伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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まじかるカナン2~緋色のベルガモット~ 感想

Teriosの「まじかるカナン2~緋色のベルガモット~」の感想です

【概要】
10年ぶりとなる「まじかるカナン」の続編、前作から1年後の世界が舞台です

主人公「ナツキ」と「柊ちはや」が闇との戦い勝利したあの日から1年……
行方不明事件が日本を騒がせており、事件は集団での行方不明など事態は悪化していき
更にはナツキの住む「エヴァグリーン」から派遣された遊撃隊も被害者を受け
ちはやの住む銘鳳町でも事件が起きたことから、ナツキが派遣されることになる

何者かの命により魔力を回収する「クリムゾン」や「プリム」という新たな敵が登場
ナツキと出会ったばかりの「君塚みさき」が対となって魔法戦士マーカライトとなり
逆にちはやが魔法戦士カーマインになれないというトラブルが起こり前途多難な状態に

クリムゾンやプリムの他にかつての敵「セプティム」が別の目的で動いている様子で
立ちはだかる敵を前に、不安が残る魔法戦士マーカライトとナツキは対抗できるのか?


という感じで正当な続編で、最近は珍しい基本は真面目設定の魔法戦士(少女)作品です
一応、Hシーンは多めで陵辱的なシチュもあるんですがあくまでヒロインの恋愛要素と
魔法戦士として敵と戦い成長していく話が中心であり、ヒロインを辱めて倒すことに
命を賭けているような悪役はいませんので、そちらの期待している方には厳しいでしょう


【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定:あり
・前の選択に戻る:あり


【仕様とか】
ヒロインは3人となります、パッケージからみさき、ちはや、ワカハと見せかけて
ワカハではなくスカーレットが3人目のヒロインとなります、魔法戦士優先仕様です
シナリオの本筋はある程度定まっており、かなり後半で分岐する仕様になっています
1周目はそこそこの尺となりますが、2周目以降は比較的短くなっていきます

また、ヒロイン別のEDの他に1つだけ選択肢による敗北END的なBAD ENDがあります
この結末だけは他の魔法戦士モノよろしくヒロインが堕ちる描写があります
1シーンだけというのはなんとも中途半端で、反応に困るシーンになっています


【雑感】
王道の魔法戦士(少女)ものです、全体的にライトなノリの作品になっています
イチャラブといった要素は弱く、戦いを通してのヒロインの成長などが重視されます
ヒロインの可愛さを魅せることに特化した作品を期待すると物足りないかもしれません
また、触手要素もあるのですが、魔法戦士にありがちな陵辱要素は薄いです

ただし、みさきの設定からヒロインとのHシーンはそこそこ多めになっていますし
プリムは設定から、主人公以外の男の乱交的なプレイがいくつか見受けられます

イチャラブはイチャラブ、陵辱は陵辱としっかりカテゴリ分けされておらず
ヒロインとのノーマルなHも、陵辱的なシチュも混ぜて存在する作品となっています
とはいいつつも、比率で言えばヒロインとのラブラブなシーンの方が多いのは確かです

しかし、他の男がヒロインに手を出すのが許せない人や逆にやるなら徹底的にやる
という風に、昨今のニーズに極力合わせた作品と比較すると厳しい部分かもしれません
このバランス感覚も、また1つの方向性なのでしょうが、流行の路線ではないですね

作品のストーリーなども前作前提なので、前作のファンには良いかもしれませんが
全く知らない人が、この作品に手を出すのは少々厳しい作品となっているかなと


以下、ネタバレを含む感想です




【ヒロイン】
■君塚みさき
本作のヒロイン、想像力が豊かで夢見がちな部分がある妄想癖のある銘鳳学園の1年生
スカーレット達に襲われた時に守ってもらったことなどから、ナツキに惚れることになる
ナツキとのキスで、何故か「魔法戦士マーカライト」として目覚めることになり
対してちはやが変身できない状況に陥り、戦いへと巻き込まれていくことになる
また、自力で変身をとくことができないため、毎回ナツキとHが必要になる

幼いころに両親をなくしており、それが事故ではなく怪人に殺されたことを覚えており
それが、クリムゾンやプリムの勢力の操る怪人と一緒であるため復讐を理由に戦う
最初は、クリムゾンに適わなかったが、戦いを経て急速に成長していくことになる

メインシナリオということもあり、王道でセプティムやガランガルの企みを止めます
クリムゾンというライバル、カーマインという先輩、ワカハという親友の存在により
急速に成長していきスカーレットもカーマインも超える戦士へと成長していくみさき
という感じで、正統派の魔法戦士モノって感じの話になっていたかと思います


■柊ちはや
前作のメインヒロイン、魔法戦士カーマインとして1年前に活躍していた銘鳳学園の2年生
かつての戦いの経験があり、強い力を持ち、頼れる戦士だが今回は自由に変身ができない
本来ならナツキはちはやと合流する予定であったが、禁術の影響で対ではなくなっている
現在、母親が原因不明の病気に倒れており、そのせいで少し気に病んでいる部分がある

1年が経ち2年に、基本的な性格や身体は変わっていないが、みさきを気遣ってみせるなど
魔法戦士の学園の先輩として、みさきには年上らしく落ち着いた態度で振る舞ってくれる
見た目の可愛さに反して、ナツキにとってもみさきにとっても非常に頼れる存在である

シナリオはベルガモットを始め、セプティムなど前作のキャラクターが多く関わっており
前作のシナリオを強く意識したものとなっています、続編ならではの話となっています
ちはやの母親やセプティム、ベルガモットと家族の絆を意識して描いている感じですかね
病気の原因については正直突っ込みたい部分があるのですけど、そこは重要じゃないしね
……といいつつ、このシナリオだけクリムゾンが犠牲になってるのはなんとも

EDについてはエピローグもあり、なんだかんだシナリオ上の扱いは良いかと思います


■クリムゾン
ガランガルによって生み出された生命体、銘鳳町で魔力を集めている魔法戦士
魔力を貯めるのが得意ではなく、魔力を貯めることに特化したプリムと共に行動している
プリムのことを大切に思っており、行動原理は主よりもプリの為という面が大きい
その為か、忠誠心は低く、命令を受けていない場合は出会っても襲って来ることはない
ナツキたちとの戦いに敗北を重ねて段々と居場所をなくしていくことになる

ということで、気づいたら縁ができて、プリムにもスカーレットにも好かれています
基本的にそこまでガランガルに忠誠を誓っているわけでもないので、かなりあっさり
シナリオとしては基本的にみさきシナリオの流れとよく似ているかなと思います
こちらの場合セプティムはあっさりと出し抜かれて、ガランガルを倒す流れですけども
因みにどのシナリオでもガランガル自体は酷いカマセキャラになっています


【特典について】
これは普通ならあまり言及することはないのですが、特典の復刻原画集というのがあり
前作の設定原画集のようなものがついており、シーンのセリフも書かれているのですが
これが誤字が非常に多くて、正直この作品の粗さを印象づけるものとなっていました
「ボク」を「ノク」と打ち間違えるとか明らかにタイプミスなんですけどそういうのが散見されます
頻度やミスのくだらなさからして校正をする余裕すらなかったのかと心配になるほどです

もし、これが復刻という点で、元の原画集的なものがあり、その誤字も再現している
というのなら、その意味があるのかはともかく、私の知識不足なのですけども……


【Hシーン】
君塚みさき:9
みさき+ワカハ:1
柊つはや:4
クリムゾン:5
プリム:5
セプティム:1
カレンデュラ:1
セルリアンブルー:1
みさき+ちはや:1
クリムゾン+さやか:1
プリム+ワカハ:1

Hシーンについては今回のメイン「君塚みさき」がメインになっています
ヒロイン的な重要度は高いものの、ちはや自体はHシーンが少ないです
まるでヒロイン格のように紹介されたワカハは添え物で単独シーンが0です

セプティム、カレンデュラ、セルリアンブルーという前作の主要キャラは
1枠のみでカレンデュラ以外は相手がナツキでもありませんので注意です
セルリアンブルーなんて触手にやられるだけの役なんですけどね……

Hシーンについてはラブラブが7割ぐらいとなっており、そこがメインなのですが
触手や、多くの男に囲まれながらという魔法少女モノ(?)らしいシーンも有ります
プリムについてはそういうエロ要因として割り切れる感じのキャラなのですけども
みさきについても、2シーンだけ、触手に犯されて堕ちてしまう流れがあります

もともとそういう狙いのあったシーンのかもしれませんが、実質これだけなので
結果的に見てしまうとなんとも中途半端な、陵辱要素になっていました
ヤルならヤルで、もう少しバリエーションを増やしたほうが良いと思うのですけど

3Pの3枠については、ヒロインのEDを迎える毎に追加されていくようになっています
回想シーンにいきなり現れて、説明などはないのでチェックしておきましょう


【まとめ】
前作を前提とした、続編らしい続編という感じの作品になっています
システムや絵などは現在のものと遜色はないと思うものの、ノリとかは当時に近く
あれもこれもで、ターゲットがよくわからないという感じにはなっていますね

ヒロインとのイチャラブという面は弱いです、あっさり惚れられてしまいますし
堂々とヒロインから好意を示すところとか、ヒロイン同士が互いをライバルと認める
という辺りは面白いのですが、対してナツキとの関係についてはあまり尺がなく
一部のデート的なイベントと序盤から配置されているHシーンぐらいしかないです

良くも悪くも、魔法戦士(少女)モノをベースに無加工でロゲーを作りました
という感じで、ヒロイン同士の友情や、パートナーとの信頼関係を中心にしています
Hシーンはそこそこあるので、エロゲーとして物足りないことは無いと思うのですが
ヒロインとのノーマルなラブラブHが中心で、対してサブヒロインは誰とでも
と、結構いろんなシチュエーションに分散してしまっており、ウリが見えにくく
この作品でないと……という部分には欠けているように感じました

バトルの演出なども特別優れているわけではなくエフェクトとかも弱いです
魔法戦士がバトルするシーンは多いのですが、テキストでさらっと書くだけですし
正統派ではあるものの燃え路線を求めている人には物足りないものだと思います

シナリオとしては1の続編ですが、スケールとしては1より小さい感じになっており
続編として立ち上げてみたけど規模としては現実的な範囲で抑えている印象です

偏見に満ちてはいますが、本当に魔法戦士(少女)的な要素にエロゲ要素を足したのみ
という感じで、最近のそれぞれの性嗜好に特化した作品と比べると印象が弱いです
コレはコレで他にない作品といえるのかもしれませんが、ツボにハマるかというと……

また、特典でも語りましたが、とこどころ作りの粗さで気になる部分がありました

絵については基本的に問題はないのですが、立ち絵に一部違和感がありました
ワカハの立ち絵なのですが、顔を突き出す立ち絵のバランスが微妙なのですよね
これにかかわらず一部の絵で顔のパーツのバランスが気になる部分がちらほらあり

原画集については突っ込んだので再度突っ込むことはないのですけども、
本編のテキストでも気になる誤字が見受けられるなど細かいミスが目立ちました
絵、特典、テキストと気になるレベルでミス(?)が多く、全体的に作りが粗く感じました

気になる部分はあるものの、作品自体はまとまっているとは思います
まじかるカナンの続編を正直にやった感じで、流行に迎合するような感じもないです
それが10年たった今、絵やシステムは現代に合わせているとはいえ受け入れられるか
というと、どうなんでしょうね、少し厳しい印象を受けてしまうのが正直なところでした

前作からのファンである人や、良くも悪くも緩い世界設定が好きならばどうぞ
という感じでしょうか、流石に10年の時はそのまま続編を書くには長すぎたかなと
ブランド復活の1作目にしては人を選びすぎる作品になっているかなと思います

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