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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

名門女子校旅行~俺だけ男なんですが!?~ 感想

【ブランドHP】ApRicoTCherry

【概要】
理由あって女装して、姉の通うお嬢様学園の修学旅行に行くことになった「怜治」
もとより中性的な顔立ちであることから、周囲のお嬢様に気づかずに済んだと思いきや
姉の友人であり怜治とも顔見知りでもあった「神坂麻紀」にはひと目で正体がバレてしまう

実は怜治のことが好きで仕方なかった麻紀はこの機会をきっかけに思いが爆発してしまい
そのまま襲われる形で関係を結ぶことになり、そのまま修学旅行も一緒に回ることに

問題は麻紀との関係だけにはとどまらず、麻紀の親友「鈴恵マリア」とも関係を持ち
更には、麻紀を強く慕う後輩「飛鳥由香里」に正体に気づかれて脅されるようになり
とトラブルに巻き込まれていき、無事に修学旅行を終えるのは難しそうな様子で……


【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定


【仕様】
ヒロインは3人、選択は2択が2回あるだけなので、迷うことはないと思います
複数でのプレイや複数でのエンディングなどはなし、クリア後次回作の紹介が入ります
という感じでタイトルやタイトル画面に負けず劣らずのシンプルな構成になっています
次回作紹介含めてロープライスっぽいというチープな印象を持ってしまう作品ですね

ちなみに、タイトル画面です

タイトル

これが、クリア後も変化なし、タイトルコール無しでドーンとでます


一応、ネタバレ回避という感じで隠します




【ヒロイン】
■神坂麻紀
学園では会長を務める優等生で、お嬢様学園でも有数の名家のお嬢様
怜治の姉のレイの友人であり、、何度か怜治と顔を合わせる機会があったとされる
怜治には一目惚れをしており、非常に強い好意を持って、その想いを募らせていた
正体がバレたのも好意があればこそであり、募った思いがその後爆発し襲ってしまう

学園の顔的な存在で完璧なお嬢様を演じているもののちゃっかりした部分もあり
怜治の前ではその悪戯な性格が顔を覗かせて、大胆な誘惑行為を行ってくる

元から怜治も惚れていた部分もあり、少しかっこいいところを見せて惚れ直させて
あとは順風満帆という特に語るところがあるような内容なシナリオになっています
妨害キャラとみられる由香里はマリアの助力により退場するので障害にはなりません


■鈴恵マリア
フランス系のハーフで麻紀の親友、学生会では書記を務めている優等生でもある
天然な部分があり、思わぬ大胆な発現が悪気なく飛ぶことがあり、周囲を困惑させる
父親と祖父に過保護に育てられていたため、関係を持った後も男性と思っていなかった
しかしHなことには興味津々の様子で、怜治の股間のものに興味を示すようになる

麻紀の思いがある手前ということで、悩みつつも最後は麻紀に後押しをしてもある
という唯一キャラの設定を活かした展開が見られるシナリオになっている気がします
あっさり解決しますし、話の山場ってそれぐらいなんですけど、本作では上等です

オタク趣味があり、少年漫画も好きとのことですが、それで男性かわからなかった
のは無茶な気もします、そこまで天然で武術を見て男性と気づくのは面白いのですが


■飛鳥由香里
麻紀を敬愛する後輩、常に麻紀の傍にいようと何かと寄ってくる
麻紀と仲が良いレイを警戒しており、ふとしたことから怜治の正体に気づくことに

脅している割に、自分で欲望のはけ口になってくれるお手軽自己犠牲担当です
最初に股間のものを見た段階で半分参っていた感もあり、非常に性欲が強い様子
あとは、互いに告白するでもなく求め合い、気づけば互いにはまっていた感じです

麻紀とマリアは修学旅行後の描写がありますけど、由香里は旅行最終日までで
サブヒロインっぽさが強いです、実際、他の2人よりもHシーンが少なめですね


【Hシーン】
・神坂麻紀:8
・鈴恵マリア:9
・飛鳥由香里:5

麻紀は誘惑でヒロインから迫るような描写が多いです、責めは最終的に主人公です
マリアは道具屋お尻を使った主人公が責めるプレイが多いですね
由香里は野外でのプレイなどが多いですが、それは他も変わらない気がします

基本的に主人公がスイッチ入るとオラオラなので、正体バレてすぐは受けですけど
次のシーンにはヒロインを攻めているというのが多い感じになっていたと思います
とはいえ、S的なプレイというとマリアでのプレイの一部ぐらいではないかなという程度
基本は男性主導のノーマルプレイの範疇という解釈でいいかなと思います



【まとめ】
タイトル通りの内容でタイトル以上の内容が無いです、非常にわかりやすいです
女装して修学旅行に行って、他のヒロインの陰でイチャイチャエッチをするだけ
それ以上が無いため、ボリュームの少なさがミドルプライスとはいえネックとなりそう

少し世間ずれしたお嬢様たちをヒロインにしたいだけで、女装の意味が皆無である
というのも再度いう必要が無いかなという程度になっています、基本やるだけです
難しく考えずという点ではいいですけど、あまり舞台は活かせてない印象がありますね

あまりにシンプルなので、目的と合致する人にはありかなと思う作品ですが
全体的に物足りない感じがあり、強く薦めるには難しい内容となっていますね
次回作の紹介が毎回入るところも含めて、色々と差し迫った感じのある作品でした

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