
【あらすじ】
いろいろあってエロ大国となった日本ではセックスが一大文化であり
学園の授業でもセックスの授業を積極的に取り入れる時代になっていた
しかし、そうは言っても個人では受け入れられないものも居る
名門である私立聖教女学院では、補習しなければいけない問題児たちを集め
「ファジーローズカラーズ」というクラスを作り一人の男を学園に呼んだ
主人公「織田幸助」は講師として問題児たちに様々なHの指導していくことになる
しかし、何とは言っても問題児、順風満帆に行くはずもなくて……
【システム】
・画面は16:9
・キャラクター別音声設定あり
・一部Hシーンにアニメーションあり
・パッチによる立ち絵の裸化あり
基本システムはいつもどおりです、ソフマップびいきな特典も相変わらずです
それ含めて、パッチが色々出ているのでプレイする前にまず充てておきましょう
ソフマップの特典は艦○れネタですね、ノーマルの立ち絵を変更するパッチと
おまけシナリオとして、そのコスチュームで複数プレイが楽しめます
今回まともに複数プレイがあるのはこのおまけシナリオだけだったりします
【雑感】
GRANDEEですが絶対○○シリーズとは違いまして、マンネリ打破みたいな感じでしょうか
といっても基本は一緒なんですけど、一部のフォーマットなどは変えてきてますね
特にという点でプレイが基本的に合意の元で行っているように見られるところでしょうか
また、サブヒロインにEDのついたものがおり、また、ハーレムルートがなしということで
仕様の面でもいつものシリーズとは少しばかり違うモノになっていました
細かい差はあるものの、基本的にお馬鹿でHなノリと可愛いヒロイン辺りは変わっておらず
Hシーンもしっかり回数は用意されていますし、アニメーションもしっかりあると思います
そちらの方面で好きな方なら問題なく楽しめるかなーと言う所でしょうか
以下、ネタバレを含む感想です
【ヒロイン】
■稲盛千鶴
誰にでも優しくしてくれる、クラス委員、優等生だが不器用で天然である
性格故に、仕事を頼まれると断れずに受け入れてしまうことになる
しかし、不器用さと相まって上手く仕事を捌けずいつもあっぷあっぷしてる
胸が大きく周囲からじろじろ見られた為に、男性恐怖症になってしまっている
その為、敢えてその周りから見られるの快感と思うように授業をしていくことになる
後半は授業を進めつつも普通に学園生活をしていて苦という感じでしょうか
一番この作品のテーマに掛かったシナリオになっているかと思います
プレイは周囲に見られながら、或いは隠れながらの羞恥プレイが中心です
また、陥没乳首もちである為、好きな人にはよいキャラではないかなと思います
■織田茉桜
幸助の姉で男性嫌い、特に幸助が嫌いで、近づくだけでも露骨に嫌悪感を表す
その為、幸助の前ではガスマスクをつけてくるほど、パッチとあわせると何だコレ
基本口を開けば、幸助に対する罵倒ばかりだが、一応コミュニケーションは成立する
また、男嫌いではあるが女性に興味があるというわけでもなく、そちらの展開はない
茉桜が幸助を始めとする男性を嫌った理由は、擁護できない位に幸助のせいなのですが
男嫌いは行き過ぎている気もしますが、良く考えなくても、一般的な基準では
普通の反応をしているですよね、それが逆に浮くというのは面白いところです
シナリオ上では殆どデレませんが、それぐらいの堅さが逆にいい気もします
そういえば、試験について語られたシナリオはコレぐらいだった気もします
道具プレイということでバイブとかローターとかが出てきます
プレイの大半がちょっと反抗的な目つきなので好きな人にはいいかもしれません
立ち絵変更パッチで一番遊ばれているヒロインとなっています、多分担当の影響です
■霧生院竜胆
先輩であり、文武両道で成績優秀、学生会長を勤める才媛
だが、体系が非常にお子様であり、その理由でエッチが出来ず補習になる
元来の性格から補習に対して真面目に挑もうとする態度も見られるが……
尊敬する祖父のように上に立つものとして立派であろうと心がけている
また、祖父の影響で時代劇が好きで芝居がかった古風な言葉遣いをする
しかし、その見た目から皆に可愛がられるマスコットとして扱われることが多い
尤も、彼女からにじみ出る包容力は間違いなく年上の女性のそれである
ただし、非常にちょろい性格で、優しくされているで惚れていくことに……
MということでS的なプレイというか、多少強引気味に押していくプレイが多いと思います
■大江神楽
何を考えているのか感情の見えない幸助の下級生、双子妹の音羽がおり揃って補習
妹は病弱ゆえだが、神楽は授業にまともに出てないことが問題視されている
その実は様々な要因が絡んでいるのだが、取り敢えずは故合ってのことであり
本人自体は感情が読み取りづらいもののそこまで、反抗的な学生ではない
妹の病気の為に、黒魔術をしており、そのために必要な材料として精液を所望する
しかし授業を受けるうちに自身もHや精液にはまってしまうことになって……
というのはともかく基本的には妹の為に神楽や幸助が奮闘するお話になっています
その奮闘の仕方が少しおかしい気がするけど、この作品は基本そうなので無視します
精液が必要なので口でのシチュが多めですが、それ以外はノーマルなプレイですね
シナリオ的に見て一番精液を口にしたのは音羽のほうだというのは今更な話でしょう
あと、本当に軽くですが音羽との3Pシーンが少しだけあったりします
また、結末も2人一緒という感じで音羽は結構扱いがよいヒロインになっています
■北見華恋
久しぶりに再会した幼馴染、幸助ほどではないがアホの娘である
過去はいつも一緒に居たが、周囲にからかわれて疎遠になっていた
その為、現在も表に出てこないものの幸助に対して好意を持っている
故にセックスの授業を嫌がっており、補習でまさかの再会を果たすことに
相手が幸助と解り積極的に絡んでいこうとするが思いは上手く伝わらない
その態度で勘違いされて変にマニアックなプレイをされてしまう事もある
このゲームなりのツンデレという感じでしょうか、デレテからの展開が早すぎて
少し置いてけぼりを食らってしまうというか完全にダイジェストだコレ!
最初の勘違いからお尻のプレイが多めになります、他はそういえば多い程度ですが
華恋についてはかなりの頻度でプレイにお尻が付いて回るという感じになっています
■七星昴
サポートとして後追いで学園にやってきた幸助に続く2人目の男
見た目は爽やか系イケメンで、学園の女性の人気を掻っ攫っていくことになる
ただし、本人はバイブなどの大人のおもちゃ好きでかなりアレな趣味もある
実は女の子である、というどこかで聞いた設定、サブキャラながらEDもある珍しい娘
■四月一日忍
ファジーローズカラーズの担任となった保険医
教師や保険医としての腕前はあり有能であるが、基本的にやる気がない
面倒ごとは人に押し付ける性質で、授業も幸助に押しつけて以降はあまり関わらない
保険医ということで、調子が悪いという嘘をついてそのまま関係を結ぶ頭の悪い展開
Sと見せかけて実際はMだったというのはその界隈ではゴホウビなのかもしれません……
■大江音羽
神楽の双子の妹にあたる、素直で可愛い優しい後輩
病弱故に補習となっている為、問題児扱いではあるが、基本は真面目な娘である
この世界で真面目な娘というのはどういうタイプかって話でもありますね
姉とのEDで出番があるので、こちら単独での攻略ルートはないようです
■激突!マラー沖海戦
特典で付いてくるいつものやつです……こんかいは艦○れネタですね
といいつつやったことないの大体のキャラの名前しか、解らんのですが
今回は唯一複数プレイのあるお話となっています、マヲ級ちゃんかわいい
【Hシーン】
・稲盛千鶴:9
・織田茉桜:9
・霧生院竜胆:9
・大江神楽:9(1シーンのみ神楽+音羽)
・北見華恋:9
・七星昴:3
・四月一日忍:3
・大江音羽:3
・激突!マラー沖海戦:4
→忍+昴、神楽+音羽、竜胆+華恋、千鶴+茉桜
メインは9シーンずつ、サブは3シーンずつということでこの辺りはいつもどおり
おまけシナリオが無いと双子を除いて複数プレイのルートはなくなっています
この点についてはいつもよりパワー不足ではないかなと思ってしまう部分ですね
ヒロイン毎にある程度プレイ傾向はありますが基本的にはラブラブという感じです
いつも序盤は無理やりと言う感じのシーンが多かったですが、今回は茉桜ぐらいですね
アニメーションはメインが5シーン、サブが1シーンずつとコレもいつもの比率ですね
【まとめ】
いつもよりノーマルなノリの作品になっていたというのが最初の印象です
いつもならば最初にヒロインに対して結構ひどい事をしたりするのですけど
今回はスケベ心満載であるものの主人公がある程度ヒロインを気遣っていました
世界観的にも出来るだけ嫌悪感を感じさせないようにした印象が強かったです
ということで、いつもよりはヒロインとかの交流を大切にした作品ということで
変な言い方ですけど、ヒロイン萌えよりに作られた気がする作品ではないかなと
実際、竜胆とか普通にちょろ可愛かったので少し驚きました、失礼な話です
色々混乱があったのか修正でドタバタしていましたね、回想関連はまだバグがありそう
私が確認する限りは一部のアニメーションが登録されないというバグが残っています
バグについては、現状そこまで致命的でないため、直せばいいとは思うのですけど
それよりも華恋シナリオの終盤の展開のほうが個人的には気になってしまいました
どうみても終盤の駆け足展開は、時間が足りないところを無理矢理詰め込んだようにしか……
ヒロインが可愛いだけに、このやっつけ展開はどうも残念だなと思うばかりです
Hシーンはしっかり他と同じだけ用意されているのはせめてもの救いでしょうか
そこまで破綻していないのですけど、年度末だなと思わざるを得ない部分がありますね
あまたらすから期間も開いていませんし、色々と人事的なものが絡んでそうは雰囲気ですが
と何を言っても仕方ないですね、次回作はもっと落ち着いて作って欲しいなぁと思います
ヒロイン自体はそれぞれ可愛かったので、絶対~シリーズとはまた違う感じで
この路線はこの路線でありかなとは思いました、いつもよりマイルドな感じですので
いつものノリが無理やりすぎて苦手と思う人にはよい内容ではないかなと思ったり
オバカな部分は相変わらずですので、いつもの人もそこまで戸惑う事はないかと思います


