伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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世界と世界の真ん中で 感想

Lump of Sugarの「世界と世界の真ん中で」の感想です

【あらすじ】
「近江連理」達、北天寮第18荘「エルデシュ」の面々は
寮の新たなメンバーとして連理の妹である「近江小々路」を迎えることになる

小々路を加えての新たな学院生活と寮生活を順風満帆に過ごしていく連理
しかし心の片隅では小々路を迎える際の大掃除で見つけた鍵が気になっていた
鍵は同じエルデシュの寮生の「月館美紀」「白取愛良」「朱音遥」も持っており
連理が手に入れたものを含めて少なくとも4本、全く同じ形の鍵が存在していた

連理は鍵の謎を追ううちに学院内の不思議な場所に行き着くことになり
「天球儀」と呼ばれる不思議な雰囲気持つオブジェクトの存在を知ることになる
天球儀の研究をしていた遥は、この世界は天球儀によって作り出されたものだという

天球儀とは、この世界とは、そしてこの世界に居る自分達は何なのかを追っていくうちに
連理はエルデシュのメンバーと親しくなり、彼女たちが抱えている望みを知ることになる


【システム】
・画面は16:9と4:3で切り替え可能
・キャラ別音声切り替え
・「前の選択肢へ戻る」あり

基本的な機能は揃っているかと思います


テキストは表示途中でもクリックすると次のテキストが表示される仕様です
他のシステムになれていると最初戸惑うかもしれません
「テキスト表示中でも次のページへ進む」のチェックをはずすと
一般的な美少女ゲームのレスポンスになると思います、お好みでどうぞ

ヒロインは4人、同時攻略は狙えませんが、対象を絞ればあっさり分岐できるかと
一応、遥と小々路はセットで攻略できるようになっているので横着したい方はどうぞ
4ヒロインクリア後にはおまけシナリオが見られます、Hシーンはないですがね……


【雑感】
設定からいって普通の学園モノでないのは確かですけど、特殊な部分はあるものの
そこまで超展開と言うものはなくて、伏線は多少説明不足はあるも回収されていました
コレぐらいの不思議要素なら何処にでもあるなという範囲に収まっています
超展開を恐れている人はそこまで警戒する必要ないかなと思います

設定などは丁寧に作られている反面、意外性はあまりないという部分もあり
2ルートぐらいで大体の設定を理解してしまうので、謎を解き明かしていくのが好き
という方には少々肩透かしな部分もある作品ではないかなと思います

各シナリオがテンプレート的な流れになっており展開の幅が少ないのも気になります
問題1→付き合う→イチャイチャ→問題2→エピローグという形になっていまして
良くある美少女ゲームの流れといえばそれまでですけど、上記の意外性の弱さとあわせ
どうにも展開の幅の少なさを感じてしまう作品となっていました

ヒロインについては手堅い感じで、どの娘も精一杯に愛情を伝えようとする姿は良いです
ヒロインとのイチャイチャを楽しむ萌えゲーとしては流石に抑えるところ抑えています
また、最近のはやりかHシーンも結構な濃さで1回目のシーンはかなり尺が長くなっています
ラブラブHの範囲は超えないものの、その範囲でしっかりとHは描かれていると思います

手堅い萌えゲーで、シナリオも結構凝っているという感じで、あくまでキャラありきですが
ただ、展開の幅が狭いためにヒロインよりもシナリオを期待する方なら少々退屈に感じるかも
という感じでしょうか、体験版でヒロインが可愛いと思えるならアリということですね


以下、ネタバレを含む感想です




【ヒロイン】
■月館美紀
容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群の2年生を代表する優等生として知られる学院の有名人
寮ではスイッチを切り替えており親しみやすい性格で連理たちと積極的に絡んでくる
「友達になれない相手はいない」とのことで、実際相手の事に良く気付き、友人も多い

あっさりとこの世界がどういうものかについてあらまし明かされるシナリオになっています
連理などの正体は詳しく語られませんがシナリオの全容を知るにはちょうど良い塩梅ですかね
愛良よりネタバレ度は多めですが、愛良よりは先に手を出した方がいい気が個人的にはします

元の世界の設定としては、愛良を見た後だと比較的大人しい感じといいますか
色々思うところはあるんですけど、落ち着いて話し合おうというと全部終わっちゃう感じです
強い感情がトリガーなので、抱えている個人の問題や望みに関しては壮大なものではない
というお話のスケールを知るにはちょうど良いシナリオなのかもしれません

ヒロインはとにかく恋人として相応しい姿をとろうと必死に模索する姿が可愛いです
4人のヒロインの中でイチャラブ部分については一番尺が取られているシナリオかなと
その辺りが、みのりさんの暴走にも繋がる美紀の言う優しい部分なのでしょう


■白取愛良
クールな外見と言動が特注の美紀と並ぶ美人として学院で知られる寮メンバー
実際のところはコミュニケーションが苦手で口数が少ない不器用さゆえである
クラスメイトでもあった連理には信頼を強く置いており、付き合っていると思われていた

世界の設定などがあまり知られることなく解決がされるシナリオになっています
情報量の少なさから導入にはいいと思いきやエピローグの流れは非常にわかりにくいという
大体の作品の流れというのを掴むには良いのですけど、最初だと少し戸惑うシナリオですね

元の世界の設定としては、一番超設定になっています、これ軽くSF入っていませんかね?
ヒロインの後悔という部分では一番納得できるというか他と規模が違いすぎます
他もこんなにぶっ飛んだ設定なのか?と驚愕させる意味でも最初にはきついシナリオな気も

不器用なりの愛情表現と、大人しいながら豊かな感情の発露がポイントです
直前までが気落ちして感情の起伏が抑えられていただけにギャップが大きくてよかったです


■近江小々路
連理の妹、長期の入院生活を終え、新たに学院の生活を送るべくエルデシュにやってきた
体は強くないもののポジティブな性格で、退院直後とは思えないほど能動的な活動をする
入院中お世話になった連理に何か恩返しがしたいと、連理に料理を教わるなど積極性も見せる

本作の中心となる連理にスポットが当たるシナリオです、大体の情報は揃うことになります
連理が何故今の姿になったのかや、他の世界に実体化して行動する姿かかれます
あとは遥シナリオに登場するとあるキーキャラが出てくることになります

元の世界では病に倒れた少女……連理の立ち位置がないこと以外は大きく変わりません
ヒロインの過去としては美少女ゲームとしては良くある設定という感じでしょうか
ただ、元の世界の話は小々路よりも連理が話の中心という感じになっていますし
天球儀から旅立つ流れもあり、終盤の展開はほかと大きく違うものとなっている特別仕様です
2回処女を失ったり2回死んだりすると書くとなんだかすごいシナリオに感じますね
エピローグは少々説明不足というか、解釈によっては悲惨な結末に見えなくもない気が……

もともとお兄ちゃんが大好きって感じのキャラですし、ほかではヒロインを祝福しつつ
個別では延長として恋愛感情が芽生えてる感じで、妹好きなら鉄板のヒロインですかね
ただ、妹ではないんですけどね……本人の設定自体に魅せ場があまりないのでも難です


■朱音遥
獣耳と尻尾を持った先輩であり、数学の天才として知られる寮メンバー
独自のテンポで生きており、何を考えているのか読めない部分がある
連理より先に天球儀について知っており、その謎を解き明かすべき行動している

一番シナリオの核心に触れるヒロインになっています
といっても大体の情報はほかで与えられているので細かい部分はともかくとして
どちらかというと設定の整理をするためのシナリオぐらいの印象ですかね

元の世界では孤独な数学者に拾われた獣……遥の望み自体が何かというわけでなく
遥と数学者の関係そして連理との出会いが物語の起点という感じになっています
それ以外の設定は中がさらっと説明したのは少々オイオイな感じですね

ヒロインとしては可愛らしいお姉さんという感じで、年上らしい姿を見せる部分もあれば
可愛らしく甘えてくる部分もあり、アンバランスさがポイントになっているかと思います
個人的には付き合う前の研究の助手として手伝うあたりの流れが好きですかね


■美都場菜緒
連理たちのクラスメイトである南天寮第二荘「湖水」の寮長を勤める委員長気質の少女
クラス代表として周囲の世話を焼き、連理たちにも話しかけてくる気さくな少女である

全ヒロインを攻略するとConstellation episodeに現れる雑巾をクリックすると出ます
彼女の望みと湖水という100人を越える寮の寮長を務めている理由も明らかになります
別に連理と結ばれたりするわけではなく、軽いサブエピソードという感じの扱いです


【Hシーン】
月館美紀:4
白取愛良:4
近江小々路:4
朱音遥:4

均等に4シーンずつ、1つのシーンで2回戦、3回戦ありと尺は長めになっています
プレイ自体は野外とかコスチュームはあるもののプレイ自体はノーマルな範囲
胸とかもあるんですが、ヒロインが基本的に控えめな子が多いので遥だけだったり
ただ、遥の胸のあとかかったままで本番に移るシーンとか結構好きです
あとは愛良で1シーンだけひざ関節で挟むシーンがありこちらは素敵な発想だと思いました


【まとめ】
基本的にヒロインありきのキャラゲーで、特殊な設定を組み込んで山場が生まれています
ヒロインとイチャイチャする部分については、非常に魅力的に仕上がっている反面
シナリオについては攻略順やシナリオの解釈で印象が大きく変わるなと思った作品です

解釈に大きく幅ができる辺り、後少し説明が足りなかったのではと思ったりもします
特に愛良や小々路のエピローグはいきなり飛ばされた感じもして混乱する場面もありました
基本的になんでもありな部分はあるんでしょうが、何処までありなのか見定められず
結果的に最後の展開でぶっ飛ばされた印象になったような気がしますね

強い感情が生まれる理由となった後悔の部分がある為ヒロインが気落ちする部分があるものの
出来るだけそういった「下げ」の部分を長くしないように心がけたのか、連理を始めとして
無駄なく動いて問題を解決してしまう為、終盤は急いだような展開に感じる部分もありました
上記の結末の説明不足とあわせて煙に巻かれたような印象を受ける方も居るのではないかと

上記の山場の扱いの他に舞台や展開の幅が狭いこともやや気になりました
主人公自体、料理や日曜大工というスキルしかなく、それ以外に話の幅が広がりません
特に学園としてイベントがあるわけではなく、寮で4人と仲良く過ごす日々というのは
共通ルートを勧めている時点で結構飽きが生まれてしまいました

雑感でも書いたように、個別は落す→イチャイチャ→落すと決まった流れになっていますし
大筋の設定があり、それは愛良以外を見れば大体わかってしまうようになっているため
別シナリオで明かされる新たな真実による驚きがあまりないというのがネックでして
ヒロイン攻略を進めるうちに決められた流れを追っているような印象が強くなっていきました

ヒロインとの関係ありきで下げの展開が暴走しないように抑えられたが故
シナリオがこぢんまりしてしまっおり、シナリオの物足りなさが生まれたのかなと
もう少し詳しく説明されれば全体の印象も変わったのにな……というところです

ヒロインとのイチャイチャについてはそういった気の回しがあるため、しっかり楽しめます
人によっては小々路の扱いに少し引っかかる部分もあるかもしれませんけどね……

というわけであくまでキャラありき、シナリオについては伏線回収などはされていますが
小さくまとまっている感じもあるので、そちらを期待すると物足りなく思うかもしれません
体験版などでヒロイン達が気に入れば、ヒロイン目的で手を出して見るのもあり
シナリオを強く期待するなら、少々弱い作品になっているかなという感じですね

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