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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

熟バレー 感想

アトリエかぐやCheshire Catの「熟バレー」の感想です

【あらすじ】
人口は5000人も満たず、農業を主要産業としており観光資源もない「鐘ノ森村」
この村を含めた一帯は何故かママさんバレーの熱が強く、多くのチームが存在する
鐘ノ森村には村には不釣合いなほど大きな体育館があり大会が開かれている
鐘ノ森村にも当然チームはあるが、最弱のチームと知られており殆ど勝利を知らない

現在、鐘ノ森村と周辺地域は、新高速鉄道の停車駅の建設の権利をかけて争っていた
そして、決着がつかないと見ると、村長達は昔から行われていた方法である
「闇バレー」……バレー大会で優勝した村に停車駅を建設するように提案がされる

鐘ノ森の村長である、御法川清はあせっていた、鐘ノ森のバレーボールチームは弱い
このままでは、駅の建設は遠い夢となってしまい、更には闇バレーで敗北すると……
そんな御法川の前に現れた自称「バレーボールカウンセラー」の「河野肇」が現れる
河野は駅の建設で手に入る報酬の一部を引き換えに、優秀なコーチを紹介するという

紹介されたのはクールでリリカルでブリリアントな鬼コーチこと「足立涼平」だった
足立は数多くのバレーボールチームを優勝に導いた立役者でありながらも
独特なスタイルから、長くは務められないワケありのバレーボールコーチだった

高いコーチ料ながらも、成功報酬であることや、足立の実績、駅の建設を天秤にかけ
妻を含める鐘ノ森のバレーボールチームを足立にコーチさせることになる御法川

コーチを任された足立は、鐘ノ森のママさんたちを前に容赦なく過激なしごきを与えていく
果たして鐘ノ森は無事に闇バレーの大会に優勝することができるのだろうか?



【システム】
・画面は1024×600(16:9)
・キャラ別音声設定
・前の選択肢へもどるあり
・Hシーン選択肢の固定
・ルートロックあり

システム的にはいつものかぐやという感じです、遣って不便なところは無い出しょう
全ヒロインのED(?)を見るとゲーム中にグランドシナリオへの選択肢が出現します


【仕様】
ヒロインはメイン格3人+サブ2人の5人になります、メイン格はルートが2つあります
練習ノートから各ヒロインに対応した練習を選択して実行する見たいなノリです
メインヒロインは練習内容が5段階まであり、一度選ぶ毎に増えていきます

各ヒロインの練習を5回選ぶと対応したヒロインのルートへ分岐します
この際、一途に同じヒロインに練習をし続ける場合と、別のヒロインの練習も見た場合で
シナリオが分岐するようになっています、これもおなじみの分岐システムですね

闇バレーということでメインノールトでは、終盤に分岐があり間違えると犯されます
しかし、美香ルートか他の2人のルートかで2シーンしかない為、期待しすぎると難です

サビヒロインの智子は10/23(一度でも別のヒロインに手を出す)になるとノートに現れます
成美は10/29に登場します……他のヒロインを攻略しておく必要があるかは不明です
この2人は1度でも選択すると、そのルートへ分岐するので注意が必要です



【雑感】
大真面目に大馬鹿な行為を行いそれがエロになるコメディ色が強めの作品になっています
陵辱ゲームという感じではなく、最初はいやいやだけど段々と受け入れていく……
どころから嵌りだして自ら望んでくるような形になります、超お手軽な調教モノですかね

闇バレーといういかにもな要素もありますが、選択肢では結構足を突っ込むものの
シーンのバリエーションは多くなく、そちら方面を期待すると弱い作品になっています
基本的に陵辱的な部分はおまけ程度の作品としてみるのが良いかと思われます

ということで、基本的には主人公は真面目にやっているけどコメディ的な雰囲気が強い
ギャグ成分の強い抜きゲーという感じでしょうか、多少調教プレイな要素もありますかね

なにはともあれ体験版のノリで楽しめそうなら、有りという感じの作品ではないかと
人妻モノとしてはそれオンリーと見ると弱いですけど、そちらの方面も多少ありかなと
そんな感じで、設定やノリにピンと来たらありという感じの作品になっているかなと


以下、ネタバレを含む感想になります



【ヒロイン】
■御法川美香
村長の「御法川清」の浮気相手であってクラブのままで現在の妻
元クラブのママであり、クラブを再建する為に財産目的で結婚という冷めた関係
クラブに対する思いは強く、それを盾に出されるとどうしても弱くなってしまう

プライドが高く、キツイ性格ではあるが、基本的に仲間思いの部分がある
しかし、後輩の菜摘を萎縮させてしまっていたりと上手く回らない部分も
バレーに対しては、エースとしての自負があり、エースポジションに拘り続ける

一番、足立に抵抗するヒロインとなっています、ドンドン抵抗するだけになりますが
激しく抵抗する人妻が段々と特訓の虜になっていくという流れや最後には逆に求めてきて
……という多分、本作のコンセプトに一番そったと思われるメイン的な役割です

ルートも遥の絡みで3つのEDに分岐する特別な仕様になっていますし
もう1人の主役と言っていい清の関係者でもある為、扱いは何ksと良いです


■三葉菜摘
美香のクラブで働いており学生時代は美香の部活の後輩だったらしく
その関係と持ち前の性格もあり美香を含め周囲の人間に頭があがらない
その整った容姿や控えめな性格から、村の男性の人気は高いらしい

引っ込み思案なその性格から損をする場面も多いがバレーの才能はある
そこを如何に引き出してやるかが、足立の腕の見せ所であるのだが
どうやら、引き出す必要のなかった特性まで引き出してしまったらしい

ということで、ヒロイン中一番の淫乱の気があったらしく個別で覚醒
完全に足立が押されてコントロール不能状態に陥る様はなかなか楽しいです
清とのしがらみも弱く、未亡人という立場であるため、ネタ方面に動いた様子
ただ、夫に対する思いの強さは5人の中では一番強いとは思うんですけどね……


■大野茉希
大学時代に知り合った男と結婚して、その故郷にやってきた新妻
最初は田舎過ぎる村に戸惑いを感じていたがママさんバレーのコミュニティや
持ち前のポジティブさに助けられて、今はしっかりとなじんでしまっている
バレーボールの経験は無いが運動神経は良く、段々と実力つけてきている
運動神経や体系等は、チームでは一番理想的なものを持っているらしい

唯一、円滑な夫婦関係を築いているだけに、難攻不落で抵抗も激しい
と思ったらあっさりとお尻を使った特訓にはまり込みトップクラスにちょろい人でいた
夫自身は出世の為、清の不正に加担しているものの、それ以外は気が小さいだけの
真面目な人間である為、少々哀れになってしまう部分もあったり、そうでもなかったり
この夫は、寝取られゲーでやられてしまう主人公の典型みたいなキャラですね

最後は、妻の嬉しそうな顔が見たいと足立とのプレイを見たいと懇願するのですが
どちらのルートでも似たような結果になってしまって、NTR適正がありすぎます
取り合えず寝取られゲーの逆視点みたいなノリです、足立自身はそんな意思ないのですが
2人の気持ちを吹き飛ばして突き進んでいく茉希が自由すぎる……


■須藤智子
嘗て名を馳せた名選手であり、その業界に詳しいものには名が知れ渡っているほど
今はママさんバレーの大会で何度も優勝している強豪チームの絶対的エースである
その才能、資質は高く、完成した選手ながら足立がほしがるほどの実力を持つ

すべてのルートで大会後にメンバーとして加わるがあまり活躍する事はなかったり
次の大会で他のチームに苦戦をしたりと、仲間になって見るとダメな典型の人
……というのはしなりの都合であるが、少々存在感の薄いキャラなのは確かである

智子シナリオは導入部からしばらくの間智子視点で語られる部分が多くあり
闇を編む狐の存在だったり、ブラコンであったり、バレー練習を受けるほかの面々の反応だったり
と他にはない視点で語られる部分が多くて、新鮮な気持ちで楽しめるシナリオでした


■桜井成実
嘗て、足立が指導をしていた強豪バレーチームのメンバー、練習には熱心に打ち込み
最後まで見捨てられることなくついていったようだがチーム内では補欠だった様子
足立の指導(足立自身)にはまり、足立がチームのコーチを解任された後もついてきた

美香に練習を納得させるという、名目の為に練習に呼ばれ、そのままチームに加わる
未経験から1年指導を受けたのみだが、下手な経験者を軽くしのぐ能力を身につけている
指導により育ったメンバーを圧倒するほどでは無いが、安定したパフォーマンスを見せる

指導を受けられる相手に対して嫉妬のような感情を覗かせていることがある
というのは智子ルートで示されるとおりで、本人は完全に足立自身にはまり込んでいる

プロローグから登場するが、サブヒロインであり、扱いとしては智子と近いものがある


■御法川遥
御法川清と前の妻の娘で、美香にとっては義理の娘となる、大人しい少女、個別EDはなし
私利私欲に生きる御法川御法川御法川が妻の美香よりも真の意味で大切にしている娘である
健気な娘で、そりが合わない美香と何とか仲良くなろうとチームに入ろうとする
美香ルートの表ルートの分岐の1つでのみ、美香と共に攻略が可能となる



【Hシーン】
・御法川美香:18
・三葉菜摘:17
・大野茉希:17
・菜摘+茉希:2
・須藤智子:4
・桜井成実:6
・美香+遥:2
・美香+智子+成実:1
・菜摘+茉希+遥:1
・6人:1

シーンの分量で言えばメイン3人が圧倒的です
メインは最初の調教のネタ的なプレイも多いですが、基本的には本番多めです
多少強引に行くことがも多いですけど、基本的には、合意の下のプレイになります

特筆すべきは特訓を2人とも真面目にやっていることでしょうか
ある意味Hシーンが一番のネタになるというHシーンが見逃せない作品です
それを犠牲にHシーンとして使いにくくなっている部分が歩きもします

また、主人公の性格が冷徹な感じなので、あまりラブラブとも言いがたいのですけど
ヒロインの方がそんな雰囲気なので、ラブラブという評価でいいのではないかと
このアンバランスさこそが、本作の魅力と言っても過言では……過言かもしれません

闇バレーの敗北によって他の男に犯されるのは実質2枠しかありません
美香単独と菜摘と茉希が同時にやられるものです、そちら狙いだと物足りないでしょう


【まとめ】
スポーツ、真面目に馬鹿をやる、人妻とやたら詰め込んだ感じのある作品です
良い悪いではなく、やることが多すぎて、まとまりきれてないような気がしました

真面目に馬鹿をやるという点ではある程度、成功しているのですがあと1歩足りずに
前半の勢いは良かったのですが、後半は収まるところに収まったなと思ったり
ただ、真面目なこといいながらバカをやる主人公と、それに戸惑いつつもついてきて
最終的にはなんだか受け入れている、或いは嵌っている、ゆるい感じは楽しかったです

Hシーンも含めてバカをやるというのは、実用性はともかく楽しむことが出来ました
抜き以外で楽しめるというのは何か間違っていますが、この作品はコレで良いかなと
特に前半は、全く性交渉として楽しむ気の無い主人公と戸惑いつつも感じるヒロイン
というプレイヤー置いてけぼりな展開が素敵な感じで、ネタとしては成功しているかなと

最後の闇を編む狐辺りのノリは他でも見られますが、こういうのは結構好きです
後は、バレーボールのシーンをもう少し細かく描いたらと思うのですけども
基本的には軽く流す程度で、その辺りも、弱く感じてしまう部分かもしれませんね

人妻ものとしてみると、少し弱いでしょうか、全員未亡人でもいいのではという程
唯一存在感を持っていたのが茉希の夫ですが、コレは何か違う方向に存在感が……
と、ある程度熟したヒロインばかりなのですが、人妻(ママさん)という感じは弱いです
そのあたりまで売れたのを求めるとまだまだみずみずしい作品に感じるかもしれません

Hシーンについては思いのほか、合意の上でのプレイが多い感じがしました
もう少し調教プレイで場かやっている時間が多いほうが個人的には好みでしたね
あっさりとヒロインが受け入れてしまうものが多くて、少々肩透かしでした
闇バレーの敗北については、入れるんだったらという感じで中途半端かなと
入れるんだったら負け方で変えてみるとか、そういった微妙な迷いが気になりました

と、細かい事を指摘するといろいろな部分で出て着てくるのですけども
序盤のノリは楽しかったですし、それ以降も楽しめる部分はいくつもあったりと
ネタゲーとしてはそこそこ遊べましたし、Hシーンもバリエーション的に弱いものの
質と量的には十分なものを備えていると思いますので、作品としては悪くないかなと

個人的にもう少し尖った感じがほしかったですが、作品受けの意味で博打になりますし
多少小さくまとまってしまった感じもありますけど、コレはコレとしてという感じです

ヒロインはママさんということで、少し年配気味なので、好きな人は良いでしょう
更に少し奇乳気味になってきた感もあるヒロイン辺りが結構好みが分かれそうですが
逆にこれがいいという方には十分お勧めできる作品ではないかと思います
こういうネタを真剣にやるの自体は結構好きなので、次回も期待したいところです

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コメント


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Ending曲が坂本真綾のtune the rainbowにクリソツw

ロシスキー | URL | 2015-03-06(Fri)15:59 [編集]


Re: タイトルなし

コメントありがとうございます
確かにイントロの辺りが似ている感じがしますね

RmG | URL | 2015-03-08(Sun)00:16 [編集]