
【概要】
「司命」は目覚めると見知らぬ部屋で幼馴染のお姉さん「夜馬貴穂」と共に縛られていた
戸惑っていると目の前に「ラージャ」が現れ逆転魔女裁判の下、命に死刑を言い渡す
病弱故、学園で倒れた命を助ける為、貴穂が禁止された魔法を使ったことが理由らしい
しかし、貴穂は命とは将来結婚する相手であり、一心同体も同然だから問題ないと弁護
その場のしのぎ嘘でないことを示すため、夫婦の営みを見せろと迫られることになってしまう
互いを想い合っていた2人は、照れ(?)ながらも行為に及ぶが、ラージャは全く相手にせず
納得させる為、段々と過激な行為を要求されることになり2人は次第に追いつめられていく
果たして、この不条理な逆転魔女裁判で命は無罪を勝ち取ることができるのだろうか?
【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり
シーン回想は3Pがまとめて後ろにあるのですが、スペース自体は共通なので
時系列で追うとすると意外と解りくくなっているのが少し気になりました
【その他、仕様とか】
ヒロインは2人、シナリオは3つに分岐します、貴穂ルートが2つ、ラージャルートが1つ
最初にヒロインが分岐して、貴穂ルートはその後、早く分岐をするようになっています
攻略に対しては、特に意識すること無く3つのルートを見れば埋まるようになっています
以下、ネタバレを含む感想です
【ヒロイン】
■夜馬貴穂
命のおとなりに住んでいる幼馴染のお姉さん、憧れの対象で、いつか告白をと考えていた
実は魔女であり、命を助けるために魔法を使ってしまい、魔女裁判に巻き込まれる
命を守るために、多少の下心も交え夫婦宣言をして、なんとか死刑を免れようとする
どのルートでも他の男(おっさん)に犯される描写があり、一応心は常に命が第一の様子
故に、命がろくな目に合わない作品では、幸せになる結末が用意されるはずもなく
寝取られ担当として、Mゲーで見るとあまりふさわしくない犯されまくるポジション
一応、命との関係においては貴穂から積極的に責め、時には激しい行為をすることもある
■ラージャ
逆転魔女裁判で命を裁きに来た女性、常に裸マントの格好をしている魔女スタイルである
一応裁判の形式をとっているが、相手の言うことを聞く気はなく有罪にしようとしている
その態度は逆転魔女裁判を体現するような存在であり、魔女らしい魔女なのかもしれない
命に興味を持ち、個人的に命に近づき貴穂から奪おうと迫ってくることになります
女体化(?)ルートでもあり、最終的には妊娠したりしますのでコレも結構変化球です
ヒロインと結ばれるという点で見てしまえば命も壊れるものの、一番マシな結末
といえるのかもしれないような違うような……、まあラージャは幸せそうですね
M的にはラージャルートが唯一マトモに、命を責めてくれるルートになっていますね
■司命
病弱で身体が弱く、女と見間違われるような容姿となよなよとした態度でからかわれる
頭もあまりよくなく、はっきりしない態度から担任を含め周囲を苛立たせている節がある
男性の憧れの的である貴穂と親しいことから、嫉妬を集め、周囲からはきつい扱いを受ける
授業をサボり屋上で倒れてしまい、貴穂が助ける為に使った魔法が裁判の理由となる
共通ルート時点で社会的に殺されており、どのルートでもろくな目に合わない運命にある
【Hシーン】
・夜馬貴穂:13(おっさんとのシーンが4つ)
・ラージャ:6(うち、おっさんが交じるものが1シーン)
・貴穂+ラージャ:3(うち、1シーンは貴穂の相手はおっさん)
謎のおっさん率といいますか、貴穂は結構おっさんに犯されるシーンが有ります
これは寝取られ的な視点でしょうか、結構シーンが多く割かれているのが良くも悪くも
ラージャルートでは命がおっさんに犯されるルートも有り、その後女体化したり
と、こちらはこちらで、後半戦になると一気にマニアックなプレイへとなっていきます
共通ルートまではともかく、個別に入るとかなり好みの分かれるシーンが増えます
全部を楽しめる人は稀だと思いますが、どこなりかツボに入るシーンがあるかなと
【まとめ】
ノリは前作のそれに近いですが、全体的にハードで、マニアックなシチュが増えています
今回はメインヒロインといえる貴穂が、他の男に散々犯されるシーンが多く含まれ
前作のように一応憧れの女性だったヒロインとは意味合いがかなり変わってくるので注意
個別ルートともなれば、まともな関係となることはなく、女体化され犯されてしまったり
単に貴穂が男どもに犯されているシーンを見せつけられたりと好みが分かれる部分です
前作のように破滅を予感させながらも、なんだかんだ丸く収まった路線と比べると
結構、人を選ぶ結末ばかりとなっており、好みが分かれる作品になるかなと思います
純粋なMものという感じではなく、逆転魔女裁判に狂わされるショタとお姉ちゃんの話
ぐらいに受け止めたほうが、素直に楽しめる作品になっているかなとは思います
個人的にはラージャルートがある程度楽しめたのですが、かなり好み分かれそうですし
ある程度OHPなどの作品は想像できると思うので、それが合うかどうかかなと思います


