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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

巨乳ファンタジー外伝2 感想

Waffleの「巨乳ファンタジー外伝2」の感想です
2の外伝ではなく1の外伝の2です


【あらすじ】
男は浜辺に打ち上げられて宛ても解らず浜辺に沿って何とか港に到着した
港で漸く見つけた女性に話しかけるといきなり相手に逃げられてしまう
追いかけていると衛兵に呼び止められて、つかまってしまうことになる
どうやら全裸で仮面を被るという非常に怪しい格好で追いかけていたらしい
結果、不審人物として男はつかまってしまうことになる

尋問を受けるうちに男は自分の記憶が無いこと、仮面が外れないことを知る
しかし、記憶が無い事も尋問されるも動じずマイペースに話をする男は、
州長官の怒りを買ってしまい、囚人として監獄にぶち込まれてしまうことになる

あらくれものの人魚族である囚人たちに囲まれる囚人としてのスタートからも
相変わらずのふてぶてしさで周囲を自分のペースに巻き込んでいくことになる男は
ヒルズランドの王女に気にいられて、「マスク」と名づけられ専属の騎士となる

マスクの躍進を快く思わない周囲のものは更なる困難へと追い込もうとするが
その逆境すらも飲み込んで異例の出世をしていくことになるマスク
果たして、マスクの進む先に待っているものは?、そしてマスクの正体は?

一方その頃、フロンスとも同盟を結びフロンス、イベリアと並ぶ強国に発展した
エーデルランドの国王「リュート」は、ここ数ヶ月顔を見せなくなっており
関係者の協力の下何とか誤魔化しているものの国の関係にほころびが生じていた。
数ヶ月前から行方不明になってしまったリュートの安否は果たして?


ということで、本編の外伝の更に続編となる外伝2となる本作は
リュートが再びスタート地点に着かされて逆転劇を演じることになります
身も蓋もないネタバレをしてますけど、多分困る人は皆無と思うのでスルー
タイトル通り本編と外伝2つにわたって書かれたリュートの物語は完結です


【システム】
・画面は16:9と4:3で変更可能
・キャラ別音声切り替え有り

初期起動時に画面サイズを聞かれます、後で環境設定で変える事も可能
進行上の便利機能は特になし、ルート分岐が多くないので分岐を抑えれば問題はありません
プロローグを見たあとなら以降ははじめからプレイするときも飛ばせるようになっています

粗どの画面からも回想モードをはじめとした鑑賞モードに移動することが可能です
凄い気はするのですけど、私はいまだに便利に使う方法は考え付いていません

いつも言ってる気がしますが決定キーがデフォルトではEnterではなくSPACEになっています
環境設定で変えられますが知らないと意外と戸惑う項目だったりします


【雑感】
お馴染みとなった巨乳シリーズの元祖の巨乳ファンタジーの3本目にして完結編となる本作
最低の状態から成り上がりユーロディア大陸の強国の王となった平凡王リュートが
再度困難に出会い、それを持ち前の運気と不思議な力、そして人望で乗り越えていきます

続き物ですが、再スタートみたいな流れですし、一応始めてでも大丈夫かなと思います
ただ、「外伝」の「2」と名づけられたのを初めにプレイする人がいるのかは知りませんが……

作品としては一本の長い話となっており、分岐は1つあるだけになっています
Hシーンの回数や全体を通しての優遇はありますが、特定のヒロインを攻略するといった
ヒロイン個別にスポットを当てた作品ではありません、本作は特にその傾向です

内容は惚けた態度だが頭は切れる、そして類稀なる運を持った主人公による逆転劇と
それに惚れた巨乳のヒロイン達との胸に偏重したHシーンの数々ということで
良くも悪くもいつもどおりという感じで、続編と見る方はそれをどう受けるかというところ

特に今回は完結編ということもあるのかわざと最初のファンタジーとかぶせている部分もあり
この辺りは安心して見れる反面、人によってはデジャブ、悪く言えば同じ展開ということで
回を重ねるごとにマンネリ的なものを感じていた人には注意が必要かもしれません

ただ、この作品に一番求められているだろう部分はしっかり抑えているので
巨乳シリーズならではの見せ場と思える方には、完結編に相応しい作品かと
プレイヤーがこの作品にいつもを求めてるか今までと違う何かを求めているかですね

と、続編ゆえの難しい部分はあるのですが、巨乳ファンタジーの完結編としては
しっかり完結していますし、大出世劇の集大成といえる作品かと思われます
シリーズを通して楽しめている方なら、手を出しても問題ない作品ですね


以下、ネタバレを含む感想


【シナリオ】
■仮面監獄編
導入部、記憶をなくして全裸にマスクの怪しい姿をして徘徊しつかまった男「マスク」が
州長官の怒りを買い、有無を言わさず投獄されてしまい、囚人として過ごすことになる話
このシリーズの基本ともいえる導入部であり、お約束を見せる部分でもありますね

序盤のエピソードではHシーンも無く、ヒロインも存在しないのは相変わらず
この時点ではマスクに力が殆どない為、ご都合主義な部分が多くなっており
正直、人によってはここで合う合わないがすっぱり分かれるのではと思わなくもなく
しかし、ミノタウロスといい普通ならあっさりと通過点にされそうなキャラクターが
チートとも思える性能の生物となっているのがこの世界設定の面白いところですね


■人魚海賊編
舞台は変わらないものの囚人から、ヒルズランドの王女ロザリンの騎士となりました
仮面監獄編を内包してもいい気がするのですが、一応仮面監獄とは別エピソード扱いです
強国「フロンス」と「イベリア」の覇権争いに巻き込まれた「ヒルズランド王国」での戦いを描きます
「マスク」こと「リュート」の記憶の復活もあり、全体的に激動のシナリオとなっています

リュート再出発の地が「巨乳ファンタジー2」の舞台「ヒルズランド王国」なのも面白いところ
シナリオ中に「ルイン」や「シャハル」の名前が出てきており、思わずニヤリとする部分も……
しかし、その後衰退したことや、国王がガから始まる2世で末路がアレな部分に頭を抱える

Hシーンまでが長いのも仕方ないこととはいえ、途中までは抜き寄りのゲームと忘れるほど
ロザリンはマスクを慕ってくれるものの、巨乳女の子とのHシーンを楽しみにする人には
長い長い為期間となります、その分覚醒後はやりたい放題になっているのですけども


・ロザリン
ユーロディア大陸の北西に位置する島国ヒルズランド王国の王女
人魚と人間のハーフでプライベートでは人魚の姿になっている
イベリアとフロンスの関係で戦を避けるため、やられたい放題となっている国王に対して
自らフロンスの略奪行為をどうにかしようと海賊の真似事で対処しようとしている
エーデルラントを強国に押し上げたリュート王に憧れる

ヒロインとしては、真面目で優しく一途な娘ということで、導入には良いかなと
導入部で人魚海賊編も長いゆえ印象が最も強いのはロザリンであるのですが
その反面最初に消化するので出番が減る後半でどんどん印象が薄れていく難点が……



■高貴爆乳編
ノルドラント王国の王女エストリアがヒロインとなるシナリオ
エストリアはロザリンと仲が良くく、宰相はネーデルラントに好意的であるため
スムーズに外交が進むモノと思われたが……全体的に溜めの話ですかね
導入からリュート復活までを描く人魚海賊編と集大成の神聖超乳編にはさまれあっさり風味
ただし、本作唯一の分岐も存在するので、特別仕様といえ特別仕様でしょうか
ちなみにアナザールートへ分岐するとエストリアは影も形もありません


・エストリア
エーデルランドの北に位置するノルドラント王国の王女
その美貌が若くからもてはやされており多くの男性に求婚され、傲慢で高飛車なところがる
ロザリンとの親交は深いため、順調に関係は進むと思ったがリュートを好ましく思っておらず
フロンス王国の王子ルグランにまるめこまれて、話がこじれてしまうことになる

基本的に金髪でツンツンしているヒロインの風辺りが強い作品で、それはこの娘同様です
最初ゴージャス版のアイシスという感想だったのですけど、そのまま足を突っ込むとか
恋愛になれていないためか、リュートにほれてからの一途さはかなりのものですけども
ついでに、アイシスも活躍の機会は増えましたけど、別に特別扱いはされていません……


■高貴爆乳(バカチン)編
イベリアと徹底抗戦ではなく在る程度の譲歩を見せると分岐するシナリオ
バカチン教国の枢機卿でごたごたある話、全員が同じ立ち絵なので非常に追いにくい……
こちらに分岐するとイベリアとは決着をつけずそのままエンディングへ向います
途中まではともかく終盤の展開は少々やっつけ的な部分が強いですね
公式通販のパッチあれば印象も違うのでしょうかね



■神聖超乳編
実質最終エピソードになる、ユーロディア大陸の大国イベリア王国との決戦となります
実質ノルドラント、ヒルズラント、イベリアを治めたエーデルラントに敵は居ないと思われたが
ユーロディア一の大魔術士としてしられるイストリアスと目覚しい戦果をあげる謎の舞台
多くのクラーケンを従えることの出来るセレブリア率いる艦隊と大きな壁が立ちはだかる
果たしてユーロディア大陸の覇権を握るのはエーデルラント王国かイベリア王国?
また、類稀なる強運を持ったリュートの正体も明らかになります、ミノタウロスは知っていた!


・セレブリア
本作でもトップの巨乳で純血のニンフにしてヒロインとしてはラスボスとなる女性
イベリアの王妃ということでエンペラドール2世の妻であり、当然、経験済みである
ニンフの一種ウンディーネで、種族唯一の生き残りとなったセレブリアは目的があった
自分を助けたエンペラドール2世には恩義を感じながらも、目的のために離れることに
ある種、リュートの神聖魔族を明言させる為に登場したような存在でもある
バストが120ということで人を選びそうな領域だが、意外とバランス的に問題ない
と思うのはプレイしているうちにバランス感覚が壊れてしまったからだろうか……



■ハーレム
定番となった感じもある、本編終了後の皆で仲良くするお話です
今までがずっと戦争戦争だったのでこののどかさは思うところもありますね
一作目ではパッケージに大きく書かれて非常に目立っていたアイシスさんが
最後のプレイでメイン2人と顔を並べたあたり漸く陽の目を見た感じが……って騙されないぞ!




【Hシーン】
・ロザリン:4
・エストリア:4
・セレブリア:4
・シャムシェル:7
・ロクサーヌ:5
・アイシス:5
・グラディス:4
・エメラリア:3
・ルセリア:4
・ネリス:3
・アフロディア:3
・セレブリア+ロクサーヌ+ルセリア:1
・アイシス(+ネリス):1
・ロクサーヌ+ロザリン+エストリア→ロザリン+シャムシェル+エメラリア:1
・アフロディア+ネリス→ネリス+エメラリア:1
・シャムシェル+アイシス+エメラリア+ロクサーヌ+ルセリア+グラディス:1
・エメラリア+ネリス→ロザリン+エストリア:1
・ロクサーヌ+アフロディア:1
・ルセリア+セレブリア→シャムシェル+グラディス+アイシス:1

プレイは基本的に胸で挟まれるか、胸に吸い付きながら本番かのプレイが主です
複数プレイでは基本的に1人にたいして本番で他のヒロインが胸に吸い付く感じです
胸は吸い付くとき変形するほど引っ張るシーンが多く、気持ちいいのか不明ですね
とにかく胸偏重ですが、どちらかというと胸を虐めたい人向けのシーンが多いです
ただ、最後は複数にはさんでもらうプレイのラッシュが入っています

シャムシェルは置いて、他は均等な感じでしょうか
ロクサーヌとアイシスは今までの扱いから増やしたという気がします

エストリアやグラディスはハーレムに1枠ずつ単独シーンを持ちます
傍目から見るとエストリアだけ新キャラで1シーン短いと感じる罠があるのです

ネリスとエメラリアはハーレムの助演で頑張ったのかなという印象
何かとセットにされますけど補佐官とかいうよりバラエティーパックみたいな扱い
(+ネリス)はHシーンに混ざるけど手しか映っていないため記しています



【まとめ】
外伝2ということでアレなイメージがありますが、しっかりとまとまった印象です
無印、外伝、外伝2、ついでに2とあわせて大型巨編とも言える内容になっています
巨乳に囲まれた傍目に馬鹿らしいこの物語をぶれずに完結させたのは見事という感じで
その事実だけでも十分特筆するに価する作品ではないかなと思います

しかし、作品としては一部の層に受けるように特化したものでもあるために
主人公がチート性能で流れもご都合主義過ぎるとか、ヒロインがやたらちょろいとか
Hシーンのプレイがおっぱい過ぎるとかが気になるようなら、微妙な部分もあり

また、作品を重ねているものの基本的に馬鹿にされてから見返すという逆転劇が殆どであるため
ずっと見ている人間としてはワンパターンに感じてしまう部分も多々あると思います
勿論、その部分を楽しむというやり方もありますし、ある程度狙っている部分もあるでしょう
シリーズとして結構長いものとなるのでこのお約束を楽しむという感じのノリでしょうかね
それを受け入れられるか否かが結構評価の分かれ目になるのかなと思います
(そもそも話の流れはライターの定番コースそのものだという説もありますけどね)

ということで、過去シリーズを楽しめて、飽きが来て無いなら間違いなくオススメの作品
外伝1の方は既に力を持っていて物足りなかった人にも、本作は楽しめるかなと思います
既にシリーズの逆転展開が飽き気味の人にはつらいかもしれませんが、お話自体は王道展開で
ヒロインも増えてもしっかりとフォローされている、堅実なつくりになっていますので
逆転がでスカっとしたい方ならシリーズを通してお勧めできる作品かなと思います

ただ、主人公のノリは合う合わないがあるのでそこは体験版などでチェックのこと

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