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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

姉です。 感想

もしかしたら、百花姉は自分の姉かも知れない
そんなアトリエかぐやの「姉です。」の感想です

作品としては今となっては「いつも」でもない、「いつものかぐや」
基本、ヒロインのリードによるプレイの多いお気楽えちぃ作品になっています

8年ぶりに再会した3人の姉と一つ屋根の下で生活しつつ
恋愛をあっさり飛び越えてえちぃな事をする、作品です
ヒロインは隠しなどはおらず、佐倉「綾華」「百花」「ななか」の3姉妹のみ
相変わらずのアナザーエンド及びハーレムエンドを備えており
時代の移り変わりについて行けないプレイヤーも安心の内容です

あまりに変わらなすぎてどうかなと思う部分もありますが……
その辺りの感想は、いつもの通りネタバレがありそうなので隠します

HonkyTonk Pumpkin版「姉汁」、もしくはchoco chip氏でない「姉汁」
前作の「ちゅぱしてあげる」が問題ない方には抵抗無くプレイできる路線
1キャラ毎に10を超えるえちぃシーンはほとんどが2回戦前提のプレイ
えちぃのほとんどは女性の上位によるプレイで受け度は非常に高めとなっている
お約束のハーレム路線もあり、かつてのかぐや路線が好きなら問題がない内容
逆に「プリマ☆ステラ」路線が好きな人にはあまりお勧めできない内容
特にヒロインに一般的な「萌え」的設定を望むのはあまりお奨めできません




やはり現在はこのチームが一番の安定株なのではないかと思います
良くも悪くも、安定した作風は、多少のマンネリ感と多大な安心感を与えてくれます
前作の「ちゅぱしてあげる」との違いといえばそれこそキャラとシチュエーションだけ
といってしまっても良いぐらいの歪みのない作品にはある意味驚きです

今回は姉作品と言うことで、特に期待していた路線でしたが
相変わらずアトリエかぐやならではのヒロインの魅力を出せているかと思います
所謂「萌えゲー」の姉設定とは大きく違うヒロインになっているわけですけど
この姉はこの姉で非常に魅力的であると個人的には思っています、ももか姉可愛い



【システム】
システムは最低限の足回り(Q-SAVE,Q-LOAD,AUTO,BACK LOG)が用意されています
画面も非常にシンプルなモノで、凝ったモノではなく古くささを感じるレベルです

「設定」では、えちぃシーンのプレイについて細かく設定できます
プレイ毎の効果音のボリュームや、アニメーション、えちぃ時の選択肢等
抜きゲーとしても必要なシステムはある程度そろっています

システム的には、特に進化したらしい分は見られないかなと思います
ゲームのシステムとしては、マップから実質選択していたのを
普通の選択肢として行き先を決定するように変わった程度で
他は何の変化もありません、攻略方法ですら何の代わりもないです

キャラ(マップ)選択画面で一途にヒロイン1人を選択する場合の純愛ルート
一度でも別のヒロインを選択するとえちぃが酷なるアナザールートになります
中盤辺に現れる、海原(世界観が間違っている爺)の選択肢で終盤分岐
アナザールートのえちぃで、えちぃが分岐するのも前作と同じ仕様
全ヒロインをルート確定直前まで、選択するとハーレムに行くのも同じ流れです

良くも悪くも安心の「アトリエかぐや」ですませて良いのか疑問ですが
このぐらいのお約束なら、特に不満は出て来るモノではないので余談程度に
前作の「ちゅぱしてあげる」で不満がないなら特に問題がないと思えばいいかと

そういえば、えちぃシーンの選択で片方を選ぶと全て埋まるワケではないので
CGをコンプリートしようと思えばセーブとロードを活用するか
もしくは、回想シーンで別の選択肢を選ぶしかないようです、少々面倒ですね


注:二層式のDVDのようで、ドライブの相性によっては
  上手く読み込めないという問題があるようです



【全体を通して】

ももか姉が可愛い

ヒロインは前述の通り佐倉姉妹の3人のみとなっています
一日を姉の誰かと過ごしていき、一定のイベントまで見ると個別ルートに
個別ルートになるととある事情で他の2人が家を空けるので
該当のヒロインと2人きりでひたすらイチャイチャ、えちえちします

選択時に1ヒロインだけを集中的に攻略すると恋愛色が多少強めの
一度でも別のヒロインを選択するとえちぃ色が多少強めのシナリオになります
どちらかが、バッドな結末だったり、後味の悪さが出たりすることもなく
基本的にえちぃをして、姉とイチャイチャするだけのお気楽な内容です

多少お気楽な部分が強過ぎて、えちぃシーンまでギャグが入瑠場合もあるので
その辺りで気分を買いされてしまう人はなかなかあわない作品かも知れません

シナリオはそれぞれのおおまかな展開(事情はともかくとして)は同じであるため
1つのシナリオでヒロインを入れ替えた位のノリで見ると良いかもしれません
基本的にヒロインとのえちぃを楽しむための作品と考えた方が良いでしょう
お気楽なノリで進む会話とえちぃの繰り返しが更に極端化された感じがしますね

ヒロインとしてみれば3人とも良い姉キャラであると思います
全員えちぃで胸が大きくて年上ですけど、棲み分けが出来ており、それぞれが魅力的です
一応、一番胸の小さい姉として「百花」が紹介されていますが十分なような
えちぃをする相手としてだけなくお姉ちゃんゲーとしても十分良い作品ではないかと

個人的には、ももか姉が良かったです、初見でお気に入りだったのですが
プレイしていて、今年最初のお気に入りヒロインとなりそうな予感です
こういうヒロインが描けるのはアトリエかぐや路線ならではだと思ったり
良くも悪くも普通の萌えゲーの姉では描けないキャラクターですよね

ただし、一般的な文法からは外れたヒロインではあるので
全国の姉キャラファンにお勧めするのは辛いキャラですけども

アウトプットがずれているだけで基本的には一般的な姉キャラかも知れませんが


【えちぃ】
綾華13
百花14
ななか14
複数プレイ6

・ほとんどのシーンで二回戦あり
・えちぃのアニメーションによる演出は全体の7割~8割
・年上ヒロイン達のリードによる受けえちぃが多い傾向にある

どこか「S」な雰囲気と書かれた綾華姉が一番受け的にはマイルド
見た目の通りある意味、キャラに反して百花が一番受け路線で強いです
といっても行きすぎない、いつもの「アトリエかぐや」的なノリですね

気になったのが複数プレイは3Pがあるものの何故か4Pがない
つまり、姉×3のシーンがないことです、姉×2のシーンはあるのですけど
何故か、全シーンを通して3人がそろい踏みすることはありませんでした
最後のエンディングに至ってはあやか姉が省られるという結果に
何か理由があるのか、どうにも納得のいかない構成でした



【まとめ】
前回と同じくかぐやファンなら安心して手が出せる内容ではないかと
良くも悪くも「ちゅぱしてあげる」から変化がないために
ヒロイン、シチュの違いぐらいしか明確な差を上げられないのですけど
得意(?)の姉路線と言うことで、かぐや的姉が好きな人なら是非と言うところ

個人的にはいつものかぐや+百花の可愛さでかなりお気に入りの部類ですが
周囲の反応としては果たしてどうなのでしょうかね
元からマンネリ化が1つの課題だったチームの作品だけに
今後もこの「いつものかぐや」路線を貫き通すのか、変化を加えるのかが注目されます

おそらくメーカー的には主流のラインではないので
このままのお手軽えちぃ路線で走るのではないかと思いますが

そんな、かぐやの将来などを考えつつ、「姉です。」は「いつものかぐや」でした

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