伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語] 感想

Ricottaの「ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]」の感想です

ヒロインは4人で、選択肢によってシナリオが分岐します
シナリオの途中でそれぞれ分岐ていくタイプのお話になっていまして
美桜→リサ→スィーリア→ノエルの順番に分岐していきます
特にサブヒロインの攻略やハーレムなどのオマケ要素はありません
序盤の丁寧さから考えるとかなりアッサリ気味に終わる意外とお手軽な作品です

序盤こそはジョスト(実在するスポーツです)をテーマとしたスポ根モノ
なのですが分岐後からお話はヒロインとの関係を築きイチャラブする展開へ
そして終盤のイベントとして、ジョストの大会があり、クライマックスとなります

序盤の丁寧さ情熱が嘘のように、省略される運命にあるジョスト描写
よって、この作品では青春をジョストにかける物語として期待すると弱いです
もちろん各キャラの心の中ではそうなのですが、シナリオ的にはそうではなく
中には大会の試合も結果だけを語るようなお粗末な結果のシナリオもあります

各キャラの設定も面白い要素がいくつもあるのに上手くいかされておらず
とんとん拍子でシナリオが進んでいき、結末を迎える事になります
よって、世界観や設定に惹かれた方には非常に肩すかしな部分が多いかなと

その代わりと言うべきかエロとキャラの萌え要素にはやたら力が入っています
よって、ただイチャイチャしてHなことをヒロイン達としたいというならば
余計な障害はほとんど無く分岐後はひたすらベタベタできる場合が殆どで
そちら方面では余り、期待を裏切られる事はないのではないかと思います

特にH方面でいえば、アヘ顔を始めとした濃いめの描写が使われており
下手な抜きゲーより余程抜きゲー文法で描かれたHシーンを楽しめます
回数自体は萌えゲーの平均より少し多い程度ですが、濃さはかなりのもの
ただし、恥じらう可愛いヒロインだけが見たい場合は引く部分があるかも知れません
この辺り人によって求めるエロは違うのでどれが良いとも言えないのですよね

そんなわけでキャラや萌え、エロといった要素を求めるなら充分楽しめる作品
素材を上手くいかしたといえば、これはこれで上手くいかせている作品かと思います
ただ、どうしても上のようなシナリオの関係で、この作品は延期の結果
無理矢理纏められて出した作品と感じてしまう部分が多々あるのも確かなのです
設定画集に書かれた鎧の説明や、共通ルートでの丁寧な描写などを見る限り
最初はかなり気合いの入れたお話だったのだと思うのですけど、邪推ですかね

そんな感じで鎧を着た美少女とエッチな子としたいという意味ではアリ
彼女たちの騎士物語を見たいなら正直がっかりという感じの作品です

以下、ネタバレを含む感想




【システム】
・画面は4:3
・キャラ別音声設定有り

ワイドでなかった事が意外だったのですが、開発期間と関係有りでしょうか
特筆する部分はないかなとただ、安定してプレイできます
画面の凝り方など見るべき部分はあるものの、それなら便利機能をもう少しという気も



【シナリオ】
□共通シナリオ

馬上で槍を突き合い争うスポーツ「ジョスト」の名門校「ウィンフォード学園」
そこに在籍する水野貴弘は補助役である「ベグライダー」をやっていました
年一度の大会が迫り、盛り上がる学園の中で、いまだにパートナーが決められない貴弘
そんな彼の前に優主候補筆頭の「スィーリア・クマーニ・エイントリー」と
ふと出会った少女「ノエル・マーレス・アスコット」の2名からベグライダーに誘われます
2人を前に答えを出せないで悩んでいると、馴染みの友人「希咲美桜」が事件を起こし
貴族とジョストで決闘する事になってしまいまいます

しかし、普通科で馬にも乗れない美桜ですが周囲が棄権を許してもらえず
なんとか試合でケガだけはしないで終えられるように……
と、貴弘がベグライダーとして美桜のジョストの練習に付き合う事になります
付け焼き刃ながら、美桜の特性と、貴弘の観察眼をもってまぐれながら勝利する2人
その結果、2人は周囲から注目される存在となり……

までが、共通のお話になっています、ここで美桜ルートに行けばそのまま
美桜が騎士を続けたがり、ベグライダーとしてそのまま付き添っていく事に
以外の場合は、有名ベグライダーとして誘いを受けながらパートナーを探す事になります


□個別ルート

■希咲美桜
貴弘がこちらに来たときからの知り合いである普通科の学生
騎士の時代の貴弘を知っており、それに憧れていたらしい
ひょんなことから貴族である「ベルティーユ」の怒りを買い騎士として決闘する事に
貴弘のアドバイスで辛くも勝利する事で美桜の騎士としての才能と
貴弘のベグライダーとしての才能が周囲に知れ渡っていくことになる

この試合の後、美桜が騎士としての道を目指すか否かが本作の大きな分岐点となります
騎士として貴弘と共にトーナメントに出場するのが美桜ルートの流れです

最初に特例を認めて貰う為署名活動をする流れはありますが
共通からの積み重ねがあるためか直ぐに結ばれる事になり性急に感じます
他もそんな印象ですが、このシナリオでは体験版の延長と考えないと
あっけなさ過ぎるような気もしますね、その分トーナメントが長いですし
早い分長い事、美桜とのイチャイチャを楽しめるので一長一短ですが

さて、目が良く動体視力に優れるのは良いですがそれにしても強すぎないですか?
試合ではほぼカウンターしか狙わず、前半で美桜に相手の動きを観察して貰って
その情報を得て貴弘のタイミングを指示し、いうとおりにカウンターをするという単純な戦法
これだけ決勝出場はおろか他のルートでは狙えない優勝までかっさらいます
貴弘と美桜の優秀さといえばそれまでですけど、ちょっと全体的にちょろい印象を受けます

エピローグでは美桜がジョストをやめ、貴弘が騎士を再び目指すという結末になりますが
この結論に居たる流れを描くのだとしたら、ここまで出来過ぎ話を展開し優勝までさせる理由は
ないと思うのですが……他のヒロインがあっさりと敗れるだけに、やめて欲しかった展開です


■スィーリア・クマーニ・エイントリー
全体の構成から見てメインヒロインではないかと思われます、扱いは良いです
1年2年と優勝を果たした学園最強の騎士にして学生会長という優等生
学園でも有数の名家と隙はありません、そんな彼女が何故か貴弘をスカウトします
馴れ初め辺りは、スィーリアの兄であり貴弘の師匠である「ユリーアヌス」を通じ
知りあっており、そこから云々という話です、定番の展開というところですね

このシナリオの壁となるユリアーヌス、彼の心情であるジョストは力こそ全て
というのがこの作品の殆どで貴弘達の前に立ちはだかるテーマとなっております
そして、その象徴ともいうべき、最強クラスの騎士であるユリアーヌスを前に2人は
どう挑むのか?となると、話が大きくなりそうですが、大会の構成自体は他と変わりません
1回戦対戦相手皆勤賞だったベルティーユが出場できないぐらいの違いしかないでしょう

そんな部分はあるものの、他ではスルーされがちな学園祭のイベントなども書かれ
全体的にこの作品でやりたいお話は大体やっている詰め込みシナリオという感じの展開です
ただ、ねじ曲げられた大会を受け、スィーリアが代わりに立ち上げた大会が語られることなく
学園主催の大会でユリアーヌスとは決着が付いてしまい、そのまま話が丸く収まります
他のシナリオもですが、後1つ2つ展開できそうなところであっさり気味に終わる事が多い気が
変にひねって鬱展開を続けられるのもアレですが、もう少し展開が欲しかったと思います

Hシーンでは容姿故か結構無茶なプレイが多く特に濃厚なキャラクターになっています
そんな娘ですが、年頃の女の子で、恋愛している姿は非常に可愛らしいですよ


■リサ・エオストレ
クールぶっているモノの実際は非常に子供っぽい部分がある1年生の天才少女
他のシナリオではそつなく準決勝、決勝に挙がるなど、スィーリアに続く実力者
ぐらいのノリで書かれるのですが、ここではそんな天才少女の挫折が書かれます

「独りではなく1人」馬上では1人でも支えるモノがいれば1人ではない
つまりジョストにおける、ベグライダーの必要性が語られるんですが
その必要性を無理に伝えるが為に、リサをスランプに追い込んでは駄目でしょう

結果、リサの見よう見まねだけで準決勝まで駒を進めてしまう独りの筈のフィオナと
結局他のシナリオと大して変わらない成績に収まり、むしろ苦戦をする1人のリサ
と、どうみても上手く本質が語れていない気がするのですけども……
挫折から復活までの流れでをみるとマッチポンプにしか見えないですこのお話

将来的に考えると大きく前進したというのも、他ルートでも充分活躍してますし
他のシナリオでも言える事ですが、貴弘が関わった成果と言うのが見られないです
別に貴弘が居ても居なくても対して成績が変わらない、むしろ苦戦というのが多すぎます
フィオナのキャラももう少しやり方がある気がします…歪んだ友情的なモノはありますが
折角美桜シナリオで実は理由があって突っ張っているだけとフォローしたのに
こんな極端にキャラを描いてしまったら結局ありがちな厭味キャラとなってしまうような

このシナリオで一番思ったのは真の天才はリサではなくフィオナって事でしょうか
見よう見まねの借り物といわれても自分の中で昇華できているからの準決勝でしょうし
態度は悪いですがこぞって「まがい物」扱いっていうのは流石に酷くないですかね
そもそもテーマ的にフィオナの優秀さが光るシナリオ展開というのもアレなんですけど

そんなわけで個人的に残念シナリオでした、ヒロインは可愛いと思ったんですけどもね

関係ないですけど、基本リアルよりのデザインがされるこの作品の中で
ささみだけやたらデフォルメされているのは何の意味があるのでしょう?


■ノエル・マーレス・アスコット
良家のお嬢様でありながら非常に気さくで、話の解る友人のようなタイプ
行きすぎて、お嬢様というよりも、シスコン気味の悪友という感じですが
家族(特に妹)を大切にする姉、何処かで見た気がしますけど、性格的な違うのでセーフ
ヒロインとしてはかき回すタイプと思いきやかなりストレートで一途な娘です
一目惚れ枠その3です(4かも)、乗馬中の貴弘ってどれだけ格好いいんでしょうか

基本的には妹の為に、父親の反対を押し切って騎士をつづけるお話です
ミレイユに関してはオチは大体読めるのではないかと思いますが、その通りです
しかし、父親の妨害が同棲の為のきっかけに過ぎない部分であるとか
病気がアッサリスルーされる部分とかネタを投げ出している部分が多いお話です

ジョストについてはリサやスィーリアほど天才ではなく、美桜ほど初心ではなく
と、貴弘と勝ち上がっていく展開には一番違和感がなかったキャラでした
シナリオとしては特筆する部分はないモノの個人的には一番のお気に入りです


【Hシーン】
希咲美桜:7
スィーリア・クマーニ・エイントリー:7
リサ・エオストレ:7
ノエル・マーレス・アスコット:7


Hシーンは平等に7枠あります、うち1シーンは実質キスシーンのみです
といってもこのシーンかなり濃厚に描かれており、回想としては充分
これだけでもある意味他の萌えゲー的なエロを逸脱していると言えます

さらに1シーンはクリア後のオマケ枠として回想で見れますコスプレや妊婦中心

プレイ自体はノーマルですが、表情の付け方やアングルが萌えゲーのそれではなく
アヘ顔やひょっとこ、お馴染みの尿と、多少濃いめなプレイが多いです
人によっては濃さに引いてしまうかも知れません、この辺り好みが別れそうですが
エロに対する力の掛け具合は間違いなく下手な抜きゲーに負けないレベルかと



【まとめ】
先にも語りましたが、やはり延期というのを感じざるを得ない差品でした
これだけ設定や素材が素晴らしいのに非常にもったいないという意味です
見せかけだけで終わらす気がなかったというのは設定などを見れば分かります
まあ、一部の人間の暴走と実際のバランスの結果がコレかも知れませんし
変に気合い入れすぎて今のような発売日結果となったのかも知れませんが

片鱗が見えるだけに、ヒロインが可愛くて、Hシーンがエロいで収まったのは残念
ある程度シナリオとして破綻していても、ヒロインで許してしまう辺り絵の魔力と言いますか
素材の良さを多分当初とは別方向とはいえ活かせている結果なのではないかなと

こうなるはずだった理想のワルキューレロマンツェを妄想していっても仕方ないですし
結果的に退屈しないテンポになったという可能性もあるので良し悪しでしょうか

シナリオについては良くもなく悪くもなくという印象、ただ、個人的にリサはあいませんでした
そのリサシナリオついてもヒロインが可愛かったのでそこまでストレスとならなかったのですけども
ストレスが掛からない話といえば極端な方向にストレスのない展開へと振り切った
美桜シナリオも他とのバランスを大きく崩しているようで、微妙な部分がありました
では、残った2つのシナリオが良かったか?というとこれもキャラの魅力ありきなのですけどね
どのシナリオも個人の好みはあれど、物足りない肩すかし、でもキャラは可愛いという感じです

変に期待せずヒロインやエロを期待するならアリかなと思います、うーんもったいない

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