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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

巨乳ファンタジー2if 感想

Waffleの「巨乳ファンタジー2if」の感想です

ナンバリングは2ですが既に5作出ているお馴染みとなったシリーズです
タイトル通り「巨乳ファンタジー2」の「if」ストーリーとなります
以前に感想で書きました「外伝2」は「1の外伝」の2になりますので
1はプレイしたけど2は未プレイという方は、知らないキャラとなる可能性も
尤も、if自体は2を最初からもう一度始める感じなのです困らないのですが……

因みに時系列的には2の方が前になっています……ややこしいね


【あらすじ】
弁論についてはトップだがそれ以外はからっきしな「ルイン・ディミディウム」は
修道院では「破滅男」と揶揄されており、修道院きっての問題児であった
ある時、学院の次席であり、王の息子である「ハイネス」の仕掛けた罠にかかってしまい
不得意な魔法で失敗をして「アルヒーフ大司教」の不評を買ってしまうことで
卒業を前にエリート街道が望めない僻地の「ボインバラ」に左遷されることになる

左遷先のボインバラで金貸しが盗賊に襲われる事件が相次いでおり、街を悩ませていた
ボインバラの城主は自分の利しか考えないような、無能な統治者がいるだけだった
そんなボインバラでもルインは厄介者としてぞんざいな扱いを受けてしまうことになる
しかし、単独の捜査の結果、ボインバラを長く悩ませていた事件の解決をするルイン
そのルインの活躍は、王国にも知れ渡り、主席と次席の推薦侯の座を脅かすことになる
果たしてルインが辿るのは最下位からの逆転劇か?巨乳女性とのロマンスか?


【システム】
・画面は16:9
・個別音声切り替えあり
・プレイ中に閲覧モード利用可能

いつものWaffle的システムです、Enterではくスペースキーで文章を進めます
スキップは結構早いですがシナリオが長いので、分岐でセーブを忘れると面倒です
幸い、選択肢の殆どが分岐に掛かるものなので、選択肢毎にセーブして良いかと

また、公式からシナリオの整合性を修正するパッチが出ています
細かい設定のあらなどが気になる方は、充ててからプレイするとよいでしょう


【仕様とか】
ヒロインは無印の2から2人追加されており5+2の7人となっています
また、今回はいつもの不遇のエリュシアを除いて個別エンドが用意されています

ヒロインが2人追加されたに伴い、前作の最初の分岐点だったモルグレー長官の前に
長官補佐となるシナリオが追加されました、あとハイネスが綺麗になりやすい傾向です
このあたりが、明確に前作と違う部分かなと思います、あとはタイトル通りのif展開です

ハーレムもあり、一通りのヒロインは手を出せる様になっています
その分、分岐が一部解りにくい部分があり、結構面倒な構成になっていますね


【雑感】
全体で見るとシナリオは大きく変更されていますが、基本的には新キャラを追加した2の完全版
前作と近い展開が多く、完全な新作であるかというと少々デジャヴの多い内容となっているかと
ボリュームについては前作を更に拡張した感じですので、たっぷりと楽しめるかなと思います

どちらかといえば1はプレイ済みだけど2は未プレイぐらいが一番楽しめる作品かなと思もいます
一度プレイした身としては前作と比較して、違うとうのがを見るリメイク版を見ている印象です
そう感じるにはリリースペースが早いので、少しデジャブを感じる場合が多いのはたしかでしょう

パッチが当てる前はシナリオ整合性など、多少の問題点は見られましたけども
その辺りは修正されて、基本的には2の不満点が解消された完全版みたいなポジションかなと
よって、目新しさは無いものの、巨乳シリーズとして安心して楽しめる出来かと思います


以下、ネタバレを含む感想です




【攻略ポイント】
■母乳州都篇(1)
・では、是非、ローレリアを妻にください
→ローレリアENDへ
・ナディーヌ様との約束を尊重さては?
→母乳州都篇(2)へ

■母乳州都篇(2)
・長官補佐を受ける
→母乳州都篇(3)へ
・長官補佐を断る
→貴乳妖精篇(1)へ

■貴乳妖精篇(1)
・別働隊の派遣はしない
→エリュシア+ゼビア ENDへ
・ゼビアを別働隊で派遣
→NORMAL ENDへ

■母乳州都篇(3)
・お断りいたします
→貴乳妖精篇(2)へ
・お引き受けします
→捲土乳来篇へ

■貴乳妖精篇(2)
・我々は対等な城主です
→王都聖乳篇へ
・ペットよりも夫がいい
→シャハルENDへ

■王都聖乳篇
→ハーレムEND

■捲土乳来篇(1)
・じゃあ、妃にする
メッセリアフラグ+1
→捲土乳来篇(2)へ
・どうしよっかな~
→捲土乳来篇(2)へ

→この時点でゼビアに何度となく「中に出す」を選んでいるとゼピアED(*1)

■捲土乳来篇(2)
・密偵をお願いする
メッセリアフラグ+1(Hシーンあり)
→捲土乳来篇(3)へ
・気持ちだけ受け取る
→捲土乳来篇(3)へ

■捲土乳来篇(3)
・大量に中出しする
・大量に外出しする
→この時点でソブリナに何度か中に出すを選んでいるとソブリナED(*2)
→この時点で、メッセリアフラグが+2ならメッセリアED
→それ以外の場合、ナディーヌED

*1:この時点で条件を満たしていると強制で分岐する
*2:分岐条件を満たしていると直前の選択に関係なく分岐する

ソブリナとゼビアは道中で複数回、中と外の選択肢があり
捲土乳来篇までに一定回数以上中に出すを選択していると個別EDに分岐するようです
全ての選択肢が中である必要は無いようで、一定回数の選択が必要と見られます

よって、捲土乳来時にはすでに分岐が決まっている場合もあるので注意が必要です
2人共に中を選択した場合は優先順位は先に分岐するゼビアにあります




【ヒロイン】
■ゼビア
ボインバラの町を襲っていた盗賊のドラムス一味の用心棒であるダークエルフ
最初は口数の少ないクールな雰囲気の女性だったがルインに陥落させられ
いつもルインとイチャイチャしてHすることを望む緩い子に変身してしまう
娼婦として扱われるのを嫌い、逆に傭兵隊長などと敬われる立場に経つといい気になる
わかりやすい反応が多く子供っぽい部分も多いが、その分嫌味がない娘です

捲土乳来篇を除けば常にヒロインとして登場してEDすら乱入する存在です
基本扱いは筆頭でハーレムでも扱いはよく個別EDあり、エリシュアEDにも紛れます
贔屓をされているゼビアを気に入るか否かがこの作品を気に入るか否かにつながるかと
作品のノリがあれなので、これぐらい天然なキャラのほうが扱いやすいのでしょうね


■ローレリア
ナインバラの港で出会うことになる人魚、本作では一番最初に関係を結ぶことになる
人魚族の長であるルサルカ(この名前ですがルサルカはごつい男です)の娘でもある
本来なら年頃になると足が生えて来るはずが、生えてこず生える気配がなく
占い師より王都から来た若者にパイズリすればて脚が生えると教えられていた
結果、ルインは彼女に胸を挟まれる事でローレリアに足を生やして恩人となる

純真無垢で一途だけどHという色んな欲望の集まったキャラクターであるが
全体的に陽気な性格であり、足を生やしてからは最後までルインの味方でいてくれる
最初のヒロイン役となっており、本当に簡単ではあるが最初にEDが用意されてる
そこで、個別に分岐させなかった場合でも、王都編で再会することなるなど機会が多い
前作はヒロインとしての扱いが軽かったものの、今回は逆に扱いは良くなった印象


■エリシュア
シャハルに仕えるエルフの国の王女、いつもの金髪強気キャラ不遇枠
エルフらしく?誇り高く真面目な性格をしている為ルインとは最初微妙な相性
ゼピアとはライバル関係にあり、シャハルの部下という美味しい立ち位置なのだが
シャハル、ゼピア、ローレリアの強引さの前に出番が無い不遇な扱いを受ける
金髪の強気ヒロインについてライターは何か恨みがあるのかと思ってしまう存在

ヒロインとしては他と違い、最初は侮っているモノの段々認めていくという
ギャップをウリにしたヒロインだと思うのですが、このシリーズだと弱いです
ただ、その分、参戦が遅い為に他よりも目立たない事になっている気もします
今回も個別のEDは存在せず、シーン数も微妙な一でとどまっており不遇な娘です


■シャハル
辺境にすむ爵位持ちでサキュバラ城の城主、国王と対等に話せる程の有力者
魔族からは非常に慕われておりエリシュアなどもシャハルを尊敬している
ハイネスを嫌っており、ゼミナリオもこの時代には力を足りずと見ており
なんとか、この国を任せられる逸材がいないかと、推薦侯を選べずにいる

ヌロンスキーによって頻度は下がったが、ルインにとって最も頼れる人物
要所要所でしか登場しないものの存在は大きくもう一人のメインともいえる
ただ、今作では他が目立つ分幾ばくかおとなしくなったような印象があり
おまけディスク「シャムシエル」が描かれるなど、設定上の扱いはやはり良い


■ナディーヌ
前作は国王の后で人妻枠だったが、今作は国王の妹となっているニンフのハーフ
その差異を示す為か、常に名前欄で「王妹ナディーヌ」とアピールしてきます
本作で一番設定が変わったヒロインではないかと思いますが、立ち位置は一緒です

今作でもヒロインでは一番の巨乳になっており、シナリオもやはり後半で登場
ルインの実力もすぐ見抜く聡明な女性として、かなり印象が良くなっている
国王も、激情家だが、愚かではなくなっており、王族の地位向上が図られている
本作で無印「2」との大きな違いというと追加ヒロイン以上にここが大きく感じます


■ソブリナ
追加ヒロインの1人、バスティントン家の女家令、未亡人で子供を死産している
規則に厳しく型破りで礼儀に失する部分のあるルインと最初は相性が悪い
メッセリアが全編で関わるヒロインならこちらは長官補佐時のスポットヒロイン

死産後も出ていた母乳が出なくなり、乳揉み族のルインにもまれることになり
……最初は望んでいなかったものの、嵌るうちに自分から求めるようになる
というあたりは、未亡人ならではのシチュエーションではないかと思います
如何せん追加部分のスポットということで扱いが軽めなのが痛いところです


■メッセリア
追加ヒロインの1人、有名な踊り子で各地を旅しており、行く先々でルインと会う
一目見た時からルインの資質を見出し、出世すると予言をするなど目利きがある
素振りなのように追加シナリオではなく、要所要所で活躍するタイプになっている

ルインのあるところにメッセリアありということで、何かと縁があるヒロイン
ただ、一箇所にとどまることはないので、事件にガッツリ絡んでくることは少ない
それ故に、捲土乳来篇での個別EDに意味があるという感じなのでしょうけども
シナリオ中の登場頻度の割に、よくいる感じがしても、印象自体は薄いのですよね


【Hシーン】
ゼビア:16
エリシュア:9
ローレリア:13
シャハル:9
ナディーヌ:11
ソブリナ:8
メッセリア:10
シャハル+エリシュア+ゼビア:1
ソブリナ+メッセリア:1
ゼビア+エリシュア:3
7人:4

回数だけ見てもかなりのものですが、シーンによっては2,3回戦あり長いです
かと思えば胸をもむだけのシーン(だけといっても結構尺が長いですが)もあります
基本は胸が中心で、挟んでいる間は女性優勢ですがもみ始めてからは主人公が優勢
といった流れはいつもどおりという感じで、この辺りはお約束という感じです

複数プレイの構成は、追加ヒロインとそれ以外ですっぱり分かれている部分もあり
これだけのボリュームを前にいうのもなんですが、色々と都合を感じる構成です
前回からの流用はありますけど、それをおいても素晴らしいボリュームですので
この作品のノリで行われるHシーンが好きならば十二分に楽しめるでしょう



【まとめ】
2のifということで、2のお話を最初からという感じになったこの作品ですが
全くの別物ではなく、リメイクとか大幅加筆+修正した完全版というところ
ボリュームとしては単体で見ればかなりのもので全く問題がないのですけど
前作をプレイ済みならば、完全新作と見るには少し厳しい内容かなと思います

追加シナリオもそうですが、王族回りやルインのキャラなどが手直しされており
しっかりと実力でのし上がっていき、周囲に認められるという流れについて
ご都合主義があるとはいえわざとらしすぎる部分が減っているの結構大きく
その辺りに引っかかりが覚えていた人には、楽しめる内容かもしれません

元の作品から更に完成度を上げた作品という感じになっていますので
2自体が未プレイならば、ファンタジーをベースにした出世モノとして
楽しめる内容になっていると思うので、それ系が好きならばという感じですかね

タイトルとおり巨乳のヒロインばかりですので、そればかりがキツイ人や
主人公のお気楽なノリが得意でない人には向かない作品であるかもしれません
しかし、タイトルだけで避けてしまうには少々もったいな気がする作品です
未プレイの方で少しでも気になれば体験版で感触を確かめるのもありでしょう

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