
【あらすじ】
喧嘩で相手を怪我させてしまい傷害罪を言い渡され刑務所に行くことになった「村上健人」
移送された刑務所で待っていたのは女性看守達により恐怖で支配された地獄の日々だった
囚人たちは一切逆らうことが許されず、黙々と従う以外の生き方を許されない閉じた世界
喧嘩っ早い性格なのか、火種を作ってしまう健人は特に恐れられる看守達に目をつけられ……
最初から最後まで逆転なし、逃げ切るような結末もなく、調教されてしまいます
ヒロイン(?)ごとに結末が用意されており、それぞれの趣向で責められるのが特徴
快楽責め的なプレイは少なく暴力や羞恥、道具など多少マニアックで痛いのが多いです
【システム】
・画面は4:3
・キャラ別音声設定あり
【その他、概要とか】
ヒロインは3人、鏡華だけ最後に分岐があるため、EDは4種類
選択肢は2択のみなので分岐で迷うことはないでしょう
以下、ネタバレを含む感想
【ヒロイン?】
■レイラ
看守長、刑務所に移送された健人達囚人を迎え、暴力と威圧で施設での上下関係を叩き込んだ
元軍人という経緯からで鍛えあげられており、腕力に自信がある程度の男では全く敵わない
囚人を見下しており、問題ありの相手には加減をせず暴力を加えるなど行き過ぎる面がある
自分に敵わないという敗北感を植えつけながらなぶっていくプレイが中心となっている
基本的にプレイ更生も殴りや関節などの逆リョナ要素と張り形によるプレイが中心
一番張り形によるプレイが多いものの、ビジュアル的にそれっぽくないのが少し残念
■エルザ
施設長を務める柔らかな物腰の女性、硬質な女看守達とは正反対の雰囲気を持っている
しかし、囚人たちからは要注意扱いで、逆に笑顔の裏に潜む不気味な何かを感じさせる
施設長という立場からか道具を使った拷問を得意とし、その一方で快感も与えてくるなど
飴と鞭を使い分ける傾向にあるが、その鞭が非常にきつくプレイの振れ幅が非常に大きい
個別では最終更生プログラムとしてお尻を重点的に調教されていくことになる
個別からのプレイがずっとお尻の責めを重点的に繰り返し激しくなっていくので
段階的に調教され逆らえなくなっていく感じはよく出ているという印象でした
■鏡華
メガネを含め赤で統一された派手な看守服を着た看守、特別顧問という肩書を持つ
なにか役割があるわけではなく気の赴くままに動く、要注意人物に挙げられている
施設に出資をした資産家の娘であり、更生という目的もなくやりたいように動いている
個別では奴隷扱いされ、更生という建前も取っ払われ鏡華に調教されていくことになる
鞭や道具を使ったプレイ、顔面騎乗など、比較的ノーマルなプレイが多く見られる
張り形による逆アナルプレイも他のヒロインと同様に登場するが最後のみと少ない
タイトル画面の中心にいるが、分岐が早いためか、他のヒロインよりもシーンが少ない
個別分岐も最後の選択肢で結末が変わり、片方は少し人を選ぶプレイとなっている
【Hシーン】
・レイラ:12
・エルザ:14
・鏡華:11
女性上位で逆転なし、一応1シーンずつ本番行為ありという感じになっています
張り形によって掘られるプレイも最低1シーン保証されているのもポイントでしょうか
プレイの3分の2は個別によるプレイで、多くは更生という名の調教の名目もあるため
ビジュアル的には似たようなものなるプレイも多く純粋にシーン数分のボリューム
という感じには見えないかもしれません、調教っぽさは出ているのですけども
レイラが暴力+張り形、エルザがアナル+道具、鏡華がライトなプレイを手広く
という感じでプレイの棲み分けができております、基本はSMプレイの類で
快楽で気持よくしてやろう的なプレイは少ないのですが、皆無というほどではなく
基本、軽いM位の濃さという感じで見れば良いかなと思います、キツイのは無し
一応、鏡華のみ、EDの分岐で他の奴隷が責められているのを見せつけられて……
という軽い寝取られ的なプレイもありますので、本当に苦手な人は注意です
【まとめ】
如何にもな女性たちに調教されていくという直球な内容のソフトM作品ですかね
ハードなプレイはそこまで無いものの、逆転なしは守られしっかり調教されます
快楽責めじゃない調教をされたいけど、人として扱われないのはキツイ……
というぐらいの人には良い塩梅の作品かなと思います、故にソフトM向けで
ヒロインが3人になることで個性やプレイ傾向などが分けられているものの
リナちゃんほど個別に力が割かれることはないので、比較的あっさり気味です
個々のルートで見ると結構あっけなく、そこは複数ヒロイン故の弱点でしょうか
とは言ってもヒロインの個性は出ていますし、プレイも豊富にありますので
全体で見ればボリューム的にも満足できる内容になっていたと思います
しっかり調教されつつも、やり過ぎないバランス感覚も相変わらずでして
結構ディープな部分に踏み込みながら、普通に抜きゲーとして楽しめるかなと
前作ほどのギャップからの衝撃はないものの、タイトルや雰囲気を裏切らず
M系の作品として変な方向に逃げずにしっかりと作られた内容かなと思います
雰囲気に惹かれれば大きく裏切られることもなく楽しめる作品でしょう


