
【ゲーム概要】
リンクワールド社が販売し、大人も夢中になる世界的に高い人気を誇るTCG「ウルスラグナ」
そのデュエルをカリキュラムに取り入れた「刻陵学園」に入学をした一人の青年「一条彰」
裏のデュエルトーナメンで父を罠にかけて無残な敗北者に仕立てあげ、身柄を拘束した相手
「メトシェイラ」に復讐するため、彼女が理事長を務めている学園にやってきていたのだった
元よりメトシェイラから提案されたもので、学園のトップとなればデュエルを受けるという
そして入学してそうそう、彰は学園の背後にある森林地帯から異世界「メーア」に迷い込み
そこはウルスラグナのカードに描かれるような存在「幻種(ファンタズマ)」の生きる世界だった
そこで幻種に襲われた彰は、異世界で手に入れたカードに眠っていた「キスキル」に助けられる
キスキルはウルスラグナのカードでありながらデータベースに記載されないアンノウンとして
彰の手元に残り、以後ともにデュエルや異世界での幻種との戦いに協力してくれることになる
しかし、アンノウンを手にれたこと、そして自身の敵を作りやすい性格と学園での快進撃から
異世界「メーア」と現実世界「ガイア」の両方で事件に巻き込まれて戦っていくことになり……
と、デュエルに重きをおいた学園生活と異世界謎解くの冒険を描いた2つの舞台を描いたお話で
どちらも、ウルスラグナが絡んでおり、いつかは両方を巻き込んだ戦いに……みたいになります
ゲーム部分も当然ありますが、この作品で散々語られるTCG的要素はそこまで本格的でなく
これも、学園モノと冒険者を混ぜあわせたようにTCGものとRPGを混ぜあわせたようなノリです
カードの数値で戦わせる対戦ゲームを戦闘のベースにしたRPGみたいな感じになっています
【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり
・周回要素あり
シナリオに選択肢は(Hシーンでも)ないので、機能的には十分
ADVよりゲームプレイが中心となりますが、それは別の項目で軽く説明します
クリア時のデータを引き継げる要素があります、尤も周回の意義はあまりないのですが
【その他、仕様とか】
シナリオは一本道で特に寄り道なくても、BADのHシーン以外は回収できます
BADのシーンはデモニオン2と同様、長いゲーム中タイミングが限られているので逃すと面倒
「蒼乃史帆」のみ個別のイベントで、それ以外は終盤のイベントに一度に固まっています
なんとなく怪しい雰囲気があったらわざと負けてみるのも良いですが、序盤は意味がありません
Hシーンはお尻の穴にモザイクがないタイプです、アストロノーツになってからは基本こちらですね
秘部の描き方は少し大げさなので、個人によって好みが分かれるかもしれませんという所
男の方は若干黒過ぎじゃないかってシーンが多いですね、人外成分だけでなく主人公も意外と
【雑感】
TCG風の戦闘で学園のライバルも異世界の怪物も打ち破っていくハーレムモノRPGというところ
本格的なTCGではないので、そこは注意というべきか、変に警戒しなくていいというべきなのか
ゲームとしてはそういうものと割り切ればテンポ悪くないですし、そこそこ楽しめるものかなと
Hシーンについては流石に前作ほどではないですが、相変わらず数多くのヒロインがいる中でも
しっかりと複数回のシーンが用意されており、シナリオ含めてボリュームは満足できるものです
前作のように無駄に時間を食う要素も少ないので、比較的敷居が低くなった作品かと思います
比較的ライトなノリの作品ですが、一部の(主に年を重ねた)ヒロインには回避不能の陵辱あり
ということで、他のやつに抱かれるなんてもっての外な方には少々厳しい作品かなと思います
多少ダークな部分も出そうとしているのか恒例のNTR的な陵辱からの堕ちシチュもありますが
一応そちらは回避可能となっています、とは言え、厳しい人は気をつける必要があります
基本的に難しいことにはこだわらずカードバトル学園モノをエロゲーに落とたというノリです
TCGが題材の割に本格的カードバトルでないのは色々な都合が絡みあったというところで
なんとなく雰囲気であいそうだし、M&M絵が好きならばってノリで問題ない作品かと思います
以下、ネタバレを含む感想
【ゲーム】
■ADVパート
どこにでもあるADVゲームの画面です、会話やHシーンが有り、シナリオが進行していきます
偶に、シナリオの途中でカードバトルが発生して戦闘画面に移行することがあります
■インターミッションパート
シナリオの合間と合間に登場する画面です、個人のイベントを進行させたり
デュエルをしたり、メーアを探索して仲間のレベルアップをしたりを選択することが出来ます
STORYを選ぶことでシナリオが進めますが、個別のイベントが残っていると次へ進めません
結果的にすべてのイベントを見ることになります、そしれそれが最終盤で面倒になります
■探索パート
メーアの世界を探索して、敵と接触して戦ったり、奥に進んで階層を進めたり、ボスを倒したり
操作はネットRPGによくあるタイプで目的の地点をクリックするとその場所へ移動するものです
微妙に画面全体ではなく決められた範囲にしかクリックが出来ないので多少面倒に感じます
ダンジョンということで通路が微妙に狭く入り組んでいるので操作と相性がよいとは言えません
また、敵はシンボルエンカウントなのですが、場合によってはかなり接触しにくいことがあります
一度タイミングを逃すと相手のルートによっては延々と追いかけることになったりします
■カードゲームパート
百聞は一見にしかずということで、こういった手合はプレイするのが一番早いです
このゲームがTCGでなくてRPGと称する理由は、色々ありますが基本的に不公平だからです
・最初のターンで攻撃に移れるのに、主人公が絶対先制を取れる
・カードにはレベルの概念があり、成長によって完全に有利不利が生まれる
・一部の効果にランダムの効果がありそれがゲーム内のシステムで決定される
他にもありますが、挙げているとキリがないですし、私もそこまで詳しくないですし
3つ目につてはコンピュータ管理させていると見ると説明できなくもないですが……
絶対先制は多分彰の能力か何かです、このゲーム1ターン目からガーディアンが攻撃可能
手札にある魔法、罠も使用可能という絶対先制有利のルールなのですが先制は保証されます
代わりにといえばなんですが、相手は魔法罠カードが強力なものを多数保持しており
プレイする感じカードの出る順番が固定でかなり強烈なコンボを行って来ることがあります
因みにプレイヤーは1周しても罠と魔法は2枚目どころかリストが埋まらないことはザラです
レベルについては致命的で、LV1とカンストではステータスに5倍~10倍の差が開きます
しかし、カードのコストが上がるわけではないので、レベルは上がった者勝ちになります
ゲームを優位に進めるには、メーアで雑魚を倒したりしながらレベルを上げる必要があり
レベルを上げて、敵より強くなってから殴り勝つというRPGっぽいげーむとなります
(RPGの定義は人それぞれなのですが、どういうことをいいたいかは……察してください)
ただ、公平なデュエルであることを望めば明らかに物足りないゲームと言えるのですが
そういうRPGと考えれば多少パズル要素のあるゲームという感じでは楽しめます
幸い一部の敵を除けばテンポよくバトルも進む為レベリングもそこまで苦ではありません
しかし、このレベルで一つだけどうしても苦言を呈したいシステムが有ります
レベルキャップです、本作はリーダーのレベルキャップはシナリオの進行で開放するのですが
ガーディアンのレベルキャップはゲーム中にランダム入手のアイテムに頼る必要があります
とはいっても適正なレベルと戦えば5回~10回に一度は手に入るアイテムとなっているので
レアというには弱いのですが、狙って手に入れるとなかなか難儀なアイテムとなっています
この開放アイテムで面倒なのはガーディアン1体しか対象にならないというところが1つ
ガーディアンのコストに合わせる必要があるので、狙ったコストとなると寄りレアになる
レベルを限界の50まであげるには1体につき5回もそのアイテムを使用する必要がある
ただのやりこみ要素ならそれでいいのですが、本作の最大のヤマ場となるボス戦では
基本的に4枚、最低でも3枚は開放していないとまともに戦えるレベルではないです
1種類のコストにこだわるとかなりの可能性でそのアイテムが足りなくなってしまいます
もしそれがボスと相性が悪く作り直しとなると再度、最低3枚集める必要があります
半分グチみたいなものですけど、なぜここまでレベルキャップ開放を面倒にしたか謎です
リーダー同様シナリオの進行で開放していくという形ではダメだったのでしょうか・
ここで変に時間を取らされる可能性があり、そこについては完全に不満の残るところでした
それこそ救済処置として学園内の通貨を使って買えるシステムでも用意して欲しかったです
【ヒロイン】
■矢風鈴鳴
かつて学園に入学して無敗を誇った伝説的な存在の兄を持つ妹で、彼女自身も相応の実力者
兄が持っていたカード「キスキル」を行使する彰から情報を得ようとデュエルを挑んでくる
デュエルで話を聞き出そうとしたのが原因であり、情報を聞くだけなら答えたとは彰の弁
結果的に要らぬ敗北を喫して最初に彰の毒牙にかかる、おっちょこちょいなキャラになる
さすがにメインヒロインというべきか、要所要所でピンチや嫉妬などヒロインポイントを稼ぐ
最終イベントが兄のことであることからも、他よりも特別な待遇を受けているように見える
デュエルの腕前は騎士になれるほどなので実力者であるはずなのだがシナリオの都合により
最初に破る「白鳥玲士」より強いが、それ以外よりは弱いという最弱クラスの扱いになる
そういったヘタレポイントも含めてメインなのでしょう、多分、おそらく、きっと
■夏野透
学園や生徒会に反感を抱きゴシップ記事を書きながら生きる自由気ままな新聞部員
学園にいながらデュエルには全く興味がなく彼女自身がデュエルをすることは一度もない
部活対抗戦において鈴鳴とともに新聞部に無理矢理所属させて部費の為に戦わせることになる
基本はお気楽な性格だが、自分を「お姉さん」と呼び、妙に達観した態度を見せる部分もある
比較的、シナリオが進むまでは個別イベントも発生しないあたりガードが硬いというべきか
本作に幾つかある本筋とは関わらないけどファンタジー設定をもった娘の一人という扱い
その正体はイクス=ジール打倒後の夏休みのシナリオでさらっと明かされることになる
彼女の正体がアレだからこそ、本作にしては珍しい責めの姿勢のヒロインとなっている
こんな立ち位置なこともあるのかBAD ENDもないヒロインとなっている、飄々としたもの勝ち
■金剛院綾
2年で「騎士」の地位にいる財閥の娘、財閥の所属で部活対抗戦の決勝であうことになる
プライドが高く自信も過剰だが、実力は本物で、実力のある者を認める度量も見せる
また嵌り込むとのめり込んでしまう性格であり、それゆえに色々なことを器用にこなせる面も
基本的にギャグ要員で、特に理由もなくBAD ENDでのシーンもありません、バック強いしね
前半の山場の部活対抗戦のボスとなるが、灰田やケビンの方が強いのは皆知ってることだね
イベント中何かと再戦することが多いのも特徴、一番デュエリストしている人かもしれない
■蒼乃史帆
風紀委員の2年代表で「騎士」の7位、12位の男と恋人の関係にあるが身体の関係はない
優等生かつ生真面目な性格であり、感情はほとんど表に出さないが、それ以外の理由も……、
かつてはオービット3という組織に所属しており、それが崩壊したことで拠り所を求めている
一番作品の空気にあったヒロインかもしれません、BAD ENDも一人だけタイミングが違います
複雑な過去から生み出されてしまった彼女の心の弱さが何度となく問題となります
その分、彰に心が開いてからは依存が強く、トップクラスの懐き具合を見せてくれるのですが
■黒瀬マリ
生徒会副会長にして序列2位の「騎士」、会長で1位の鏡子とは親しく何かと気にかけている
あっさりと彰を受け入れる鏡子に対して、最初は警戒しており一番ガードが硬い人物でもある
しかし、序列編が始まると態度が軟化、次第に彰を許していくようになり最後はあっさり落ちる
強気な普段とHでのしおらしさのギャップがウリとなるヒロインでしょうか日焼け後が魅せ場
後半に出ながらイクス=ジール前にもイベントが結構有り、バランスよく活躍が見られます
彼女もBAD ENDのエッチシーンの餌食となりますが、特に因縁がないので普通にやられる役に
しかし、流石にこの脳筋デッキで2位ってのは無理が無いですかね、すごくやりやすい相手です
■緋月鏡子
生徒会長にして序列1位の「デュエルカイザー」、英語ドイツ語は本編でも突っ込まれるネタ
1年で歴代最速でトップになっており、デュエルの皇帝として学園に君臨しつづけている
ただ本人は人当たりのよい性格であり彰や鈴鳴の登場を楽しそうに見ているフシもある
鏡子打倒後は一気にシナリオが終盤に動くため、イクス=ジール後に設定が開放される
そのこともあり、本編ではあまりヒロインっぽくない動きをする指令ポジションのような位置に
その分、イクス=ジール打倒後のメインといえるような、全く別の物語が用意されており
本作のガイアとメーアのような特殊な世界設定を広げるための一役を担っている部分がある
ヒロインとしては、落ち着いた大人の女性という感じで、いい感じの年上ヒロインしています
■美園摩耶
彰のクラスの担任となる、人当たりのよい、巨乳の美人教師
学園での彰達のあばれっぷりを微笑ましく見ているようだがどこか含むところが……
学園に潜む魔術師で、イクス=ジールとは全く別方面で色々企んでいる
かなりの実力者であるがその前に戦う牛松のほうが強く感じるのはよくある話
敗走した摩耶が六郷大毅と接触することで話はよりややこしい方向へと進んでいく
Hシーン5シーン中3シーンが主人公以外というサブの鏡のような分配をしている
■メトシェイラ・リーズヒ
世界有数の財閥リーズヒ財閥の頂点に立つ女性で、刻陵学園の理事長を務める女性
彰の父である「龍神」を罠にかけ?破って、名誉を貶めて地下施設に送った
その上で、彰に接触し復讐の機会として、学園に来るように誘いをかけている
摩耶の存在も知りながら放置しておくなど、基本的に他に鑑賞するような素振りは見せない
イクス=ジールのことを、知っており、目覚めさせようとするなど破滅的な行動を見せる
何でも手に入れてしまうが故の反動ともいうべきか、他とは少し思考の過程が違う
しかし、敗北した後はあがくこともなく彰に従うなど、潔い部分は見られる
Hシーンは特にBADではないものの輪姦や魔物にやられるシーンがあり年上には厳しい仕様
ただし、本人は結構楽しんでいる様子なのが、末恐ろしい……意外とかわいい面もあり
■キスキル
メーアで彰が出会った女性形の幻種、以降彰のパートナーとして戦ってくれる戦士
鈴鳴の兄が所持していたこと、アンノウンのカードであることから何かと事件の中心に
基本クールな性格であるが、世間ずれしておりどこか天然な発言が多く見られる
幻種4人では間違いなくメインだが流石に現実世界の面々よりも控えめになっている
一応終盤の灰田に敗北されるとBADが見られる唯一の幻種ヒロインでもある、ちょろい
ブリガンディがあらわれてからはどちらかというと意地っ張りな娘という感じになり
だんだんとヘタレ属性が身についてくる可愛いヒロインである、でもサティスに食われる
キスキルは覚醒後のカードは元と性質が異なりすぎて使い難い印象があり
私の場合ブリガンディ登場まで覚醒前のカードを使っていたという経緯があります
冥夜の陣って灰田戦でもそれほど有効に見えないんですけど、どうなんですかね
因みにキスキルは覚醒前だと回復コストが低いのでブリガンディに食われる羽目に
■サティス
キスキルの後に出会うことになる小柄で外見が幼い幻種で来スキルと同じ「監視者」
キスキルやレアといった仲間のことは覚えているが、本来の目的は覚えていない
幼い外見で言動などもどちらかというと、幼いが知識は十分にあり解説役にもなれる
人間界に興味が強く何かと、人間界に出たがる傾向にあり、そういうイベントが多い
ヒロインとしての扱いが一番良いのは、Hシーン以外のイベントも豊富な彼女でしょう
立ち絵も気合の入ったものが多く、戦闘での活躍はともかくヒロイン度は高いです
Hシーンではない回想も含まれ、回数ではキスキルを超えるなど扱いが何かと良いです
少し意地っ張りで生意気だけど、甘えてくる時は素直に可愛い年下ッて感じですかね
トラップ、魔法を使うことを前提にした性能で、カードが揃わないと非常に弱い
またキスキルと属性が完全に喧嘩しているため、中々コンバートしづらいのが難点
しっかりとリソースが揃えば強いデッキとなることは分かるんですけどね
■レア
中層で合うことになるキスキルやサティスと同じ「監視者」
殆ど必要な記憶は覚えており彼女が加わることでシナリオが動くことになる
雰囲気は落ち着いた大人の女性という感じで実質バランサー的な役割が多い
落ち着いているが服については完全に透けており、出会いもあり完全にエロ担当である
入るタイミングや扱いからして、他の3人と比べると如何せん地味と言わざるを得ず
また年上っぽいヒロインだしいいよねって事で何もせずゴブリンに襲われる運命に
もう少し、年上としての魅力をじっくり味わう機会がほしいヒロインだったのですけども
どうも、シナリオの扱いとしても他の3人よりいいとはいえないのが悲しい所です
レアはパッシブが強力でとにかく守りながら戦うと強いデッキなのですが、覚醒が遅いです
覚醒が早ければイクス=ジール戦の最有力候補の一人みたいに慣れたんでしょうがね……
癖が強いですが、ガーディアンの殴り合いで勝ちたい人には向いたカードかと思います
あまり、サティス含めてつかってないので向いていないかもしれません
■ブリガンディ
キスキルたちと同じ4人目の「監視者」で、キスキルと並ぶ武闘派で高い戦闘能力を持つ
キスキル以上にクールというか無感情で、命令とアレば粛々とこなす面が見られる
一方的な感情に見られるが、キスキルのパワーアップをみて思うところはあるようだ
シナリオ的には完全にイクス=ジール後と鏡子と並んでエピローグから光るヒロイン
メーアの説明とブリガンディの感情の芽生えが描かれていくことになります
本編で描くには仲間になるのが終盤過ぎたなと思いつつ、詰め込みが凄いことに
ついでにキスキルのほほえましい姿も見られるので、たまにはかまってやりましょう
終盤で入る、終盤に使ってくださいという感じの性能を誇る強力なリーダーカード
初期段階でLv44あり、イクス=ジール向けの属性であり、リーダースキルも強力
という取り敢えずボスがキツイならこの娘を使って試してください的存在になっています
覚醒後も純粋な上位互換であり、変化球のキスキルの立場が危うい結果となっています
■イクス=ジール
本編最大の目的とも言える「旧き神の一柱」、ラスボスではないが実質ラスボス的強さ
ここまでと明らかに毛色の違う難易度で多くのプレイヤーの心を折りにかかってくる
一応彼女に勝ってもHシーンが見られるので、頑張って育成を行い倒しましょう
【Hシーン】
・矢風鈴鳴:9
・夏野透:7
・金剛院綾:8
・蒼乃史帆:7
・黒瀬マリ:7
・緋月鏡子:7
・美園摩耶:4
・メトシェイラ:5
・キスキル:6
・サティス:7
・レア:5
・ブリガンディ:5
・イクス=ジール:1
・レア+メトシェイラ:1
・透+綾:1
・サティス+ブリガンディ:1
・史帆+マリ+鏡子:1
・鈴鳴+キスキル:1
・モブ:1
基本幻種より人間が多い仕様です、メトシェイラと摩耶はサブなのでその分少なめです
鈴鳴、史帆、マリ、キスキルは敗北によって男に犯されて落されるシーンがあります
摩耶とメトシェイラは条件もなしに半分は他の男も混ざったりするシーンになっています
レアも最初のシーンは魔物たちに犯されているシーンであり、年上枠には容赦がない作品
サティスは未遂があり、それ以外にも綾は幻覚で謎の生物に襲われるシーンも有ります
と、大抵のヒロインは襲われる作品になっています、透、鏡子、ブリンガンディぐらいですかね
サティスはキスキルより多いと見せかけて、2シーンぐらいはすぐに終わるシーンとなります
上記の例外を除けば基本的には合意のもとのHシーンであり2回戦3回戦ありのボリューム
ボリュームに負けないだけの回数があるのは相変わらずで、要所要所でシーンが有ります
多少、局部が大げさ気味に描かれ、そちらに慣れていない人は戸惑うかもしれません、
あと、モブは牛松という教師に奉仕するシーンが有るだけですね、こちらも短めです
【まとめ】
本格的TCGを望むと厳しいですがTCG風のRPGと思えば楽しめる作品になっているかと思います
本格的につくろうと思うと練り込みが凄いことになりますし、苦手な人にはキツイですし
というあたりで、適度に遊べるゲームとしてはコレぐらいのバランスで良いのかなと思ったり
まあ、シナリオ本編はそういう戦略ありきデュエルが前提に語られているんですけども
本編との矛盾というのは、本作では結構多くて、そこが気になるシーンが多かったのも確かです
個人的にサハギンが襲ってきた→戦闘相手はメロウとかは結構笑いました、よくあることです
ゲーム部分はゲーム部分、シナリオはシナリオと割り切るだけの思い切りが本作には必要です
龍神の父ちゃんの敗因はメトシェイラの罠というよりデッキの事前バレそのものであるとか
正直、ところどころ突っ込みどころ満載なのですが、その場のノリを楽しむには問題ないですし
そこさえ補えば、王道っぽい学園生活のカードバトルモノとしてお約束は踏まえているかと
あとは、主人公が過去作品の魔王さまが如く、我が道を突き進むキャラで学生っぽさが皆無
その分ハーレムについては状況に主人公が特に動揺することなく突き進んでくれるので
特にストレスを貯めることなく楽しめる感じにはなっています、魔王ほど下品ではないですし
ゲーム部分については、マップ探索が面倒なこと、魔法、罠がたまりにくいこと
あとはレベルキャップの開放が非常に面倒なこと、と、細かい引っ掛かりの部分はあるのですが
もとよりこういうゲームだと思えばそこそこ楽しめる内容になっていました
テンポが良いのとストレス要素がない為、レベリングや連戦もそこまで厳しくなかったです
改善してほしいと思う点もありますが、またやり過ぎないか心配でもある部分ですね
と、そんな感じで色々と思うところはあり個人的には結構楽しめた作品になっています
雰囲気的には続編を作る気満々の引きでしたが、その辺りは売り上げ次第ですかね
取り敢えず次回作が出た場合は、手を出そうかなとは思うぐらいには楽しめたということで


