ディーゼルマインの「犯され勇者II」の感想です
サブタイトルは個人的18禁表現NGラインなので自主規制
前作と同じく簡易な3DダンジョンRPG風のゲームで
ボス戦である女性モンスターに負けたらHシーンという基本は同様
記念作品と言うことらしく、ボリュームがアップしております
その辺りは良い部分も悪い部分もと言う気がしますけども……
カテゴリは同人ですけど、規模とかクオリティとかは値段は
普通に商業のロープライスもかくやという領域になっていますね
その辺りは何を今更な気もします、本当に今更です
お話は5賢者の末裔である主人公「ルシア」が世界を平和にする為に
魔王目指して、魔王の城に繋がる森にやってくる所から始まります
道中には女性型モンスターが存在しており、ルシアの精を狙っています
それらの誘惑や攻撃を凌ぎ果たして、世界に平和を取り戻せるのか?
と言う感じの題目で、敗北することを目的にしたゲームです
【ゲーム】
進行は基本的に3DダンジョンRPG風のゲームになっているのですが
前作同様、無い方が嬉しいという困ったパートになっています
お遊びの要素にしても、もう少し快適にプレイできる方向にして欲しいですね
探索のためにMAPを移動するのがエフェクトの為、テンポが悪くなっており
殆ど戦闘無しの状況であって、移動するだけでも億劫に感じるレベルです
前作のMAPは移動方向入力毎に通路単位で移動というか大雑把さでしたが
1マス刻みで動けるようになり、悪く言えば移動する手間が増えました
戦闘も演出がパワーアップしてテンポが悪くなった印象を受けます
更にザコ戦は育成に使えず、ノルマ以上の意味を成さなくなった為に
ザコとエンカウントすることをただのお邪魔要素になっています
ステータスはボスの魔物娘や中ボス(無骨な見た目だけど「えろもん」)を
倒したときのみ上がるようになっており、前作よりも手間が掛かる仕様です
ステータスにしても「攻撃力が少し上がった」とテキストが表示されるのみです
そもそも、攻撃力というステータスをプレイヤーは閲覧することが出来ません
(なぜかこの部分だけ、前作より機能的に劣化している部分なのですが……)
戦闘にしても育成にしてもあまり楽しむ要素がないゲームパートですが
残念なことにボスにたどり着くまでに何度も強いられることになります
終盤のHシーンを閲覧するにはある程度まじめに攻略する必要があり
無視することの出来ない要素になっています、おまけと割り切るにしても
せめて戦闘だけでもテンポを良かったら、良かったのですけども
テンポの悪さといえば、各ボスの支配エリアにはフロアに名前が付いており
そこに入る毎に、エリアの名前が表示される演出がなされるのですが
この時、操作が一時不能となるのも、ゲームのテンポを大きく崩す要因です
長々と語りましたが、ゲーム部分は、前作同様に期待するのは酷と言う所
前作の不満点に対して対策を打っている部分は幾つか見られるのですけど
それが逆に作用している(面倒になった)としか思えない部分がありました
作るなら徹底的に作りこむ、おまけなら割り切って更に簡略化する位の
思い切りの良さを見せ付けないとずっとこんな感じになりそうだなと、
正直、簡略化の方向に振り切ったほうがうれしいのですけどね、この系列は
【攻略メモ】
魔王戦後のEDは3つに分岐します
しかし、闇夢と戦闘する条件を満たしていないと1つしか選択できません
よって、闇夢との選択肢は最重要であると思うので抑えておきましょう
1回目は「みんなの笑顔を守りたいから」
2回目は「悔しかったけど、~」
私の場合コレで、最終決戦の時、闇夢と戦うことが出来ました
以上の条件を満たした上で、4魔将戦直前でセーブすると良いかと
その上で、
4魔将全員にとどめを刺し、或いは力を受け取り、雪麗を倒す→雪麗単独GOOD
全員にとどめを刺さず、力も受け取らず、雪麗の第二形態に負ける→ハーレム?
それ以外で、第二形態で負ける→雪麗単独BAD
ミスすると上の2つの条件が満たせないので最初からやり直しになります
また、今回は戦闘で勝つことで敗北になりHシーンになる敵がいます
マナティちゃん、タマ、チャウがそれに当たります一度は勝ちましょう
負けると勝手に相手が倒されて、シーンを回収が出来なくなります
【Hシーン】
Hシーンについては前作より大幅にパワーアップしております
ボスのモンスター娘の数は10と幹部格を除くとそれ程でもないのですが
殆どのボスモンスターでは2シーン分用意されるようになっています
また、プレイ内容も人外ならではのプレイも増えており
魔物属性を持った娘にやられている感じがましていると思います
ただし、本作のHシーンは半分が4魔将+魔王で埋められております
魔将は3シーン、魔王に至っては単独で7シーンとなっており
魔物娘より、彼女らが気に入るか否かが大きいのではないかと
尤も、魔将でも魔物度の高いシチュもあるので問題はないですが
また、タイトル通り、プレイは全て主人公が犯されるモノです
逆に魔物娘をどうにかしたい方は別の作品を探した方が建設的でしょう
ハッピー(ハーピー):2
マナティちゃん(マーメイド):1
アンプロンプチュ(ドール):2
マナナン(コウモリ娘):2
ラファ(ラフレシア娘):2
タマ(ワーウルフ):2
チャウ(キョンシー):2
メアリー・ベル(ハエ娘):2
ガブリーヌ(メデューサ):2
マリア(アイアンメイデン):1
インセクター:3(蜘蛛系)
パオラ:3(蛇系)
ミルフィ:3(スライム娘)
闇夢:3
雪麗:7
4魔将+魔王:2+1
+1はハーレムエンド後?に出現するEXTRAの1シーンです
完全に女性上位で、魔物ならではのプレイもあります
でも、一番の尺は雪麗筆頭に人間度高い4魔将とのシーンになっているので
人間から大きく外れた姿を娘に犯されるというカテゴリでは弱いかも知れません
【まとめ】
Hシーンがボリュームアップ&パワーアップした本作ですが
ゲームもついでにパワーアップして結果的に面倒になった部分も
ただでさえテンポが悪く、面倒なゲームパートなのですが
特に選択肢次第で見られるEDが制限される場合もある為
選択肢に失敗していると、回収の為にもう1周必要なのが難ですね
この作品で、ゲームパートに期待する方も殆どいないでしょうが
真面目に攻略してHシーンを回収する人には前作同様面倒な仕様です
あくまでHシーンまでの障害ぐらいのニュアンスと見てください
魔物娘と系列としては他の尖った作品と比較するとライトな感じで
人外に抵抗感を覚える方にはちょうど良い按配の作品だと思います
逆に、人外的ならではの特殊なプレイがほしい場合には弱いです
犯され部分は徹底されており、ルシアが逆転することはないので
受け~逆レイプ系の作品を求めている方には問題ない作品でしょう
その点で見ればボリューム、クオリティともに高くお勧めできる内容です