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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

花嫁と魔王~王室のハーレムは下克上~ 感想

エスクードの「花嫁と魔王~王室のハーレムは下克上~」の感想です

気がつくと「三神慎九朗(クロウ)」は見知らぬ世界にいた
魔界を統治する女王の座を継承する為には魔王の力を秘めた男が必要となる
その男こそが、実は女王の息子であったクロウその人なのであった

女王の座を継承するためには魔王の力を秘めた者との子種が必要となる
ということで、呼び出されるや否や、女王の候補であるヴァナディース達に
次々と性的にもついでに物理的にも襲われてしまうことになるクロウ

純愛を夢見る少しエッチに興味津々な平凡な学生であったクロウにショックを受け
また急に呼び出されて問答無用で、継承の儀式に巻き込まれたことに怒りを覚え
何とかこの世界から抜け出そうと企てようとするが……果たして?
そして、ヴァナディースの4人も、女王となる為、クロウをあの手この手で迫ってくる

果たして、クロウは子の世界から無事逃げられるのだろうか?それとも?


【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり

最低限は押さえています、基本的に都度選択があるので、スキップ系のはありません


【ゲーム】
本作最大の売りでもあり最大の問題点でもあるゲームパートです
主だったのものは育成のための「授業パート」と
王位継承戦を始めとした「バトルパート」です


授業パートは、基本的に見ているだけと思いきや、少しだけアクセントがあります
それは授業の途中で幾つかプレイヤーが単純な操作をする必要があるのです
(1)自習と保健では毎回、授業を2つの中から選択する必要がある
(2)授業中に精力と気力を使い「集中する」を選択することができる
(3)授業中にヒロインが一緒に授業をしようと誘いを掛けてくる

(1)はそのままの意味で自習と保健の最大のメリットでありわずらわしい部分でもあります
(2)は集中することで、取得経験値が1.5倍になります、精力は直ぐ減るので連発は出来ず
バトルパートのヒロインのHPに影響する気力も減るので、使いどころが大切です
(3)で一緒の授業は受けることで、王位継承の相手をある程度はやめることが出来ます

この操作を受け付けるため、一度の授業毎にある程度の操作猶予が与えられています
ボーっとしていたら選択できませんが、知っていたら問題なく操作できるレベルです
そのため、授業一回に掛かる時間が微妙に長いですし、選択も何度もさせられるために
ただの育成部分なのに、妙にテンポが悪く面倒なパートになっている部分があります


バトルパートは、お馴染みの脱衣バトルで、少しかわったカードゲームになります
いつものバトルと比較するとテンポは良くなっていますが、進め方が頻度が多いです
また、ある程度コツがわからないと苦戦してしまい、コツがわかると楽勝という
なんともいえないバランスになっています、パッチでいろいろ動いてるみたいですが……

この辺りは語ると長くなるので、ネタバレ記事の先で記述しておきます



【その他、仕様とか】
ヒロインは4人+ハーレムエンドということでコンプには最低5周必要です
ハーレムエンドは途中エンドなので、どちらかというとノーマル枠ですかね
こういったバトルモノですが、今回はグランドといった概念が存在ません
また、サブヒロインもおり、脱衣バトルで服を脱がせることが出来るものの
なんと、Hシーンの1つも存在しないという恐ろしい仕様になっています

また、周回プレイですが、相手も同じく強くなっていくタイプですので
2周目だからと言って楽になる事はなく、とある原因でむしろ難易度アップします
最新のパッチではこの辺りの戦闘をスキップできるのでなんとかなりますけど
システム的にどうなのかなーと思うような処置ですよね……

因みにゲーム期間は8月中旬ぐらいまでで4月~7月まではほぼずっと同じ作業です
個別分岐は6月終盤となっており、結構な期間プレイすることになります


【雑感】
遊べるゲームパートのあるエロゲーとして、全体的に作業感が勝つ印象です
下剋上によるシステムもあまり有効に使われているとは思えず、全体的に中途半端です
個々のヒロインのデレ部分は可愛いと思いますし、Hシーンは充実しているので
ライトながらイチャラブ+抜き方面の作品としてみると悪くないとは思うのですけども
それを得るために作業地味てしまうゲームパートを越えられるかでしょうか?

以下、ネタバレを含む感想




【ゲーム詳細】
■授業パート
各魔法や術について学んで経験値を得てレベルを上げていくことになります
基本的には日曜日に午前と午後の2回それぞれ授業を受けるようになっています
授業は体術、土魔法、水魔法、火魔法、風魔法、総合、保健、自習となります

体術から総合までの授業が直接、その名前に対応するパラメータの経験値が上がります
保健と自習は、その時の最もレベルの低い二つが選択肢に現れるようになっています
保健と自習は主人公の精力およびヒロインの気力を回復させる性質を持っており
どちらかというと、そちらの調整に使うことが多いかなという印象ですね

どの授業にするかは週の初めの月曜日に時間割であらかじめ決めることになります
授業は完全に自由というわけではなく、ある程度決められたセットから選ぶことになります
午前と午後は一まとめになっており、時間単位で細かく設定する事はできませんし
同じセットを何度も使うことは出来ないので、意外と自由度は少なかったりします

例えばヒロインの1人「セリカ」は火が得意なので午前も午後も火魔法の授業を受けるという
セットを持ちますが、水魔法を午前と午後も受けるというセットは存在しませんし
午前午後とも火魔法をセットできるのは一日だけなので毎日火魔法ともいきません
ヒロインによっては鍛えにくいステータスもある為、それは自習か保健で補う形です


・魔法の取得
授業である程度レベルを上げるか、特定の依頼をこなすと魔法を取得できます
取得してもカードを精製しないとバトルのデッキに組み込むことが出来ませんので
STATUS画面で授業ポイントを消費して漸く使用することが可能になります
因みに、魔法取得とカード精製は要求レベルが違う場合があるので注意が必要です



■バトルパート
多分、メインとなる脱衣を伴うバトルパートになります
上記のわずらわしい授業パートはこのパートで優位に立つ為だけに存在します

バトルに移行するのは「メインイベント中」「王位継承戦」「依頼」の3つです
メインイベント中は本当に要所要所なのでそこまで回数はありませんが
王位継承戦は1週間に1回ぐらいのペースで挑まれることになりますし
依頼をすればほぼ毎日色気もないパターンも少ない雑魚と戦うことになります

それを踏まえてか、バトル自体はスピーディに進むようになっています
あっさりと倒してしまえば折角の脱衣CGもあまり拝むことがなく勝利できます


・デッキ
バトルは端的に言えばカードバトルなのですが、少々ルールが特殊です
あらかじめ取得した魔法カードをデッキにセットしていくのですが
このデッキは2層に別れており、それぞれ4枚ずつしかセットできません

2層目のカードを使用するには対応する1層目のカードを使う必要があり
使った次のターンに2層目のカードがデッキ上に現れることになります
更に次のターンでそのカードを使うと再び1層目のカードが出てきます

デッキにはセットした魔法カードの他に基本となる物理攻撃と防御のセットと
使えるタイミングが限られている変身と必殺技のセットの6枚が常に場に出ます

例えば、1層目のデッキにセットしたカードをそれぞれA1,A2,A3,A4
2層目のデッキにセットしたカードをB1,B2,B3,B4としたと気に

最初のターンに現れるのは
「物理攻撃」「A1」「A2」 「A3」「A4」「変身」
となっており
ここで、物理攻撃とA1だけを使用してターンを終了すると
「防御」「B1」「A2」「A3」「A4」「変身」
という形にデッキが変わります
次に、B1とA2を使用すると
「防御」「A1」「B2」「A3」「A4」「変身」
とデッキが入れ替わります

また、デッキですがA層とB層は簡単に入れ替えが可能となります
最初にセットされるデッキを上記の説明で言うとB1,B2,B3,B4とできます
ただし、物理攻撃と変身は固定ですので、その辺りは間違いのない様に

このルールは敵にも適用されることを覚えておくとゲームが楽になります
つまり、物理攻撃を放たないと防御は出来ないし、逆も然りとかです


・変身と必殺技
「変身」は特殊でゲージが溜まるまではアクティブにならず使えません
「変身」を使うとステータスが全て上がり変身が必殺技になります
「必殺技」にもゲージが存在しており、段々と減少していきます
0になると「変身」が解除されます、「必殺技」を使用しても解除されます
良いタイミングを見計らって「必殺技」を使う必要があります

また、変身ゲージはゲーム中ずっと継続しており、ザコで溜めておいて
ボス戦でいきなり変身するという技もあります、というかないときついです

・ターン
主人公と相手にはAPというパラメータが存在しており
AP内であればデッキ上の魔法カードを同ターン内に使うことが可能です
最初は2ですが最終的に7とかになります、因みに魔法カードも使用APに差があり
基本的に強力な魔法カードはAPの消費が大きく一度に一杯使えません

変身および必殺技はAPを使いませんので、条件が整えばいつでも使えます
また、APの最大量と回復量はイコールでないことに注意しておいてください

1ターンは互いのセットした魔法が撃ちつくされるまで継続されていきます
攻撃のスピードがカード毎に決められており、カードの左上の数字がそれになります
複数ある場合はセットした順番で、魔法発動までのカウントが積み重ねられていきます

例えば、発動までに3カウント掛かるAと4カウント掛かるBをA→Bの順でセットすると
3カウント目にA、7カウント目にBが発動するという流れになります
コレは相手も同時に行われる処理で、カウントが少ないと先にドンドン攻撃できますし
遅いとドンドン相手に攻撃され、終わった後でこちらから攻撃するという形になります


・バトルのコツ?
基本的に実力差はそこまでなく、ゲームのルールは同じモノに縛られている状態です
この戦いで大きく勝敗を分けるのは変身、必殺技のタイミングと防御となります

要は、強力な攻撃を防御でタイミング良く防ぎ、防御を避けて強力な攻撃を当てる
この点こそが敵との戦いの勝敗を分ける唯一にして最大のポイントとなります

といっても防御はいつでも使えるわけではないので、タイミングは限られます
その上でこちらがなかなか変身できず、相手が先に変身して必殺技を喰らう
なんてすると殆どの場合勝ち目がありませんので、基本は変身できる状態で強敵に挑む
という変身ゲージを上手くコントロールすることこそが、要になります

コンティニューすると難易度を下げなくても、ある程度変身ゲージが溜まった状態です
タイミング悪く戦闘になった場合も難易度を下げる前にコンティニューするのもありです

また、防御ですが、他と左上のカウンタの意味が異なるので注意が必要です
防御の場合のみ、直前の魔法が終わってから発動し効果が切れるまでの時間です
故に防御魔法については持続ターンが長いほうが優秀な性能といえます
よって、スヅカが微妙性能でルシエラが高性能って感じになっていますね

他に、注意するべき点として相手も攻撃と防御を交互にしか使用できないこと
変身は5ターン、必殺技は8ターン掛かるということを覚えて起きましょう
8ターン掛かるのは必殺技だけなので、手段があれば防ぐ事は難しくありません

やっているうちに気付くかもしれませんが、発動の早い技ばかり使っていると
攻撃をずっと遅らせた必殺技を防ぐ方法が存在しなかったりします
つまり、攻撃もただ早ければ有利というわけでもないのです、十子さん


相手もAPなど同じルールで縛られていることも念頭においておきましょう
例えば、APが6とかある段階で、2つしかセットされていないとしたならば
それはコストの高い強力な魔法である可能性が高いということです

相手も10種類しかセットすることが出来ないのでカウンタと属性に配慮すれば
相手の使用する魔法はもおのずと予想が出来るようになるというわけです



■下剋上と王位争奪戦と恋人と
何度やるんだ王位争奪戦という感じですが、週一ぐらいのペースで発生します
1人でかえるを選択した場合争奪戦が増えるとの話ですけども……
何が恐ろしいってシナリオの都合上仕方ないのですが、個別でも続きます
更に言えば、下剋上も恋人になった後も発動することが出来ます……どういうこと?

下剋上は言ってみれば、ヒロインを交代するためだけの行為にしか過ぎないわけで
したところで、奪われたヒロインが悔しがるでも、奪ったヒロインが優越感を覚えるでもなく
逆寝取られ的な歪んだM性欲を満たすだけの要素が全くありません、残念です

あくまで純愛こそが本気と言いたいのかもしれませんけど
しかし、そう考えれば恋人となった後に下剋上で切る意味は一体?

また、恋人になっても、一部の日常会話が全く変わらないのもアレです
最初は主従関係とかあるのでヒロインがやたら偉そうなのですけど、恋人後にそれは……


また、盛んに復讐を誓ったりユーシスに肩入れしたりする流れがあるのですけど
ユーシースルートとか全くないのですよね、中途半端に途中エンドのハーレムがあるぐらい
このあたり、もう少しダークな部分があったけど削られたんじゃと邪推してしまいますね



【シナリオ】
最初は下剋上とか魔界から逃げるとか言ってましたけど、ユーシス以後うやむやに
基本的に人間の言うところの恋愛、純愛というものに目覚めたヴァナディースがデレて
あとはヒロインの弱い部分を解決してあげたり、一緒に乗り越えたりする感じですね
弱い部分が見えるというのと、主人公の過去にからめるのが多すぎる気もしますが
貴族のなりたちとかその辺りとはうまく絡められて単体のエピソードとかは結構好きですね

終盤も敵として出るのが、内輪に寄り気味で全体的に狭い世界に感じてしまいます
折角のブラッドもエフェクトつきのユーシスになっていますからね、うーん


■セリカ・ツェペシュ・ルナティカ
プライドの高い吸血鬼のお嬢様で、一番王位継承戦には真剣に取り組んでいます
美しい少女で一目ぼれするほどですが、その後の対応で誤解が深まってしまい……
ということで金髪お嬢様定番のツンツン枠という感じになっています
そのぶん、デレた後の破壊力が高いのは言うまでも泣く、デレデレになります

一番シナリオの核になる部分に触れるシナリオになっているかと思います
個別としてはハーフであることとそのせいで受けた過去の仕打ちが云々というところで
毅然としているものの、何よりも一番気にしているというのは良くあるところですね
ルシエラとの過去の関係もその人格形成に絡んでいますがそれはルシエラルートで……

ユーシスを操る力の招待かとかその辺りも詳しく書かれるシナリオとなっています
オッサンの正体であったりとネタバレも多く基本的にはメイン扱いとなっているのでしょうね

戦闘はバランスタイプなのでしょうか、多分火の魔法が強いので火力は高いと思います
決定打に掛ける気もしますが、別に弱くもないので何なりとかつ事はできるでしょう

Hシーンは最初は強気に、段々とトロトロになっていくタイプになっていますね
まあ、一番本作で予想されたパターンでまさしく王道って感じではありますね



■ルシエラ・プローディア
マイペースでノンビリした雰囲気だが油断のならないサキュバスのお嬢様
争奪戦では周囲が、がっつく中、クロウを守るような態度をとり信頼を得る
最初の争奪戦には勝利を収め、しっかりと精もいただいている等強かな面もあり
基本的に優しくてみなに慕われるお姉さんながら考えが読めない部分もある

他の候補にない、優しさや甘さがそのまま、彼女の欠点というか弱さになります
基本的に美点とも言える部分の根底になるのが、弱さとなる流れはあまり見ない気もして
セリカとの関係と絡めた性格の掘り下げ方自体は結構嫌いじゃなかったです

ルシエラは水魔法が得意ですが水魔法は遅いものが多いのでダメージは受けやすいです
防御魔法の持続が長いことを利用していっそのこと、攻撃を遅くするのもありでしょう
必殺技も回復能力を有しており、長期戦が得意なタイプになっています
ただ、相手の火力に負けるとかなりきついので、結構難しいキャラですね

Hシーンはサキュバスだけあってほかよりもかなり積極的になっています
受け的なシーンが序盤だけの場合が多いのに、ルシエラだけは個別後も少しありますね



■獅堂ニア
まだまだ幼く見える元気で明るいワーキャットのお嬢様
双子の妹のミアと一緒におり、適当な性格のニアをフォローしてもらっている
ミアはミアで少しマニアックな趣味を持っていた入りしますけどそれはそれで
何も考えていないようで、実は獅堂系が裕福ではないこともありいろいろ苦労している様子

一番幼く見えて一番大人なのがニアというのも定番ではありますけれどもスヅカとの関係
祖母や父や母との関係そして、ミアとの関係を通して説得力のある姿を見せていました
言って見ればただのお家騒動って感じですが、当人からするときつい話ですよね

追撃の入る物理攻撃と多段ダメージのカウンターが入る防御が特徴
絡めてはないものの火力で推しきれるというシンプルイズベストなキャラクター
ヴァナディスでは尤も力が弱いとされるがこの子が一番強い気も……

Hシーンはミアとセットになるものが多く、いたずらと称して責めも多めです
体系的に抱き寄せるような体性も多くていいですね、受けも責めも映えるキャラです


■九頭竜十子
クールに振舞っているつもりらしい、誇り高き竜族のお嬢様
実は人一倍小心者で、常にクパの判断を仰いでおり、それがあらぬ誤解を生んでいる
本当は家庭的で心優しい普通の少女であり、竜族としての誇りとで悩んでいる

目覚めし者たちの会とかいう、何か怪しい集団になにかと付きまとわれる話
何か凄い胡散臭い話に見えますが、特に悪意はなく本人達はいたった真面目だという
そんな感じで周囲にもてはやされながらも、ひたすらイチャラブしていくお話
と思いきや、周囲から寄せられた期待に応えようとした自分とのギャップで悩み……
コンプレックスの話でも一番わかりやすい感じですが、話の規模は結構大げさに……
ユーシスさんがなんか丸くなって、こちらを応援したり番外編的な印象ですね

攻撃が早く自己バフも多いので、速攻で決めていくタイプになります
地魔法含めて、詠唱時間が短すぎるのが実は難点となる部分もあり
防御が強力な相手に防がれたり、必殺技を防げない場合があり長期戦に弱い

Hシーンは虚勢を張っているだけなので基本的には誘い受けとなっています
Mプレイという程ではないですが、ヒロインリードのシチュは一番少ないです


【Hシーン】
・セリカ・ツェペシュ・ルナティカ:12
・ルシエラ・プローディア:11
・獅堂ニア:11
・九頭竜十子:11
・ハーレム:3

Hがあるのはヒロイン4人だけになっており、ユーシススヅカは勿論クロエも絡みません
ヒロインは1人10回以上あり回数としては結構多くなっているかと思います
マニアックなプレイは少なめですけど、濃さはそれなりにあるかなというところです

最初はヒロイン達に迫られて精を絞られるということで、十子を除けば受け的なプレイや
ソフトMに属するものが多いです、と言っても各3シーンほどなので分量は控えめ
そのあとの分量は殆ど個別ルートということでペースとしては結構偏り気味ですね

個別でもルシエラとニアはソフトM的なプレイが出る事もあったりしますけど
それにしても4割ぐらいですかね、そっち向けというには少し弱めですかね
基本は下の立場から対等或いは意地悪するイチャラブ関係の逆転が基本かと思います

因みに戦闘中に衣装は甲斐があるもののその後、全く反映されない為に
Hシーンでそういったシーンが利用されたりする事は全くないですし
下剋上を失敗しても勝っても負けても、勝ったほうの所有物になって終わりですので
特に特別な何かがあるわけでもなく、一途にいけば全部回収できる仕組みです

【まとめ】
脱衣ゲーフルプライスということで本命の作品と思われるのですが……
全体的にゲーム部分がちぐはぐで作りこみの甘さが気になってしまう作品になっていました
脱衣CGは良かったと思います、バトルもいつもより手軽であっさりとビリビリにできます
自動戦闘ではないので、ある程度見ておくことも出来ますし、そこは良かったです
ただ、ゲームの展開に全く影響しない、その場だけの衣装破壊とか少し首をかしげますね

他にも下剋上やら、代わり映えのない日常シーンやら、面白く出来そうな要素なのに
悉く、中途半端に終わってしまっていて、肩透かしを食らうことが多かった作品です
ユーシスの扱いと言い、コレ初期の構想からかなり削られた作品なのでは都思ったり

わずらわしい部分は多く、面倒なのが勝ちますが、ゲーム自体はつまらないかというと
意外と考えられているなという部分もあって、そこそこ楽しめるレベルではあります
ただ、ゲーム期間が長い為にどうしても途中でだれてしまうのが欠点でして
それを覆すような大きな魅力に溢れたゲームパートであるかというとそこまででもなく
暇つぶしには良いと思うものの、遊べるゲームをやりたいと意気込む人にはつらいかなと

ヒロイン自体はどれも可愛く描かれているかと、ただゲーム部分のウェイトの重さが
その辺りを阻害しているかなと思うのがまた、なんとも言えず残念な部分ですね
もっと大胆なシーンスキップがほしかったというのが正直なところですね

Hシーンとかも回数はそれなりにあるのでイチャラブ抜きゲーとして見ればありですし
魔界の貴族の設定とそれぞれの産まれより為されたコンプレックスを乗り越える
というシナリオの流れ自体ほど良くまとまっていて(こぢんまりしていますが)
印象は悪くないのですが、それを楽しむための土壌が出来ていない感じでしたね

ユーシス関連を回収する完全版的なのとか出すんですかね……厳しそうですが

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