
【概要】
「新田剣丞」は母親を事故で亡くし、伯父「北郷一刀」に引き取られ育てられていた
ある日、蔵で見つけた刀を手に取ると意識を失い、全く見知らぬ世界で目が覚める事になる
目覚めた剣丞の目の前には少女がおり、少女は自らを「織田 三郎 久遠 信長」と名乗り
剣丞を自分の夫として迎えようとする、それは、利用価値を見出してのものだったが……
話を整理すれば、剣丞が歴史の知識で知るところの戦国時代を思われる時代
しかし、名の知れた武将達の多くが何故か女性であり、出来事も細々と違っており
鬼と呼ばれる異形が存在するなど、一般に知れ渡る戦国時代とは大きく違っていた
蔵に眠っていた刀だけを持った状態で、この世界にやってきた剣丞を待つものとは
【システム】
・画面16:9
・キャラ別音声設定
・シーンジャンプ
・イベント回想
ゲーム自体は一本道なので選択肢まで戻るようなものはありません
回想はHシーンの他にイベント単位で回想できるものがあります
やり直すにもトンデモナイ時間がかかるので助かる機能になっています
【仕様】
シナリオは一本道で選択肢などはありません、合戦などのミニゲームもないです
本編シナリオと幕間のシナリオを追っている内にEDまでたどり着きます
本編クリア後にタイトルの「はじめから」で「北条編」が選択できるようになっています
本編の合間合間に幕間がありヒロインとの交流がメインとなって描かれています
基本的は必須イベント以外は幕間は強制ではありませんが、特に見る制限はないため
手間などを考えると、毎回全て見たほうがコンプリートの意味合いでは楽かと思われます
【雑感】
今となっては散々手垢のついたテーマである、戦国武将の女性化モノとなっています
とはいえ、1ブランドの1作品でこれだけのヒロインを詰めるのはさすがといところ
戦国時代の出来事をある程度沿う部分はあるのですが、各勢力を潰していく展開にはなく
鬼という正体不明の敵を相手に戦っていくのが最終的なメインとなっていく作品です
よって、戦国時代を舞台にした歴史モノという視点では非常に弱いモノになっています
勿論、各武将のエピソードなどを拾って、キャラの個性を活かしたイベントはあるものの
戦国時代のメインとも言える部分の国同士の戦いというものが殆ど存在ない構成なので
熱い国同士の駆け引きや合戦などを期待すると全体的に薄味に感じるようなっています
どちらかというと、個性豊かなヒロインの囲まれたハーレム的シチュを楽しむのがメイン
ヒロインが気に入り、ヒロインに慕われて、ヒロイン可愛いできるのが良ければあり
戦国時代をテーマとして扱った作品としては少し本筋とそれすぎている感もありまして
あくまでその時代の個性的な人物をヒロインとして扱う為に選択されたテーマにすぎない
ぐらいで解釈するのが良いと思われます、繰り返しますが歴史モノとしては弱いです
以下、ネタバレを含む感想です
【ヒロイン】
シナリオについては、イメージ的には3部構成になっているかと思われます
第1部は金ケ崎の退き口までの織田勢を中心としたシナリオ
第2部は長尾家と武田家をめぐっての仲間集めのシナリオ
第3部は3勢力が揃ってのまとめシナリオという塩梅でしょうか
厳密にそう描かれたわけではないですが、便宜上1部、2部、3部として話します
正室にはなるものの登場が遅い武田家は、三部の信虎で多少補強されているものの
扱い的には織田や長尾家に比べると少し弱めかなというのが正直な印象ですね
また、織田家が剣丞隊を除けば、第2部で登場の機会が減ってしまうので印象が薄れたり
3勢力を扱い、見せ場をそれぞれに用意する上で、あっちを立てればこっちが立たず
というキャラが多いゆえの問題点が出ているような気がします
■織田久遠信長
言わずと知れたメイン、作品が違えどだいたい織田がメインになるラスボスにもなる
本作ではヒロイン、織田家の君主として気を張っているものの、一人の女の子である
過去作の面影からか気が強く突っ張ってそうだが、どちらかというと仲間思いで照れ屋
最初は威厳を保っていたが女の子扱いされると弱いことがわかるといじられキャラ化する
メインだけありHシーン枠が多く、また個別のイベントも多い扱いの非常に良いヒロイン
それでも、2部であいた穴は大きく、一部の常にそばにいるヒロインよりも印象が薄くなる
とはいえ、ラストでも大きな見せ場がある当たりはやっぱり……森可長が持って行った
■斉藤結菜
信長の嫁、夫とは別枠、一緒になるが別に百合百合しているわけではないらしい
織田家の面々では比較的最後まで剣丞に警戒をしていたが、素直じゃない性格も理由にある
地味にお家流が使えるが前線に出るわけでもなく、あくまで久遠のサポート役になっている
久遠とのペアということで1部ではイベントで登場する機会が存在するものの
2部からはフェードアウト、荒事が多い3部では完全にサブヒロインのポジションとなる
結菜にかかわらず側室ポジションはヒロインとしては目立たない運命にありますね
■柴田壬月勝家
織田家の宿老で、織田家一の苦労人、綾那や可長に譲るも戦闘で見せ場も存在する
基本は、厳しい上司という感じで、はしゃぐ三若を叱るまとめ的なポジションにあたる
かっこいい武人タイプのお姉さん枠として、当然Hシーンはフォローされている
■丹羽麦穂長秀
織田家の宿老、壬月とは仲がよく、穏やかな性格で、厳しい柴田とは対象的な女性
おそらく最初に蕩らされた枠として、織田家では一番ヒロインしている枠となっている
序盤から、何かと気にかけている様子を見せたり、隙を見せたりと可愛い年上枠
Hシーンは3部へまたぐことになるが、その行き遅れ感もいい感じに輝いている
■佐々和奏成政
犬子、雛とともに三若とまとめて称される、織田の若手の一人
猪突猛進だけど少しヘタレで、剣丞関係は特にその傾向にあり他2人にからかわれる
他の2人の個性が強い部分もあり、3人の中では一番おとなしい印象すら受けてしまう
ヘタレ可愛いヒロインであるため、そういう娘がタイプな方には良いかと
■前田犬子利家
何故か犬の尻尾のようなものが生えている三若の一人、史実だと色々設定盛り過ぎな人
その名前通り犬っぽく剣丞になつき甘えてくる、一方で戦いでは勇敢な一面を見せる
元ネタはともかくとして、本作ではマスコット担当であり、織田の愛人だったりはしない
■滝川雛一益
和奏、犬子と親友の三若の一人、なぜ3人目が滝川一益なのか
猪と犬の前のめりなメンバーの2人と比較して冷静というかどこか覚めたマイペースな性格
2人を出しぬいて美味しいポジションに立っているが、壬月や麦穂には頭が挙がらない
Hシーンも特別な枠が用意されており三若の中では比較的扱いの良いヒロインとなっている
■森桐琴可成
特攻部隊である森一家の棟梁、有事以外は好き放題暴れまわり鬼を狩っている
言葉遣いが荒く気象が激しいモノの、話のわかる人間で、いざという時大人の一面を見せる
良くも悪くもであるが唯一無二の扱いを受けているキャラクターであり、インパクトは強い
最初から最後までただ巻き込まれている感じは、キャラの特製もよくできる感じですね
■森小夜叉長可
桐琴の娘、母に負けず劣らずの戦闘狂で、母親をライバル視する非常に元気な娘さんである
若いだけあり桐琴以上の暴走特急ではあるが、素直じゃないながら女の子らしさを見せる面も
桐琴のイベントを超えて成長が見られる非常い美味しいポジションとなっている
麦穂と並んでHシーンの登場が遅いのも特別感が出ており、常に活躍の場がある娘である
■木下ひよ子秀吉
出世や活躍という手点であれば外史の犠牲となってしまった感がある娘
織田がメインに据えたIFの場合秀吉が貧乏くじを引くのはよくある話ですね
計算が早く、機転が利くのは剣丞隊の大きな支えとなるが、鬼との戦いでは活躍できず
良くも悪くも剣丞を純粋に慕う部下という面でも、小さくまとまってしまっている感がある
■蜂須賀転子正勝
剣丞隊第二号、スパッツ担当、ひよ子の幼馴染で、ひよ子の紹介で加わることになる
顔が広く一通りの事ができる有能な部下だが、徐々にインフレ化する周囲において行かれる
自分の力の及ばなさから自信を失うこともあるが、それを燃料としてピックアップされる分
史実の活躍をほぼ剣丞に持って行かれ、整理と計算が得意な娘に収まった親友より扱いが良い
■竹中詩乃重治
剣丞隊の軍師の一人、戦闘は疎か運動もあまり得意ではなく完全な頭脳労働専門である
出会いからイベントからHシーンからすべてがメインヒロイン級と言っても良い扱いであり
軍師やサポートポジションは基本的に扱いが良い作品の中でも、詩乃は群を抜いている
登場機会も非常に多く、詩乃が気にいるか気に入らないかは結構本作で重要なポイントとなる
■蒲生梅賦秀
剣丞隊の鉄砲隊担当、戦術戦略にも通じ将としての才能もあるほか御家流をあやつるなど
どれも万能にこなせる優秀な人材であるが、実際は少し色ボケ気味の牡丹さんである
とは言え、いろいろな局面に対応できることと、我の強い個性はよくも悪くも目立つ存在で
詩乃に次いで剣丞隊では存在感を示すことになり、非常に美味しい立位置となっている
■小寺雫孝高
剣丞隊の軍師その2となる、穏やかで優しい常識的ポジションにあたる娘
加入の流れは唐突感を覚えなくもないが、軍師というポジションからか登場機会は多い
似たポジションに詩乃がいるのでヒロインとしては地味な立位置であるが扱いは良い
■足利一葉義輝
室町幕府将軍にして剣豪、とにかく戦うのが好きで、京ではゴロツキをしばいている
勢力に縛られず好き勝手動けるためか、正室枠でも非常に登場機会が多いヒロインとなる
剣丞への好意の向け方も非常にストレートで、非常におおらかなハーレムヒロインの鏡
自由気ままに動いて話をかき回していく、描いている方も楽しいのだろうなという印象
■足利双葉義秋
一葉の妹、姉と違いすれていない正真正銘の深窓の令嬢となっており、世間知らずな面も
側室はそのポジション上、登場機会が少ないですが、魅せ場はしっかりしている印象
年下枠でも個性の強い面々が多い中で純粋に剣丞を慕う可愛い妹枠となっている
■細川幽藤孝
足利姉妹のお守役で幕府の重鎮、ついでに剣豪でもあるという設定が盛り過ぎな人
飄々とした態度で非常に胡散臭い雰囲気を隠そうともしない、一筋縄ではいかない食わせ物
しかし、姉妹特に姉には手を焼かされ、何かと苦労人のポジションに収まってしまっている
手のかかる姉妹とは思いつつも、なんだかんだと好いており、何処までも付き合っていく
一葉と並んで非常に美味しいポジション、何かと正室アピールをする一葉とは対照的に
最後まで一歩引いた状態でおり、EDでは逆に特別なポジションで居座っている感すらある
■浅井眞琴長政
久遠の妹の夫と書いたら普通だけど、性別を考えるとよくわからないポジション
女性的な意味で双葉に、武士として一葉にあこがれている、なにかと足利が好きな人
家系が武闘派らしく戦闘方面で頼りになるが性格はヘタレで、嫁のお市には尻に敷かれる
お市のことは非常に大切にしており、仲の良い夫婦の為、剣丞とHシーンが有るのは驚いた
■織田市
眞琴の嫁、姉の久遠とは対照的に、グイグイと夫を引っ張っていくやんちゃな女の子
夫である眞琴のことは非常に大切に思っており、何かと眞琴びいきな発言が見られる
個の戦闘能力としては非常に高く、壬月と互角の戦いを繰り広げられるほどらしい
眞琴とセットとはいえHシーンが有ることに驚く娘、そのあたりの手広さは驚きますね
■松平葵元康
織田の同盟者である松平家の当主、優しく礼儀正しい人当たりのよい少女であるが
武力で治める戦国の世のあり方を憂いており、国を学問や政治により治める為に
いつかは日の本の国を治める必要があるという思いのもと何かと自分を追い詰めている
本人の思いはいざしらず、剣丞には本来の歴史の観点から根拠に何かと警戒をしており
剣丞隊に関わる三河勢にも、なにかと切り捨てられることを恐れている事が語られて
と、対外の評価はかなり悪い、ひよ子は部下なので特に警戒らしい警戒はされない
無印ではフェードアウトされたものの、Xでヒロインとしての活躍の場が追加された
多少無理矢理で部下も心情の変化に驚いている、当然プレイヤーも心情の変化に驚く
結果的に正妻枠まで登ら無いため、とりあえず回収した枠という印象が強い娘である
■本田悠季正信
葵の腹心、葵以外の存在を軽んじており、言外に見下したような空気を匂わせる
幽以上の皮肉屋で、一葉が味方でなかったら幽もこんなポジションだったかもしれない
ことごとく剣丞に部下を奪われた身分としては、皮肉も仕方ないのかもしれない
葵がヒロイン枠になったことで、こちらも当然Hシーンが入ることに何かと苦労人である
■本田綾那忠勝
戦国で強い武将といえばとりあえずこの人みたいな感じのある人、本作でも最強枠
お家流を持たないため派手にドカンと行かないが前線に置けば無傷でドンドン敵を倒す
後半の剣丞隊の強さはほぼこの娘の性能によって支えられていると言っても過言ではない
戦場にはとりあえずこの娘をおいておけばいいという感じで、活躍の機会も非常に多い
武田家の因縁ある相手の信虎もボコボコにしており、他を食ってしまっている部分も多い
性格は基本無邪気で可愛らしい女の子であり、まっすぐに剣丞を慕ってくれる
戦場ではかなり危険な言動をしているが相手は基本鬼なので大丈夫、多分大丈夫
■榊原歌夜康政
綾那の親友にして姉のようなポジション、個人武勇は綾那に劣るが部隊運用は優っている
戦場以外での仕事も何かとこなせるが、葵にはいつか捨て置かれると一番嘆いていた
綾那ほど無双ではないので、戦場ではそこまで目立たないが基本ペアなので出番は多い
戦場の代わりにHシーンやイベントの方面で綾那を上回る恐ろしい娘なのである
■服部小波正成
剣丞個人に仕えることになる忍者、最初はプロの忍者だったが段々と女の子になっていく
ポジションゆえ常に重宝されて、そばにいる時間はどのヒロインよりも多くなっている
姫野登場から、嫉妬属性も兼ね備え、何かと活躍の機会が多い松平枠でも随一の優遇枠
御家流も複数持ち、どちらもチートクラスな戦国のバランスブレイカーとなっている
基本は照れ屋で前に出ない性格と遠慮がちなポジション故かHシーンは1枠のみである
■長尾美空景虎
越後の龍とか言われている長尾家の当主、責任感が強く常にプレッシャーと戦っている
その為、最初は剣丞に対しても警戒心を持っており、きつい態度をとっているが……
その性格ゆえちょろいツンデレ枠に見えるが比較的本作では抵抗して頑張った感じもある
お家流が強いので戦場でもそこそこ見せ場のある正室枠で、比較的優遇されています
■柿崎柘榴景家
長尾家の武闘派、長尾家は武将枠があまりないなかで見た目から色々と目立っている
暴走しがちな景虎に呆れながらも、本人も暴れるのが大好き戦うのが大好きな気ままな人
本領発揮は北条編ですが、サブとして本編でもいろいろと存在感のあるヒロインでした
■甘粕松葉景持
長尾家の親衛隊長、防御特化でその防御能力は綾那でも簡単に崩すことは出来ないほど
命令に忠実な家臣ではあるが、問題児である美空と柘榴には容赦なく突っ込んでいく
見た目から含めて色々マニアックな枠であり、Hシーンも一風変わったプレイとなっている
■直江秋子景綱
美空の右腕で政略内政財政軍事となんでこなせる人、皆のお母s……お姉さんポジション
若いはずだが容姿を持っていることもあり何かとモテナイobsnポジション扱いになる
モテナイのは多分頭の飾りが原因ではないだろうかと思われる、あと養子の存在が
■長尾空景勝
美空の養子、美空に気に入られている越後の後継者候補
北条の陰謀により名月と後継者をめぐり争うことになり、芯の強さを見せることになる
限り無く危険域でありながらもしっかりとHシーンが用意されているのは流石である
■樋口愛菜兼続
秋子の養子、人の話を聞かない暴走キャラだが、一応有能な部分がある
しかし、それはさておき、語尾にどーんとかどやをつけるのが一番のウリ
それに全部持っていかれるマスコット的ポジションのヒロイン?Hシーンは当然ある
■北条名月景虎
氏康の七女、美空の政治方面での養子
長尾家の後継者候補として空として争うことになるが、本人は敵意はなく尊敬すらしている
素直すぎて何かと陰謀に巻き込まれて利用される立場にある、剣丞にも巻き込まれる
■宇佐美紗綾定満
長尾家の宿老、美空を影からささえる役、ロリババァ枠で本来の年齢を気にしてはいけない
色々自由に動き回れるポジションだが、登場が後半のためか北条編で再度拾い上げられた
■小島貞子貞興
紗綾とともに行動をしていた武士、鬼小島として知られる猛将であるが
空に忠誠を捧げるなど忠義は熱い、真っ直ぐ過ぎる性格が少し危険な行動へと発展する
出番が少なく、サブもサブという感じでHシーンなども全体的に唐突なヒロインです
■鈴木烏重秀
雑賀衆の棟梁、オーバーテクノロージーで戦う鉄砲隊の傭兵で、出番も多い
無口であり言葉は妹の雀が代弁している、偶に意思と違うことを言われて首を降っている
無口だがポーズなどで自分の意志を見せてくれるかわいい生物となっている
■鈴木雀重朝
烏の妹、姉と違い騒がしい、姉の分まで騒ぐので作品中でもトップクラスに騒がしい
性格がいい加減で色々適当だが姉がなんとかしてくれる、適当な翻訳は怒られる
騒がしく常にマイペースなので、ピンチでも雑賀衆が登場すると一定の安心感を与えてくれる
■武田光璃春信
甲斐の虎と呼ばれる武田家の当主、口数は少ないが意思はしっかりと表示される
最初から剣丞の正室となるべく登場するため、過程などが弱く正室の中では隠れがち
美空のケンカ友達というポジションが輝く、メイン格なのにサブのようなポジションのヒロイン
武田家は登場が遅いためどうしても割りを食っている、信虎戦も綾那にいただかれますし
ヒロインとしてはちゃっかりとした無口の不思議系ポジション好きならヒットするタイプかと
■武田夕霧信繁
光璃の妹、語尾が特徴的で乱暴に聞こえるだが、他人を優先して気遣う事のできる人物
見た目に反して教養も武勇もありと、非常に優秀な武将で武田家の実質メイン格な扱い
戦場らしい戦場が美空との喧嘩ぐらいしか無いため、活躍の機会は半ケツくらいとなる
■武田薫信廉
光璃と夕霧の妹、容姿が似ていることから影武者を務める、担当絵師が違う
影武者のため前線に出ることは多いが、武勇はあまりなく家事担当としてのポジション
Hシーンでは筆を使うマニアックなプレイをお披露目した点でインパクトに残る
■馬場春日信房
少し古風な言い回しの武田四天王筆頭、久遠よりは不自然じゃないからいいのかもしれない
四天王を引いきて、まだまだ未熟な四天王を導いたり率いる、姉的な役回りの武将
サバサバした性格で、上半身が裸なとき剣丞に見られても動じず、逆に剣丞が照れた
そんな女性を少し捨てた感のある相手に女性であることを意識させるのが好き問人向け
■山県粉雪昌景
武田四天王の特攻隊長、男勝りなだぜ!口調でしゃべるんだぜ!
比較的最初から好意的な面々が多い武田勢でも特に別け隔てなく話せるポジション
Hシーンが有るため、当然乙女な部分のある、ヒロインとしては美味しい役割である
■内藤心昌秀
天下の副将とか言われる内政のプロ、料理もプロ級でなんでもできるみんなのおかーさん
穏やかで人当たりがよく、非常に話をしやすい相手であり、非常に甘えやすい相手である
粉雪とのコンビで扱われるがHシーンは別枠で、おかーさんらしく甘やかしプレイとなる
■高坂兎々昌信
四天王の一人、比較的落ち着いている他3人と比較すると騒がしく春日に諌められるポジション
ダ行が言えない為言葉がラ行になってしまう為、独特の言動になる、色々若さを感じる娘である
その見た目や言動のインパクトはあるが、やはり活躍の機会に恵まれないのが武田勢の難点
■武藤一二三昌幸
武田の諜報部門の責任者、序盤から登場するがポジションのため活躍は北条までおあずけ
飄々としたつかみどころのない性格で周囲をからかう事が多い、被害者は主に湖衣になる
基本活躍が遅い武田家でも自由に動けないポジションの為にずっと焦らされることになる娘
その為もあってか、北条編では出ずっぱりで活躍の機会が非常に多くなっている
■山本湖衣晴幸
一二三とともに行動する忍者で剣豪な人、男が苦手でそれを出汁に一二三にからかわれる
基本的にちょろいがツンデレ枠と武田枠ということ比較的最後の方まで陥落はしなかった
しかし、諜報系のお家流はどれもバランスブレイカーですねっていう性能を持っていますね
■今川菊氏真
義元の娘にして十代当主、織田を頼ってやってきたところを剣丞に保護される
幼いながら礼儀作法に通じ個人の武勇も高いことから常に剣丞のそばで護衛として活躍する
妹枠というべきか娘枠というべきか詩乃と並んで非常に美味しいポジションに立つヒロイン
ヒロインとしてより娘としての愛着が湧く中、容赦なく頂いていていく剣丞は凄いの
■松永白百合久秀
謀略が得意な人、一葉とは因縁があるものの、本作だと決定的な出来事がないため
謀略が好きだけど人道に外れないという素直じゃない策略家という面倒なポジションとなる
そんな白百合?さんですが、なんだかんだと三部にも登場し、Hシーンもあります
■ルイス・エーリカ・フロイス
鬼に対抗するため足利家を頼りに来た女性、結果的に織田家に協力することになる
色々と設定がつめ込まれている人、更にはXになって設定も変わって盛り過ぎ状態
北条編では漸く一人のヒロインとして活躍する機会を得る金髪枠である(他にも金髪はいる)
■北条朔夜氏康
相模の獅子とか言われる、関東一円の巨大勢力の北条家の現当主
越後での跡継ぎ問題に介入するなど陰謀を巡らせていたが、同盟には加わらなかった
とある事件よりフェードアウトするが、それが北条編へとつながっていく
娘がいっぱいいることもあり余裕のある大人の女性ポジション、女性として衰えはない
北条編では娘達の為に損な役回りを請負ってと、名家当主としてのカリスマを見せてくれる
■北条朧綱成
朔夜の義妹で北条家では随一の闘将、長尾家の騒動では首を突っ込んでくるが
基本的には慎み深い女性であり、名月の意思を尊重するなどの器量を見せる
北条編で落ちてからは乙女一直線、恋心に振り回される恥ずかしい女の子に変身する
乙女度という点ではこの作品でも随一といえるほど初な娘になっている気もする
■北条十六夜氏政
朔夜の次女、次期当主と目されているが、他の娘ほど秀でた部分はないため人気は高くない
自身も三日月や暁月と比較してコンプレックを感じるなど色々と頭を悩ませている
事件に挑む中でドンドンと成長していくのが北条編のメインであり、実質的主人公となる
■北条三日月氏照
朔夜の三女、十六夜の妹で武将として朧の下を師事して成長を見せている
天真爛漫な性格であるが姉の十六夜と妹の暁月を気遣う家族想いの面もある
■北条暁月氏規
朔夜の五女、外交面で活躍しており、礼儀作法にも通じ周囲の覚えもよい
武勇はないが若さに似合わない冷静さと、知恵と洞察力をもっ策略家でもある
他の姉妹同様家族思い出あり、十六夜の危機では自らを差し出す場面もある
一部の大きいお友達に人気があり、三崎衆はそんな配下が集まっている、酷い部隊だ
■風魔姫野小太郎
風魔忍軍の棟梁、小波をライバル視するがその思いは完全に一方通行となっている
しかし、直接対決などは小波が不覚を取っていることも多く微妙に優秀な面も見せる
周囲の評価が低めなので、少し頼られると弱い、結果チョロい枠に任命された
きっかけが描かれただけ他の知らないうちに蕩された枠より頑張った感はある
【Hシーン】
・織田久遠信長:2
・織田久遠信長+斉藤結菜:1
・柴田壬月勝家:1
・丹羽麦穂長秀:1
・滝川雛一益:1
・佐々和奏成政+前田犬子利家+滝川雛一益:1
・森桐琴可成:1
・森小夜叉長可:1
・木下ひよ子秀吉:1
・木下ひよ子秀吉+蜂須賀転子正勝:2
・竹中詩乃重治:3
・蒲生梅賦秀:1
・小寺雫孝高:1
・足利一葉義輝:1
・足利双葉義秋:1
・一葉+双葉:1
・細川幽藤孝:1
・浅井眞琴長政+織田市:1
・松平葵元康:2
・本田悠季正信:1
・本田綾那忠勝:1
・榊原歌夜康政:2
・服部小波正成:1
・長尾美空景虎:2
・柿崎柘榴景家:1
・甘粕松葉景持:1
・直江秋子景綱:1
・長尾空景勝+樋口愛菜兼続:1
・北条名月景虎:1
・宇佐美紗綾定満:1
・小島貞子貞興:1
・鈴木烏重秀+鈴木雀重朝:1
・武田光璃春信:1
・武田夕霧信繁:1
・武田薫信廉:1
・馬場春日信房:1
・山県粉雪昌景:1
・内藤心昌秀:1
・高坂兎々昌信:1
・武藤一二三昌幸:1
・山本湖衣晴幸:1
・今川菊氏真:2
・松永白百合久秀:1
・ルイス・エーリカ・フロイス:1
・北条朔夜氏康:2
・北条朧綱成:2
・北条十六夜氏政:1
・北条三日月氏照:1
・北条暁月氏規:1
・十六夜+三日月+暁月:1
・風魔姫野小太郎:1
立ち絵のあるヒロインで人間なら誰かれ構わず手を出すスタイルになっています
基本一人1シーン、正室は2枠、贔屓枠は2~3枠という感じですね
単独で3枠を持つ詩乃、回数だけなら正室クラスのひよ子という感じでしょうか
ヒロインによっては複数同時にという感じが居ます、三若とかはまとめてですね
雛は個別がありますけど本番はないので、贔屓はされるもののやはり物足りなさは同じ
ほぼ一人1シーンということで、一部経験者いるものの、基本は初体験が多く
奉仕+本番ぐらいでアッサリ終わってしまうので、回数はあるけど濃いという感じは弱く
しかし、口や手胸などの前戯である程度は前戯のバリエーションはフォローされています
とりあえず全員分のHシーンがあるということで、そのあたりの
割りと空や愛菜、北条の娘や鈴木家といった枠は色々危険な感じですが
誰彼か回す手を出す、懐の深さに脱帽です、やっぱりコレはお家流なのでは……
【まとめ】
いろいろな意味で長くなった作品です、ヒロインこれだけいれば仕方ないよねという所
とにかくヒロイン含めてボリュームすごくキャラもCGもHシーンもてんこ盛り状態です
故にどこか当たる所があるという数撃ちゃ当たる物量で押す路線の作品になっています
きっかけはちょろい場合が多かったり、惚れた理由が本気で不明な娘も居ますが
一生懸命に好意を向けてくれるヒロインは可愛いモノで、どれも魅力的と思いました
個性豊かなヒロインが多くいるのでどれかヒットするヒロインがいるかと思われます
とはいえ、詩乃などを筆頭に一部の贔屓キャラとそれ以外では結構扱いの差は大きいです
逆に武田勢は不遇ですしやはり北条勢は唐突感もあってそのあたり物足りない感じです
武田や北条のヒロインが気に入ればかなり物足りなく感じる作品ではないかと思います
全員をしっかりと詩乃並に描写したらどうなるかというと凄いことになりそうで
この辺り1ルートで全部フォローとして足し算したことで色々弊害が出ている印象
シナリオでも一本道ゆえ金ケ崎から一度クールダウンされるのは好みが分かれそうです
せっかく盛り上がったものを一度落ち着かせるにも長尾家、武田家と長丁場過ぎて
久遠との再会の頃には、そういえば久遠がメインだったなーと懐かしい気分になるほど
最後でフォローされてメインポジションとなりますが、やはりこの空白は痛かった気も
と、全部やったために、間延びしてメリハリをなくした感じが多く見受けられました
あとはやはり戦国モノながら鬼と戦うために同盟を組んでいくというプロットは
合戦や謀略が一つのや華でもある戦国ものとしては結構厳しいものがあるなというところ
何度も書いたとおり、戦国時代を舞台にした、史実とは全く違うハーレムものですので
そこをわかったうえでヒロインたちの魅力を楽しみましょうと言うところです
ボリュームが多いのでお気軽にプレイできない辺りはキャラゲーとしては欠点ですね


