伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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ぷちチェリー感想 翔子編

さまたまのリメイク完了しました
もし、よろしければどうぞ

前編
後編

そんなわけで、性懲りもなく始まりました、さまたま感想に続く特別編
2001年に戯画より発売されました作品「ぷちチェリー」の感想です
この感想ではキャラ単位で感想を書いていこうと思います

今回は導入部として、口当たりのまろやかな翔子ルートを語ります
この作品の思想と言いますか雰囲気を知る意味でも重要なこのシナリオ
比較的正直なシナリオですがいくつか引っかかる部分があります

さて、翔子シナリオではどのような恋物語が展開されるのでしょうか?




10年ぶりに故郷の街に戻ってきた主人公「桜里康一」
彼がまず最初にやってきたのは、多くの思い出が残る「夕焼けの丘」

そこで聞こえてきた、フルートの旋律に誘われてみれば
嘗て一緒に遊んだ幼なじみの「王詩(おううた)千晶」と再会します
再会というシチュエーションに押されて良い雰囲気になり……
そこに、遠縁の親戚にあたる「皆穂翔子」が乱入してきます
3人は幼少の頃に良く遊んだ仲で、気心が知れています
全員が同じ学園に通うことも知り、充実した学園生活が認可されます

この他にも、学園で、「桐谷瑠維」と「結城詩乃」という別口の幼馴染みと再会します
ちなみに、この2人に対しても同じく「夕焼けの丘」で過ごした記憶があったりします
何故、そのような無理矢理な設定にしたのは謎ですが、特に深い理由はないようです
更には、詩乃の読書仲間である「上条小夜」とも面識をもち勝ち組人生真っ盛り

悪友キャラの「タカシ」とも知り合い、美少女ゲームのキャストとして死角はありません
そんな状態からは想像もつかない波乱に満ちた恋愛物語の始まりです

【システム】
オートなし、バックログなし、既読判定なし
クイックセーブなし、クイックロードなし
セーブ枠はサムネイルありだが10枠、ディスクレス不可

と、当時を振り返っても貧弱な部類にはいる部類かと
特にバックログなしが感想を書くモノとしては痛いと思ったり

逆に、2画面分を使用したぶち抜きのCG演出や文字エフェクトなど
妙な部分で力が入っていたりするアンバランスさもあったり
また、フルボイスというのも当時では結構大きいポイントでした

ゲーム自体は選択式のADV、選択の項目が不必要に多く
中にはヒロインの因果関係が解らないものや、どちらが良いかわからないものもあり
最近の単純明快な選択肢になれると少々面倒に感じるレベルです


【シナリオ】
さて、翔子シナリオの話でも


康一を異性として慕う翔子は、一途にアプローチを仕掛けます
しかし、当時のヘタレテンプレートを踏襲し、且つ千晶に思いを寄せる康一は
のらりくらりとアプローチを回避しつつも戸惑い、千晶には何も出来ない有様

千晶はフルート奏者としてそれなりに有力らしく、サポートする教師がいます
彼と千晶は端から見てかなり仲の良い関係らしく、不安にかられるようになる康一
そんな感じで、千晶に真意も聞き出せず、翔子にも答えを出せず、物語は文化祭へ

千晶がフルートの演奏を聴いて欲しいと誘いをかけてきます
例のコーチがちらつく康一は気が進まないモノの見ることに
そして、千晶の指揮を執る例の男の姿を見て逃げてしまいます

結局最後まで演奏を聴くことなく逃げてしまった康一
翔子は千晶に言葉をかけてあげるべきと教室に行くように進めます
そこには仲むつまじく、雰囲気に押されキスする千晶とコーチの姿が

衝撃的なシーンを見てショックを受ける、康一、後ろについていた翔子も同様でした
ショックを隠せない康一を慰めるようにキスをした翔子は、思いをぶつけてきます
すぐに応えられない、康一はともかくとして、慰めもかねてデートに誘われることに

デートで仲良く過ごす2人、ただ途中で翔子の体調が悪くなるなどの兆しが……
少々関係は接近したモノのいつも通りの関係をつとめる翔子と康一
あのとき以来ぎくしゃくしていた関係を直すために千晶も含め3人で遊びに行くことに
楽しく過ごす3人は、その日の締めくくりに夕焼けの丘に向かいます
そこで、はしゃいでいると突然翔子が倒れます、明らかに普通でない様子

しかし、あくまで大丈夫と応える翔子とフォローする千晶
再び学園で倒れた翔子を心配するも相変わらずとぼけます
それに憤りを感じて、翔子に負の感情をぶつけてしまいます
こちらにはベタベタ干渉するのに、そっちは都合良くだんまりかよ的な発言

翔子も言われたままではありません
「こうちゃんだって10年前、何も言わずに出て行ったじゃない!」
そこで、康一にとって辛い記憶であるはずの10年前をぶり返す翔子
今回の話には全く関係ない言いがかりな上、酷い行為です

その話を聞いた千晶は康一に話しかけてきます
翔子は康一との再会を本当に喜んでいること、本当に好きなこと
それに対してあなたはどう思うの?と答えを迫ってきます
未だに翔子に対する答えを返せない優柔不断な康一に千晶は怒ります

都合などしらないよ

そうです、女の子に好意を向けられているのに答えを出せない
康一こそが悪なのです、フルート教師との関係を黙りつつも
そこかしこで、アピールっぽい言動をしている千晶は全然悪くありません

シナリオを読んでいる人間にとっては案の定、翔子は重い病でした
手術をせず今まで無理をして騙し騙しやって来ていたようです
その為か手術の成功率は昔よりも下がっているんだとか、……許すなよ医者

それもこれも、手術に失敗すると康一と二度と会えなくなるから
一途と言えなくもないですが、好きな相手に与えるプレッシャーが度外視しています
そもそも、帰ってきた後、千晶と共に病気を誤魔化していた理由にはなりません
その事実を知り後悔する康一、別に悪くないと思います、ほらヒロインだって

詩乃「今はこうして自分を責めていてもしょうがありません」
千晶「ふざけないで!誰のためにこうなったと思ってるの!」(平手打ち付き
……え、何で怒られてるの?そもそも自分の判断でこうなったんですよね?

とりあえずこのシナリオのテーマの1つを話しておかないと行けません
「例え、辛い過去を持とうと10年間音信不通だったのは許されることではない大罪」
この前提条件がないと話が繋がりません、一番悪いのは康一なのです

翔子の安否が気になるまま、病院より帰る途中
千晶は空気を読まず留学のことを持ち出してきます、教師のことは勿論隠して……

敵なしの千晶に対し、康一を思う翔子は思わせぶりな態度の理由を聞きます
その理由を知って衝撃を受ける、翔子、納得したようです

理由

この話については千晶ルートで明らかになります
翔子のように納得できればいいですね、えへへ

その後は、思いを告げたり、手術が成功したり
心臓に対する手術からわずか二日後にえちぃを敢行したり
と、お約束と、突っ込みどころ満載の行為の後、千晶が旅立つ日が来ます

入院していた翔子も千晶の詩乃の付き添いの元、見送りにやって来ます
翔子にとって最後まで千晶はあこがれであり越えられない壁でした

千晶が旅だった後、詩乃は千晶が康一の「初恋だった」事を指摘します
そこでいきなり独自の初恋理論を語り始める詩乃さん

詩乃

自分に酔っている感じですが、この理由は詩乃ルートで明らかになります
あまり一般プレイヤーが期待するような理由にはならないと思います


シナリオ自体は非常に単純な図式の複合系になっています
病弱な少女+妹と恋人+初恋、と言うところでしょうか
幼馴染み関係と言うことでどうしても千晶と翔子の関係は必要です

それ以外にぷちチェリー全体として情けない康一の成長も書かれています
その為、態と康一はヘタレに書かれる傾向にあり苦手な人には
とことん駄目なタイプの主人公になっているのではないかと思います

そんなヘタレ主人公ですけど、それ以上に気になるのがヒロインの態度
理論から何からお前が言うなとか口に出すなって言動が多いです
それはさっき言ったとおり「10年間逃げていたこと」を越える罪がないという
何とも言えない前提条件の下で成り立っているからだと思います

10年間街から離れたことに対して、主人公の意志がどれほど介在できるのか
シナリオを見る限り結構独立した生き方をしているようにも思うのですが
どちらにしろ両親を亡くした思い出があるの免罪符はあるってなきがごとしな用です

それと同時に、ライターの指向性が見え隠れするヒロイン達の説教も問題ですね
何と言いますか言いように動かされているような何とも言えない気持ち悪さがあります


このシナリオを通して少々の悪意はあるモノのそこまで千晶を酷く書いたつもりはないです
しかし、康一が初恋の相手としてこだわるだけの素敵な人間かというと……ねぇ
このシナリオだけで、千晶に対して何らかのやばさを感じた方がいるなら一言だけ

「本番は千晶シナリオだよ」

次は、翔子シナリオよりどうかと思うモノの千晶の活躍は抑えめな
もう一つの幼馴染みコンビにして先輩コンビの瑠維、詩乃になります
OS再インストールとか色々ありそうなので、どうするかは明日の状況次第になりそうです

とりあえず基本的な説明はしたので、今回よりは軽めの感想になるかと思います

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