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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

Tiny Dungeon 体験版 感想

中学時代の自由ノートは心にずっと残る思い出なの


Rosebleuの「Tiny Dungeon ~BLACK and WHITE~」の体験版感想です

【プレイ時間】1時間
【Hとか】なし
【内容】導入部、ヴェル登場まで

25年前神界、魔界、竜界、人界の4界を巻き込んだ戦争があり、多くの命が失われました
7年間続いた戦争は1人の勇者の活躍によって、収束を迎えることが出来ました
勇者がもっと早くに現れ、もっと多く存在したら、被害は抑えられたのではないか
そもそも、このような戦争は起こらなかったのではないかという発想の下で
抑止となる「力」を育てる学園「トリニティ」が生まれました

トリニティとは神族、魔族、竜族の3種族の強いつながりを表した言葉らしく
先の戦争での元凶であり、多くの種族を殺した人族はそこには含まれていません
戦争を止めた勇者が人族である事から生きることが許されているらしい人族

しかし、許されるだけで、学園においては差別も区別も存在しているわけです
学園や街では一部を除き犯罪者を見るような目つきで見られる人族
学園が生まれてから10年立つモノの未だに卒業者はなく今年の新入生もいません
気付けば人族は「白鷺姫」と「白河紅」の2人だけとなっていました
スケープゴートの人族が減ってきたためか、神族と魔族辺りはいがみ合っており
3種族のつながりを示す「トリニティ」と言いつつも実際3種族の仲は芳しくない様子です

ある日のこと、迷宮探索の実技試験が1週間後に行われていると知らされます
ここで好成績を残すと高い評価が得られるということでやる気をだす学生達
同じタイミングで二階級から編入してくる魔族の人間が姫達のクラスに来ることを知ります
実力主義であるトリニティで二階級からの編入となるとかなりの実力者です
といいつつも、人族である姫と紅には関係なく1週間後を目指して
ある事件から姫を兄と慕う竜族の王「ウルル=カジュタ」の協力を得て修行します

迷宮探索の試験はラーロンのパーティに入った少女の行動で大量の脱落者を出す事態に
相性が悪いはずの神族ですら退けてしまう強さの魔王に、生存優先を多くのパーティがとり
結果姫達は特に妨害を受けることもなく最下層まで姫達は到達することが出来ました

しかし、ゴール直前で魔王の少女を除くラーロンのパーティ4人に襲われます
実力者の紅は3人相手をし、ラーロンとは姫が戦うことになります
尤も、実力の差は明白であっさりと追いつめられてしまいます

とどめが刺されようと言うところでウルルの乱入によって助けられます
ウルルとラーロンが戦いを始めようというとき魔王の少女が乱入してきます
今回の騒動の原因である少女の力は圧倒的であり、勝利は絶望的
少女はパーティのリーダーを姫と認めたらしく姫に攻撃を仕掛けてきます
相手が本気を出していないのか、吹き飛ばされるも何とか無事な姫
その情けを掛けた一撃に姫はある可能性を考えて彼女の名前を呼びます

ヴェルと呼ばれた少女は姫と知り合いで強く慕っているようでした
そんなわけで、ひとしきり再会を懐かしんだ後、ヴェルはラーロンに刃を向けます
姫を散々馬鹿にしてきたラーロンを傷つけても大丈夫なタイミングとして
この迷宮探索の機会を待っていたとのことです

それを受けて紅が今回のダンジョン探索のラーロンパーティの強行を承知します
ヴェル中心に行われたその行動は、全て姫を思っての行動らしいです
試験の評価対象であった指輪の回収も、ヴェルが姫に全てあげることで
後何か出てきたゴーレムもヴェルが一撃で切り伏せて、実質トップの成績に
姫さんは何もしていませんが、人望も必要な要素ということで実力のうちということに

そんなわけで正式に姫のクラスに編入してきた「ヴェル=セイン」
自分は姫の手足となって動く魔法だと宣言してクラスを騒がせて体験版は終了します



基本的には世界観とヴェルの再会までを見せる体験版ですね
その分ノートがヒロインとして偉く割を食っているような気がします
作品の雰囲気を知るなら丁度良い体験版ではないかと


【システムとか】
ワイドです、本気でディスプレイの新調を考え始める今日この頃
ウインドウタイプは3種類アリます、ウインドウタイプは普通のウインドウ
フルスクリーン1が画面サイズに無理矢理合わせるモノ
フルスクリーン2が余白部分が黒くなるモノです、何か上に寄ってるんですけど
これは私の環境が悪いだけなのか、仕様なのか気になるところではあります

システムは画面の右下にポインタを寄せると出てきます
機能は最低限で特にプラスαの便利機能はありません
コンフィグは演出のカット、キャラ別音声、ショートカットキー
ショートカットキーは最近最低限の装備になってきた気がします

そういえば二部作らしいです
、この作品一本では完結しません
最低でも3部作、下手をすればそれ以上になる可能性があるようです(製品版より)
中々冒険している構成ですけど、果たして一本で納得できる内容なのでしょうか


【ヒロインとか】
■ヴェル=セイン
扱いは完全にメインヒロインですね
魔族の中で特に強い力を持つ「魔王」でその中でもトップクラスの実力者
5年前に姫と出会い何らかの借りを作ったらしく知り合いとなったらしい
再会の場面までは「借り」と称してまるで姫を付け狙っているように描かれるが
その実体は、慕っているという言葉では足りないほど姫に入れ込んでいる女の子
姫を守ることが自分の正義だというヴェル、彼女の存在が人族には厳しい
学園生活にどのような影響を及ぼすかと言うところでしょうか



■ノート=ルゥム
扱いは完全にパンチラヒロインですね、あとボクッ娘
……ヴェルと対抗してみたんですが、体験版の存在感はその程度です
神族の第一王女で学園トップクラスの実力者、ヴェルと対抗できる少女です
その実力の高さが話題となり度々会話に名前は登場するのですが
姫達のグループとは実質的に接点が存在せず、ヒロイン度は薄いです
どちらかというと妹の「アミア=ルゥム」のほうが目立っている始末
そのアミアですらラーロンより目立っていないので、ノートの存在感たるや
体験版以後に活躍する事になるのでしょうがスタートダッシュは遅れています


■ウルル=カジュタ
姫を兄と慕う竜族の王女、入学式の事件が起因しているらしいです
寿命が長く実際は100歳を超える年齢です、精神年齢は別話です
その身分から、仲間にいるだけで姫達の地位は上がりそうなモノですが
そう言うわけでもないみたいです、とりあえず修行には付き合ってくれる良い娘
従者の「オペラ=ハウス」と共に姫達を和ませてくれる癒し要員です


■白川紅
たった2人しかいないトリニティに通う人族で姫のパートナー
二階級の最底辺の姫と違い、成績は上の下とかなり好成績
特に剣の腕前は高く多種族からも認められている様子
人族ならどうなってもいいやと言う理由で同じ部屋に済むことになり
日々着替えている最悪のタイミングをヒメによって目撃されている

パートナーとして軽口をたたき合うほど親しい仲であり
紅自身、姫のことを憎からず思っている様な場面も見られる

関係ないですが曲がらず折れない刀って凄い欠陥武器だと思うのですけど


■白鷺姫
名前は「ヒメ」と呼ぶ歴とした男で主人公
入学式でウルルを助けフラグを立て、5年前に借りを作りヴェルとフラグを立てた
今後ノートとフラグを立てる予定、冗談はともかく人望こそが彼の武器と言われる程
人族は魔法の力を持ったアイテムこそが最大の武器で、それを現在失っている様子
話を聞く限りはヴェルに借りを作った事件が関連しているような感じではある
よって、覚醒イベントはありそうであるモノの、現時点ではやる気が実力に追いついていない
守られる立場にある主人公と言うところでしょうか


【全体通して】

とりあえず分割ですってことは大きく宣言するべきかと
一応ソースはTECH GIAN7月号と言うことで

それはともかく、設定が先走りしすぎている感じのあるファンタジー学園モノです
どれもこれも慣れ親しんだ設定でもあるので受け入れるのはたやすいのですが
二部作という気合いの入り方からして再び四族を交えた戦争が起こるのか
恋愛だけですまされるということはなさそうな雰囲気です、多分
しかし、一部でどこまで見せるのかが読めないのが困ったところです
少なくともヒロインであろう、ヴェル、ノート、ウルル、紅の話は完結するのか
それとも完全な完結は二部にお預けとなるのか、その辺り気になるところです
といいますか解らないと動きようがない気もするんですが、どうなんですかコレ


ヒロインはヴェル1人のみ攻略可能(ハーレムなので他も手はつけますが)という仕様で
最低でも今後は、ウルル、ノート編の発売が予定されています次は(多分)ウルルです
下手をすれば、その3つを終えた後、人間族の紅編が出るのかも知れませんしそれ以上も
今後、制作の都合で纏められたり、とかもあるかも知れません

取りあえずお話は完結しない、エンディングがあるのはヴェル1人というのをふまえて
この作品の購入を検討しなければならないと思います


製品版をふまえたまとめとなりました、体験版の感想としてはアレですけど
重要なお話ですので一応ここは捕捉させて頂きたいと思います
また、拍手でメッセージをくださった方ありがとうございました

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