伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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恋騎士 Purely☆Kiss 感想

エフォルダムソフトの「恋騎士 Purely☆Kiss」の感想です

騎士を養成する学園で正騎士を目指す若き5人の従騎士達が
1人の若い正騎士と共に構成された騎士団で奮闘するお話です

攻略対象4人+α、サブヒロインのフォローもあります
流石に、ハーレムルートなど複数対象はないですがね
サブのフォローからして、かなりエロゲーであることを意識した作品
それが、良くも悪くもこの作品に影響を与えている気がしますがともかく

基本的には世界最高の騎士とされる男の弟子である主人公「藤森要」が
見習いの従騎士とは思えない活躍を見せて、数々の難事件を解決するお話
と言う者ではありません、従騎士という立場を考えれば十分な働きですが
あくまで本職の騎士からすれば見習いに過ぎないというのが実際の所
突っ走る傾向があるので、事件には巻き込まれ、解決に貢献するモノの
それ以上の立場の向上というモノはありません、これは英雄の物語ではない

それにしてもと言う感じで、身の丈にあった活躍をしていれば良いのですが
この作品はその辺りを共通ルートですっぱりと切ってしまっています

共通はかなり長く、ヒロインとの日常も多めに描かれています
個別の入り込んだイベント自体はそこまで多くなく、交流という程度
実際肌の接触とか考えるといくところまでいっていますけども
事件としては導入の事件逢わせて4つほどあり、その後個別という流れ
最初の事件から次の本格的な事件となる3回目の事件まではかなり長く
緊迫した展開を期待するとダレてしまう構成になっているかも知れません


個別ルートにはいると全く別の話が展開される事が殆どになっています
唯一、エルシアとサブの1人が本編の延長と言い得る流れですが
共通はともかく、個別は騎士というモノにあまり重きが置かれていません
キャラによっては殆どイチャイチャしているだけで後は適当に山場という感じで
キャラ萌えゲーとしての様相が極端なレベルで強くなります

正直、共通と個別は別の作品と見ても良いのではないかというレベルです
そのあたり、構成的にどうなのかと思う部分が強いのですよね
作品のテンポとしても比較的ゆっくりと丁寧に描いていく共通に対して

個別は開始当初にヒロインの悩みが登場して高速で進行してきます
時間の構成からしても共通が長いのは確かだと思いますが
話の進め方を見ても、個別になった瞬間直ぐ終わったと感じるのではないかと

全体的に見ると、この作品で何を狙って作ったのか良く分からなかったのですが
ヒロイン個別で見ると可愛く描かれているのでそこは良かったのではないかと
特に個別ルートはシナリオよりもキャラ萌えに始終している感じを受けました
共通と個別で完全に役目を分けて描いている感じですが、良いのか悪いのか

Hシーンは可愛い絵に反して数は多く、マニアックなプレイもそれなりにあります
プレイ自体は萌えゲーの範疇だと思いますので、好きな人は良いかもしれません
また、共通ルートはHシーンを入れられない為か、ヒロインが露出してしまう
ハプニングシーンが結構な頻度であります、全体的に態とらい部分が多くて
良くも悪くもエロゲーをしているんだなという印象を受けますね


全体的に見えると萌えゲーです、事件に挑み解決する展開もありますが
最後まで見た結果としては重きを置かれていないような印象を強く受けます
個別に入ると事件らしい事件がないシナリオも多くない為、その傾向は更に強く
騎士の格好をした可愛い女の子とイチャイチャしたいと言う目的ならアリですけども
新米騎士達の奮闘記を見たい方にとっては何か足りない作品と感じました


以下はネタバレを含む感想になります





【システム】
・画面は16:9
・次の選択肢へあり
・前の選択肢へあり
・キャラ別音声設定あり
・キーコンフィグあり
・好感度確認画面あり

システムは特に不満なく欲しいのは揃っていました
好感度はヒロインが分岐する目安という感じでしょうか
好感度の増加時にバルーンで知らせてくれたりと親切です
至れり尽くせりでやり過ぎな感じもしますが……

1人でもヒロインをクリアするとサブヒロイン攻略の分岐が登場します
他キャラの好感度無視での一発分岐になります、楽で良いですね


【シナリオ】
□共通シナリオ
共通では1人の正騎士と5人の従騎士で構成されたエスクワイアの一員として
巡回や訓練で仲を深めつつ日々を過ごしながら、4つの事件と関わっていきます
事件となるのは以下の4つ

・「美術品盗難事件」
・「下着泥棒」
・「王女警護」
・「鎧盗難事件」

「下着泥棒」はオマケとして(オチも見えるでしょうし)実際3つでしょうか
導入の美術品盗難事件から王女の来日まで非常に間が長くまったりとしており
この期間は、少々退屈に感じる構成になっているかも知れません
キャラと仲良くなる為に必要な期間として美少女ゲームを受け入れましょう

4つ目の事件終了後に、好感度を受けて個別シナリオへ分岐します
お話としては一旦、ここで区切りというイメージでしょう、良い最終回でした


□個別シナリオ

数々の事件に関わったエスクワイアは有名になり評判も良い様子
そこから始まるヒロインと主人公二人の物語という感じです
サブを除いて分岐するエスクワイアの従騎士メンバー4人のルートは
共通と比較するとシナリオの分量は少なくなっており、とらえ方次第では
エピローグみたいな感じで受け止める方もいるのではないかと思います

エルシアはともかく他のヒロインは特に大きな事件も起きず内輪の問題でほぼ解決
エルシアにしても、共通の事件と比較するとこぢんまりとした感は否めません
先に書いたとおり共通で一区切り、その後のヒロインの個別というイメージがよいかと
多少の山場はありますが、あまり高くなくアッサリ風味で解決する事が多いです
あくまでヒロインとの交流を楽しむ目的でプレイするのが吉かなと思います


■エルシア=ハーヴェンス
騎士を目指すきっかけとなった事件で知りあった少年(?)
学園で運命(?)の再会を果たすことになり同じ騎士団に所属する事に
メインヒロイン4人の中では一番騎士に対する思いが強く融通が利きにくい
騎士としての実力はそれなりに高く、エスクワイア内では2トップを張ります

唯一、共通ルートでの事件からの継続した流れが語られることになります
事件の活躍を受けて名声が上がっていき、縁談が持ち上がるというのは
数少ない共通からの成果でしたので、すんなりと受け入れる事が出来ました
そこから嫉妬するエルシアという展開は、可愛いけど……うーん、もう一声

ただ、それは大きな問題ではなく、想いが通じ合い、即Hシーンとなります
この高速展開はどのヒロインでも共通している流れですので、了承ください

正騎士への道もトントン拍子で進んでいき、順風満帆な王道話と言うところ
ただのサブキャラだと思ったあの人も絡んできたりと、このシナリオで
騎士物語的にやりたいことは全部やりきったのかなと言う気がしないでもなく
後、因縁の相手も出てくるのですが、立ち絵無しの強敵と戦闘されても……


■獅堂真奈
獅堂グループの社長令嬢、獅堂の娘ではなく獅堂真奈として認めて貰う為……
そんな感じで、そつなくこなすモノの基本的にはコンプレックスの塊です

共通ルート最後の事件で、真奈は自身の失敗が響いて落ち込む事に
その為、騎士として自分のありかたを悩む事になるというお話なのですが……
ちょっとしたことで嫉妬して甘えてくるのは可愛い面倒くさいです、黒は面倒属性
何事も完璧を求めていた真奈が自分の役割を見つけて終わりという感じで
いえ、事件は起きるんですけど山場らしい山場もなく、アッサリ終わります

このシナリオの結末を見て、主人公の夢は何であったのかと思いつつ
個人のSPという道もシナリオで語られていました足、一応ありでしょうか
EDの真奈の格好は好きです、騎士服がデフォ過ぎて別のコスチュームが好印象


■風間明莉
貧乏大家族の長女であり、ムードメーカーという感じのある少女
努力家ではあるモノの、エスクワイアメンバーの戦力としては少し頼りなさげ

個別の序盤で任務の失敗をしてしまい、自分の騎士としての適正を疑います
立ち直るも、父が倒れ、母が……と、不幸が続き、家族の為、騎士を諦める事に
特に奇跡とかご都合主義もなく、去るあたりこのゲームは微妙に現実的ですね
別れを惜しむモノの、その後特にアフターフォローが走るでもなくあっさりEDへ
もう少し余韻というモノに浸りたかったんですけど……

取りあえず良い話な雰囲気で纏めているものの、なんともやっつけ感が強いです
しかし、ライターはこの明莉に何か恨みがあるのかと思うほどのイジメ展開ですね



■藤森由宇
過去の約束とか色々あって兄のことを強く慕っている妹
かつては病弱であまり修行を受けられなかったモノの実力は兄を越える
物覚えがよく、何事も理論的に考えこなす、兄とは逆のタイプ

必死に食らいついていった自分をアッサリ越える妹というので1つ話が書けそうですが
お話自体は始終兄と妹の禁断の関係を乗り越えるというのに走っています

道中は背徳的なシチュエーションを楽しんでいただけのような気もしますが
全シナリオ中でも屈指の騎士と関係無い話になりますが、心のあり方とか
そういう模範的な事語るとき騎士って便利ですねってそんな感じで

導入部からなのですが、兄妹の関係の倫理観とかは結構真面目に書いています
しかし、やることはやるし、なんだかんだで甘いなと思うわけですけども


■国中佳織
エスクワイアメンバーの団長となる騎士資格を持つ正騎士
私生活はだらしなし部分はあるが、実力は非常に高く、頼りになる人
正直戦闘はこの人がいれば何とかなるんじゃないかなというレベルです

要の実力は認めており、共通のルートの最後の事件の行動次第で分岐します
話自体は、他の個別で描かれている結ばれるまでの流れと似通っており
結ばれた後は特に延長戦もなく、あっさりとEDを迎えるような感じです

下手に事件に振り回されずイチャイチャ出来るのである意味理想的でしょうか
Hシーンは1回ですが、サブが攻略できただけで良いかという感じで


■ベルナデッド・ヴィルブルグ
エルシアの故郷、ヴィルブルグ王国の王女様、王位継承権は低いらしい
ひょんなことから顔見知りになり、学園にやってきた際目を掛けられる事になる
そんなわけで、行動力の高いベルナデッドにエスクワイアは振り回されて行き……
堅苦しくなく、しっかり普通の女の子として扱った要を気に入ります

王女護衛のお話の選択肢次第では事件終了後、ベルナデッドと結ばれEDへ
王女護衛のお話で交流は充分という感じなのか、Hと前後の話が付いた程度です
ベルに限らず必要最低限の要素だけ詰め込んでさっさと終わっている話が多い気がします

ただ、王女の護衛は正直、ピンチに遭いすぎだと思うのですけどその辺りを無視すれば
如何にも騎士らしい話で最初から最後まで行けるので恋騎士と言うタイトルについて
一番納得のいった話だったりします




【Hシーン】
・エルシア=ハーヴェンス:5
・獅堂真奈:5
・風間明莉:5
・藤森由宇:5
・国中佳織:1
・ベルナデッド・ヴィルブルグ:1

メインヒロインは全員5回ずつHシーンがあります
EDも含めですので道中は3回ぐらいになっています
プレイ自体は多少フェチがあるモノのノーマルなプレイばかりです
内容自体は2段階構成のモノが多くてそれなりに濃い内容かなと
立ち絵のある女性には全てHシーンが含まれているのもよいところです

日常でもラッキースケベ的なイベントが何度も登場します
Hシーンが出せない共通ルート用の処置と言う感じですが
これはやりすぎているのは萌え狙いの人なら微妙に引かれるのではと思いつつ


【全体通して】
共通と個別で大きくお話の質が違います

共通はエスクワイアが互いを信頼して成長していく様を事件と生活を通して丁寧に描きます
交流を深める日常パートが多く、騎士としての活躍を期待すると退屈かも知れませんが
事件に挑み解決している様はあくまで「見習い」として収まっている感じはするモノの
騎士団としてしっかりと活動していうるように見られ、この世界における騎士である意味
というものをしっかりと表現されているのではないかと思います

個別は、いきなりヒロインの問題が発生、解決後、結ばれ、暫くして最後の山場という構成
イチャラブを除けば本当に最小限の構成で、共通とうってかわってい急いでいる印象です
事件の発生も最低限で、ヒロインによっては本当に個人の問題で終わる事もあります
この緩急の差や、共通と個別の殆ど関係性がないシナリオによるギャップは結構印象的でした

そんなわけで、共通はともかく個別では騎士である必要が殆どありません
あえて言うなら鎧を着た騎士の女の子とイチャイチャすると言う感じです
騎士道大原則的なモノがシナリオの根底には流れていますが、微妙なところ

そもそも騎士という存在が何とも曖昧で、設定が解っていても違和感が多いです
現代社会として馴染ませるには、もう少し間を噛ませる必要があったような気がします
現代劇である必要性が乏しく、代替が効きそうなモノばかりで騎士っぽく見せている印象

中世辺りのなんちゃって世界で騎士を目指す少年少女の話にするとか
或いは騎士以外の何か(これもなんちゃってで良い)を目指す物語で良かったのでは
と思います、いえ、別に現代の騎士を目指すお話でも良いと言えば良いのですけど


恋騎士というタイトルから「騎士」というフレーズに惹かれる部分が強いですが
「騎士」成分を期待するとかなり肩すかしの作品ではないかと思います
設定は色々されているのですが、この作品では活かせているとは思えません
そもそも、主人公達の立ち位置がこの世界のシステムであまり活躍できないのですよ
見習いなワケですから、しかし、正規の騎士の方は何をしているのというのも解らない
何故ならこの作品で作られたオリジナル設定の騎士様なワケですから

警察っぽい事をしているようですが直一般市民は余りあてにしていないのではと思います
事件のパターンを見ると毎回の用に犯人が抵抗します、それこそチンピラレベルでも
それが毎回トラブルに繋がっていたりするわけですし、抑止力にもなれてないなと
その割には活躍すると個人名が知られるような有名人になるようです
うーん、どういう組織なんでしょうね騎士団というのは……深く考えると負けでしょうが

あと、個人的に戸惑ったのはシナリオの緩急の付け方ですかね
共通は全体的にゆっくりなペース、対して個別はスタートから飛ばして一気に駆け抜けます
共通に絞っても序盤の事件発生までのテンポは個人的に良かったのですけども
その次に大きな事件となる王女が来日してからとそこまでの間が凄く長いです
そこからは共通ルートの占めに入ったのか鎧盗難まで間髪入れず発生し分岐します

多分構成的に「キャラ紹介→事件→騎士団の日常→事件→事件」という感じなのでしょうが
このヒロインとの交流が予想外に長くて、騎士方面では非常に退屈な話となります
ヒロインとの交流と見ても、個別のように派手なイベントは作る事が出来ない為に
ラッキースケベや一緒に巡回程度でお茶を濁す展開になっておりパンチは弱いです


個別の扱いからして、騎士は置いて、中心はヒロインとなるのでしょうし
そう言う意味では、鎧を着た女の子とイチャラブしたいという人にあったゲームかなと
イチャラブ描写は絵の可愛さもあり、良いですが、尺を考えると物足りなさを感じます

体験版をプレイして日常シーンのイチャイチャが楽しめるならそれなり
体験版の終盤の事件解決で活躍する主人公達エスクワイアの姿を見たいなら
正直……という感じの作品になっているかと思います
この作品に騎士っていう要素は全く必要ないのではと言うのが何よりの印象です

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