伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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なないろリンカネーション 感想

SILKY'S PLUSの「なないろリンカネーション」の感想です

【あらすじ】
大学三年生の夏のこと、「加賀見真」は亡くなった祖父から家を譲り受けて
念願の1人暮らしをはじめることになる……しかし、祖父の家には先客がいた
金髪の自称座敷童の少女「伊予」と、鬼を自称する和服の女性「桔梗」
伊予達は真のように「霊視」の能力を持つ者にしか見えない存在だという

真は祖父から家と土地だけでなく、霊視の力と従えた鬼の力によって
従えて町に彷徨う霊たちを常世へと送る加賀見家の「お役目」も引き継ぐことにる

お役目を果たして行くことで加賀見家の当主としての自覚に芽生えていく真……
そして、お役目を果たすうちに思わぬ大きな事件に関わっていくことになっていき


【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり
・シーンジャンプあり

基本は揃っており+αとして選択肢or未読or日付の頭のジャンプが使えます
共通が長いのでかなり便利に仕えます、これがより一層あっさり風味を出していますね
偶にバックグラウンドで作業しているとアプリケーションが落ちることがあったり
多少アプリケーションの処理が重いのかなというぶぶんがったりしましたけども
普通にプレイするぶんにはなんら問題のないシステム周りだと思います


【その他、仕様とか】
ヒロインは4人?、EDはメインだけ2種類あって5つとなります、キャラ数とあわない?
と、まあ、ネタバレをしてしまうと真に仕える鬼3人については個別のEDはありません
また、メインヒロインの1人に大きな役目を背負わせている為、扱いの差が大きいです

基本的に一本道のシナリオに、途中展開が幾つか派生し終盤で個別分岐があるタイプ
個別シナリオとしてみると、シナリオのボリュームとしては控えめというべきでしょうか
回想はHシーンだけでなく、イベントシーンも登録されるタイプになっています
Hシーンか解りにくいシーンもあるので、こちらは分けてほしかったところですね


【雑感】
笑いあり涙ありのホームコメディ!……コメディ?……涙の質が違うような……
コメディ部分もシリアス部分もは面白かったですよ、純粋に笑いも泣きもあります
ただ素直にパッケージやタイトルのデザインの明るいイメージかというとさにあらず
あまり想像できない展開が待ち受けている可能性も……と少し特殊な涙成分も

そして気になるのは、良く出来ているのに、出来ている故、色々足りなく感じる部分
何よりボリュームという点でしょうか、長ければ良いわけではないのですけども
本作としてはフルプライスで見ると少々ボリューム不足な作品かなと感じました

ヒロインの攻略数も限られていますし、実はかなり1人のヒロインを重視した内容です
パッケージの賑やかさに惹かれたというなら少々期待はずれに感じてしまうかも……
と、フルプライスで色々な鬼(妖怪?)を従えて鬼含めて好きな娘と結ばれていく
みたいなラブコメを期待すると物足りない作品になってしまうかなと思います

ただ、この辺りもっとこの世界を楽しめたらという反動な部分もあります
体験版で雰囲気を楽しめた方なら、そのままお勧めできる作品かなと思います


以下、ネタバレを含む感想です




【ヒロイン】
■滝川琴莉
飼い犬のコタロウを探す手伝いを依頼してきたのをきっかけに知り合った学生
コタロウの事件を解決した時を境に、度々加賀見家へやってきて手伝いをしてくれる
お兄ちゃんと呼び慕い、助手としてお役目の手伝いをしてくれることになる
由美の存在を意識する等、真に恋愛感情を抱いているのは周囲からみて明らかで……

人懐っこい子犬のような少女、明るく前向きな性格で真たちを和ませてくれる
霊は見れるものの特殊な能力を持たないため、操作の力とはならないが頑張ってくれる
昇天キック等は彼女がいなければ成立しなかった……伊予が通販で買ったコスも可愛い

本作のメインヒロインで、この作品自体ほぼ彼女が中心の物語となっている
この為、彼女の人となりが気に入るかいなかが、本作の重要な部分になるといってもいい
基本は明るく素直な可愛い娘であるが、その辺りは体験版などで感触を確めてください


勘が良い人はコタロウのサイコメトリーの時点で、違和感を覚えるなり結論に至るかもしれない
きららとの対峙辺りで多くの人が疑念を抱くであろう、その想像は残酷な形で明らかになる
町でおきている連続猟奇殺人事件の被害者の1人であり、既に故人でもある自覚の無い霊
何故彼女が何事もなく過ごしているかはきららとの数度の接触によってうかがい知れる
この辺りは伏線の張り方と回収が丁寧であり、嫌でも理解していくことになっていくのが辛い

この作品については犯人自体はなんら重要ではないし、どう犯人を特定するかも重要ではない
死んだ後に、人生の克服を知ってしまった琴莉の無念をどう解き放ってやるかというお役目
それがシナリオのすべてであると言っても過言ではないぐらいの重要な役割を担っている

それ故に他のシナリオでも最後まで関わってくることになるのは色々思うところはあります
幸いにしてどういう形であろうとも最後には琴莉が納得する形での結末を迎えているようで
それが本作にいくつも見られるご都合主義的な部分の最もたる部分ですけども
コレのおかげで、救われない作品ではなく、笑いあり涙ありといえる作品になっているのかなと



■土方由美
かつて真が付き合っていた女性、大学に進学して、互いのやりたいことにズレが生じて
いつのまにか関係は自然消滅していた関係だが、町で偶々再会することになる
事件を通して再度縁が生まれて……由美自体はどうにも、まだ気があるように見える

少々、物足りない話になっていました、主人公や由美の過去があまり深く語られないので
人生にはそういうこともある、まだ引きずっているという設定だけを元に語っている感もあり
結末のつけ方も強引で、ご都合主義ですけど、幸せそうだから良いかという感じで

ヒロイン中唯一の霊が全く見えない存在で、加賀見の人間との価値観の差がテーマでしょうか
それを描く場合、琴莉の傍流で語るには足り無すぎた感じがあるヒロインになっています
一応、元のくすぶった想いもあるのか一番Hシーン数が多くなっている濡れ場担当だったり


■伏見梓
加賀見のお役目に協力をしている霊関係の事件を専門に取り扱う刑事十三課の女性
霊を見る力がある程度あるようで、突然十三課に回されており、多少落ち込んでいる
霊は見えるが怖いものの耐性がなく、伊予を始めとする面々にからかわれる事もしばしば

仕事はこなすものの、要所要所で弱みを見せてくれるり、可愛げのある年上の女性である
しかし社会人として、いざというときには、学生と違う大人の一面も見せてくれる
関係を持つきっかけもある意味大人故といえるのではないかなーと思わなくもなく……
基本的に語るところの少ないシナリオって感じになっていますね、完全にサブ枠です

結末はある意味りんかねーしょんしているお話でしたね、いろんな意味で直球な話でした


■伊予
幼少期に、姉の様に真を可愛がっていた座敷わらし、今も昔と変わらない姿をとっている
現在はネトゲ廃人で常日頃はだらだらとしている駄目座敷わらしであり、反面教師的存在
しかし、真を危険にさらした鬼たちを叱ったり、お姉ちゃんとして真をフォローしたり
最年長に相応しい態度を見せることもある……が、基本的にはニート属性の座敷わらし

表面ではからかっているだけだが、真の事は何かと気に掛けている様子も見られる
自分にきわどいネタが振られるとどもってしまったりと、可愛らしい反応を示す事も

もう1人のメインヒロインと言いたいところだが、扱いは他のヒロインより更に一歩下がる
過去の設定も拾って真との関係を語ってくれたら、深みが増した気もするのですが
とりあえず、由美と並んで、設定だけを元に語っている感じのするヒロインでした
キャラ自体は非常に魅力的で、可愛いおいしいヒロインだとは思うのですけどもね……


■桔梗
祖父に仕えていた鬼、真をサポートする為にこの世にとどまっている
見た目は和服を着た穏やかな女性であり、柔らかい物腰で真に対応してくれる
怒らせると怖く、頭から角が生えて、葵や伊予を黙らせるほどの迫力を見せる
真の最初の鬼を生み出す役割を果たして、去っていくことになる……


■葵
真と桔梗の間に生まれた鬼、見た目は猫耳と尻尾のついた猫娘である
残留思念を見る能力を有しており、お役目の為に役立ってくれることになる
基本的に猫っぽい気分屋であるが、要所要所では主人を立てる部分もあったり
その特性から鋭い指摘をしたりと、長女っぽい活躍を見せることもある


■芙蓉
葵と真の間に生まれた2番目の鬼、桔梗との別れを引きずっていた時に生まれた為か
桔梗と非常に似た容姿をしており、性格や性質なども桔梗と似ている部分がある
家事全般等の手伝いを目的とした鬼で、人にも姿が見られるようになっている
基本的には現代社会を過ごす為の能力だが、応用次第では別の意味合いを持ってくる
何故か非常に嫉妬深い性格をしており、真を気に掛ける女性全方位に敵意を向ける


■アイリス
芙蓉との間に生まれた3番目の鬼、ゴスロリの服を着た少女のような姿をしている
テレパシーの能力を持っており、力を使う時は鬼というよりも悪魔のような見た目になる
テレパシーによって物言わぬ霊とも意思疎通が可能となっており、酷い仕事を任される

儚い見た目どおり、臆病な性格であり、肉声で話すのを得意としていない大人しい性格
そのため、手に持ったウーパールーパーの人形で下手な腹話術で言葉を伝えてくる
基本的に主人に対して忠実な最も制御の利く鬼ではあるが、ちゃっかりした部分もある


【Hシーン】
滝川琴莉:3
土方由美:4
琴莉+由美:1
伏見梓:3
伊予:2
桔梗:1
葵:2
芙蓉:2
アイリス:3
葵+芙蓉+アイリス:1

回数を見て解るとおり、Hシーン自体がそこまで多くはないです
メイン級でも3回4回でブランドのイメージからすればかなり控えめでしょう
鬼にいたっては、精が必要という凄くおいしい設定があるのにという感じです

絵自体はさすがというべきか、エロ方面でもクオリティが高いのですけど
回数やらプレイ的に濃さに期待するものではないという感じですかね、


【まとめ】
これって3つぐらいある1エピソード目だよね……あれ?もう終わり?という感じで
ボリュームが無い落胆より、もう少し楽しみたかったという感情の方が強いですね
シリアス部分もコメディ部分も楽しめました、作品としてある程度完結している分
奥に押し広げるのは無理でももう少し世界を広げてほしかったと思う部分があります

特にといいますか、真、伊予、由美の濁しながらも殆ど語られない過去ですね
由美との関係は、そういうもので良いのですけど、伊予については純粋に足りないかと
あくまで目的がお役目とはいえ、そのメインを中心に考えすぎたような構成で
それ以外のものが弱くなってしまっているというのがいくつも見られました
素材としてどれも魅力的なのに、小さくまとまっているのがなんとも残念な部分でした

そういう足りない部分はあるのですけど、設定も正直ご都合主義な部分があるよなと
欠点を言い出すと正直いっぱいある、完璧とは程遠い作品であるのは確かです

ただ、それでもこの作品は1周目メインルートを進めている間は非常に楽しくて
それ故に、そのままキレイではあるもののあっさりと終わったことが残念でした
雰囲気や勢いで誤魔化している部分はありますが、作品としては良く纏まっているかと
ただ、まとまりすぎて、小さくなりすぎたというのが作品全体に対する印象でしょうか

ということでシリアスやコメディが心地よく雰囲気が非常に良い作品でした
体験版をプレイしてその雰囲気が気に入った方にはオススメしたい作品ですね
多少の癖があるというのだけは覚悟していただく必要はありますけども……

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