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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

あっぱれ!天下御免 [祭] 感想

BaseSonの「あっぱれ!天下御免 [祭]」の感想です

去年の末に発売されたあっぱれ!天下御免のファンディスクに当たる本作
前作の微妙に面倒なシステムを廃してヒロインたちとほぼイチャイチャする
ということだけを目的としており、本編の展開上登場が難しいキャラを除いて
全てをフォローした作品となっています(数が多いので自信が無いですが)
参考までに前作についてはこちらを見ていただけると伝統攻撃的な意見が見れます

メインのシナリオが一本あって、途中でキャラクターを選択する場面があり
選択したキャラクターのイベントをそれぞれ見ることが出来るようになっています
1つのシーンごとに複数のキャラクターを選択できるのですけど
特に回数に制限は無く、全てのイベントを見ることが可能になっています
逆に途中で切り上げて次のシーンへ移ることも可能と自由度は高いです

特別な条件で出現するイベントなども無いので、コンプリートするなら
全てのイベントを真っ正直に見ていけば回想を埋める事が出来ます

ヒロインは人気の差なのか扱いに多少差があったりするものの
明らかにないがしろにされているなというキャラクターはいないかと
逆に本編の人気キャラは扱いが良いほうなので好きな方には良いでしょう

設定としては前作の吉音、詠美ルートがベースになっているのですけど
多くのヒロインと交流を持っていて、個別イベントなどではフラグが復活する
とかそんな感じのご都合設定です、本編は基本吉音、詠美がメイン格ですけど
はじめ、伊都、桃子あたりは普通に好意を示しているので難しく考えず
ハーレムルート的なものにはいった世界だと思えばいいと思います

ヒロインと好きなときによろしくなれるためのご都合主義です受け入れましょう
恋姫のときと比べると設定的に無茶というか色々問題がありそうなんですけどね
といっても設定自体そこまで強く拘るような作品でもないと思いますし
こういうものとして受け入れて楽しんでしまえばいいと思います

その部分を除けばキャラクターが多いので個別としてみると多少物足りないですが
目的のわかりやすいファンディスクとしては作られているかなと思います
本編がなかなかの難物で楽しみづらかったですけどこちらはキャラや設定が好きならば
問題なく楽しめる作品として出来上がっているかなと思います



以下、ネタバレは大して含まないデータ的な話など







【システム】
・画面は16:9のワイド
・個別音声設定あり
・イベント回想あり

システムは最低限、選択肢は大神伊都のHシーンを見るか否か
ぐらいでしか使わないのでゲームの進行で困る事はないと思います

メインシナリオがあって、その合間にヒロインのイベントを選択して
見ることが出来るフェーズが登場するという仕様は今回も踏襲されています
ただし、今回は見られるイベント回数に制限が無く、全部見ることができ
また、途中でフェーズをやめられるようになっているなど手軽になっています
攻略要素は無いに等しく、見たいイベントだけ見られるので問題はありません

前回の目安箱と共通ルートがゲーム自体を面倒にしていた要因だったので
この2つを一気に解決できてるのは良いですねFD故の仕様な部分もありますが

イベント回想はHシーン回想もかねますが、そのとおり各イベントの回想であり
前置きがある場合は前置きも含まれます、シーンもビジュアルが無く解りづらい
と、コレについては相変わらず使い易いとは思えない仕様になっています



【シナリオ】
……ファンディスク故、特に語ることは無いです
本編の事件を越えて、学園は一年で一度のお祭である学園祭が近づいていました
そんなあわただしい時期に本土から教育指導から監査に「一条三真」が送られてきます
学園自体を快く思わない三真は、裏では暗躍して学園をのっとろうと画策します
更には、最近し学園の闇で活躍する仕打ち人の存在が無視できないものになっていました
果たして学園は無事に学園祭を終え監査を乗り越えることが出来るのか?
と、それぐらいでしょうか、仕打ち人はサブみたいな感じでそこまでウェイと重くないです

基本は、三真に眼をつけられないように祭に沸く学園を見回ることになったという名目で
ヒロインたちと出会ってイチャイチャしたり漫才したりHなことしたりという感じです
前作で人気のあったヒロインなどは特に優遇されて出番をつけてもらっている感じがあり
そのせいで極端な性格付けで逆にかわいそうな目に会っている子がいる気もします
佐東はじめは優遇されたといっていいのか凄い弄られキャラになっていますね……

前回で凄い扱いの酷かった眠利シオンが漸く活躍らしい活躍をしてみたり
シリアスが少ないから吉音がそんなに問題行動を起こすキャラじゃなくなったり
大神伊都と仲村往水がいつもどおりで出番は十分に増えていたり
と基本的には良い方向かとおもいます……

対して「逢岡想」が3P要因だったり詠美が個性ついでに変な属性ついたりと
出番が増えるって言うのは必ずしも幸福ではないという面もあるのですけど

そこまで優遇ではなくても、複数がセットのヒロインは個別でやりつつも
最後は全員でと抑えるところは抑えていたりと、満遍なく活躍させていると思います
個人的なおも入れの有無で正確には測れませんが出番的に酷い扱いのキャラは
殆どおらず好きなキャラがいればそれなりに楽しめる内容になっているかと

メインはこの学園が大好きだ的な前作にもあったのりなのですが
今回は本編では非常に多かった学園の暗部がそこまで多くないので
コレだけハーレムなら好きだろうなと素直に受け止めることが出来ました

あ、ヒロインの貞操観念とか求めるときついと思います
あくまで他の作品と同じようなハーレム状態になっていますので……


【Hシーン】
徳河吉音:2
吉音+詠美:1
吉音+想:1
徳河詠美:2
水都光姫:2
光姫+由佳里:1
遠山朱金:1
朱金+平良:1
朱金+想:1
逢岡想:1
鬼島桃子:1
桃子+シオン:1
子住三姉妹
→唯:1
→由真:1
→結花:1
→4P:1
銭方真留:2
長谷川平良:2
佐東はじめ:3
はじめ+山吹:1
仲村往水:2
往水+勇巳+透:1
五十嵐文:2
眠利シオン:1
大神伊都:3
刀舟斎かなう:1
大江戸探偵団
→八坂平和:1
→久慈信乃:1
→甚内つばめ:1
→4P:1
八辺由佳里:1
比良賀輝:2
越後屋山吹:2
由比雪那:1
中城勇巳:1
壬田村透:1
長屋好:1

相変わらず個々で見ていくとそこまで数は多くないですが
ヒロインの数がヒロインの数なので回数で言うとかなりのものかと
前回少なかったメイン勢、人気があったと思うサブ勢は増加傾向
前回多かったけど人気は振るわなかったサブ勢は減り気味という印象
はじめは増えたから良いってもんじゃないだろうって気もするのですけど……
また、はじめ+山吹は殆どはじめ単独と変わらないノリになっています

プレイ自体は基本ラブラブでキャラが強い場合は少し変態チックなプレイも
という程度でしょうか、輝とか伊都はこの分野でかなり輝いてくれます
複数プレイは前作フォローされなかった組み合わせで頑張っている気がします
想さんが間違った方向でガンバ手いる気もしますけど気のせいです

あと、Hシーンは詠美扱いがもう1シーンあるのですけど
八雲の自慰を覗くだけなので割愛しました、そういう趣味ないし……



【まとめ】
本編の欠点を改善してキャラ萌えだけはしっかり押さえられるようになったFD
あくまでファンディスクですしファンディスク故の部分もあるのですけども
本編でキャラさえ気に入ている人なら楽しめる出来にはなっているかと思います

最初から難しく考えずシリアスなんて下手にいれないこういう形が
この作品には向いていたのではないかなと個人的に思うわけです
さすがに即Hシーンと出来るのは仮にも本編があってこそなわけですけども

しかし、作品の雰囲気としては某漫画のパロディをした光姫のエピソードに倣い
「こういうので良いんだよ」と、漸く見たいものが見れている感じがしました
そもそもヒロインが20人前後いる時点でシリアスとか無茶なんだと……

という感じで、本編が好きな人は勿論、キャラクターは好きなんだけど
作品の仕様があれだったんだで楽しめなかったという人にも進められる作品かと
あくまでファンディスクでキャラがやたら多い作品ではありますので
一人のヒロインだけを好きであるとかなら結構厳しい薄さではありますけども

個人的には本編は色々と問題があるなと思ったのですが
これについてはBaseSonの物量作戦が正しく使われた作品であるかと
正直、剣魂って設定はいらなかったよね……

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