伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

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LOVESICK PUPPIES 感想

COSIMC CUTEの「LOVESICK PUPPIES」の感想です

【あらすじ】
学園の厄介ごとを片付ける「相談室」に所属する「崇村虎太郎」の元に
退学スレスレの問題を起こした「空小路織衣」がボランティアとしてやってきて
1ヶ月間、相談室の上司として面倒を見ることになってしまう

最初はつれない態度の織依に手を焼くも、彼女の態度や事件の裏にあるものに
そして事件にあるものが気になった虎太郎はおせっかいを焼くことになってしまう
その後も、様々な事情の少女達が、虎太郎の管理する寮「ニーシュ」に集うことになり
嘗ては入寮者が1人しかいなかったニーシュは次第に賑やかになっていくことに
そんな折、ニーシュの取り壊しが決まったことを知らされて……


【システム】
・画面は16:9
・個別音声設定あり
・ショートカットキーコンフィグ可能
・緊急回避ボタンあり

進行上の便利機能はありません、共通は長いので少しジャンプが欲しかったところ
ショートカットキーに選択肢までスキップの機能があったので期待してみた見たら
ただ単にスキップが始まっただけというのはちょっと力がぬけました

攻略対象は5人、選択肢自体は解りやすいですが長い共通で少しずつ現れるので
意外と軸を決めていないと何処に分岐するのか確信が持てないという欠点はあります

クリアするとSPECIALが登場、回想とかが見られるモードです
Hシーン拡張パッチを当てている場合、追加したシーンが直ぐに全部見れます



【雑感】
初期とやりたかったことが違うのでは?と思う部分がちらほらとありました
序盤の展開にその残滓がちらほらと言いますか、アイデアの欠片が見られます
結局全ルート攻略しても物語の便利ツール以上になれなかったソラリス
相談室と学生会の関係や自主性を重んじる学園のシステム、ニーシュの解体

最初はもうちょっと入り組んだややこしい話になると踏んでいたんですけど
個別で触れられる部分はあるものの、最終的には小さくまとまったと言いますか
ぽっとわいた小さな問題に視点がずらされて終わってしまった感が強いです
個別はイチャラブ重視の萌えゲーといっても差し支えないものになっている気も
全体を見ればヒロインの成長物語という感じになっているのですけども
締めのもっていきかたが弱く、コレで終わってよかったのか?と思いました

体験版で描かれた部分ぐらいはシリアスな雰囲気が置かれていますが
ソーニャという存在が非常に大きくシナリオの雰囲気を大きく変えます
そこまでの流れからどうやって寮の関係を描いていくのかという
タイトルの雰囲気に似合わないドラマが展開されると思っていたのですが
そのあとは多少、凝ったネタや描写はあるものの普通のラブコメになっていますね

個別ルートでは個人の問題などはいくらか存在するも序盤程のシリアスは殆どなく
基本的にはヒロインとイチャイチャする内に話が終わると言う感じになります
ただ、全体的にネタを仕込みすぎているのか、シナリオが長くなり気味な部分があり
人によっては間延びしているような印象を受けるのではと思ったりします
特に終盤のイベントほど牽引力が弱まっているような感じがするのですよね

良くも悪くも序盤の展開と終盤の展開が全く違う作品になっています
全体を見直して、テーマを鑑みればある種の一貫性は感じるのですけど
序盤の展開で期待されるのはそこではないよなーと言った感じですかね

逆に序盤のシリアス部分が苦手で、キャラ達の掛け合いを楽しみたい
と言う方には少々長いですけど、全体を通してオススメできるかなと言うところです
ヒロイン自体にはずれは無いと思うので、そちらが気に入れば問題ないでしょう


以下、ネタバレを含む感想です




【ヒロイン】
■空小路織衣
プロローグを飾る1話から登場する娘、位置的にはメインでしょうか
学園で大きな問題を起こし相談室のボランティアとしてやって来る
最初はつんけんとした態度だが次第に打ち解けていくことになる
共通と個別で二段階のツンデレと見せかけて割と序盤で打ち解けてくる
しかし個別でさらに一段階の変身を残しており、恥ずかしい娘へ変貌していく

個別への分岐は早く、さすがのメイン格といったところでしょうか
基本的には相談室での仕事が中心となり、最終的には執行部会長の話絡んで
学園の重要な要素についてはほぼ織依でカバーしている印象があります

個別自体は基本的に順風満帆と言いますか山場らしい山場は感じられません
会長選挙はあるもののあっさり終わってしまい当選後は非常に簡略化されています
どちらかというと執行部のボランティア期間終了前後の方がウェイトが重く
印象としてはそれこそ1話の打ち解けるまでの方が強いぐらいに感じます

正直会長選挙は「雛瀬遥佳」の評判を不当に下げただけではないのかなと
遥佳は特に思いいれのあるキャラでもなく、タイプ的に好きでもないので
特に同情する部分もなく、またこの娘か……ぐらいの印象でしたので
遥佳の好き嫌いはともかく最後に持ってくるには盛り上がりに欠けるイベントでした



■保科有希
織依同様、一度の選択肢で分岐する、比較的比重の思いヒロイン
織依が学園生活とその未来がテーマとすればこちらは寮と過去の話でしょうか
立場的には近過ぎる幼馴染といいますか、ある日を境に微妙な距離になっており
彼女自身が避けていることもあるのか、このルート以外では存在は薄いキャラです
その分、彼女の思いが素直に爆発するこのルートの破壊力は高いのですけども

有希シナリオはほぼ一本道ですが織依が結構絡んできます

想いが通じ合ってからは始終イチャイチャしていただけのような
カリユについて色々絡むんですけど、カリユのエピソード自体
個人的にはあまり思うところがないので、どうにもコメントしにくいのです

あと最後に遥佳絡むんですけどこれとさらにもう1つイベントがあったりして
ライターはこのキャラクター気に入ってるのではないかなと思ってみたり
そんな感じで遥佳とか織依が多目に絡むシナリオではあるのですけど
このシナリオはなんだかんだで主人公とヒロインでの関係を最後まで描いた感じで
その辺りは貫禄の幼馴染と言う感じでしょうか安心してイチャラブを楽しめます


■柴咲まるな
複雑な家庭を慮って預かることになった少女、カリユでの経験?はて?
何かと遠慮したり、相手の出方を窺ったりと他人に覚える所作を見せる
本作のネガティブ要因とも言える存在で、まるなが関わると妙に深刻化してしまう
最初は極端に怯えた態度であるものの次第に打ち解けて少女らしい姿を見せるようになる
その過程で親代わりと思っていた虎太郎への想いが別のものへと消化していくことになる

基本的には、家庭の事情でろくな育て方をされていず他から取り残されていたまるなを
なんとか人並みになるようになっていくさまを見守っていく話になっています
成長物語としては丁寧に書かれていると思われるのですが、恋愛については少々性急
ちょっとヒロインとするにはスタート時点が後ろ過ぎた気もするヒロインでした
しかし、最初から最後まで家族に関する話であったので一貫性はあったかなと思います
その分、妙にクライマックスまで長く感じてしまうのは欲張り過ぎたのではないかなと

しかし、サブとして愛でるのはいいのですけど攻略対象としては見にくいキャラでした
攻略できないなら出来ないで、何故出来ないのか?になるかもしれませんけど


■ソフィーヤ・アレクセーエヴナ・フェオファノワ(ソーニャ)
「歌島由良」という顔出しをしない人気声優を副業としている転校生
ロシア系ハーフだが日本語の方がずっと流暢で母国語が殆ど話せない
オタク的な趣味があり、特にバンカイオーというアニメのの大ファン
そこに出てくる基地の元ネタとなったアパートが「ラ・ニーシュ波多野」
であることを知り半ば強引な形で入居してくることになる

ハイテンションでムードメーカ的な存在リアクションも激しく、見ていて楽しい
まるなが負の存在であるならば、ソーニャは場を和ませる陽の存在的役割である
個別になると好意をストーれとに包み隠さず伝えてくれるようになる
しかし、何故、虎太郎にここまで好意を示すようになったのかは不足しているような

芸能界や事務所の都合に振り回されるも、友人として頑張る的な話
告白とクライマックス歌で思いを伝えるというシーンが2回あるのですけど
具体的にどういうものか見えないのはどうかなーと思いつつ
変に歌で演出されるとそれはそれできつく感じる場合があるのですけどね

ところで時々「バンガイオー」になってません?



■姫里勇
虎太郎のクラスメイトで古武術を収めている武道少女。
育ちゆえか、話し方が堅く、男のようなしゃべり方をする。
容姿も相まって女子に人気があるが本人は人付き合いが苦手。
1つのことに集中すると周りが見えなくなる性格が心配されている

付き合い始めると不器用だけど真っ直ぐに好意を示してくれる
シナリオは勇と双子の弟「棗」との姉弟喧嘩になり虎太郎の活躍は薄め
綺麗ごととかではなく、姉弟喧嘩をして本音で弟とぶつかり合うことで
妙なわだかまりもあった二人の関係は改善されたのでしたちゃんちゃん
……コレに限らず虎太郎との関係というのはシナリオの山場に来ないのですが
どちらも立ち絵のあるキャラクターゆえに、特に外様感が強いシナリオでしたね


■揚木千景
相談室の室長、虎太郎の上司で生徒会長のライバルというか手玉にとる大物
所謂、無敵キャラであり、虎太郎や織依は彼女に振り回されることになる
さすがに虎太郎は付き合いが長いのか、ある程度手はずを知っているものの
多くのキャラが彼女にからかわれることになる、好き嫌いが大きく分かれるポジション

ファンディスクでHシーンを閲覧することが出来る


■綾坂志穂
アパート唯一の住人だったふんわりとした雰囲気のおねーさん
基本的にはポンコツで頼りないけど、お姉さんするときはお姉さんしてくれます
ソーニャルートで一番活躍するといいますか実質メインに近いです
まるなより無理なく攻略しそうな感じですがラブシックでないからダメなのでしょうか

サブながらその魅力はメインに劣らずまるなよりよほど無理なくメインになれそうな人


【Hシーン】
空小路織衣:6+1
保科有希:6+1
柴咲まるな:6+1
ソフィーヤ・アレクセーエヴナ・フェオファノワ:6+1
姫里勇:6+1
揚木千景:+1
綾坂志穂:+1

基本は各キャラ6枠、抜きゲーほどではないが普通のイチャラブゲーより多い印象
シナリオ自体は長いですがプレイが終盤に固まる為、やりすぎ感もあったりします
織依と有希のみ終盤の選択肢で分岐するので、選択前にセーブすると良いかと

過激なプレイは多くないものの胸ではさんだりといったプレイもあり
抑えるところは結構抑えていると思います、足はなかったけどね……
そんな中何故かバイブまで飛び出すソーニャさんの芸人根性に乾杯

予約特典で各キャラ1枠とサブキャラの2人のHシーンが追加され
特典の1枠は基本的にコスチュームプレイが収録されています



【まとめ】
ヒロインは可愛く、イチャラブ描写もたくさん、主人公もヘタレではなく
ヒロインも突き抜けすぎた電波なキャラはいない良い娘ばかりという感じで、
なかなか理想的ゲーム見えます、しかし終えてみて感じるのは物足りなさ
序盤のインパクトが強く、そこを越えると落ち着いてしまうのが難点で
それ以上に終盤になるほど山となる展開が弱くなっている気がするがのが微妙でした
ボリュームは十分どころか十二分にあってプレイするのが疲れるほどです

それだけあるので、各ヒロインの成長物語は丁寧に書かれている気がします
しかし、節目節目のイベントがどれも弱く、しまらない展開に感じてしまい
どうも、全体的にだらだらしているような印象が強く残りました

元からイチャラブ押しのゲームだったら、特にいうこともないのですけど
序盤のつかみや、長い尺をもって描かれている成長物語を見てしまうと
どうしてもそれ以上のものを期待してしまう部分があるのですよね

また、主人公が良くも悪くもぶれない安定した存在であるが為に
(室長などの上位存在を出すことでまだまだ感を出している部分はありますが)
更に、付き合い始めてからはヒロインもある程度安定したキャラとなるために
終盤は主人公とヒロインの問題にはあまりならず、ヒロインとサブとか
サブとサブの問題とか微妙な落しどころになってしまっています

結果、終盤のつかみとなるエピソードが悉く弱くなってしまったのもつらいところ
主人公との関係で成長したヒロインが他に影響を及ぼすと言う図式でしょうか
残念ながらそういう部分にはあまり興味が惹かれませんでした
(織依の会長立候補の話を聞いても、唐突過ぎるという部分がどうにもありましたし)

全体的にキャラをお利口にしすぎて、落しどころに困った感じですかね
もう少しコンパクトな内容の方がヒロインとの関係を楽しむ土壌としてなら
良かったなと個人的に思ったり……ヒロインはどれもお気に入りなんですよね


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