
タイトル通り某MMORPGを元ネタとしたBFRPGのROBFの新作になります
バトルは1対1のセックスバトルで負けると相手に犯されるやつです
【あらすじ】
主人公「ノビッサ(名前変更可能)」はコモドの街の近くの海岸で倒れているところを
通りかかった詩人の「バドゥ」と踊り子の「ターサ」に拾われることになる
ノビッサが拾われて数ヶ月経ったある日のこと、コモドの巫女の選定が行われる
巫女は精霊への感謝と祈りをささげる役目を担った精霊祭の主役といえる存在であり
その巫女の役にノビッサの恩人での一人あるターサが選ばれることになる
巫女には樹海の奥にある大樹イグドラシルの葉より作られた冠が捧げられ
それを渡したには巫女と祭の後に交わる権利が与えられることになっている
ターサに思いを寄せるバドゥは、ターサと結ばれる機会として森に挑もうとする
しかし、瘴気に宛てられて亜種に変化したモンスターにバドゥの技術は通じない為
ノビッサとチームを組んで、イグドラシルの幹に向けて森へ挑んでいく
そんな矢先、森に生息するという淫魔が街を遅い、ターサをさらっていくことに……
果たして、コモドの巫女をさらった淫魔の狙いは?イグドラシルの冠の行方は?
【ゲーム】
基本的に前作と同じであり、前作をプレイ済みならば問題が無いと思います
その中で、今作で変更した事を中心にだらーっと説明していきます
■基本
前作はクエストをこなしていくうちにシナリオが進んでいく形になっていましたが
今作はしっかりと目的があり、メインストーリーを進めていくだけでEDは見れます
ストーリーを進めていくと、クエストは増えていき、サブストーリーが展開していきます
しかし、やることは基本的に同じでポイントはしっかりと街の人から情報収集すること
この作品はそこまで広い世界でないながらも、フラグが色々な場所に隠されているため
情報集をおろそかにしていると、クエスト進行が滞ってしまう可能性があります
街の人の話をくだらない戯言として流さず、意味を考えるとおのずと道は見えてきます
よって、ROというだけに元ネタをプレイしないと解らない……という話ではなく
情報収集が足りないことを前提に進めることがポイントではないかなと思います
たまにさり気無さ過ぎて解りくい事もあり、基本足で色々探る部分はありますが
なんとなく気になった情報が上手くはまりイベントの進行やアイテム入手につながる
というあたりがこの作品の一種の楽しさですね(昔なつかしのって感じもします)
ただ、今回も頭装備やドロップ武器関連については元ネタを知っていた方がいいですね
基本的にシーンを見るならこの辺りは要らないので、やりこみ要素と見るべきでしょう
■バトル
シンボルエンカウント、フロントビュー、1対1のセックスバトルRPGというところです
敵には衣服の概念があるものが多く、脱がせたり脱がせ無かったりの戦略があります
相手のHPを0にすれば勝利、相手をイカせてアイテムや経験値を入手することが出来ますが
敗北すると相手の女の子の姿をしたモンスターたちによって一方的に犯されます
今作は、「アシスト」というコマンドが追加されました
これはパートナーとして加えた仲間によって補助的な技を使ってもらうことで
新たに作られた援護ポイント(ダメージで増加)というのを消費することで使用できます
パートナーはシナリオ中に仲間になる協力者(や愛人)、そして捕まえたモンスターです
アシストはターンの開始に使用することが出来るという特性を持っており
援護ポイントがあるならば、いくらでも技(同じ技以外)が使用できるようになっています
中にはターン開始を使えることで、かなりの変態性能になっている技もあります
……色々と試してみると、新しい戦法が発見できるかもしれません
■育成(強化)
育成はパラメータとスキルポイント振り分けて自由にタイプを決めていけます
どんな型でも戦えますが、基本的には一部の芸が抜きんだ特化タイプが薦められます
幾つかの例が説明書に書かれており、よく解らない人はそれをヒントにすると良いでしょう
一応振りなおし用のアイテムも手に入れることが出来るので、そうそう詰みはしないかと
強化用の装備もただ性能の高い低いではなく、長所を伸ばすタイプが多いため
この組み合わせを考えることで、すごい性能を引き出す事も、空回りすることもあり
自分専用の組み合わせを考えて、強力なキャラクターを作るのが本作の醍醐味でしょう
というのは無印と同じで、多少スキルやアイテムの性能に本作では若干の調整があるも
前作をプレイ済みなら基本的にすんなりと入ることが出来るようになっているかと……
そんな中、今回大幅に変更されたのは装備欄のペット周りになっています
前作はペットがアクセサリーとペットから選択するようになっていましたが
今回はアクセサリーが独立しており、防具のような扱いになりました
ペットはパートナーとなり前述のアシストコマンドに影響を与えるようになっています
一応ステータスを上げる性能を持ったパートナーもいるので、装備みたいな扱いです
またパートナーは装備すると探索中は後ろについてきて、敵と接触するリスクが増えます
さらに一部のイベントでは仕様不可なことがありますので、その点は注意が必要です
■全体
プレイ時間はラスボス撃破だけを考えるなら10時間
Hシーンに関わる要素などをコンプするのに15時間
カードなどレアアイテムも全種類そろえるとなると……
ということで、前作同様に結構やりこみの懐は深くなっています
金策が大変なのは前作以上な気がしますので、色々と工夫する必要がありますね
モンスターは前作より少なくなり46となっておりますが前作よりコンパチは少なめで
量的にはそこまで減っていない印象で、ボリュームが少ないわけではないです
(さすがに拡張後のボリュームと比較すると前作に軍配が上がってしまいますが)
前作から続投するキャラもいますが、グラやテキストも新しくなっている為
ほぼ全て新規の敵という形で楽しめ、前作をプレイした方も安心して楽しめます
相変わらず丁寧に作られたRPGという感じで、基本がしっかり抑えられています
多少、ゲームを遊ぶ必要がありますが、様々なフォローがありストレスなく遊べるかと
よって、ただのHシーン集だけじゃなくてRPGとしても楽しみたい方にオススメです
(規模は大きくないですが)街を歩き回って情報収集していく感じになっていますので
そういう懐かしい雰囲気の持ったお遣いタイプが好きな人には特にあうかと思います
以下、ネタバレを含む感想です
【シナリオとか】
前作は目的なくそこらを探索しているうちに状況が進んで最終決戦でしたが
今作はある程度目指すべき指標があり、それに向って進めていく形になっています
フリーのシナリオもあり、ある程度の自由度はあるものの前作ほどではないです
といっても前作も敵の強さの関係から何だかんだとほぼ一本道だったことからして
あまり感触的に違いは感じない気もするのですけどね……と、思いつつも
今作は明確なシナリオがついたことで、個性のついたキャラクターが増えました
バドゥを筆頭にしたキャラクター達は、シナリオに彩を与えてくれましたが
その反面、無言のキャラクターである主人公を置いて、活躍しすぎる場面もあります
特に先に語ったバドゥは、真の主人公といってしまってもいいぐらいに出番があり
淫魔3姉妹との決戦に向うまでは殆どバドゥを中心にシナリオが進行しています
その上で最後もしっかりとシナリオに加わる等、完全にもう1人の主役になっています
あくまで戦っているのは主人公「ノビッサ」であり、彼の物語であると見た場合
バドゥは戦闘は殆ど何もしてくれないのに(スキルは非常に有用なんですけども)
やたらと美味しい目にあい、その上でシナリオも殆ど彼の都合で動いていくので
まるでバドゥに主役の座を掻っ攫われたようで、複雑な気分が呼び起こされます
最初にターサと結ばれたいから手伝ってくれ(命に関わる戦闘部分を担ってくれ)
と言ってくる彼に反発を覚える方は引っかかる部分となってしまうかもしれません
(一応、バドゥとターサが恩人でアリ、その恩返しであるという趣旨なのでしょうが)
勿論バドゥがいることでシナリオの雰囲気を和らげていてるのも確かです
ただ、にぎやかしやお調子ものキャラという枠を越えて、活躍をしたり
或いは主人公とも戦う敵とも関係を持ったりと美味しい展開もあることに対して
少々、優遇しすぎているのではないかと思う部分があったのも確かでした
バトルファックという枠で考えたとき、多数の男と関係を持つのは当たり前ですが
それを現在進行形でそうだと明言化されると気になってしまうという感じでして
その辺りをまざまざと見せ付ける役になってしまったのも皮肉なところですね
正直、扱いよりも、彼関連のイベントでニヴルへイムを往復させられた方が……
という個人的な恨み言があったりするのですけど、それは黙っておきますね
バドゥばかりも何なので、メインシナリオ関係も……3姉妹の出番が少ない……
正直、主人公が唯一関わっているといってもいい部分なのですけども
シナリオの要所要所で邪魔をする悪役としては十分に活躍するのですが
主人公との絡みが少ないです(しかも、最後以外はまともにやりあいませんし)
イベントを回収しないと取り合えず、なんかラスダンで戦った悪いやつらぐらいで
あまりフォローされていないのが、折角のキャラなのにという感じもします
エムヴィーピーの3人組もそうですけど、バドゥよりも敵のボス格のほうを
もう少し描写してほしかったなというのがエロゲやっている身として思ったり
あと、さらっと流していますけど、ミステルティンが主人公を物理で殺しかけた件
気付きつつもあえて目をそらしてた点を、突きつけられた感じで複雑な気分でした
彼女の冷徹さを出すのに必要だったんでしょうが、これをやられるとBFとは一体……
という根底を覆されかねないのですよね、だって普通に戦うと勝てない相手なんですし
しかし、性格はMで、相手の正体わかるといきなり奴隷状態のミスティさんには困るね
でも戦闘始まるととにかく拘束と石化で困るね……そんなMさんは結構好きな娘です
あ、事件は全部ヘルが悪いってことでいいですよね、アルケミさんも言ってますし
しかし、エンディング後、とらわれのお姫様になってしまったノビッサの運命は?
次回作のジュノー編が最終章となるようですが、敵に回れても困りますよね
まさかのノビッサとの熱い戦いが?……流石にそれは避けてほしいのですけども
【攻略メモ】
・プレイスタイルとか
一芸特化型がオススメなのですが、考慮するべきは、攻撃と防御両面の確保かと
攻撃はSTR、INT、DEXのどれか、防御はVIT、AGIのどちらかになるかと思います
「STR」のメリットは通常攻撃が強いことで、最悪の場合SPがなくても戦えます
「INT」のメリットはその火力にありますが、SPの管理やらで色々と面倒です
「DEX」のメリットは火力の安定性ですが、火力不足で終盤長期戦になります
「VIT」のメリットはHPも上がり回復量も上がることによる安定性にあります
INTがないと魔法に弱いといわれますが、それも自動回復やHPである程度補えます
「AGI」のメリットは防御だけでなく攻撃にも効果があるところです
攻撃回数や相手より先に攻撃といった攻撃方面も同時に抑えられます
ただし、回避できない相手には防御の役割が弱い為、終盤は厳しい敵が多いです
これを踏まえて組み合わせを考えると良いでしょう
たとえば攻撃方面のメリットともなるAGIですが、攻撃をDEX型にしていると
攻撃回数が多くなるというメリットの片方が完全に死んでしまいます
よってDEX-AGIよりもDEX-VIT型のほうがつぶしの利く型だったりします
尤もカードで補える部分はありますしこれが良いと一概には言えません
この辺り戦闘で比重を何処に置くかで変わってくるかと思いますけども
基本は攻撃と防御の両立させるステータスを考えるのが良いかなと
私はプレイ中DEX-VIT型でした、DEX推しなのは元ネタでハンターを使っていた名残です
ラスボスに挑める頃はDEXがカンストVITが素で50ぐらいってところでした
一応、アイテムを湯水のように使いつつLv37の段階で鎧ありのラスボスを倒せてます
因みにこのステータスは序盤から中盤にかけて強いですが終盤は火力不足です
途中でリセットをかけて切り替えるというのも選択肢の一つではないかと思います
スキルとしては「ハイディング」「スティール」「ストリップアーマー」辺りは必須でしょう
今作では「ルアフ」が必要なモンスターは存在しませんので適当にどうぞということで
あとはアイテム所持量増加あたりを抑えておくとこのゲームでは助かりますね
■シナリオ関連
・あぶり出し
鷲の目が必要……実は街のステージに取得アイテムが落ちています
・4つの鍵盤
全て街の中にありますので情報をしっかりと収集しましょう、墓は左上の墓地の話です
・ゲフェニア04の左下にいる娘
北上すると不自然に出っ張った場所があります……
・ゲフェニア3Fの家
ミスティルティンから盗むと家の鍵をくれます倒してもくれます、ドンドン増えます
・イグドラシルの冠
イベント発生後、机の上にあります
この3択でターサバドゥ関連のシナリオが大きく変化するので注意
また、ターサ、バドゥのパートナーの性能が大きく変わります
ここで見逃した戦闘はクリア後パンツ仙人のイベントでに回収することが出来ます
■その他アイテムとか
・ゲフェニアの3つの墓
カタコンツアー社長から15000で入手できるアイテムをもっていくと反応
刺さっているカードはグール……グールカード3つを入手しましょう
■図鑑関連
・No.16
チュンイー姉妹……クエスト武術の後継者でチュンイー姉、妹を両方卵にして
龍之城右上の老人に話しかけて修行させるとチュンイー姉妹の卵をくれる
以後、崑崙などに出現する、卵は修行させる方法でしか入手できない
・No.19
天仙娘々……崑崙の黒蛇王と同じところにいる、崑崙のワープ地帯は戻る事も肝心
因みにワープ地帯で見れるけど取れない宝箱はハスをジャンプして伝って行ける
・No.32/33
ターサ……シナリオの進行で素直にノビッサ結ばれるとパンツ仙人便りになる
基本的にはユグドラシルの冠関連のイベントからの分岐なので慎重に選びましょう
・No.37
レディータニー
ジャングルを東に進むと着く沼で戦える、スティールが無いと延々と回復される
・No.38
黒蛇王……天仙娘々と同じ場所に生息、かなり強いので丸薬だけなら盗んで逃げるといい
・No.40/41
エクスキューショナー/オーガトゥース
イベントで選択した片方のみ回収されている、説明書どおりエミュ鯖で残りは確認
■ペット関連
・チュンイー姉妹
上記No.16参照
・上級死霊カプラ
死霊カプラがいる状態でカプラ利用券をニブルのカプラにみせる
・ペクソジン
村正(闘技場景品)を装備(もった?)状態でペクソジンを倒すと卵を入手
村正はもっていかれるので、必要な場合は再び景品でどうぞ
・レディータニー
オークの集落の右上にある合成屋でゴールデンバナナ+マスターエッグで作れる
ゴールドエッグを持った状態でレディータニーを倒すと卵を入手
・黒蛇王
オークの集落の右上にある合成屋で丸薬+マスターエッグで作れる
ブラックエッグを持った状態で黒蛇王を倒すと卵を入手
■愛人関連
・ターサ
正妻ルートだとパンツ仙人で解放されます
・魔女キルケラ
イベントの進行で勝手についてきます、人によっては最初の愛人
・ヘル
ラスボスを弱体化なしで撃破してもう一度、ヘルの元に向う
・3姉妹
それぞれの対応武器を持った(装備した)状態で倒すと愛人に
・エイル
酒場の張り紙を調べると発生するミニゲームで60点以上
100点以上で皆大好きタオクンガカード……これ弱体化してる……
・カプラ
カプラ利用券使用
アシストの性能がやりこみには欠かせない存在になっています
・ウニーク
コロシアムで勝利後控え室に出現
ニブルヘイムで黒猫の人形10個と交換できるたれ猫を渡す
・サキ
捕まえた後許す必要があります
掘り出し物を買い続けて最後にサキを買うと入手できます
パートナーとしてより、愛人後のショップアイテムの品揃えが素晴らしいです
・ヨコナ
まず、捕まえた後許す必要があります
情報を聞き出すために「ティアラ」を渡すことが前提です
ドロップするのは闘技場のウニークかペクソジン
コモドカプラのブーストが可能で倒しやすいペクソジンの方が楽です
・キシウ
まず、捕まえた後許す必要があります
レベルを上げた状態で(40以上?)相手を挑発すると仲間になります
【Hシーン】
基本的に相手を倒すと回想枠が埋まっていきます、今回は直ぐに回想ができます
相手に責められることになう回想枠は図鑑と同じく46種類です、前作より少ないですが
このレベルの作品と比較するとかなり数があるので、好きな人には嬉しい良です
エムヴィーピーのオシオキイベントとターサの淫魔覚醒イベントイが入るので
+4枠という感じになります、これはどちらかというと女の子がやられる方です
そちらが得意でない型のために回避する方法は与えられているのは良いところですね
前作よりもモンスターが動くことになり、よりHさがましているかと思います
脱衣状態によってプレイの長さが変わっていきます、形態がある相手は形態でも変化
どれも徹底的に絞られるようになっているため、徹底的に犯されたい人には良いでしょう
最終的に本番にいたるため、胸だけで……とかを期待すると弱いかも知れません
【まとめ】
前作の問題点?を改善してより遊びやすくなりました
RPGとしての完成度は前作から高かったですが、より洗練された感じですね
前作よりボリュームは控えめですが、その分濃い内容になっていました
今回はおおまかなシナリオもついて、キャラに個性がついたのが大きな変化でした
最終章に向けて色々伏線を張っていたりと、次回作が楽しみであったり
戦う相手のキャラも描かれて、いい感じに作用していた部分があるのは良かったです
反面、主人公が置いていかれて他が目立ちすぎるという部分もありました
といっても、この辺りは完全に好みの問題で何がいいか悪いかは判断できません
余程、バドゥに抵抗を感じない限り、前作を楽しめたなら十分お勧めできる内容
BFを扱ったテーマとしても、ゲームとして完成度が高い作品であると思うので
女性が強いBF作品というのがほしい方にとっても良い作品だと思います
と、思う部分はありますが基本的には楽しかったですし、Hも良かったですよと
次回作である最終章を楽しみにして待ちたいと思います……何時になるんでしょう?


