伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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DRACU-RIOT! 感想

ゆずソフトの「DRACU-RIOT!」の感想になります

吸血鬼に海上都市に治安維持に陰謀に異種族間の交流
欲張りに要素を全てつぎ込みましたという感じの本作
攻略対象となるヒロインは4人+αで、お馴染みのサブヒロインルート有り
ただのヒロインとイチャイチャするだけではなくシリアスな部分もあり
プレイした感じ半々ぐらいで尺をとっている印象になっています

元が学生という身分で、吸血鬼化後も学生となっているのですけど
学生としての生活を満喫する事は殆どなくイベントについても精々の所
ヒロインとつきあい始めた時に噂されるとかその程度の役割です

思い出せるシーン第一位が最近○○(ヒロイン名)の様子がおかしいんだけど
という話を持ちかけられる程度で主人公達が学生である必要性が特にありません
学園自体が男女が集うコミュニティとして便利な点はありますけども
それとしても上手く活かしているような気がしないのですよね、つまり若さなのか

どうにも作品としては特別管理事務局を中心に据えたかった様子で
終盤になるとシナリオの中心がヒロインと主人公達ではなく
この海上都市の中心人物である大人主導のが話が多くなっていきます
一応攻略中のヒロインと主人公も渦中の人物ではあるのですが
大抵の場合が巻き込まれてしまっている以上ではありません

勿論そう言う作品があっても良いとは思いますし
メインキャラよりもサブキャラが生き生きして面白い作品
というのもあると思います、あっても良いと思います

しかし、この作品にそれが期待されたかというと謎です
少なくとも、Hシーンも可愛い反応が見られるイベントもないキャラが
物語を引っ張っていくシナリオを私は期待していませんでした

そもそもシリアスを売りにするにも、立ち絵演技させるキャラが
少なく描写も足りないので、結果顔見知りとの報告会にしかならず
わざわざヒロインとのイチャラブ描写を削ってする程かと思ったり

尤も、終盤はそういうシリアスによって影を潜めてしまう部分はあるモノの
ヒロインの可愛らしさは絵や演出と相まって鉄板と言っても良いでしょう
こなれてきている部分もあって何だかあしらわれている感もありますけど
体験版とかでキャラが気に入れば十分に楽しめる部分かなと思います

Hシーンも回数は標準的ですが連戦の描写が多く
萌えのカテゴリーのゲームの中では比較的描写が濃い方ではないかと
プレイ自体は通常の範囲内ですが、その範囲で頑張っている印象

ある種芸風が定まってきているのでヒロインの交流という面では問題なし
ヒロインの無力は十分に出ていると思いますしイチャイチャ部分も良いです
故に、それを阻害してしまっているシリアス描写の存在が気になります

それを書きつつ、イチャイチャもシリアスもどちらも面白ければ理想ですが
プレイした雑感としては混ざり合わない別物のように感じられてしまい
正直1セットにしてしまった意義を疑うモノとなっていました

故に、このシリアス部分特に海上都市や吸血鬼の種族の因縁的な描写が
薄いシナリオほど素直に楽しめたというのが正直なところです
よって、軽く流されたサブヒロインが一番楽しく読めたのですよね

この海上都市とそこに住む人々の設定というのを書きたいのは良いですが
どちら付かずになり、売りとなるであろうヒロインとのイチャラブが減り
場合によってはテンポを大きく損ねているという印象のある作品

ヒロインとの交流という点では安定しているのでオススメできますが
シリアス部分のシナリオを含めた評価では何とも進めにくい作品ですね
別に作品自体の何かが致命的に駄目という事もないのですけど


以下、ネタバレを含む感想




【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定有り
・前の選択肢へ、次の選択肢へあり
・Hシーン自動選択機能有り

多少重い気がしますけど、プレイ時の不満は特になし

Chapter表示がありますけど、フローチャートがあるわけでもなく
共通の尺でもなくあまり必要のない機能なきもするのですけど
何か想定した機能だったんですかね、一応消せます


【シナリオ】
お馴染みの突然の事件から今までと全く違う世界へ巻き込まれるモノ
主人公「六連佑斗」は海上都市『アクア・エデン』に遊びに来た学生
目の前で起きた誘拐事件に持ち前の正義感から巻き込まれてしまい
吸血鬼になってしまい、海上都市の学生として暮らしていく事に

海上都市では学生の他に治安維持をする特区管理事務局に所属し
この都市で起きている事件や問題を解決していく事になる
その中で吸血鬼そして海上都市が抱える問題に直面していく

とそんな感じなんですけど、「学生」の意義とは一体……


■矢来美羽
立ち位置的にはメインヒロインでしょうか、顔となるヒロインなのは流石
ヒロイン視点が多用され、心の声も連発でなかなか忙しいヒロインとなっています
大人の女性を無理に演じている為、かなりアレな言動を連発する自爆キャラ
その自爆故佑斗に何故そこまで自分を傷つけるのかと素で心配される娘
佑斗への好意を自覚した後も自爆しつつ更に惚れ込んで行く姿はなかなか
お風呂シーンが多くおっぱいの見えるシーンが多いのが特徴ですね

全ヒロイン中、特に本人達のあずかり知らぬ所で事件が起きます
起きている事件の自体はシナリオの中でも最も大きいのですけど
珍しく主人公が主人公らしい活躍をするシナリオでもあったり
見せ方自体はなんかメインっぽい話だなと思いつつ、他より薄いような気も
故にヒロインとの交流に没頭しやすく安定してイチャイチャは出来ます
あと、とりあえずサムおじさんにいたかっただけだろう小夜様



■布良梓
小さい身体でがんばる、みんなのまとめ役のような役割です
ヒロインの中では唯一の人間という事でその中でも特に特殊な立場
無理に大人ぶろうとするが、その反応が非常に愛らしい
愛でてよし、弄って良しのマスコットでサブでも活きています

エリナの天然に莉音のボケが加わるのを収集しようとして泥沼化する子
管理事務局メンバーは基本的に自爆キャラで構成されています

設定に振り回されている気がするのがこのシナリオですかね
海上都市とか人物の背景関連はコレが一番、詳しいと思うのですけど
個人的にこの作品での一番の問題設定だと思うので微妙な所です
結局のところ最後までとざまな感じで終わっている部分が強いですし
全体的に展開がすっきりしないのも気になるところではあります


■稲叢莉音
おっぱい担当、純情キャラで、性的な知識が全くない娘
ただし、人の役に立ちたいという思いが非常に強く一生懸命で
きわどい周囲の発言を受けて変に誤解を加速させていく事に
佑斗への思いを自覚してからの大胆な行動も莉音ならではでしょうか
全体的に剣呑な描写は抑えめで安心してみていられる娘です
端から見るとヒロインオーラ弱いんですけどなんだかんだで可愛いです

ラインカンスロープ再び、いえ、シナリオ全てに関わるのですけど
一番ライカンスロープライカンスロープするシナリオになっているかなと
その割にはあっさりと解決されるのですけど、本当風評被害だなライカンスロープ
こちらは佑斗と莉音の範疇に収まる事件の為、放置されている気はなかったです
やっぱり海上都市の抱える問題の方が曲者なのですかね


■エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン
ロシア出身の吸血鬼、エロトークで周囲を困惑させるポジション
エロトーク以外は基本的に普通な真面目な少女である、多分
とある理由から秘密を持っており、少し周囲から引いた立ち位置である
恋人の関係になるまでが短く、比較的長い間イチャイチャ出来るのがウリ
うち解けてからの反応をひたすら愛でるヒロイン、ヒロイン視点が多い娘その2

政府でもライカンスロープでもなくロシアのひとがちょっかい掛けてくる
しかし、ライカンスロープさんの人気は留まるところを知らないという事で
シリアスとなる部分も比較的短く気軽に読めるので比較的楽しめるお話しでした


■ニコラ・ケフェウス
そうそう、こういうのでいいんだよと言う感じで
ただ、この展開見て、全体的にテンプレ化されているなと
改めて気付かされる展開になってしまったわけですが
流石に簡素すぎるのですけど、海上都市の抱える問題は
これぐらいにおわす程度が良かったなと思うわけですが

あと、とある人の年齢詐称が分かったりします



【余談】
吸血鬼食いとして吸血鬼の中で恐れられる伝説の存在「ライカンスロープ」
シナリオで幅を利かす存在ですけど、聞いた話だけで無理に盛り上げている感が
あと、こういう世間一般とは違う特殊な世界にようこそというお話の中で
シリアスな描写によってこの世界のもつ問題点ばかりが強調されてしまって
良いところを殆ど見る事が出来ないのですが、最近こういう系統をよく見かけます
それでいて住んで日の浅い主人公が、この島にいたいと思う理由が良く分からないです



【Hシーン】
・矢来美羽:5
・布良梓:5
・稲叢莉音:4
・エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン:5
・ニコラ・ケフェウス:3(+3)

本編は全員-1でアフターシナリオで1回ずつあります
ニコラは実質3シーンですが回想シーン下を選ぶと
エクスカリバーと読んでくれる差分を見る事が出来ます

回数は標準レベルと言うところかと思います複数回線有り
萌え、純愛の範囲で濃くという感じですね、胸とか足とかお尻とか

【まとめ】
下手なシリアスなら入れない方が……良い悪いはとも書くとして
この作品では少々浮いているような気がしなくもないお話しです
パターン化された気もしますが、ヒロインは魅力に書かれているので
故に、それを阻害するというと言葉が悪いですがテンポを崩しているかと
勿論、それが高いレベルに纏まっているなら話は別だったんですが
レベルはともかく、ヒロインとの関係を深めるに何かになり得ていませんし
シリアスはシリアス、萌えは萌えという感じで別々になっている印象がありました

作り手としてはむしろシリアスこそが本意かも知れませんが
プレイする側の多くとしてはヒロインとの交流を重視すると思うのですよね
シリアスやるにも素材がそれに向いているとはとても思えませんし

マンネリを打開するための作として見るべきなのでしょうか
それとも本来こういうところをしたいと見るべきなのでしょうか
実験にしても今回は上手く作用していないなと思う部分が強いです
やはりある程度安定したキャラゲーとして期待されるメーカーでしょうし
それを納得する形で方向転換するのは並大抵の出来では難しいかと

尤も、ヒロイン描写自体は期待に応えていたので素の部分は今後も
しっかりと維持して欲しい部分ですね、アドバンテージなのですし
そして、今の段階それを100%活かす為の土台作りの方が嬉しいですねと

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