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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

【同人ゲーム】たまくえ! ~世界の命運は玉が握っている!?~ 感想

カピたんさまの「たまくえ! ~世界の命運は玉が握っている!?~」の感想です

【あらすじ】
とある島にあるタネナシ村で平穏に暮らしていた少年「マモル」の前に少女が現れる
勇者に倒されたとされた魔王は、滅ぼされた訳ではなく力の半分が封印されただけだという
その魔王を倒す力を持ったのが、魔王の力の半分が封印された勇者の息子のマモルであった
少女は魔王を倒すため、クレスト大陸にある聖なる宝玉が必要があるとし連れて行こうとする
最初は半信半疑だったが、消息不明の両親につながる唯一の情報であると考えたマモルは
少女についていき、宝玉を求めて魔物のすむクレスト大陸に向かうことになる

魔物を倒す訓練をしていないマモルの対抗手段は、相手をイカせる事のみだという
しかし、逆に魔物にイカされてしまうと、魔王の力の封印が解けてしまうことになるという
かくして、世界の存亡をかけたセックスバトルにマモルは身を投じていくことになる


【ゲーム】
ボリュームとしては短編ぐらいでしょうか、2時間~3時間ぐらいでクリアできるかと
アイテムの種類などは多くなく、基本的にはレベルを上げて殴っていくスタイルです
敵は44種類と多く感じますが、レベル上げ以外は殆ど再戦することないという場合もあります
故に敵の数は多いのに、なぜか小さくまとまっているという印象を受ける作品でした

戦闘はシンボルエンカウントで1対1のセックスバトルです
HPは体力です攻撃されると減りアイテムで回復できます0になったほうが負けです
MPは性技を使うためのポイントです、攻撃は全てSPを消費するので0だと何も出来ません
TPは持続効果のある特殊性技を使うのに必要なポイントで、基本は攻撃を受けるとたまります
Exciteはこの作品個別の要素で、攻撃をしたりされたりすると増加していきます
増加すると相手のダメージを受けやすくなったり、攻撃が弱くなったりします

どれも殆ど、戦闘後回復しないので、意識するパラメータが多めなのが特徴でしょうか
特にExciteは長期戦になると、相手の強さにかかわらず増加していくことになります
その為、よほど楽勝な相手でもないかぎりリカバーなしに連戦するのが厳しいです

決定打がないが敵のHPは高めで、適正な相手だと1戦1戦が結構長期戦になります
ザコ、ボスという区分があまり機能していないといいますか、差が感じられません
多少攻撃力が高くHPが多いぐらいの相手がダンジョンの奥で待っているのがボス
ぐらいのノリで、戦闘にメリハリがあまりないように感じました

シンボルエンカウントながら、殆どが積極的に接近してこないのでわずらわしさはなく
どちらかというと図鑑を埋めるために、自分から戦闘に挑んでいくぐらいのノリです
よって、戦闘の長さはあまり問題にはならないのですが、探索している感じは弱く
新手なフィールドを見つけては手当たり次第に自分から回想回収をしている感じです
ダンジョンもどれも狭く、あっさりと奥にたどり着けるのもそう感じる一因でしょう


【Hシーン】
魔物に敗北するとそのまま、魔物に犯されてしまいます、逆転はないです
敗北後のシーン自体はそこまで尺が長くなく、一瞬で堕ちてしまうの濃さはないですね
魔物は44体と多め、ラスボスの第二形態とチュートリアル含め46シーンとなります
獣や蛇などがベースの顔は人外成分が強めで気になる人には厳しい部分があるでしょう

クリア後に全ての再戦が可能で性技で自爆が出来るので、回想は可能です
ちなみに回想の塔という名ですが、1階建てなことは突っ込み無用です


【まとめ】
作品の壮大さに反して、作品がこぢんまりしている印象がありました
ダンジョン1つ1つが狭くシンボルエンカウントなので、すぐにゴールにつくのですよね
44体というボリュームながら、かなりあっけない作品に感じてしまいました
アイテムや装備もあまり種類がなく、基本はレベル上げ以外にやりこみがないです
結果的に、とりあえず道中の新しいモンスターを狩っていくという以外はないのですね

お手軽なMシチュの短編RPGとしてみると悪くはない作品だと思うのですけども
折角の44体なので、もう少し他の部分で盛っても良かったなと思いました
見せ方で損をしている部分が多いなと思った作品です、四天王は結構好きでした

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