
【あらすじ】
女性が少ない街に住む「カペル」は、街のアイドル的存在「アリス」に告白するも玉砕
気落ちしたところでご先祖様に逆に自分以外が女性だけの世界なって欲しいと願ってしまう
その無茶な願いをご先祖様は叶えてくれて、街の人は愚か魔物を含めて女性化してしまい
世界唯一の男性としてカペルが国宝扱いされ、丁重に扱われる世界に変わってしまう
しかし、親切にしてくれる女性はすべてカペルの精を狙っており家族を始めとした
街中の人に狙われるという異常事態になってしまい、気の休まらない状態になってしまう
世界を元の状態に戻そうと、この世界では好意的に接してくれる「アリス」の協力の下
先祖に、世界を戻すようにとお願いをしに行こうとする、しかし元の場所に先祖はおらず
なぜか一流の冒険者しか入ることを許されない遺跡の最深部で待っていると伝えられる
かくして、カペルは一流の冒険者として認められるためクエストを熟していくことになる
そして、その道中にはどうしても女性に襲われてしまうトラブルが何度も発生して……
【ゲーム】
1時間から2時間程度でクリアできるRPGツクール製の短編のRPGとなっています
街は最初の街とクエストの拠点となる首都の2種類しか存在せず、ダンジョンもラスダンと
最初による事になる山のみで、あとはクエストでそれぞれのマップに移動するのみです
武器も最初に持っている武器と首都で売っている武器ぐらいしかありません
店売り最強のファルシオンで最後のボスまで戦うことができるようになっています
ちなみに仲間がそれより強いミスリルソードを持っていますが、売っていません
シナリオを進めるためにはひたすらクエストをこなしてランクを上げるのみです
クエストの種類も1度だけのクエストとあとは討伐クエストというひたすらマップ内にいる
モンスターを狩るだけの任務を次のランクに上がるまで繰り返すのみとなっています
そこまで時間のかかる作業でもないですけど、それでも作業感を感じる作りになっています
バトルはシンボルエンカウント、フロントビューのオーソドックスなものになっています
素早さや行動のディレイによって回ってくる順番が変わるタイプです、呼び方忘れました
TPという概念があり行動によって溜まっていき、強力な技が使えるようになります
とはいえ、MP消費で使える攻撃が強力ですし、すぐに勝負が決まるので使う機会は粗なし
基本的にはこちらの強力な攻撃を使って相手をボコボコにしていくだけのバランスです
多分プロローグの期間が何故か毒消しが手に入らず回復手段もアイテム以外にないという
一番難易度の高い部分になっています、それ以降は適当にプレイしても何とかなります
ラスボスだけ強く創ったとメタなセリフが最終決戦前に行われそのヒントもくれます
それを使えば対して盛り上がりもない先頭になったりと、戦闘は基本的に適当な感じです
バトル部分だけでなく誤字脱字が多かったり演出のミスが多いなど、全体的に荒いです
短編RPGとして、軽く流す分には問題ないですが、しっかりとした作品を望む方には
本作品はなかなか厳しい作品となっているのではないかと思います
あくまでHありきで、ゲームはオマケとかんがえるなら多少作業があるものの
手軽にクリアできるものとなっているので、Hシーンがアレばいい方ならあるいは……
以下、長くなったので略します
【Hシーン】
Hはイベントの要所で見られるタイプ、イベントバトルに負けると見られるものもあります
タイトル画面から回想でいつでもみることができ、始める前から全部解放されています
全部で17シーン、足、手、口、軽い逆リョナ要素もありますが基本は騎乗位になります
尺が短く、直ぐに出たと思ったら、フェードアウトして数時間絞られたとか出たりします
主人公はすぐにアヘ顔になりますし、女性の方もアヘ顔になるという、なぞのアヘ顔押し
絵自体は好みの部類だったのですが、あまりにあっさりとしたシーンと顔の描写によって
個人的にはあまり実用度は高くない感じになっていました、シチュは悪くないのですが
因みにプロローグから登場して、仲間としてしっかりと手伝ってくれるアリスですが
彼女についてはHシーンがありません、ヒロイン故の逆特別扱いってかんじですかね
そもそも彼女だけ絵柄が違うので色いろあるのかもしれませんけど詳しくは知りません
【まとめ】
全体的に荒い印象のある作品でした、もう少し丁寧に作られていてばと思う部分が多々あり
ボリュームについてはツクールの短編としてみればこんなものかなって言う気もします
最近サービス精神旺盛な作品が多いため、それの影響で寂しく感じはしますけども
シーン数だけ見ればそこまで少ないわけでもないですし、短編らしい短編というところです
2時間程度の作品なので、それに見合った値段かは個人の判断するところというところで
Hシーンについては女性主導の受けシチュ17シーンあると見ればそこまで悪くないのですが
どれも尺がかなり短く、女性側も感じまくる描写があり、個人的にはあまり使えませんでした
主人公も女性も含めアヘ顔というか、馬鹿っぽい表情に直ぐなってしまうのもアレです
その表情にするなら、もう少しシーンを濃厚に書いた上で、気をやる感じにして欲しいところ
1度出して2度めになると既にそんな表情になるのは流石に、こちらも感情が追いつきません
ということでHシーンについては自分の好みには合わない作品という感じでした
ノリや尺自体は体験板で確認できるので、それを参考にすれば良いかなと思います
女性だらけの世界という一発ネタでRPGにした短編の作品ということでそのシチュに惹かれるなら
そして、体験板などをプレイして雰囲気が合いそうなら手を出してもいいかなと思います


