伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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猫撫ディストーション 感想

WHITE SOFTの「猫撫ディストーション」の感想です


3年前の妹「琴子」の死を境に絶たれた家族の絆を取り戻す
と書くと凄く心温まるお話な気がしますが、それはフェイント
と見せかけて多分大体のところは合ってますというお話

攻略対象となるヒロインは5人
母親の「式子」、姉の「結衣」、妹の「琴子」、ペットの「ギズモ」、幼馴染みの「柚」
琴子は他4人クリア後に分岐へ移る攻略制限がかけられています
共通シナリオの終盤で、一気に5分岐しますがフラグが足りないと選択できません
基本オンリープレイをすれば1人~2人ぐらいはあっさり分岐できるかと思います

ヒロイン構成を見ると凄い近親相姦ゲーみたいですが、それとは少し違います
あまりエロゲーらしくないと言いましょうか、ヒロインの可愛いところを見せて
そのヒロインに萌えて攻略する!という類のゲームとはかなり雰囲気が違います
一応、それっぽいイベントもありますが、エロ、萌え、燃えを期待するゲームではなく
泣きを期待する様なゲームでもありません、この辺りを狙う場合は注意が必要です

序盤から終盤に至るまで、劇的なイベントというモノもあまり無く
だらだらと寝たり、徘徊したり、買い物したり、金欠になったりと
とりとめもない日々が描かれています、この辺りはプレイヤーの意見が良く反映され
機能性に優れた最近の特化ゲーになれていると非常に退屈に感じるかも知れません
救いは共通ルートも個別ルートもそこまで長くない為思ったよりあっさり終われる件でしょう

ただ、このシナリオをしっかり考察しようとする場合は時々現れる何気ない言動に
重要そうな(確信は持てませんが)メッセージがあったり、(多分)ブラフがあったりするので
意外と気を抜いてプレイすることが許されなかったりします、おのれ、琴子

私としては、深く考察する気は毛頭無かったので、雰囲気を楽しむ事にしました
正直全てのメッセージをしっかり拾うと非常に疲れるゲームだなと思います
多分、こういう事が言いたいんだろうと言葉に出来なくてもニュアンス的に理解して
難しい部分はララララと誤魔化す感じで楽しみました、だから深くは語りません

そもそも、深く語って1つの回答に行き着く内容なのかも知りません
匂わせているだけかもしれませんし、それぐらい適当に遊んでます

よって、この作品はこういうゲームだから、こういう人にお勧めとは言いません
ただ、ヒロインが気に入ったからイチャイチャしたいって人には向いてないかと
そうでなくても最近の良くリサーチされた特化ゲームを慣れていると厳しいかもしれません
狙っているのか狙っていないのかこのゲームは結構歪な感じになっていますので
オススメは考えたような気になるお話が好きな人とかでしょうか
体験版でもして一部のワードなどに深く興味が持てた人は適正があるかも知れません


以下、多分ネタバレになる感想



【システム】
・画面は16:9のワイド
・「前の選択肢に戻る」機能アリ
・キャラ別音声設定有り
・フォント設定有り

メッセージウインドウはキャラの位置に表示されるタイプです
複数キャラが入り乱れたり画面中を動いたりする作品に向いています
固定メッセージウインドウみたいに大きく幅を取れないため長文には向かず
終盤の説明設定とかなるとその弱点がちょっと気になりました

スキップが意外と早く周回プレイでもそこまで気になりませんでした
そもそも共通自体あまり長くないのもあるでしょうけど
テキストを読む為の足回りは結構快適だった印象があります

回想シーンにはHシーンだけでなく重要なビジュアルシーンも登録されます
考察の方用に残しておいたのかも知れません、エロ数誤魔化しのブラフじゃないよ、きっと



【シナリオ】

■ギズモ
雲の魔物か水で増える方のどちらかと思えば後者だった
色々とイレギュラーな存在で扱い的にはメインヒロインです
個人的にはシナリオの中で比較的受け入れやすい話でしたね、流石メイン
全体的に扱いも良く、ヒロインらしい活躍もそれなりにあるので
この作品でヒロインを期待するならある意味この子しかいないのかも知れません
たつきーの発音が非常にツボです、耳に残ります
最後のはない方が良いと思ってしまうのは多くが思うところかと


■式子
母、全シナリオ中一番長い個別シナリオです
それでも一般的なゲームの個別の平均ぐらいな気もしますが
Hシーンも全ヒロイン中最多になります、一番敷居高そうですけどね

特にこのヒロインがグランドを飾り特別というわけでもないのですが
シナリオを語る上で必要と言いますか、長いことが演出なのでしょう
テーマ的に結衣シナリオと対応関係にありますけど結衣は長いわけではないのですよね
その辺りテーマの意味と考えると面白いような、実は特別な意図はないような
終盤は少しホラーが入っている気がします、柚の立ち位置はこれが一番解りやすいですね


■結衣
キャラは出会う作品が違えばかなり好みの性格付けだったなと思いつつ
最近、別の場でエントロピーと言う言葉を見て、周囲はちょっとしたブームです
そんなわけで永遠シリーズ第二弾の姉ルートなワケですけど、母の式子と対になっています
シナリオは2人ともプレイすると少し見方が変わり、解ったような気になれました


■柚
出る作品が違ったらかなりの高スペックヒロインだったのではと思いつつ
特にその辺りの設定を活かすことが出来ないのがこの作品です、がんばれ
柚は樹の家族ではなく、現状の歪な樹の家族を否定し、樹を連れ戻す存在です
現実的に考えれば柚の考える家族像というのが一番受け入れやすい姿でしょう
それはこの世界ではあまり通じず意見の押しつけに過ぎないのですけども
柚ルートの終盤の展開は非常に王道でこの作品では逆に不安になりました
何か見落としている部分があるのではないかと未だに気になることがあります


■琴子
グランドと言いますか、エピローグといいますか
本来なら種明かしなんですけど、ある程度明確な部分は語られるも
一番知りたい部分はなんだかんだで濁されている印象です、他と同じで短いし
しかしこのヒロインに惚れているとかなり物足りないゲームになりますね
正直狂言回し以上の役割は琴子シナリオ以外はないですし
エピローグ担当としては正しいですけど、メインはやはりギズモですね



【Hシーン】
回想は均等に5枠与えられていますがエピローグ、重要イベント含みます
さらに1シーンを2分割、3分割なので実質1人1シーン~2シーンです
正直言うと物足りないというか期待するゲームではないですね
指揮古参が一番頑張っているような気がします、良いか悪いかは置いておいて



【全体通して】
最初、絵のごった煮感が凄く気になっていたんですけど
これはシナリオのごった煮感を誤魔化す為の道具なのではと思い始めるように
途中で専門用語が色々でますが、多分コレもごった煮感を出すスパイスの1つで
ある意味こういう統一感の無さが逆に作風に良く合っている気もする作品でした

さて、エロゲーらしくないこのゲームですけど、エロゲーでない方がよい気がします
エロが薄いとかそういうのはこの際あまり関係なく
家族というのを語る上で必要どころか違和感を与える結果になっているような
式子、結衣、琴子、違和感の強いヒロインはこの3人ですがそう言う部分があるのかなと

ヒロインとしてみると、どの娘も魅力的なんですけどね
どうしても一線を引いてしまうと言いますか、某計画は元他人ですし特に意識がないですし
某ぱらだいすとかはあまり家族を意識させないので大丈夫なのですけど

そんなわけで、燃えゲー、萌えゲー期待するなら云々でしたけどエロゲーとして
あまり期待しない方が言い作品かなと思います、18禁ゲーとしてはありかも知れませんが
よくもわるくもエロゲーの枠組みで考えるとなんとも評価しがたいゲームです
枠組みはずれると評価できるのかと言われると多分私はそんな上手くできないでしょうが

正直、何言っているのか解らなくなってきたのですけど
雰囲気とか楽しんで適当に解った気になった辺りで考えるのを止めましたので
そんな感じですが雰囲気ゲーとしては良かったです、特に音楽の力がありました
久しぶりにサントラの包装を外してみたゲームでした、個々は素直にオススメです


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