伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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PRIMAL×HEARTS2 感想

【ブランドHP】ま~まれぇど

【概要】
「月華会」と「天道会」よばれる2つの生徒会が存在する「間ノ島学園」は
2つの生徒会は議題ごとに案件を出し合い、生徒達が投票で決めるという制度が存在する
かつて、保守派の月華会と改革派の天道会として互いの立場から学園を良くする案を出し
その結果、票が388:388という完全に半分に割れて膠着状態に陥っていた時代があった

そんな膠着状態に終止符を打つ存在として期待された777人目となる編入生が現れ
最後の一票以上の大きな役割を果たし、学園に大きな革命をもたらすことになった

物語はそんな777人目の学生「スリーセブン」が過去の伝説となった6年後のお話
2つの生徒会はかつて程の力はなく運動部は「月華会」、文化部は「天道会」に支持され
互いの立場を有利にする意見を通すための代理戦争の道具として利用されていた

現在の学生は776人、奇しくも学園が2つに割れたあの時代のように388対388で票が割れ
ずっと決着がつかないまま運動部と文化部の対立は激しくなっていくばかりであった

しかしそこに一人の編入生の話が持ち上がる、777人目の学生「スリーセブン」の再来
膠着状態の学園をどちらにしろ動かす存在になるであろうと期待が寄せられることに

そんなことはつゆ知らず、かつてスリーセブンが在籍していた時代の生徒会メンバーである
「幸塚美智」の弟である「幸塚大智」は姉に薦められるまま間ノ島学園に編入する

姉の指導と山ごもりの修行で男として鍛えられた大智の存在は2つに割れた学園が
スリーセブンがいた時代のような姿を取り戻すきっかけとなるのであろうか


ということで、前作の「PRIMAL✕HEARTS」から数年後、同じく「間ノ島学園」を舞台に
新たなスリーセブン「幸塚大智」が「月華会」と「天道会」のメンバーとともに
2つの生徒会が切磋琢磨していた嘗ての時代のよう建てなおすべく、奮闘していきます



【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり
・緊急回避機能あり
・クリア後のサイドストーリーあり

一部演出などを修正したパッチが出ています
これをあてないとたてはとましろのサイドストーリーの表示が入れ違いになっています
立ち絵の演出なども治っているので、プレイ前に当てておいたほうが良いかと思います


【その他、仕様とか】
ヒロインは5人、選択肢1回で決まるので特に攻略で困る点はないかと思います
途中に、月華会に遊びに行くか天道会に遊びに行くかの選択肢が何度か登場するのですが
道中のシナリオが変わるのみで、ヒロインの攻略にはかかわらないものとなています

サブヒロインを除いてクリア後、ヒロインごとのサイドストーリーが登場します
基本的に本編に入れられなかったHシーンを追加する意味が多く、どれも短めです
本編でHシーンの少ない兎姫は4つもサイドストーリーが追加されるという荒業を見せます


【雑感】
2つの生徒会という特殊な設定を書きつつ、基本的には学園祭などを中心とした
イベントをこなして、ヒロインと仲良くなっていく、キャラ萌え重視の学園モノになります

前作の好評を受けてか、世界設定をそのまま受け継いでの続編となった本作ですが
前作のキャラが登場するシーンはあるものの、前作を知らなくても特に問題はないです
よくある過去作を知ってればにやりとするシーンが有る程度の存在と思っていいかと

Hシーンは今回も力が入っており、絵や塗の良さと合わさってビジュアル的にも引き立ち
キャラ萌えや萌えゲーレベルの抜きを期待するには十分に応えてくれる作品で有るかなと

シナリオについては、前作の設定を引きずってしまった為か窮屈に思える部分があり
共通ルートはインパクトの弱さから、いつもより訴求力にかけている気がしました


以下、ネタバレを含む感想です




【ヒロイン】
■アリスティア・ヴァレンべリ・華蔵寺
月華会の会長を務めている2年生、大智たちとは同学年であるが、クラスは違っている
名家の娘というだけで会長に担ぎあげられており本人は人前に出るのを苦手としている
それどころか、コミュニケーションがうまく取れず、言葉をうまく伝えられずにいる
笑顔も上手く出来ず三白眼なこともあり、機嫌を損ねると呪われると思われている

本人は非常に謙虚で、人が良すぎで心配になるぐらいのお人好しであるのだが
月華会の票は彼女を恐れてのものも一部にはあり、結果的に助けられている部分もある
本人は友達が欲しいらしいが上手くは行かず、副会長の真白以外マトモに話ができない
そこに自分を怖がらずに接してくれた大智が現れてなついていくことになる

アリスティアは天使なので、問題点がだいたい外部の心ない人間になるのは仕方なく
ただ、アリスティア関連のシナリオではそれがやり過ぎて相手はかなりの屑となり
かなり不快な感じになっています、それと一緒に騒ぐ周りの学生も印象悪いですね

そもそも論としてここまで可愛らしい娘をさして呪いだ怖いと騒ぐのは無理があります
正直序盤のギャグ要素で終わると思ったんですが、共通の終盤のネタになるとは……
そこに無理を感じたため、どうしても共通の終盤はあまりのることが出来ませんでした

同じく終盤のOBが難癖をつけるシーンも、それに同調する学生などが出てきて
全体的にモブ学生達に対して悪印象を受けてしまう部分が多く、正直不快でした
(たてはシナリオでもなんですけど、ちょっと学生の印象が悪いんですよね)
アリスティアが今度は私が守る番と奮闘し立ち上がる姿は非常に良かったです
流石に聖良と被るシーンはやり過ぎな気も……(そこまで印象的なシーンではないですし)

アリスティア自体はヒロインとして非常に可愛らしく、癒されたので良かったです
純粋過ぎる思いのぶつけ方で、変にヒロインとの関係ががこじれることもなかったですし
生徒会関連のアレな展開はヒロインが天使すぎた反動ということ我慢できました


■月夜野兎姫
天道会の会長を務めながら人気アイドルとして活動するバイタリティあふれるクラスメイト
人柄もよく完璧超人と見せかけて猫を被っており本性ではかなりちゃっかりした部分も
とはいいつつ良い性格をしていることは親しい人間からは薄々ながら知られている様子……
ラーメンが好きで、店で並んでいる時に大智と出会いちょっとした対立が発生してしまい
会長としてアイドルとして猫をかぶる前に大智へその正体を知られてしまうことになる
結果的に、人前では隙を見せない兎姫が遠慮なく接する相手として認められるようになる

生徒会関連は、「月天和」の名前が出てくることになるのですがそこまで大きく扱われず
どちらかというと、周囲に疲れ、弱みを見せない兎姫という人間にスポットが当てられます
最後はアイドル関連で問題が置きて生徒会の仲間と共に……という感じでアイドルシナリオ
という方がしっくり来る流れになっていました、生徒会の話はたてちー任せですかね

このシナリオでは前作のスリーセブンとヒロインがガッツリと絡んでくることになります
一番の問題が彼女らの力で一発という感じで多少あっけなく感じる部分も……ちくちょーめ

全体的にめまぐるしい為か、サイドストーリーにHシーンが大半を占めているのですけど
その分、本編で惹かれてアプローチをしてという流れが丁寧に書かれていたと思います
逆にイチャラブの分量は他のヒロインよりも少なめに感じる欠点とかも存在しますね
……因みに会長二人は胸が大きいので胸で擦ってもらうシーンが多くなっています


■栗生真白
一年ながら月華会の副会長を務める落ち着いた雰囲気のある女性で、議論などでも顔を出す
数少ないアリスティアと話せる相手であり、非常に大切に思っている様子が見受けられる
生徒会に入った理由もアリスティアのフォローが大きな目的となっていることが語られる

落ち着き払った雰囲気とは裏腹にたてちーと同じく共通ルート時点で大智に惚れており
他のルートでも、それらしい素振りを見せることがある(基本的には涙をのむのですけど)
そして、勝手がわからないがことと、素直過ぎる性格ゆえに恋愛では暴走していくことに
見た目の落ち着き払った印象とは真逆に恋にはしゃぎ空回りする姿が魅力となっています

その性格ゆえに、基本的には大智にアプローチするも互いに空回りして勘違い連鎖する
という完全にギャグ方面のシナリオになっています、初体験シーンも特殊ですし
見た目とのギャップがかなり激しい感じになっています、エッチなのは良いと思います

基本ギャグ展開で肩に力を抜いて真白の百面相を楽しめるシナリオになっているのですが
アリスティアありきだった生徒会の関わりについて最後はシフトしていい話系でまとまります


■館林たては
天道会で書記をしつつラプンツェルでウェイトレスをする元気なクラスメイト
最初に大智と接触を図った人物であり、オタク語りを前にしても引かなかった
スリーセブンがいた時代の生徒会を知っており、その次代の姿に憧れ学園に入っている
故に、部活の代理戦争の道具に使われる現状に使われる現状を憂いている様子で
スリーセブンこと大智と共に学園を良い物にするように何度となく協力を仰いでくる

恋する乙女は無敵といいますか、姉によって改造された紳士的な男性としてだけでなく
アニメ好きのオタク的な部分すら肯定して情けない部分すら可愛いと言ってくれる天使
相手の好みを聞き出して、それに合わせる形で学園祭のメニューを作ってみたり
とにかく熱心で行動的な性格が光ります、それ故思いが空回りして、暴走する場面も

姉の教育故に恋愛に対しては逆に鈍感になってしまったのはアリスティアで語られますが
それ故に、このシナリオは大智最大のヘタレで、たてちー最大の魅せ場となります
ヘタレ主人公をフォローする流れはあれですけど、ヒロインの魅力を出す犠牲と思えば
と、たてちーが可愛いから良いよねで大体のことは片付いてしまうシナリオとなります
逆にこの子、大智のこと全肯定過ぎて怖いって部分もあるんですけどね……

メインシナリオは、共通シナリオ前半で終わっていた文化部と運動部の対立再び
ということで、前作とはまた違う結論をみつけて、新たな生徒会の形が生まれます
かつての学園の賑わいを取り戻そうと言う話で、一番がっつりと生徒会関連を書いてます
しかし、相手の発言にやたら噛み付いて罵倒を浴びせるモブ学生はやっぱり……


■綿貫杏那
騒動の渦中にいる大智たちに何かと関わってくるお調子者のクラスメイト
天道会支持か月華会支持かも不明で何を考えているかわからない部分がある
大智たちの近況を知りたがったりとインタビューめいたことをしてくることも

いきなりヒロイン選択に現れる娘、一人攻略後でも良かった気もしますけど
前作にもいたDJさんの当代にあたる娘で、その正体は代々秘密とされている
編入生であるが故、動きを読みきれなかった大智には隙ができてしまい正体が……
それ以来、特に追求せず、DJ活動を手助けするために奮闘していくことになる

終わりはあっけないものの、意外としっかりと杏那の魅力については語られます
ナイスバディなヒロイン勢で比較的控えめな胸を持つ枠だったりします

ところで女性の複数形を「ウーメン」と呼ぶのも伝統なんですかね


【Hシーン】
・アリスティア・ヴァレンべリ・華蔵寺:5
・月夜野兎姫:6
・栗生真白:7
・館林たては:7
・綿貫杏那:2

改めて見るとそこまでシーンが凄く多いというわけではないのですよね
抜き重視と見るとそこまででもないというと、少し水準を上げ過ぎかもしれません
本編のシーンはだいたい2,3回戦をして長尺ですが、おまけの方は1戦だけだったり
と、がっつりとした抜き路線と比較すると少しパワー不足な部分はあります

ただ、塗りや絵のレベレルは高く、非常にCG映えして良いかと思います
特にタイツやストッキングなどの光沢は素晴らしいので、その方面をもっと強化を
といいますかそろそろピッチリスーツが活かされる設定の作品を……

物議を醸しだした断面のカットインですが、サイズは1/6程度になっています
その上断面図の演出自体が非常に減っており、削った気もするのは勘ぐりでしょうか
断面図自体否定はしませんが、好みは出るのでON/OFFをつけて欲しいところですね
加えるシーンなどのカットインは大好きなのでどんどんお願いしたいです



【まとめ】
前作の設定を踏襲しつつも、新しい流れを生み出そうと四苦八苦した作品でしょうか
非常に世界設定を大切にしているようで、それゆえに首を絞めているなという印象
共通ルートではどこか窮屈な無理を感じる展開が多くなっている印象がありました
いつもは、共通ルートこそぐいぐいと引っ張ってくれる事が多いブランドなのですけども
そういうった意味では共通ルートのインパクトがいつもより弱い作品となっていました

前作の設定から大きく崩せなかったのか、両生徒会は対立する必要がない位仲がよく
結果的に2大生徒会という設定はうまく活かせず、学生の問題解決というありがちな
テーマの方にシナリオが引っ張られ、折角の面白い設定が活かせていない印象でした

そもそもの話として、ヒロインの魅力はともかく生徒会として両方印象が弱い気もします
特に月華会はスタート地点にすら立っておらず、それこそ運動部の意見代理で生きている
以上のことは説明がつかず、生徒会としての仕事はもっぱら天道会という印象です

実際アリスティアはシナリオの最後で漸く壇上に立つことになるわけですし
真白も最後で漸く生徒会の一員という意識を持って自分の意見を学生に発表します
成長物語としてはありなのですが、生徒会が2つある設定では少し無茶な設定かなと

無茶な設定といえば筆頭なのはアリスティアの呪い設定なのですけども
元の設定を崩したくない悪くしたくないが故に無理にこねくり回された感もあり
2だからと完全に前作と繋がる話を書いたのが悪い風に出たかなという印象でした

個々の問題を解決する流れなどは嫌いではないのですけど、2大生徒会という特性
その周辺については、どうにもぎこちなく感じてしまいそれ故に共通は退屈でした

個別は、ヒロインの魅力と成長と見れば個人的に不満のない話となっていました
アリスティアのように、学生が正直性格悪すぎて思うところはあるのですけども
それもアリスティアが非常に可愛かったので、天使補正により許されました

ヒロインは初期のインパクトは前作ほどなかったのですが、親しくなると化けて
なんだかんだと全員お気に入りといえるレベルになっていたので良しとします
特にという感じでアリスティア、真白と月華会がなんだかんだお気に入りに鳴ってリ

という感じで生徒会関連の痛快なシナリオを期待すると弱いかもしれない作品です
ただし、ヒロインが可愛いしそのことイチャイチャしたい目的なら十分ありです
そちら方面で惹かれた方なら問題なく特攻して良い作品になっているかと思います

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