実の妹を捜すという目的があります
そもそも、嘗ての災害で両親を亡くし妹は行方不明という設定で
話次第では幾らでも重く出来そうな感じですがそうはなりません
ほんの少しだけ未来という割に色々とぶっ飛んだ設定になっていたり
15周年で一般公開とか、色々ちょっと待ってくださいと突っ込みたくなる
部分が多々あるんですけど、気にしてもこの世界の謎は解けません

特殊な設定を説明する為にかなり無茶な世界が構築されていますが
学生の身分である彼らが何をするでもなくあまり設定は活かされません
結局やることと言えば、ヒロインとイチャイチャすることである為
基本的には、良くある感じの萌えゲーだと思えば問題ないかと思います

主人公である雪人は、有り体に言えば天然系ですね、シナリオで誤差アリ
それを前面に押し出してヒロインを困惑させ周囲を苦笑させと言うのが基本
シナリオ担当によって図々しさに違いがあり面倒に感じる部分も
強引な部分があり、シナリオでは大抵好意的に受け取られるモノの
プレイヤーが果たして何処までそれを許容できるかと言うところ

ヒロインはそれぞれ妹要素を持つと最初に書きましたが
一部を除いて一般的な妹キャラと比較すると属性は弱い感じはします
取り敢えず、お兄ちゃんと呼ばれたい人には物足りない作品かなと
(一応、シナリオ後半になると状況に変化のある娘もいますが……)

ヒロイン自体は多少癖があれ度抑えるところは抑えているので
タイトルのを気にせずミータ以外のヒロインが良いと思うならアリ
ただ、妹ヒロインに対する過度の期待や、ミータにヒロインとしての
期待を寄せると少し望まない結末になってしまう可能性があります

と、細かいところ(大事なところという説もありますけども)を除けば
基本的にはキャラに萌えれば大丈夫なゲームと言うところでしょうか
ミータ周辺の問題点を除けば良くも悪くも普通の萌えゲーだと思います
しかし、ヒロインに変化球を加えずをもう少し素直に攻略させて頂ければ
それだけで大きく、印象が変わった気もするんですけどね……


以下は、ネタバレを含む感想です





【システム】
・画面は16:9のワイド
・キャラ別音声設定有り

進行上の便利機能は選択肢後のスキップ継続/停止位でしょうか
そもそも、攻略は単純で重複も少ないので困らない部分です
マウスカーソルの自動追尾は何故かロード時「いいえ」に行くんですが
それって逆じゃないですがと言う気がしないでもなく、個人の好みの範疇

選択肢はMAP等でのキャラクタ選択ぐらいで迷うことはないと思います
美優樹、あやか、千毬の3人をクリアするとMAP上にミータが登場します
これは同じセーブデータを使用しても登場するようになっているので
同じセーブデータを流用してもクリアは可能になっています

因みにミータを選択しているのにミータを攻略しているとは限らない
というのがこのゲーム最大の問題点なのですが、それは別の項目で

4人をクリアするとアフターエピソードが見られます
どれも短いシナリオで一部のヒロインにはHシーンがある程度です
こちらでは真幸アフターとなっていますが、ミータのみ登場します
つまり、何がやりたいんでしょう、このシナリオは……


【ヒロイン】
・瀬名美優樹
兄を捜しに白鳥環境区にやって来た少女
その動機や背景にいたる部分で、雪人と似ている部分がある

白鳥環境区にやってきた道中で雪人と偶然に出会い
同じ目的を持つ者同士、そして奇妙な境遇な者同士
兄捜し、妹捜しにそれぞれ協力し合うようになる

基本的には、優等生であり、しっかりとした部分のある少女だが
恥ずかしがり屋で、打たれ弱い面もあり、特に異性には免疫がない
特に天然で大胆なことをする雪人には振り回されっぱなしである
本人のルートではその辺りが悪化し、始終引っかき回される苦労人

隠す程のこともなく、雪人こと幸人の実の妹「美幸」である
それが明らかになるのは本人のルートとミータのルートのみ
とは言っても、ヒロインのタイプ自体がどうとでも応用の利く
優等生タイプである為、妹と言われても、そこまで感慨がわかず
この辺り、どこまで雪人の気持ちになって妹を求めるかでしょうか
基本的には終盤の急激な展開に背徳感含め置いてけぼりな印象です


・澄稀あやか
澄稀製薬会社の社長の娘でお嬢様、しかし両親は海外出張中で
家にいる兄との折り合いが悪いことから、現在絶賛外泊中である
基本は雪人に引っかき回される中、常識的な行動、反応が見られる人
最初の出会いがツンデレっぽいモノの基本的には素直な娘である
(個別にはいると色々と面倒な部分も見れますが、許容範囲でした)
ミータとは親しく、常日頃からボケ突っ込みでじゃれ合っている

妹という観点で言えば一番遠い存在ですが、ヒロインとしては素直に可愛く
結果的に一番シナリオ的にも正解である気がするお話かと
あやかの兄という解りやすい敵がいることから雪人も活躍しやすく
変に負のスパイラルに陥らないので、素直に楽しめるお話しです


・美馬千毬
雪人と同じく災害で家族を失い、雪人と同じ施設で育てられた少女
雪人を兄のように強く慕い、今回の件でも後をついてやって来た
明るく素直で雪人との関係を除いて人を疑うことを知らない
雪人に対して独占欲があるのか、他の女性都の関係に嫉妬することもある
その態度を見ると多少、鬱陶しい感じもするが、非常に妹キャラらしい娘

お話は周囲にはやし立てられ互いの思いに気付いたり
本当の妹ではないかと悩んだりと義理の妹系の王道展開を見せる
しかし、両親の登場についてはキャラ紹介している割には唐突すぎて
設定含めてなんかやっつけで仕上げたような印象もあったり


・ミータ(真幸)
何故か雪人のクラスにいる介護ロボット、見た目はどう見ても人間
人間親和性とか言う観点で人型なのはともかくこれせ少し未来と言われても
何だかんだ有耶無耶に悲劇属性を持ち有耶無耶に回避してしまいます

真幸は美優樹シナリオで明らかになるもう1人の妹
OHPみると盛大にネタバレをしてしまうというネタが突いている
実質的にミータの介護対象であり、その関係でゴニョゴニョする
身体が弱く、健気で一途で強情な部分もあると古典的妹ヒロイン

3人クリア後に出る問題シナリオ、一応最終シナリオにあたる
ミータは妹ではないモノの、普段の食わせ物な言動で周囲をかき回しつつ
時々見せる素直でない行動や、個別のデレによるギャップで魅せるヒロイン
また、真幸は遅れてきた正当派妹ヒロインという感じのキャラになっていて
多分どちらも単体でシナリオを持っていたら非常に魅力的なキャラなのですが

しかし、何を思ったか、この作品ではでは2人のシナリオを足して2以上で割って
何とも言えない後味の微妙なモノを作ってしまいました……キャラは良いのに
仮に三角関係というものが書きたかったとしても、それだけ書かれても困るし
1+1が2になるキャラ達なら良いのですけど、お世辞にもこれはそうとは言えず
互いの魅力を出し切れず1つのシナリオにまとめられてこぢんまりとしています
ヒロインはどちらもツボなだけによりによってと言う感じのシナリオです

メインシナリオも色々な可能性などを示唆するも深くは語らずという感じで
正直時間がなかったのではと思わなくもない内容ですね


【Hシーン】
・瀬名美優樹(美幸):5
・清宮真結希(真幸):2
・澄稀あやか:3
・美馬千毬:3
・ミータ1
・ミータ+真幸:1

美優樹と千毬はそれぞれアフターストーリーで1回ずつ
回数は美優樹が多少多めですけど萌えゲーの平均レベル
その中にあってミータと美幸の3Pが妙に浮いていますね
それにしても抜きとしてはそこまで期待する程ではなく

ナチュラルに近親してますけど、真幸の見た目に対する犯罪臭の方が……



【まとめ】
あくまでイモウトノカタチに拘ったことが一番の問題点でしょうか
別にシナリオ全て妹なんかに拘らずに一部に匂わせるだけで良かったのにと
故にミータという多分一番売りになるキャラクターを殺して
副次効果として真幸という切り札まで殺してしまったような気がします
一粒で2度まずいという、シナリオもなかなか見ないですよ

他の3人のシナリオについては可もなく不可もなくと言うとアレですけど
あやかが妹というのに拘らなければ問題なく楽しめる感じで
千毬が典型的な義理の妹系シナリオ展開という感じでした
美優樹はヒロインとしては問題ないのですがシナリオと主人公が……

残念なことに実の妹2人については、主人公雪人の性格が如何にもな
わざとらしいおとぼけキャラになっているのが色々と好みを分けそうです
美優樹の魅力を引き出すと代わりに、酷いキャラになっているような
まあ、典型的な何故惚れられるの?系主人公と見れば許容範囲ですが

個別はともかくとして、真幸や千毬シナリオでの尻切れトンボ感を見ると
設定は作ったけど中途半端に見切り発車された感じを強く受けますね
その辺りがミータ、真幸シナリオでしわ寄せになったのではと思わなくもなく
変に凝らずに、ミータと真幸を別々にしっかり書いていてくれたら
少なくともヒロインを楽しむという観点では楽しめたのになと思う次第

言っても仕方ないので、ヒロインそれぞれは魅力的だったけど
こだわりや扱いきれない設定で首を絞めてしまったなという印象です
あやかぐらいの拘束度で良いと思うんですけどね……うーん

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