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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

メモリア 体験版 感想

某所で規制の話を聞いて、そっち系はあまりプレイしない人間なので
そこまで困らないけど今後、大変なことになるだろうなと思ったら
女→男でも意味は変わらないという解釈もありました、本当だとしたら大変です
ヒロインがドSでも陵辱と言われるほどのプレイしてくるキャラいませんよね
と、一通り同意が得られないことを語ったところで始めたいと思います


PurpleSoftwareの「メモリア」体験版です

発売日は7月31日でした

OHPの情報が一番遅れているのが悪いんだい!
……雑誌に普通に書いてましたね、2冊買ってるのに

ちょっと話題になった1GBを超える体験版で
演出、ボリュームとも結構なモノになっています

ダダダダダダダダ(ドラムの音)

オープニングのムービーでとりあえず驚きました
劇場版とかそういった感じの演出を彷彿とさせます
私の見ている映画が微妙に偏っていると言う説もありますが

果たしてムービーで描かなければならないほどの描写なのか?
という演出の是非は置いておいてただならぬ意気込みを感じてしまいます

【全体を通して】
始まってみれば基本的には学園モノという解釈でよろしいかと
ただ、雰囲気を阻害しない程度にファンタジー要素が+されています
冒頭のムービーで演出されたゲートが現れて以来
「人間界(アステリア)」と「動物界(エステリア)」がつながりました

現在エステリア側の人間はゲートを行き来する事が出来ますが
アステリアの人間はゲートを通るとどうなるか解らない(現在、原因消息不明)
という、普通に考えればとても危険な関係なのですが
特に問題なく、国交が結ばれ、エステリアの人間は観光にきてるほど

主人公はアステリア人とエステリアの両方を世界に先駆け受け入れている
学校に通っています、ちなみにこの学校、エステリアの女性は可愛いという理由から
入学希望者が多く、偏差値が高く、入学が困難で全国トップクラスらしいです、なんだそれ

3年間以前の記憶をなくしているものの、親代わりとなってくれた「由佳里」
よく世話を焼いてくれる少女「智枝」、お調子者の「惣太郎」等の助けもあり
クラスメイトのアリサやユウキなど(女生とばかり)親しくしながら暮らしていました

そんなある日、学園に「ハルナ」という転入生がやってきます
受験ですら厳しいこの学園に編入できるほどの学力を持つだけあり
エステリア側のゲートの研究所出身の人間でした

彼女の態度を見る限り、ハルナは主人公について知っているようですが
それについて主人公が気づくようなことは体験版中はありません
その前提と智枝のつとめる研究所にやって来た縁もありすぐ親しくなります

おとなしい印象に反して主人公に積極的な態度を取るハルナに対し
いろいろと対抗意識を燃やし始める、智枝という流れを中心に
ほかのヒロインともまんべんなくフラグを立てていきます、恐ろしい子

そんな学園モノのノリで終盤まで体験版はいくのですが
最後にちょっとした、サプライズ演出があります、電車演出好きだなぁ


体験版にしては1Gだけあり結構なボリュームになっています
逆にちょっと長すぎるかなという印象です、製品版でやり直すとか考えると
不思議な部分(謎と言うほど仰々しくもなく)は多数あるのですが

随所にちりばめられており、長いこともあり、全体で平滑化されたといいますか
序盤の方で気になったこととか後半では結構印象薄れ気味だったり
面白そうとは思いつつ、最終的に強く引っ張られる感じにまで至らなかったです


【ヒロインとか】
ヒロインは5人、アステリアの人間は相川智枝1人のみというアンバランス
ともかく、基本的に獣耳をつけたヒロインを楽しむための作品です
ヒロインは体験版の尺があるだけあって、紹介にとどまらず、
1人に1つ2つヒロインの魅力をアピールするイベントが用意されています
作品の出来如何を問う体験版としては十分すぎる判断材料でしょう

ヒロインとしては紹介位置的にも体験版の活躍的にも「ハルナ・エレンディル」が
シナリオの中心的存在となっていくかと考えられます、追従するように
お隣さんの「相川智枝」でしょうか、ポジション的に幼なじみと言いたいところですが
たぶん、違いますね、おそらく「ハルナ」がそのポジションでしょうし

同じく、シナリオ途中から知り合いになる「香波実・レインズ」は
謎となる要素が多いですけど紹介位置や主人公との関わりを見る限り
そこまで重要な広いんでもないのかなと……メタ推理は良くないですね
動物界というだけあってモチーフになる動物がいますけど、この人は不明
たぶんゴk……うわぁ、何をするやめろ、雪国にはあまりいないんですよね

絵的にコートが目立ちます、舞台が雪国の冬場なので、外に出る時は
制服だろうと私服だろうとコート姿になるので、非常に目立ちますね
ボディラインを確認できるコートだらけなので妙に頭に残ります
この作品はきっとコートフェチゲーという隠れた特質があるのではないかと


【まとめ】
ゲーム的には良くできた、しっかり作られた作品という印象です
演出の自己主張は強くなくとも相変わらず細かいところで光ってますね
絵は立ち絵も角度で安定してなかったり一枚絵でまた印象が違ったり安定しない印象
シナリオは体験版が長くて最初の印象を飛んでしまったのは言ったとおりなのですけど
それでも、十分に気になる作品となっています、ところでメモリア○マンって
体験版のどこ出てくるんですか?




あとは、余談と言いますか揚げ足取りです

【気になった点】
なんか設定が結構気になる部分があったり
言ってみればファンタジーなのですが、現代劇でもあるので

まず、人間界と動物界という名前から言って酷いなと思ったり
そう思ってしまう自分の感覚が人間的なだけかも知れませんが

人間がゲートを通過できないという話について
「何人か」が通過しようと試みたって、そんな馬鹿な……
1人2人ぐらい、そんな無謀な人間がいるならともかく
ムービー部分を見る限り、厳重に監視されそうなモノですし
危険性が明るみに出たら、慎重になってしかるべきですのに

学園、学校と表記が左右するのですけど大丈夫なんですっけ、それはともかく
「エステリアの女の子が可愛いという話から希望者が多く偏差値が高くなっている」
的な設定はさすがにどうなんでしょう、ギャグ設定に近い気もするのですが
偏差値高いと言うだけならともかく全国トップクラスとまでいうのはさすがになぁ

あと、「エステリアの女の子が可愛いと言う話」
ってことで別に現実は可愛くなくても良いんですよね
オーラが見えそうになるとかそんなレベルの話で

また、設定上別に偏差値が高い学園である理由もないのですよね
惣太郎やユウキが存在的に浮きますし、ならではのイベントがあるわけでもなく
「明日の君と逢うために」も田舎ながら勉学に厳しい進学校
という設定があったような気がしますが、ここでは関係ない話ですね

積極的にアステリア人、エステリア人の両種族を取り入れている
柔軟性のある学園のはずなのに、購買の風景が
古き良きって感じのおなじみ早い者勝ち奪い合いシステムなのですね
この辺りは様式美なのでつっこむ方があれな感じですけども

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