伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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コミュ -黒い竜と優しい王国- 感想

万全の状態で次のゲームを迎えられる事のなんと幸福な事か
楽しんでるかって?え、なに、その感情、どっかに忘れてきたよ



暁WORKSの「コミュ -黒い竜と優しい王国-」の感想になります
思えば一年前、体験版でギブアップしてしまった「るいは智を呼ぶ」
コミュの体験版でも相変わらずの文章の癖があったものの
前作よりは幾ばかソフトという事で、るい智の評判もあり手を出す事に

そんな感じで手を出した今回の作品である「コミュ -黒い竜と優しい王国-」
ジャンルは普通のADV、選択肢は最小限で分岐死亡直結もあるものの
バトルモノ故に予想していた死亡選択肢の連打はそれほど多いモノではなく
基本的にはシナリオをただただ読んでいくというのが多いです
体験版をプレイした方ならば、そこだけでも結構ボリュームがあると解るかと
実際尺としてはそこまでで1シナリオの半分という感じです、長いです

さて、感想はいつも通りネタバレ全開で故に隠します



なんとなく街を歩いていると、ネットで噂になっているらしい少女Aを見たよ
彼女の導きにより、運命を共にするべく集められた5人の少年少女達
正体不明の巨人に襲われ、絶体絶命というところで黒い竜が現れ守られる
黒い竜は集った5人の意志によって動くらしく、その力をもって返り討ちにする

彼らが住む高倉市には既に同じような環境に置かれた人たちが多く存在する
彼らが召還する怪物をアバターといい、5人の集まりをコミュという
この世界では円卓という結社の下ある程度統制された社会が築かれていた
しかし、最近急増するアバターの前に管理は完全ではなくなり、形骸化
新たな支配者としてカエサル・レギオンなるチームが台頭し始めていた

激動の時代に覚醒した5人の少年少女+1、6人の長い戦いが始まる


【システム】
プレイする上で必要な機能は一通りそろってます、画面も好きに拡大可能
コンフィグもおまけ機能を含めショートカットキーなど細かいレベルで設定可能
実は音声個別設定は伊沢を除けばえちぃ対象全員であるという
うん、……奈々世と繰莉はないんだ

一番のポイントはシーン毎に好きに飛べるシナリオセレクト
好きなときに好きなタイミングで読めるメリットはもちろんの事
新しい選択肢出現や未読確認や、あらすじを確認するのに使えます

便利な機能ですけどゲーム自体はひたすら読んでいくタイプ
個人では感想書く時に使えましたけど使い所はあまり無いかなと


【シナリオ】
全5ルート、ほとんどが体験版終了直後に分岐
紅緒、密、真雪、縁(あやや)、カゴメとなっています
最初は紅緒固定で、最後にカゴメが登場する2段階解禁

最近プレイしたゲームでこの構成を見た気もしますが
その後「コミュ」という最終エピソードなどはないので違います
でも、しっかり終わった感じが強いのは圧倒的にコミュですけどね

閑話休題、選択肢は死亡選択以外はほとんど無く
後は意味をなすと言えば真雪ルートからの縁ルートへの分岐と密のアナザーのみ
対する死亡直結選択肢も頻度はほとんどなく、終盤に時々出る程度
すぐにやり直せるので問題ないですが必要なのか疑問を呈する存在感です

文章は相変わらず癖が強い感じになっています
「るい智」を体験版だけやった身としてはかなりましになった印象ですが
相変わらずの過剰なまでの繰り返し表現と、装飾過多の表現方法が映えます
この2つがあうかどうかと言うのはかなり大きなポイントではないかと
どちらもシナリオ全体でずっとつきまとう部分なので、要「体験版での見極め」

個人的にましになったと思った部分は、会話のシーンでしょうか
体験版部分だけで語るのもアレですけど「るい智」はライターに都合の良い台本を
声優を変え、立ち絵を変え回して読んでいるだけにしか見えなかったのですよね
体験版が一番癖の強い部分と聞きましたが、そこが一番気になった部分でしたので
今作の「コミュ」においては、そういった部分が減っていたと思います
といっても、相変わらず癖が強いのは確かですので、気をつけてください


バトル描写はルートによって多いですが、これはあまり上手いとは思えませんでした
アバターが結構力の入ったデザインのためか、絵として全く動かず
映像面では高速で平行移動するか、音と光のエフェクトをまき散らすかで
あとは文章での描写になるのですけど、このタイプの文章はあわないかなと
バトルの表現すら大げさに装飾されていたように思うのですけど
実際やっている内容を整理してみると、リズムが悪いだけかなと思ったり
正直癖のある表現で一番損をしている部分はここかなと思っています


シナリオはどれもバトルという感じではなく、バラエティに富んでいる感じです
真雪、縁ルートはかなり本筋から離れている展開になっており
縁ルートに至ってはともすればファンディスクでやる内容、尺も短いです
多少の設定補完はあるモノのシナリオの必要性は非常に小さく
これもかごめシナリオ突入の条件になっているのはいかがかと思ったり

本筋で言えば紅緒、密、カゴメでしょうか、こちらはどれもバトル全開です
どのシナリオにしても、道筋、結末が大きく違うのは吉と写るか凶と写るか
真雪、縁含め、ライターとして見せたい部分が多くあって全部入れた感じでしょうか
主要となるキャラが多くなかで、各キャラの持つ設定を多少無理矢理ながらも
なんだかんだで、まとめていたのは好感触ですね

ただ、キャラが多すぎるせいか、メインであっても場面ではすぐに空気になる事も多々
序盤は特に紅緒ルートではコミュメンバーの意識を散々語っていながら
いざ、他のルートに入ってみれば5人で動いていると思う場面は少ない印象がありました
まあ、いつも仲良しこよしで5人が集団の唯一のあり方であるとは思いませんけどね
ルートによっては、バトルで本気を出せないための縛りになっているだけという気も

設定の回収についてはされているモノの肝心な中枢の部分は解らないまま
代わりに終盤で解るのはいきなり出てきた陰謀なり計画なり
あれですね、この世界の成り立ちについて質問したとき
この世界を裏から支配している民族を過去の大戦などと共に語られた感じで
個人的に知りたかったのは地球がどうやって生まれたのかなのにって……


結構、文句ばかり言った気もしますけど、基本的にはおもしろかったです
私は真雪、縁含め多彩な展開ながらどれも安定して最後までヘタレず読めました
その辺りを見るに私は十分にこの作品を楽しめていたのだと思います
ただ、作品に強く引き込まれる事もなく、何となく外から楽しんでいる感じでした
カゴメルートの終盤ともなると多少時間の無理をしてプレイをしましたけど
それ以外の部分は基本的に、中断しようと思えば、あっさり中断できました
なんとも不思議な感覚ですけど、ヒロインにお気に入りいなかったためかもしれません
他の作品でもあるんですけどヒロインが良いキャラといいつつ萌えないといいますか


【えちぃ】
サブキャラ含めて結構まんべんなく配置されています
攻略できないけどえちぃありは、春日部春、四宮夜子、支倉透理、ロンド・ロンド
お春さんはえちぃが有る事より、エンドないほうが驚きという感じです
紅緒は4回、他のメインキャラは基本2回、サブは基本1回、回数にすれば結構ありますが
どれも、まあ、そういうゲームじゃないしねって事で


【まとめ】
なんだか、ネガティブな意見ばかり書いたような気もしますね
完全にこのライターのくせに順応しきれていなかったのでしょうか
個人的嗜好でどっぷりとははまらなかったモノの面白かったと思いますし
しっかり作られているため、作品として特に指摘する欠点はないです

ある程度の好みを無視してアバターの燃えバトルモノをみたいって方は
少しだけストップを書けようかなと思う程度ですかね
熱いバトルものと解釈するとかなり違います
別ベクトルで十分楽しめる要素を持っている作品だと思いますが

作品のテーマは体験版時点でしつこいぐらい登場する「それでも」
不条理を前にしてどうにもならないとあまたで理解しつつも
「やれば出来るは魔法の言葉」が如く「それでも」をキーワードに抵抗し
なんだかんだ結局メイン周辺の話になるとご都合主義で解決します
ビターエンドやバッドエンドを求めていたのではないのでそれで良いのですが

ご都合主義という事ですが、特にメイン格の女性に優しいです
主人公が女性にだけ優しいと言われるように作品も女性に優しい
多分これが「優しい王国」のゆえんだと思います、嘘です

以上のように、不満点は多いですけど、それでも十分に楽しめました
シナリオやテキストに癖がありますけど悪いわけではなく
基本的にどの要素も高いレベルでまとまっていると思います
体験版の雰囲気が合えば十分に楽しめる作品ではないかと







さて、しつこいぐらいの繰り返しの描写は一種の表現技法で
恋によるモノであるとは解っています

それでも、と。

「それでも。」および「赤い」の表現は多すぎないかなと思いました

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