
【あらすじ】
主人公「マコト・ヒビノ」は徴兵先の実践訓練でドジを踏み
無人の惑星で動けなくなってしまい生命の危機を迎えていた
何も出来ないまま日が過ぎて備蓄も切れ死を覚悟していたが
通りかかった巨大な船に発見されマコトは助け出されることになる
しかし目覚めていると裸にされ目の前には接触が禁止されている種族
ファーゼライト星人であった、そして彼女はそままマコトに跨り……
非合法で非人道的な仕事により富を得ているマイザールファミリーの船で
マイザール親子のわがままで様々なひどい目に合わされることになるマコト達
マコトはこの船から抜け出すことが出来るのか、それとも……
【システム】
・画面は4:3
・キャラ別音声設定あり
・セーブのジョイント機能あり
変わったところといえばセーブのジョイント機能でしょうか
ツリーのように階層をつけてセーブすることができます
このセーブは前回の選択肢でAを選んだデータだから
このセーブデータはこの階層の下につけておく
といった管理が可能になります、総当り攻略には嬉しい機能です
今回はそこまで攻略が難しくないものの、標準装備として
選択肢がややこしいゲームならほしい機能ですね
シナリオは3つに分岐します、相変わらずヒロインという概念は弱くて
このヒロインのルートが見たいという感じの需要には応えてくれません
解りやすく言うとマイザール一家と仲良くなるシナリオは無いということです
【雑感】
相変わらずの路線というべきでしょうか、強烈なメインキャラクターたちに
主人公もヒロインも振り回されてひどい目に合うゲームになっています
どのルートに行っても主人公もヒロイン達ひどい目に合わされます
どういう風にというと一応、性的になのですが、とにかくぼろぼろにされるので
ぐちゅぐちゅしたのやべとべとしたのが苦手な人にはオススメできません
これぐらい汚れがあるほうが好きな人もいますでしょうしそういう方にとっては
相変わらず楽しめる作品になるのではないかなと思います
女性上位スペースアドベンチャーということで受け的需要もあるでしょうが
勿論そういった描写はあるもののやはり女性をぐちゃぐちゃにする描写が多いです
いくつか光るシーンがあればという人にはいいでしょうが、過度の期待は禁物です
ジャンルなどは気にせずいつもののりの作品だと思えば間違いないかと思います
以下、ネタバレを含む感想
【ヒロイン】
■イリーザ
協定により人間が接触することを禁じられているファーゼライト星人
マイザールファミリーに長く飼われており、なじんでいる印象がある
亜美に何かと眼の敵にされており、ぞんざいな扱いを受けることもしばしば
股間にはものをはやすことが出来、大きさを好きに変えることができる
そのため、智子を襲う時乃亡一人の某焼くとして活躍することもある
希美子の命令の元マコトを襲う場面もあるが、基本的には被害者的な位置づけ
道具でひどい目に合わされたり、他にはなにかとスカ的なのが多い印象
■智子・ロマ・ルイス
マコトの後に船につれてこられた大学生
研究の為に擬態していた生物がマイザール親子の狙っていた生物であり
間違ってつれてきてしまったことで、親子の怒りを買い、飼われることになる
最初からひどい目に合わされるが、ポジティブに頑張っていこうとする、少し天然
一部の知識については非凡なものがあり、それが脱出の手がかりとなる
最初から奴隷という位置づけの為、親子にひどい扱いを受ける役目となる
基本的に異種姦という感じで人間以外に教われるシチュエーションが多い
■希美子・マイザール
マイザール家の当主にして、巨大船の船長を勤める女性
娘の亜美と違い表面上は落ち着いた雰囲気を持った女性ではあるが
裏では様々なえげつないことを考えており、時にマコト達に要求してくる
若さと美しさを保つ為、若い男性の精を求めており度々マコトは絞られる
若さを保つ為とマコトを中心に男から搾り取るような描写が非常に多い
トゥルーで逆転するが、それ以外は基本的に上位者で逆転は早々無い
■亜美・マイザール
希美子の娘である次期当主、娘らしく母と同じくSな性格をしている
亜美は普段から攻撃的で、何かと当り散らしてくる難儀な娘である
スイッチが入ると希美子以上に攻撃的な性格になり手がつけられない
まだ希美子と比べると若い為、駆け引きなどは得意ではない様子
道具を開発するのが趣味で、その趣味はプレイでも使われており
イリーザを中心に様々な人間が実験台にされてしまうことになる
先にお尻に目覚めた為かお尻を使うことを好み、プレイもそちら中心
奉仕や道具を使ったプレイは多いが、本番行為は非常に少ない
【攻略】
シナリオは3つに分岐します、イリーザを中心に進めると入る亜美エンド
智子を中心に進めると入る希美子エンドということでそっちじゃない状態
どちらもそういう名前をつけるのも仕方ないといった感じの結末です
唯一の逆転が出来るのはイリーザも智子も気に掛けることではいるルートです
このルートではマイザールファミリーの影におびえず物語を終えることが出来ます
イリーザ単独、智子単独は存在せず、当然マイザールの2人と結ばれることもありません
■イリーザルート(亜美エンド)
神に祈る
エッチを褒める
詳しく聞く
性癖だと思う
まだまだ出せます!
何も言わない
気持ち悪い
無言で片付ける
亜美対応に、口添えをする
やっぱり拒否する
優しく抱きしめる
■智子ルート(希美子エンド)
神に祈る
お礼を言う
詳しく聞く
性癖だと思う
まだまだ出せます!
ジョニーさんに助けを求める
かっこいい
無言で片付ける
亜美対応に、口添えをする
自分が代わりにやる
抱く
■トゥルーエンド
神に祈る
エッチを褒める
詳しく聞く
性癖だと思う
まだまだ出せます!
ジョニーさんに助けを求める
(2人ルート)
メルビンさんに同調する
ハッキングの方に行ってもらう
まだまだ終わらせない
今すぐ助ける
【Hシーン】
全64枠
キャラが結構入り乱れるのでこのキャラが何枠とは書けません
スカや異種姦や触手など高難易度のプレイが多くあります
なんでもごった煮なのであうシーンもありますが人を選ぶような
やりすぎ系のプレイがやや多いのはいつものことです
女性上位ということでマイザール一家とマコトのプレイなら受け~M
ヒロイン2人とマコトなら対等な関係のノーマルプレイとなり
マイザールとヒロインなら大抵が強烈な陵辱プレイという感じで
比率的には凌辱的なプレイが圧倒的に多いかなと思います
ノーマルなプレイが一番少ないのはもはやご愛嬌でしょう
トゥルールートでもヒロイン達がひどい目にあうのはかわりません
そういうのが好きでない人は手を出すべきではない部類の作品です
【まとめ】
SFの世界観とか設定は面白かったんですけど、ノリはいつもどおり
序盤は虐められて、中盤からヒロインがぼろぼろにされて
抵抗しようと試みるも失敗するか、逆転して相手をぼろぼろにするか
少なくとも受けとかM目当てだけで手を出すには敷居の高い作品であるかと
その辺りも踏まえてこの濃さをらしさと受け止められる人向けのゲームで
その方面で考えれば今回もしっかりとその役割を果たしているかと
結末は3種類とシンプルで、逆転もあるのでシナリオ的にはまとまりがある感じです
ヒロイン単独といったものは無く、選んだヒロインと一緒にぼろぼろにされるか
それともヒロイン2人を連れてぼろぼろにされるも何とか脱出に成功するか
個別のEDとか期待する人はいないでしょうけど、そういうゲームですとだけ
とりあえず難しいことを考えず、ぐちゃぐちゃ楽しみたい人向けの作品
この濃さは他ではなかなか味わえない種類のものなのでツボにあえばよい作品かと
総じていつもどおりといえば身も蓋もない締め方になりますかね……


