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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

ミニパイくれ~ま~ 感想

アトリエかぐやの「ミニパイくれ~ま~」の感想です

アトリエかぐやの新チーム「Chesire Cat」のデビュー作になります
これを皮切りに3チームが毎月1本ずつ出していくみたいです
取りあえず様子見ということで、全部手を出すつもりではいますが……


【あらすじ】
通販会社に勤める中堅サラリーマン「南田啓吾」の元へ
商品として扱っている豊胸機能つきブラのクレーム処理が命ぜられる

ブラが微振動を起こし女性ホルモンを促進させ老化を抑えるもので
豊胸は補助的な効果と謳っていたが、豊胸効果の話が一人歩きをして
予想外の売れ行きを記録してしまい、それに伴いクレームも増えた為だ

そのクレームの内容は共通して胸の感度が上がってしまうというもの
明らかに製品の副次効果であるが、クレームを下手に認めてしまうと
悪い噂が立ってしまっい会社に大きな影響を与えかねないということで
「製品が悪いのではなく、本人がただエッチなだけである」という論法で
無理やりにでも顧客のクレームを押さえ込もうとするのであった

啓吾の担当する客は3人、どの女性も口では納得せずに家に招いてくる
対応の際、間違えて女性社員用のマニュアルを持ってきてしまった啓吾は
非常に大胆な行為をクレーマーの女性3人に行ってしまうことになる

しかし、その対応では納得いかないのか、或いは別の理由か
3人ともに継続してクレームの対応をするように言われる啓吾
果たしてクレーマーとなった女性を納得させることが出来るのか?


【システム】
・画面は16:9
・ヒロイン別音声設定あり
・前の選択肢へ戻るあり

基本は同メーカーのHTP系に近い気がしますけど
そこからアニメとHシーンの便利設定を抜いた感じです

「前の選択肢へ戻る」が本当に前の選択肢まで戻ってしまい
間にMAP選択などが挟まされていても飛ばされてしまいます
予想外に戻されることもあるので正直有用度は微妙です

ヒロイン攻略はMAP選択でお目当てのヒロインを選び続ければOK
5回選択で個別ルートへ、1度でも別のヒロインを選ぶと別ルート
誰も5回目まで選ばずに最終日まで行くとサブキャラシナリオ
全員を4回ずつ選択するとハーレムシナリオの道が開かれます


【雑感】
ノリは最近のフルプライスではなかった感じのセクハラ多めの作品
通販会社ということで道具の出番が多めになっている部分があります
ヒロインの胸もサブヒロインを除けば控えめでなかなか珍しいバランス

Hシーンも基本的に主人公主導という感じになっています
サラリーマンが主人公な辺りはHTPけいに近い気もするのですが
あえて最近のに当てはめるならアルバイトとか南国でしょうか
低価格路線のノリがそのままフルプライスできたって気もします
取りあえず最近の路線とは違ったノリの作品って言う感じですね
このセクハラ路線がこのチームの売りになるのかは知りませんが……

基本的な部分についてはかぐやのフォーマットって感じでして
お手軽にHシーンが見られて、回数も保障されているのは確かです
体験版などでHシーンがあいそうなら手を出してみてもいいかと思います


以下、ネタバレを含むけど大したことはない感想



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【同人ゲーム】もんむす・くえすと!終章 感想

とろとろレジスタンスさまの「もんむす・くえすと!終章」の感想です

ついに出ました、物語が完結しました、ぶっ続けでやってクリアしました
中章の発売から1年半、前章の発売から考えると2年と3ヶ月ということで
最近はこの作品のことばかりを考えていました、それ位思い入れの強い作品です
かなり待たされた作品となりましたが、その甲斐のあった作品かと……

【ゲーム概要】
正式名称は「もんむす・くえすと!終章~負ければ妖女に犯される~」で
タイトルどおりモンスター娘を中心とした妖女たちに犯されるゲームになります。
誰が犯されるって主人公である「ルカ」くんがです、逆転なんてありません
誰が犯すかってモンスター娘を中心とした女性の皆さんという感じになります
男が絶対性的な行為では勝てない(一部の人にとっては)素敵な世界になっています

ルカは剣によってモンスター娘と対抗しようとしますが
モンスター娘は性的な攻撃によってルカをダウンさせてきます

戦闘自体はコマンド入力式のフロントビューのバトルになっており
こちらのHPが0になると敗北、相手のHPをなくせば勝利という形です
負けるとその場でモンスター娘に犯される展開となりゲームオーバー

倒すと経験値が取得できます、逆に犯すとかそういうゲームじゃないす
経験値によってレベルアップはしますが、戦闘パートを除いては
ADVパートでシナリオが進んでいくためレベル稼ぎなどは出来ません

取りあえず、ADVパートでストーリーをながら道中に現れるモンスター娘と戦い
勝利して次のお話へ進んでいくというのが基本的な作品の流れになります


【雑感】
終章なのでゲームの概要について語るのは今更という感じなのですけど
本編を語るとほぼネタバレになると気付いたので一応基本的な部分だけ
物語はしっかりと完結しており、細かい部分はあるかもしれませんけど
取りこぼしも無く、気持ちよく終わることが出来る作品だと思います

ボリュームも中章を越えるものとなっており、すべて見るのを苦労するほど
人を選ぶような魔物は相変わらず、どころか更にパワーアップしていますが
これだけ数がいればどこかに辺りがいるはずというのも相変わらずですし
中章までを楽しめた人には問題ないレベルの作品になっているかと思います

人気キャラのフォローもされています、あのキャラと再びという感じで
ファンサービスもばっちりな感じで、非常に好きのない内容でした
一部タイミングは正直酷い(褒め言葉)ですけど、仕方ないよね

3部作の完結編という大きい期待がかかる中、しっかりと期待に応える
どころかそれを超えるほどの勢いの作品となっていたと思います
発売まで長かったですがこれほど作りこまれていたら仕方ないという感じです

ジャンルが苦手ではなくて、興味があればぜひ手を出しておいてほしい作品
3本でフルプライスの美少女ゲームぐらいの値段になりますが
その価値は十分にあると思います、むしろこんな手軽な値段で良いの?
ということで、気になるけど手を出していない人は、前章からどうぞ


以下、ネタバレが含まれるので略します


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女装海峡 感想

脳内彼女の「女装海峡」の感想です

好評(?)を博した、商業初の男の娘オンリーゲー「女装山脈」に続く
「女装~」シリーズの第二段は山の中にあるな田舎町ではなく
本土から大きく離れた特殊な神話の残る島が舞台となる

言うまでもなくヒロインは「男の娘」という見た目は麗しいものの
性別上は「男」という、非常に人を選ぶものになっています
超設定はあるものの「男」であることが覆る設定はないので注意の程を


【あらすじ】
男が女装して生活する特殊な因習をもつ津島海峡に浮かぶ中津島では、
媛神が降り立ったという伝承を持つ神の住む島とされる隠津島にわたる
島渡りという島の繁栄を願う今は廃れてしまった儀式が存在していた

島に残る3人の若者のうち1人であった、「厳島響」が島を出て行くことになり
島に残るただ2人の若者になった「宗形巡」と「藤切七生」は現状を打破する為に
「島渡り」の儀式を試みるも不完全であった為か行方不明になってしまう

2人の島渡りの実行日から1年、主人公「田島幸人」は植物の標本採集のために
隠津島に中津島の出身である後輩の響の案内の下向かうことになる
しかし、彼らも同じく隠津島に向かう途中でトラブルに巻き込まれてしまう

流れ着いた先であっさりと巡、七生の二人を見つけることが出来た幸人たち
彼女(?)らにとってははまだ漂着から2週間程度しかたっていないこと
そして、島渡りの儀式を完遂するまでこの島の外に出ることができないを知る

儀式は巫女役と子をなすというものであるが、男性は幸人が1人であり
相手は全員見た目は麗しいものの「男の娘」ということでやはり男性
受け入れがたい状況に最初はなんとかこの島から抜け出そうと躍起になるが
三人の想いや、巡に憑依する「媛神」の言葉、自身に残る不思議な記憶
様々な思いを受け、幸人はこの島にひとまずとどまることにする

果たして、幸人は3人の男の娘のうち誰かと儀式を行う事になるのだろうか?


【システム】
・画面は16:9
・キャラ別音声設定あり

最低限のシステムが揃っているだけ……ですが
選択肢自体は7つしかなく、迷う事はないので特に困らないかと

攻略できるヒロインは3人、終盤で分岐して片方はBADのような扱いで
快楽に嵌ってヒロインと共に堕ちていくといった脳内彼女おきまりの展開
この分岐もわかりやすい選択肢ひとつとなっているので回収は楽です


【雑感】
前作の設定とリンクする部分もあり、前作の舞台についても名前がでる
前回消化したということか本作は男の娘が孕むという不思議は議論の対象ではなく
いかにお互いが、自身の好意を認め合って関係を受け入れていくかが焦点となる
そういう意味ではキャラが特殊なこと以外は田舎移住系の恋愛モノに近い気もする

ヒロインは前作と違い全員が、男と男の娘の関係がおかしいことは承知をしている
そんなわけで前作にあったある種の狂気的な雰囲気は弱くなっている印象がある
あくまで男と男の娘という特殊な関係であることを受け入れつつ惹かれていく形

登場人物はともかくプレイヤーとしては男と男の娘の関係については悩む必要はない
ラブコメの関係結ばれる過程の障害との1つぐらい存在するものぐらいの認識で良い
それで済まされない人にとっては、1作目よりも狂気を感じるかもしれない

そこを除けば田舎を舞台にした恋愛モノの雰囲気に近い作品ではないかと思う
島からそれぞれの理由で離れられない、ヒロイン達といかに付き合っていくか
もっとも島の問題はあくまでヒロイン側の問題であって、主人公側がやるのは
そんなヒロイン達を受け入れて結論まで導いていくサポート的な役割が強い

本編と関係ないところである、島の事情描写などが少し気になる部分もあるが
(何故このあたりを具体名を挙げてまで描写したのかは正直疑問なのですけど)
ヒロインが男の娘という特殊な設定を除けば基本的には、田舎系の恋愛モノ
ぐらいのノリで気軽に楽しめる作品ではないかなと思います
特殊な設定こそが一番の問題点なんですけど、それは今更でしょう?



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