伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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黙って私のムコになれ! 感想

タイトルに偽りあり

emsembleの「黙って私のムコになれ!」の感想です

流行のお嬢様モノ(ちょっと違いますが)のような体をしていますが
実際のところ、それ系とは、かなり違う作品になっています

攻略対象ヒロインは6人、隠しなどはなし
「白川玲央奈」「崇城遥」「桐村佑里絵」が活躍する星人会ルート
「龍堂寺凛」「真壁依子」「桂木小鳥」が活躍する天文部ルート
に最初に分岐し、そこから各ヒロインのルートに分岐していきます
攻略としては、個別攻略を狙うとそこまで難しくないですけど
同時攻略を狙うと(仕様上可能っぽい)微妙に難しい程度の難易度
基本に忠実にストーカーすれば攻略可能であると思います

シナリオは主人公を巡る2人のヒロインが争いが中心となります
話しは大きくなり学園祭で行われる嫁投票で付き合う人間を選ぶことに
そんなわけで、学園祭までの準備期間にヒロインと交流をしていくわけですが

そんなラブコメと見せかけて、コメディ分は意外と薄目だったりします
実際の所は、本気でヒロインが牽制しあったりいがみ合ったりすることも
個別になるとその頻度は増していき……とコメディを期待すると弱いです
別に腹黒ヒロインが権謀術数を巡らすお話でもないので、注意をしてください
更に言えば萌えとしても弱め、ヒロインと結ばれるとあっさり終わってしまうため
ヒロインとのイチャイチャを期待すると弱いゲームかと思います

更に、困ったことにコメディのような馬鹿設定がいくつか存在するのに
この作品の主人公は常識人を自称するタイプで、受け入れてくれません
凛を除くヒロイン勢もそれに近く、凛の行動に素で拒否感を示します
ネタにマジレスといいましょうか、登場人物がそれをするってどうなんだ

そんな感じでタイトルから想像されるであろう展開を大体裏切ってくれます
「黙って私のムコになれ!」にのタイトル対して、シナリオでの結論が
「嫌だ」と言うのがぴったりと来るのが結構困りものだったりします
一応、体験版でそんな雰囲気はありましたけど、この展開はちょっと予想外でした

そんなわけで、この人には、お勧めというのが微妙にやりにくい作品です
シナリオは多少強引な展開があるモノの嫌いではないのですけど
もう少し、美少女ゲームとしてのサービスして欲しかったと言いますか
個別で明らかに尺が足りておらず、急ぎ足の展開になっていました
それが萌え方面で特にで、結ばれるとそのままエピローグなのが……


以下、ネタバレを含む感想


【システム】
最低限の機能が揃っている程度
キャラ別音声の切り替えも無し

攻略は、序盤の選択肢で星人会ルートか天文部ルートか分岐
実際はあるタイミングで同時に選択できそうな表示がされますが
フラグ次第では片方が出なかったり、勝手に分岐したりと分かりにくいです

その後、各ヒロインの分岐に行きます、これもフラグ性で
フラグが満たされると選択できますが、ないと選択できません
微妙にシビアなので、オンリー攻略が確実でしょう


【シナリオとか】
□共通ルート
関係が上手くいかない許嫁「白川玲央奈」との付き合いに悩む「八坂直樹」
その前にふとしたきっかけで助けた「龍堂寺凛」が現れ
「一目惚れした」と直樹に迫ってきて玲央奈と対立関係になってしまう
収拾がつかなくなった2人を見かねた「崇城遥」は場を収める案として
学園祭の日に嫁投票をして勝った方が付き合う権利を得るという取り決めをする
互いが投票して貰うために、玲央奈は星人会(学生会みたいなの)の催し物で
凛は直樹がいることから強引に入部した「天文部」の催し物でアピールして
嫁投票を勝ち取ろうと学園祭に向けて熱を入れていくことになる

そんなわけで、微妙な立場となった直樹がどちらの勢力に協力するかで分岐します


□星人会ルート

許嫁の玲央奈の関係を中心とした3人の恋愛模様が描かれます
一言で言うと「黙って別ヒロインのムコになれ」というお話
互いが互いに直樹との関係に罪悪感を覚えており、それでこじれます


■白川玲央奈
直樹の許嫁にして、直樹の現在の人格形成に大きく影響したヒロイン
そう言う意味ではメインヒロインですが、活躍ではあまりメインって気もせず
諸事情により互いの認識に差があり空回りする運命にあります
どうにも、佑里恵ありきのシナリオになっているため玲央奈自身は影が薄いですね

許嫁ながら過去話に婚約解消エピソード周辺しかネタが無いのが痛手
しかも、それが直樹にとってはマイナスイベントとなってしまっています
一応仲直りイベントはあるモノの、それは他のヒロインを凌駕する虎の子ではなく
根本的な部分で解決できていない中途半端なエピソードになってしまっています
結果的に許嫁がアドバンテージどころかハンデになっているレベルの事件です

そのイベントしても明らかになるのが終盤になるわけで結局玲央奈は
自分のヒロインが持つ属性とお約束だけで戦わざるを得ないことになったわけで
もうちょっと玲央奈に属性以外の魅力を描いて欲しかったなと思うわけですが

そもそも、他のシナリオにまで影響する設定を生み出したあの発言が
正当性を置くとしてもヒロインの首を絞める結果となったわけです
設定に殺されたなーと思う部分が数多く見られるヒロインでした


改めて考えるとこれほどヒロインとして強力な属性をつけまくった
「ボクのかんがえたさいきょうヒロイン」というのも珍しい気がします
幼馴染みで許嫁でツンデレでお嬢様で黒髪ロングです、やりすぎです
このヒロインがゲーム中で空気になるはず無いじゃないですか無いじゃないですか



■桐村佑里恵
まさかの星人会シナリオの中心人物ですが、色々無理があるような
玲央奈の別視点ともう言うべきアプローチになっているシナリオです
佑里恵の取った行動が良くも悪くも現在の直樹を決定づけてしまったワケですが
しかし、佑里恵の立ち位置はともかくとして、それだけでは到底説明出来ないような
不思議な現象が起きているような気がしないでもないです

あと非常に個人的な意見ですが、この年齢差はアリだと思います
逆に言えばそうでもない限り、もう少し年齢差抑えられなかったのかと
問題点はそこではない気がしますがやっぱり凄い力業を感じるシナリオです


■崇城遥
定番ドコロですかね、佑里恵の影も薄く正当派の流れになっていきます
といっても話の展開が読めすぎるというのも難なのですけども
特にコレと言って予想外の展開もなく、タイトルを裏切りながら話が進みます

問題は罪悪感を煽るほど玲央奈の存在が大きく感じなかったことでしょうか
シナリオはもちろんのことキャラ設定でもお互い縛りあっている印象です星人会



□天文部ルート

突如現れた龍堂寺凛のマイペースさに圧されていくシナリオ
直樹に強引に迫る凛に対して天文部と見せかけて直樹部のメンバーだった
2人の部員は、凛に対抗意識を燃やしていくことになる


■龍堂寺凛
いきなり直樹に一目惚れしたと言い、ムコとすべく強引に迫ってくきます
聞き分けはあるモノの、どこか世間ずれしていて噛み合わないことも
そしてその噛み合わない部分が、思わぬ所にも掛かっており
まあ、そんな感じで恋ってドキドキするモノだぜってお話です

こんなところでも利用される過去の玲央奈の発言(一部抜粋)ですけど
それによる、凛への拒否と、終盤での転換は嫌いではないです
こういうのって基本一番の厄介キャラが主人公自身ですよね

しかし山場でも、あまり活躍らしい活躍はないのですけどね
あくまで直樹を凡人と書こうとするとこんな感じなっちゃいますか
どちらにしろ終盤の殴り込みイベント自体、おまけのようなモノですけど



■真壁依子
エロ要員です、分岐前からいくつかシーンがあります、全体的にコメディ
その場で勢いでやっちゃったけど、凛との関係を応援しようとする依子
なんとか凛との関係を応援しようとしますが、気がついたらやってしまい
結局、凛子に関係がばれてしまう……しかし、修羅場にはならずと言う感じで

恋の応援から横恋慕はありますが、やってから恋の応援とか新しいなと
しかも、応援中もやることはやるという、良いかどうかはともかくとして
デート中の凛が素直に可愛いのが皮肉ですね



■桂木小鳥
基本的に譲るとか譲らないとか言う中で積極的にアプローチする子
直樹の優柔不断ここに極まれりですけど、一応数少ない見せ場もあり
後輩シナリオとして尺は短いモノの素直に楽しめるかなと
しかし、桂木先輩最後のアレはフォローのしようがないです
他のシナリオでは良い人っぽい部分も見せているだけに、斬新だなぁと



【エロ】
白川玲央奈:2
崇城遥:2
桐村佑里絵:4
龍堂寺凛:2
真壁依子:4
桂木小鳥:2

佑里絵と依子が2シーンずつ多いものの
そのうち1つは最後までいきません

尺も短く、こちら方面で期待するゲームではないと思います



【全体通して】
コメディと萌えを期待したんですがその2点は少なくともモノ足りませんでした
嫁投票というアイデアは突飛なのに個別にはいるといきなり真面目な恋愛話に
そう言うアプローチの話もありだと思いますがよりよってこの流れでするかなと
正直前半の流れと後半の流れが全く別物になってしまった気がします

ヒロインが揃ってハーレム状態なのに、気が重いシーンが多いです
前半は凛と玲央奈だったのですが、本番は2分岐してからで
ここからの雰囲気の悪さはかなりのモノでした、どうしてこうなったのか

互いのキャラの設定があるのですが、それをやたら強調しており
さらに、他のキャラもそこを攻めているシーンが見受けられます
要は、一般的に見てやりすぎというのを自覚して書かれているんですよね
これは、やたら優柔不断で、この作品には相性の悪い直樹もそうでしょう

彼ら彼女らの欠点は多くの場合プレイヤーも問題と思ってしまう部分であり
時には不快に感じることも多いと思います、「特に」で言えば
それこそメインを張る「白川玲央奈」「龍堂寺凛」そして主人公の「八坂直樹」
となるわけですから、非常に面倒な結果となるわけです

ヒロイン個別では、尺が明らかに足りてないと思います、個別分岐した頃には
既に山鳩も言われるべき最終イベントが起きてしまっており
それを越えればそのままエピローグとなってしまうわけですから
ヒロインと意識し始めて、イチャイチャするという一番の楽しみどころがないです
キャラとしては凛、佑里恵、依子あたりは面白いとおもったですけど
漸く互いに向き合って、ここからヒロインの魅力を堪能するぞと言うときに
エピローグが始まってしまうのは何とも尻切れトンボに感じます


タイトルからしてコメディを期待したのですけどまったくの別ベクトルの話で
プレイを終えてもその違和感が最後まで拭われることはありませんでした
体験版で、少しはそう言う傾向はあったモノの、このタイトル、雰囲気で
何故そっち方向に持って行くのか、という狙いが良く分からない作品した
そんな感じで、絵が気にいって余程という感じでもないとお薦めしにくい作品です


そういえば、ふみゅ子が抱きしめたい妹と言うよりも、抱かれたいヒロインでした
なに、なんでこの子こんなに男前なの、正直、直樹と入れ替わった方が……

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コメント


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悲哀ものがすきな自分は楽しめたんですけどね
評価が低いのが悲しいかな

まー、エロゲーとはお世辞にも言えないし分岐もあれですしねえ

凛パートの後半で主人公の気分の沈みとか結構胸がぎゅーとなった

悲哀ものほかにあったらすすめてほしくある

| URL | 2011-03-08(Tue)20:28 [編集]


Re: タイトルなし

体験版ではコメディを装ってましたからね
それに期待しただけに後のギャップというのが受け付けにくかったです

個人的に玲央奈の幼少の発言を受けて、恋に臆病になり……という件は
結構好きで、それ故に凛シナリオの態度もある程度共感する部分もあります
ただ、泣きゲーや鬱ゲーでもないのに、ひたすら自己の保身に走る弱い主人公
というのはどうにも受けが悪いです、無茶な設定通しているんだから
それこそ等身大の学生みたいなのじゃなくて、ヒーローでもいいじゃないと

一番の問題は主人公を筆頭にヒロイン含めて、出てくる作品を間違えたなと
逆に導入部の盛り上げ方を間違えた撫でも良いかもしれません
そうすれば受け止め方が変わったかなと思わなくもないです


悲哀系というのはあまり意識したことがないのですが1つだけ思いついたモノで
古いですが今は亡きシンシアの「です☆めた」がオススメですかね
同じくコメディタッチであるモノの終盤は結構来るモノがあります
中古でワゴンレベルの値段ですが、個人的には大好きな作品かです
的はずれだったらすみません

RmG | URL | 2011-03-08(Tue)22:55 [編集]


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