伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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グリザイアの楽園 感想

FrontWingの「グリザイアの楽園」の感想です

10周年として登場した「グリザイアの果実」が
気付いたら3部作扱いでなんだかんだと完結を迎えました

3作目となる本作は完結編でありファンディスクでもあります
どちらをとっても一見さんお断りの内容なのでご注意を
最低限前作のグリザイアの迷宮をプレイしないと意味不明です
タイトルからは解り難い気もするので注意の程を


【あらすじ】
FDの続編ですし、不要とは思いますが、前作の「カプリスの繭」から続きます

雄二に救われた少女達5人の前で繰り広げられる衝撃的な映像
それは領事館で暴れまわるテロリストして映される雄二の姿であった

音信不通になる雄二とその関係者たち、いきなりの閉校となる美浜学園
少女たちを置いてきぼりにするように次々と事態が進んでいくことになる
もう一度、雄二に会いたいと願う少女達は抵抗を試みるもあまりに無力であった

そんな少女たちの前に「タナトス」と名乗る謎の人物が接触を図ってくる
「タナトス」は少女たちの意思を受け、雄二を奪還する為のプランを授ける
果たして少女達は政府とテロリストの交渉材料となった雄二を奪還できるのか

雄二と「タナトス・システム」を求める「ヒース・オスロ」の目的とは?
トラビスの存在意義とは?ということで大体そんな感じです



【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり
・シーンジャンプあり
・コンテンツのロックあり

必要なものは一通り揃っているかなと思います
システム面では不満がありません

コンテンツは最初から全開放ではなく「ブランエールの種」を
クリアしていることが前提となるものがいくつかあります

コンテンツは以下の4点
・果実以前の物語が描かれる「Prologue」
・前作の「カプリスの繭」の続きに当たる「ブランエールの種」
・グリザイア3部作のエピローグとなる「楽園アフター」
・今回もあるエロ枠「デイブ教授の抜きまくりChannel」

「ブランエールの種」クリアまで「楽園アフター」は現れず
最初から表示されていても「Prolouge」は選択することが出来ません

基本はどのコンテンツも一本道のシナリオになっており、読むだけです
今回はメインヒロインの個別のシナリオなどはありません
デイブ教授は前作よりチョイスがマニアックになっています


【雑感】
3部作の3作目ということで完結編、無事に物語が完結したという感じです
それだけでも喜ばしいことなのかもしれませんが、もう少しパンチがほしかった
大きく期待が外れることはないものの、期待を上回ることもなかったといいますか

しかし、実際のところ「グリザイアの果実」からの3部作というよりも
「グリザイアの迷宮」を前編とした後編って言うほうがしっくり来る様な気も
それぐらい、迷宮で登場したキャラたちに引っ張られるエピソードになっています
「カプリスの繭」以降が、グリザイアの劇場版であり、「ブランエールの種」が完結編
本編は「~果実」で語ったけど、雄二中心にエピソードを広げたかったみたいなノリです
アニメ化するらしいですが、1期2期とかでその辺りばっさり切るのではないかなと

それはともかく本編「ブランエールの種」の話になるのですけども、
自身が最も興味を持っている部分「一姫」近辺があっさり終わってしまったので
しょっぱなからブレーキをかけられたような感覚に陥ってしまったのでした

視点はは雄二ではなく雄二と出会い成長?したヒロインたちの物語という感じで
漸くヒロイン筆頭の面目躍如した感がある「榊由美子」を筆頭として
皆のまとめやくである「周防天音」、いろんな意味で便利屋になった「小嶺幸」
にぎやかしでムードメーカの「入巣蒔奈」、なんかいる「松嶋みちる」と
過去2編で磨かれた個性が光るシナリオに前半はなっています

奪還のライターの趣味が爆発しているような描写の数々については
コレをやるために3作頑張ってきたのでは?と勘ぐってしまう何かがあります
この作品ならではのこのノリを楽しめる人には楽しい作品になっているかなと

ヒロインが主役ということで、締める所は締めるものの、雄二分は若干弱めです
物語の最後に登場して、物語を完結に導くヒーローとか探偵的な存在感です
戦闘要員と知れ暴れまわるところが殆どで、ヒロインといちゃつくシーンは殆ど無く
そういうヒロインと主人公のコミュニケーションに期待する人には弱いかなと

また3部作のまとめということで、話にしっかりと決着をつけたのはいいですが
尺的に終盤は急ぎ足というか、纏めに入っているなという感じが強くなってしまい
盛り上がりに欠けているなと思う部分がありました、悪くはないのですけど

「カプリスの繭」の引きから勝手に期待しすぎた分があるのですけども
奪還のシーンは期待と違えとかなり楽しかっただけに決着で
少しインパクトが弱くなってしまったのが残念なところであるなぁと

正直敵役にそれほど魅力を感じていなかったのもあるのでしょうけど
メインキャラを濃厚に書くだけに、敵役の薄さが目立ってしまって
それが最後のなんとも盛り上がりに欠ける印象につながったのかなと

という感じで、期待を大きく上回る……ということはないものの
3部作という長丁場の完結編としてしっかりと締めてはいるかと思います
今までのシリアスパートやヒロインのキャラが好きなら楽しめるかなと


以下、ネタバレを含む感想




【シナリオ】
■ブランエールの種
私的に一番のポイントが「一姫」だっただけに、タナトスの登場には「お、おう」としか
凄い奇跡に恵まれての復活なわけですけど、好きなキャラだけど納得いかないような
この作品はコレでいいような、やっぱり嬉しいような複雑な気分になります

雑感でも語ったものの、やはり奪還シーンが一番の盛り上がりどころでしょうか
テュポーンやオスロあと黒幕あたりは段々と尻すぼみになっていった感も
今までためにためてジリ貧だった状況から一気に無双というところでしょうが
個人としては過去2作を通してバトルものという概念は飛ばしていたので
終盤の長丁場での超人バトルはどうにも……トラビスの部分は良かった、可愛い

しかし、この作品は、キャラクターをいろんな線でつなげるのが好きだなと
少女の姿をした雄二にボールペンで殺されたのは覚えてますけどそこ拾うとか
そんな感じで、過去のシナリオを読んでいると思わずにやりとできる部分もいろいろと

そのあたり過去2作を楽しんできた甲斐があるつくりは結構好きです
ただ、発売時期があいてしまっているので記憶が怪しい部分もあったりして
やっぱり記憶の鮮明な続き物として読みたかったのが正直なところ

あと美少女ゲームのメインコンテンツなのですけどミリーの裸以外に
特にエロ要素がないのは凄い、いやタナトスさんも裸だけどさぁ

グリザイア3部作の完結編となるわけですが、3部作の終わりというよりも
「カプリスの繭」を前編としたら、その後編という感じのノリになっています
果実は果実で終わっていてカプリス以降は映画版といいますかOVA版といいますか
勿論、果実によるヒロイン達の成長がなければ始まらない話なのですけども

「ヒース・オスロ」と「風見一姫」が話の中心となる為、必然であるとは思いますが
雄二側の回想シーンや過去の話が学園に来る前のエピソードばかりであるので
どうにも両サイドの温度の違いが凄いなぁ、と思ったのがその原因なわけですが

ヒロインとは決別すると決めた以上、揺らがず過去に縋らないのかもしれませんが
果実のエピソードってのは、ブランエールでは雄二にとってウェイトが弱いんだなと
感じざるをえない、構成になっているなと思いました


そもそも、この作品で期待されるものというのがハイテンションなやり取りとか
一気に落すような展開であるとか、ミリタリーネタであるとか複数あって
元はどれも食い合わせの悪いものなのですよね、果実では個別ルートによって
場合分けすることがある程度できていたと思うんですけども

ひとつに纏めるには多岐にわたりすぎて、収拾がつかなくなったといいますか
少なくとも10時間程度のシナリオでは上手く収めることが出来なくなったのだろうと

しかし、全部を出すようにしたため、あれはあれ、これはこれ、それはそれみたいな
ツボに嵌るシーンはあるけど、場面によっては一気にテンションがおちるような
見せ場はあるのに盛り上がりきらないような作品になったのかなと思わなくもないです


■Prolouge
学園に5人が集い雄二がやってくるまでの物語、基本は由美子視点
ここにきて驚愕の由美子押しというか漸く出番が出来たというか
本編といい今回の扱いは良く、キャラも安定して良い感じになりました
ライター自体違うとかそういうことを言ってはいけない

話自体が悪いとは思わないものの何故3作目の「グリザイアの楽園」でやったのかなと
ブランエールの種はヒロインの過去成分が足りないからバランスを図った感じでしょうか
うーん、ますます果実と迷宮以降の別物感が増した気がしないでもないですが

基本のお話は順々ヒロインが来て、仲を深めて風呂に入るを繰り返していくという感じ
いえ、狙った構成なのでしょうけどもね、こちらもHシーンはなし



■楽園アフター
メインのH枠はこちらに詰め込まれています
といいつつも1シーンずつなのですけども、ってことでハーレムシナリオ
なんだかんだでコレぐらいご都合主義なのもいいと思うのですが
漸くにしてヒロインと雄二がまともに絡なんでくれます、長かった

種でも思ったけどすっかりペア扱いとなった「蒔奈」と「幸」
便利に扱われているなと……ここに来て重要な戦力ではあるけども
シナリオ的には深くは触れない感じになってきています

対して全編で目立ちつつもヒロインらしい扱いを受けずにいた「みちる」
愛されキャラなんでしょうか、結果論があるとはいえ非常に扱いが良いです
しかし、せっかくの楽園なのに1人を選んだ感じの結末になるのは
そのまま最後は全員でとかの方が……はい、ハーレム好きです

そして念願の一姫という感じですかね、1シーンしかないですけども


■デイブ教授のうんたら
ギャレット、雄二の母、バスケ部あたりが今回の売りだと思います
いやいや、雄二の母って……母って、まあいいか
しかし、バスケ部は本編で結末知った後だと思うところがあるよね
それはそれとして、デザイン的には可愛いので問題ないです



【Hシーン】
■楽園
榊由美子:1
松島みちる:1
小嶺幸+入巣蒔奈:1
周防天音:1
風見一姫:1

メインヒロインは1人1回ずつ!
……1つセットになった娘たちがいますがその分長めです
セットの娘達と天音はシナリオの都合で日焼けしています
プレイ自体はいつもののりという感じで、激しいけど濃さは普通


■デイブ枠
ミリエラ:1
キアラ:1
千鶴:1
ギャレット:1
JB:1
雄二の母:1
坂下+伊吹:1
金田+桜井+佐久間:1
小出:1
広岡+古森:1


知らない苗字の羅列はバスケ部員枠
4つ枠があるのではなく2シーンずつで連続したシーンになる
謎の小出びいきがある、コメを逆流して○○したとは思えない扱い

プレイ内容はともかくメンバーは、なかなか濃いと思う
幸+蒔奈といい複数プレイに目覚めたのかもしれない



【まとめ】
なんだかんだ言ったとおり本編の終盤は乗り切れない部分はあったものの
なんだかんだで楽しかったというのがとりあえずの感想でしょうか
この構成は色々難しい部分もあるので不安8割期待2割でしたが
どとらかというと期待のほうに傾いてくれた作品であったかと

出てきた作品は「迷宮」のとき期待したものと違ったものではありますが
それとは違う方向で十分楽しませてもらってので良いかなと思ったり
しかし、毎回そんな感じのことを言っている気がしないでもないです
私にとっては期待とは違うけど最後は楽しめるのがグリザイアなのでしょう
この辺りライターの力があってのことだとは思うのですけども

ネタに癖がありますし、万人受けするわけではないでしょうけども
ツボに嵌れば非常に楽しめる部類の作品であるとは思います確認の程を
あわない人はとことんあわないでしょうし、それがずっと続きますゆえ
こんな注意を三部作の最後の感想のまとめで書くことでもないですが

この作品は絶対にやるべき作品のひとつとは思いませんけど
3部作という形態に手を出して後悔する内容ではありませんでした
最後に綺麗に締めてくれれば3部作に躊躇せず手を出せとも言えたのですが

とりあえず、作品のファンとなっている方なら十分楽しめる内容だろうと
特にヒロイン同士の掛け合いとかが気にいてる方には十分オススメできる内容
という評価にとどめておこうと思います、個人的には楽しめたということです


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