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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

禁断の病棟 特殊精神科医 遊佐惣介の診察記録 感想

アトリエかぐや TEAM HEARTBEAT
「禁断の病棟 特殊精神科医 遊佐惣介の診察記録」の感想です

ここ最近気合いの入り方が違ったTEAM HEARTBEATの新作です
館→痴漢ときて病院モノが今作のテーマになります
過去のヒット作をなぞっているのかなと思ったんですけど
アトリエかぐやは元からナースが好きっぽいので確信はありません

ゲームとしては今回は選択肢だけで進められる単純なADVになっています
ノーマル、ハード、バッドと分岐しますが、構造は解れば単純です
前作のような遊びは煩わしさとして受けなかったのかも知れませんね

ヒロインは7人、患者4人にナース2人女医が1人です
シナリオ的にはナースと女医が重視、エロ的には患者が重視という感じ
プレイの雰囲気も全く違い、患者4人は少しハードな調教ゲームという感じで
対するナース及び女医はバッドでなければ普通のエロゲー的な雰囲気です
EDはあるものの、女医の「遠野円」と助手の「岩瀬冬乃」はHシーンなどが少ない為
ナースゲーと期待していると、少々期待はずれかも知れません
一応パッケージもなっている助手「桂輪廻」は扱いが非常によいのですが


お話は、心の中にもやってはいけない事したくない事、「禁忌」を表層化する
能力「シークレット・デザイア」を持つ精神科医「遊佐惣介」を主人公にしたお話
病院のを牛耳る理事会により、特殊精神科に所属させられ、依頼されるまま
或いは自分の気の赴くまま女性を手込めにしながら、収入を得ていました

ある日のこと、別の病院から「反町」という薬を使う問題医師がやってきて
惣介とどちらが成果を上げられるか比べ、今後の方針を決めると言われます
この勝負に負けるとどうなるか解らないこと、そして反町自体が気に入らないことから
勝負に挑むことにします、惣介は、「上泉紗良」「剣崎レイナ」「潮見あずみ」
と反町から見るに見かねて担当として奪うことになった「高寺百合花」の4人から
相手を選び診察を進めていく事で、反町と勝負していくことになります

そんなわけで、診察という名のセクハラ行為をしながら
シークレット・デザイアを使用して調教していくゲームです
話すと難しそうですが、プレイヤーは時々現れる3択の選択肢から選ぶだけです
その結果によってハード路線、ノーマル路線、バッドエンドへと分岐するシンプルな内容
期間的にも同時攻略は殆ど不能であり、攻略要素はほとんど無いでしょう

Hシーンはハード路線やバッドエンドは、他の男に好きにさせたりとハードなプレイが多く
ノーマルにしても、患者4人はヒロインが丁重に扱われる結末があるわけでもないので
いつも以上に、人を選ぶ作品になっているのではないかと思います

また、BAD ENDとライバルの反町という要素から寝取られを期待するかも知れませんが
反町がとてもヘタレな為、過程などなく結果だけを示してくれます、肩すかしではないかと
正直、コレやるぐらいなら無い方が良かったのではというレベルなのですが


そんなわけで、前作、前々作よりも好みが別れそうな作品にはなっています
ただ、ゲームとしてはわかりやすくなっており、手軽に手を出せるゲームにもなっているので
変にゲーム性があってエロに集中できない人や、プレイ内容が温すぎると使えない
と言う方には良い塩梅のゲームになっているかも知れません
好みはありますが、ボリュームやクオリティについては多少控え目ですが相変わらずですので
そちらの方面では裏切られることはあまりないと思いますので、気になればどうぞ


以下、ネタバレを含む感想



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2011年7月5週目の私

そんなわけで2本

20110729.jpg

片方はエロゲじゃないけどエロゲよりエロイとか言われているので
今月末は2本という紹介にしておきます

普通にエロゲーは一本だけなので
普通にエロゲーの方から始めます

前作、前々作の受けた部分をスポイルしている印象ですね
果たしてどうなるのでしょうか

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雑記的な

最近、発表されたゲームには音ゲーが多い気がするのですけど
私のアンテナが音ゲーに過剰反応しているだけかも知れませんが
手を抜けば手を抜けるジャンルだからと言う身も蓋もない結論がある気もしますが


■EVA
それはともかく山岡晃さんが関わるエヴァの音ゲーを微妙に期待しています
音楽がガチ路線なら良いんですけど、なんだか遊びそうだなーと少し不安
結構色物になりそうなので出たらぼちぼち手を出そうかという感じですね

■FF
音ゲーと言えばFFのも出るみたいですね、ディシディアネタっぽいですが
FFの音楽は好きなだけにそれで音ゲーとか興味アルのですけど
3DSですか……3Dである必要はともかくDSのあのタッチペンとかは
音ゲーに応用させやすいモノなんでしょうね、今更ですが
しかしシアターという要素も良く分からないな、今後の情報次第でしょうか
ゲームとしてはDJMAX TECHNIKAに近いように見えましたけど
こっちは判定ではなく、オブジェが動くタイプみたいですね

■MIKU2.5
今更ですがミクの新作の正式名称が「Project DIVA extend」となったようで
2.5という仮称とか曲のラインナップとかからしてある程度過去作品と被りそうですね
タイトル自身は1→2ほど大きなルール変更がないからかも知れませんが

激唱は収録されるとかも書かれていますし、今回も結構ダブりがありそうですね
1の時アペンドは両方買ったんですけど、正直エディットロードの手間が凄くて
譜面も1つで、あと読み込めない不具合もあったのでまともにプレイしていないので
こちらの収録については、ほぼ新曲みたいな感じで楽しめそうで問題なしですが

システムは2でおおむね不満はないゲームなのですけど
ただ、スコアを見るためのインターフェースだけは改善して欲しいところです
あとはDLコンテンツのロード時間、あれももう少し何とかなって欲しいですね
曲変更が億劫になってしまうのはいただけなかったので


■PMP2
まさかのポップンミュージックポータブル第二弾ですよ
今回は豪華なゲストや移植が話題を呼んだ16が元だそうですが
15は解禁イベント自体が遊べる仕様だったのでほぼ流用でした
ただゲストを呼ぶだけの16の解禁方法はどうなるのか気になるところです

そしてあのトイコンがPSPで出来るとか指が熱くなる……
辛ゲージが死んでいるのでルール上は楽なんですけど、無理だよ
それ以前にバイキングがクリアできる気がしない配置なんですけど

1の不満点は解禁イベントの5ボタンN譜面固定ですかね
最初から難易度を選べるようにして欲しかったので
メディアインストールは実装されるようでスピードアップも期待します

後は20ロケテで話題となった版権曲の選考収録とかあるのじゃないかなと予想
或いは19の版権かも知れませんけど、どうなるのでしょうかね

■TAIKO DX
さて、「太鼓の達人ポータブルDX」は「またさいたま2000」まで出したので一段落
今回はデフォルト曲が多めにありますけど曲の隠し要素は少ないですね
正直ACでは殆ど触らないので何がこの作品オリジナルかも解らないのですけど

メディアインストールによる読み込みが早くて快適にプレイできます
DLコンテンツも前みたいに導入に手間を取られず、ロードもなくプレイできて満足
現時点で有料DLが版権曲ばかりでラインナップが微妙なところですけど
今後のラインナップに期待、しかし、「さいたま2000」みたいな過去に有った曲が
有料できても困るなーと思いつつ、ラインナップはどうなるかは不明ですけども
ミク2ndで消失買った人間ですので、大抵のモノはアッサリ買いそうですが
無料のDL曲が今後どの程度供給されるのか、有料がどの程度供給されるのか
気になるところです、2のDLが凄い数だったのでDXの方も期待しています

曲と譜面データだけとは言え150円なら結構あっさり手を出してしまいます

ルールも鈴が無くなって単純化してますしお手軽音ゲーとして良い塩梅かと
ただ、最終的にはかなり高速で連打を要求されるので指が大変なことに
激唱さんは、太鼓になってもPSPのボタンを破壊することに余念がない天使です
悪魔のような天使です、銀狼というやつですね……

私自身、このゲームは上手くなくておにの7ぐらいが限界なのですけど1つだけ
じょいふるのおに4って嘘だろ、7の殆どがクリア安定しても越せないよ……どういうこと
セオリー知らないから変な譜面が出来て正当派が出来ないだけかも知れませんが

正直難易度詐称はKONAMIの専売特許と思っていましたプロタンEXは許さない
越せないから怒っているんじゃない、許せないだけなんだ


■PMTS
そういえば、ポップンミュージックのカードは第3弾が出たとか
正直1弾も2弾もコモンが8割、レア5割と言うところで
今回もあの恐怖のカードチキンレースを続けるか微妙なところ

20まで暫くありますし、気が向いたらチキンレースに行くかも


そんなとめどない音ゲーネタでした


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シュクレ 体験版 感想

戯画の「シュクレ」の体験版感想です

【プレイ時間】1.5時間
【Hシーン】なし(シャワーシーンはあり)
【内容】物語序盤

大学を中退して洋食屋で働いていたけど経営難で閉店して無職になった
「城島景一」は幼馴染みの「日下部みはる」の住居に厄介になっていました
職探しに苦戦していると、ふと目に入ったお気に入りの喫茶店「リバーライト」の看板
かつてお世話になったその店には大将はおらず娘「亜麻川千鶴」が切り盛りをしており
とてもやっていける様子ではありません、ついには閉店も考えられていましたが
景一はお節介でピンチの状態にあった千鶴を助けることになります
そのきっかけを経て、アルバイトとして雇われリバーライトを助けることになりますが

と言う流れで始まる体験版、景一は料理好きであるモノの万能選手ではなく
離れた客を戻すため、少しずつ盛り上げていこうとする流れになっていきます
かつての大学のサークルの後輩「茨木愛」をホールのバイトとして迎え入れて
サークルの先輩で常連だった「五十鈴咲夜子」などにアドバイスを受けながら
あまり上手くいかないモノの少しずつ前進をしていきます

しかし、そんな中に現れた、リバーライトの入っている建物の買収話
高級志向のレストランチェーン店の経営者が、高値で買い取るよう申し出たのでした
その場は断るも、現在の店が如何に駄目かを言われ落ち込む千鶴
何とか持ち直そうとするも、その前に咲夜子が現れます
何でも咲夜子は件のレストラン「シュトラーセ」の駅前店の店長だったのです
コレが若くして店長って奴か怖いな……じゃなくて、おっぱい……じゃなくて
この土地の買収役として、咲夜子がやって来たようなのでした、というところで引き


鉄板ジャンルとも言える喫茶店経営モノ、特に戯画は有名なシリーズがあります
タイトルや雰囲気などもあきらかに意識したモノになっていますね
先輩が競合店(ほぼ名前だけですが)の店長であり、買収の話を持ち出して終わり
という所なのですが、ヒロイン含めあまり事態は動いていない印象があります
主にヒロインの紹介とちょっとした日常が書かれているだけかなと思います

この物語のキーパーソンになるのは咲夜子なのですが、あまり目立ちません
正直体験版範囲では、ちょっと目立つサブの1人ですでもある程度納得できます
体験版としては完全に千鶴、愛、その他という関係が成り立っていると思います
ツンデレ役のヒロインもイルっぽいですが、それこそ「シュトラーセ」の経営者の
お爺さんの方が余程風格のある洗練されたツンデレを見せてくれます

ネタはともかく、キャラ紹介体験版としては少々物足りない印象です
そこはおいてキャラの掛け合いは良いのですが、展開としては余り気にならなかったです
どうも言葉だけが一人歩きして、実体が全く見えないのですよね「シュトラーセ」然り
経営難然り、ケーキ屋しかり、要素はいっぱいあるのにどれも空気になっています
今後の展開次第なのか、このまま、あくまで舞台はリバーライトのみとなるのかというところ




【システム】
安心の戯画……と言いたいのですが正直ごたごた付きすぎているような気がします
メニュー画面を開いても多分初見は面食らうのではないかなと思うぐらい縦に長いです
ページワケして、機能を整理した方が解りやすい気がするのですけどね

左のポップアップするメニューは健在です、マウスを右往左往させる趣味の私としては
正直微妙に邪魔な機能であったりするのですが、単なる我が儘ですかね
一応チェックボックスで完全に隠せるのですが、一番欲しい機能が集約しているのが
左のメニューだったりするのが結構困りもので、けすに消せない、でも誤爆が鬱陶しい
と個人的には余り触り心地の良くないインターフェースだったりします



【シナリオ】
経営難の喫茶店にたまたま手が空いている熱血主人公が参戦
最初は苦戦して、様々な苦難に見舞われるも、徐々に評判を上げていく
というタイプの話だと思います、過去作品を意識している部分もあるかと

ただ、体験版時点ではなんとか踏ん張っているモノの改善の兆候はなく
と言う感じであまりカタルシスを得られるような展開が存在しません
なんらかの対策は細々と打っていくのですが、結果は余り見られず
直後にちょっとした反応があるぐらいでそのままフェードアウトというのが多いです
我慢の時なのかも知れませんが、もう少し長期的な流れとか
解りやすい今と昔の違いなどが欲しかったです、淡泊な結果だけ直ぐに出てきます

そこに、シュトラーセの登場は、だめ押しと見せかけてプレイヤーとしては微妙なところ
体験版時点では高級志向の人気チェーン店以上の情報はなく
土地の買収もテナントで何とかなるという情報が存在しているからです
劇的な展開になるはずなのですが何だか今まで続いてきた軽い苦難の1つだな
程度にしか感じられないのが残念なところ、折角ヒロインらしい動きしたのに……

と流れとか演出に少々気になる部分はあるモノのキャラの掛け合いは良かったです
殆どのキャラクターがちゃっかりしていると言いますか言いたいことは言いますし
それに対して主人公も言われっぱなしのやられっぱなし出ないところは良いかと思います
売り言葉に買い言葉で大人げない部分もあるので、その辺りが飲食店経営者として
意識が薄いのではないかと思う場面もありますけど、会話のノリは良かったかと


■亜麻川千鶴
庭園カフェ「リバーライト」の元オーナー「大将」の娘で現店長
親の意志を継ぎ経営を続けてきたが、料理は上手くなく経営のピンチとなった
困っているところを景一に助けられその流れで、雇ってくれることになる

人が良くだまされやすそうな性格をしているが、微妙なところで強情だったり
妙なところで言葉がきつかったりと意外とちゃっかりした面が見られる
メインっぽい立ち位置ながら現時点では店長としてのポストしかウリがない
今後の覚醒には設定の和菓子が生きてくるのでしょうか?
実は景一より年上という設定でプレイヤーの年齢感覚を狂わせてくる


■茨木愛
景一の学園時代からの後輩で同じ大学でもあった、現在も大学生
実家が喫茶店経営で、ホールが足りないことから、景一が誘うことに
コーヒーについてはうるさいらしく、愛の加入でコーヒーがましになる
ちょっとあまのじゃくな言動や、きわどい言動が目立つモノの
なんだかんだでしっかりと付き合ってくれる都合の良い後輩
体験版時点では一番ヒロインっぽい活躍をする、咲夜子とは何か合ったらしい


■綾月芽衣夏
千鶴を助けたとき、都合の悪いタイミングで出くわした、良くいる主人公警戒キャラ
誤解が解けた後も、その行動に疑念を持っており、厳しい言動を投げかけてくる
ときどき、リバーライトに遊びに来ては特に何をするでもなく帰って行く
千鶴を心配するような態度を見せるが、その後、驚きの年齢差が解ることになる
正直言うと空気、ケーキ屋らしいので今後お世話になるかも知れないが
体験版時点ではケーキ屋の姿形が現れないために全く実感が沸かない


■五十鈴咲夜子
設定の多さに定評のあるサークルの先輩だった女性
リバーライトの常連だったらしく、その火を消さない為度々景一にアドバイスをくれる
実は駅前の高級志向レストラン「シュトラーセ」の店長であるなかなかのやり手
今後競合店として牙を剥くのかそもそも、ジャンルが違いすぎる気がするので謎
体験版最後には上層部からの命令か、土地の買い取りをする交渉役として現れる
過去に景一をからかった経緯があったらしく、おそらくそれが原因で愛に警戒されている

そんなわけで、競合店の店長かつ、店のアドバイス役かつ、愛のライバル役?かつ
目下の土地買収の交渉対象という設定を一転に熱めすぎた感じのするヒロイン
他のヒロインに廻してあげる気はなかったのだろうか、無いのかも知れない
それはともかく、シュトラーセの服はおっぱいを強調しすぎだと思う


■日下部みはる
プロローグ時点では一番登場していた、居候先の幼馴染み
気の置けない関係という感じで、あまり恋愛感情などが見られず
裸などを見られてもあまり動揺しない、序盤のお色気担当
小さな商社で働いており、リバーライト勤務後は存在感が消える
コスチュームのために、一度だけ登場するも全体的に薄い
ヒロイン紹介も5番目と割をくっている、がんばれ幼馴染み



さて、このゲームで微妙に気になったのが年齢設定です
大体の設定を書くとこんな感じです

咲夜子:景一より年上で愛入学時は大学に在籍していた、現在店長
千鶴:景一より一歳年上
景一:大学中退で洋食屋に就職、一年でつぶれて現在無職
みはる:景一と同い年、商社に勤めており、それなりに職場なれしている
愛:景一の一年下、現在も大学に在学中
芽衣夏:大学の下の学園にいる、受験などの言葉は見受けら得ない


咲夜子のチート設定、景一の衝動的な行動により微妙に特定が難しいです
あえて言うなら芽衣夏が1(登場人物は全員18歳以上です)歳という位でしょうか
咲夜子と千鶴が同年代か否かが焦点ですが、それはともかく微妙に混乱します
あまり困らないのですけど千鶴と芽衣夏の関係はかなり無茶があるかなと



【全体通して】
キャラの掛け合いや各ヒロインの魅力については一部影が薄いモノの良かったです
抑えるところは抑えて、しかし従順なわけではなく言うところは言うキャラという感じで
そして、主人公もそれに対して負けじと言い返す、面白い関係だなと
掛け合いという面では全体的に楽しめ、ヒロインの印象も良かったです

ただ、喫茶店経営についてはなんだか設定だけで動いているようで微妙でした
あまり経営している感じが無く、色々工夫をしても反応が非常に乏しいという状況
序盤にそんなに上手くいっても仕方ないのかも知れませんけど、うーん
もう少しイベントに動き的なモノが欲しいかなと言うのが全体的な印象

と言いつつも、キャラゲーとしては結構興味があるので
9月勢として検討の候補に入れておこうかなという作品です


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Lunaris Filia~キスと契約と真紅の瞳~ WEB体験版-1 感想

WhirlpoolのLunaris Filia~キスと契約と真紅の瞳~の体験版感想です

【プレイ時間】1.5時間
【Hシーン】あり
【内容】プロローグ~本編序盤

体験版はいつものWhirlpool仕様です
本人の意思でDLしてプレイしようとすると
本当にプレイするかと最初に聞いてきます

お話としては、安定の供給がある吸血鬼を扱った学園コメディかと

速水聡介は幼馴染みの「水無瀬紫」や最近少し反抗的な妹「速水真衣」
そして、先輩である「古都春花音」に囲まれて平凡な生活を過ごしていました
そんな聡介の前に現れた留学生「シルヴィア=ルナ=インフィニタス」
シルヴィアは吸血鬼で幼い頃に聡介と契約をしており、その契約を果たしに来ました

しかし、シルヴィアが契約を果たし聡介の血を吸おうとすると
本来、美味であるはずの契約者との血がとても吸えたモノではない状態に
どうやら、紫は自覚がないモノの吸血鬼の家系で自覚のないうちに
聡介との契約をしてしまった為にこのような状態になってしまったようです

高貴な身分でありプライドも高いシルヴィアは紫を亡き者にしようとしますが
駆けつけた聡介達によってその場は治められ、聡介の父の提案により
聡介に受け入れられた方が結果的に血を受けいれられるはずだから
期間を決めて聡介の争奪戦をすることにと提案されます

表面上はノリ気でない紫に、やる気満々のシルヴィア
そして、関係ないはずなのに乱入してきた真衣を巻き込んで
1ヶ月間の聡介の仁義なき争奪戦が始まろうとしています


体験版としてはその後、学園と日常そして休日の交流が描かれます
途中二度ほど選択肢が登場しますが体験版ではシルヴィア一択仕様です
また、ヒロイン5人ですが、争奪戦に加わった3人の描写は多少あるモノの
まだ、外様感の強いシルヴィアのお付き「メリス」と「古都春花音」は
殆ど出番が無く、キャラ紹介としても、やや不十分かなという内容です

また、クリア後にシルヴィアのHシーンを鑑賞することが出来ます



【システム】
・16:9のワイド画面
・SD絵演出有り
・キャラ別音声調整有り
・前の選択肢へ戻る機能有り
・TIPSあり
・シナリオジャンプ有り
・ボス来たボタン

ここのシステムは安定傾向にあるので特に不満はなくプレイできるかと
ただ、ゲーム終了やタイトルに戻るもアイコンなので少々解りにくいかな
TIPSは前より文言の画面が拡張されて見やすくなった印象ですね
シナリオジャンプがつきました、体験版故か分け方が非常に大雑把故
本番ではどの程度までべんりな機能になるかはまだ未知数と言うところ
ボス来たボタンがESCキーにありってコレ自爆ボタンだ!


【シナリオ】
良くも悪くも定番設定がシナリオの都合上取捨選択された吸血鬼モノという感じ
このジャンルでは多い燃え成分は期待するような内容ではないでしょう
どちらかというと恋愛を主眼に置いたドタバタ学園ラブコメという感じでしょうか
多少の妨害はあったりしますが、可愛らしいレベルでホノボノしたノリです


■シルヴィア=ルナ=インフィニタス
吸血鬼の姫、高貴でプライドが高い
過去に聡介と血の契約の約束をしており、履行するためにやって来た
現在の聡介にとってそれは全く記憶にない出来事であり、ありがた迷惑
体験版では全体的にシルヴィアの空回りという感じで話が進みます
血の契約者である以上に、聡介を大切に思っているが故に無茶をすることも
聡介関連で頭に血が登ることはあるが、基本的には冷静な性格であり
今回の件も納得した上で争奪戦に挑んでくることになる


■水無月紫
聡介の幼馴染みで、名家の一人娘、そして吸血鬼の血筋でもある
昔は病弱であったが、知らずに血の契約を果たし現在は元気になっている
淡い思いはあるモノの、現状に満足しておりアプローチはしていない様子
しかし、聡介に強く好意を寄せるシルヴィアの登場により無理にも自覚することに
血の契約もあり、今のところ一番のアドバンテージを持っていると思われる
多分終盤のシナリオでは病弱だったのが戻ったりするんだろうなと……


■速水真衣
聡介の妹で、いつもは素っ気ない態度を取りつつも甘えたい感情を持っていた
シルヴィアの登場により、なりふり構っていられなくなりいきなりデレ状態に
紫よりも積極的に争奪戦に挑んでいる節がありシルヴィアとの間に何かと割ってはいる


■メリス
シルヴィアをお姉様という従者、シルヴィアと同じく留学生としてやってくる
まだ設定は登場していない設定だが夢魔らしい、例によって初心なのだろう
シルヴィア第一主義で、シルヴィアを邪魔するヒロイン特に真衣に警戒を向ける
こういう系のキャラで主人公以外にも結構矛先が向けるのは珍しい気もする


■古都春花音
先輩で理事長の娘、昔から家族ぐるみの付き合いで気さくに話しかけていた
しかし、最近は理事長の娘という身分からか少し距離が空いているらしい
聡介は弟のように思っているらしいが、少し嫉妬のような感情が見え隠れする場面も

また、まだ出ていないモノの"教会"の人間でありそれ故にシルヴィアや紫について
ある程度知っている素振りを見せ、シルヴィアとは微妙な距離関係を持つ
(ただ、シルヴィア自身教会が駄目だったりするわけでなく普通にはいることが出来る)
現時点では思わせぶりなキャラ以上の要素は持っていない


【Hシーン】
体験版終了後、確認の後、シルヴィアとのHシーン
シナリオジャンプに書かれている通り寸止めプレイです


【全体通して】
良くも悪くも安定した学園モノ+吸血鬼ネタという感じです
尖ったのが欲しかったり深いのが欲しいなら厳しいかなという感じで
ノリと設定だけで楽しめるなら有り、と言う感じの作品でしょうか

ヒロインは可愛く、仕様もしっかりしているので安心できるのですが
それ以上のサプライズなどは逆に望めないのが困った部分ではあります
体験版のノリが気に入ればありなのではないかなという作品です
とりあえず9月ということですが、検討作品の1つと言うことで

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わっつ そにこ

ニトロプラスの「ソニコミ」の話を主に語っています

アフィリエイトとか見ていると時々目に入るフィギュアがありまして
スーパーだかハイパーだかいう「そに子」だかいるらしいです
ソニーともセガのソニックとも関係ないキャラというのは突き止め
どうも、ニトロプラスと関係あるらしいことは突き止めました

ただ、どう考えても、エロゲとは関係なさそうで交わることはなさそうです
そのまま、そに子の存在は私の中でゆっくりとフェードアウトする予定でした

そんな中、TGだかなんだかの雑誌で見たゲーム化の記事
買うことはないでしょうとストーリーを見て確信していたのですが
ゲームと言うことで少しだけ存在感を増していたのでした

そして、7月、やることがないと、りんかねな新撰組のアイコンをクリックしようか
悩んでいたところにWhirlpool新作体験版の報をいただいたのでした
OHPは重いのでさっさとミラーサイトへ移動、ついでに他の作品を物色すると
ソニコミの体験版がアルではないですか、18禁じゃないしなーと思いつつ
(1つ前の記事で感想を書いた作品については禁句でお願いします)

折角だからプレイしてあげようと、修正版とやらをDLして、起動
面倒な設定はデフォルトでスルーしてさっさと始めることにします

取りあえず出てくる、なんとかそに子さん
営業トークと可愛い仕草でこちらの好感度を上げてきます
少し巨乳過ぎてバランスに不安があるモノの取りあえずプレイ

と思ったのですが、何も反応しません、マウスもキーボードもパッドも
マシンスペックは要求を余裕で満たしていますし、不思議なこともあったものです
トーク後ゲームスタートみたいなノリで、送り出してくれた、そに子には悪いですが
今か今かと何かを待ちかまえているところ悪いですが、何も効きません

仕方無いなと右上の×ボタンをクリックするも反応しません
ALT+F4も無理です、タスクマネージャで終了以外通じないんですけど……

少し、私には早すぎるおもちゃだったようです
決して交わることのない関係と言うべきでしょうか
禁断の病棟の体験版感想書こうとしてHシーン体験版だった時以上に
どうしようもない事態に襲われました……動かないんだもん、無力さが憎い



因みにソニコミより先にTiny Dungeonの体験版の方に目がいって驚きました
あのOHPのページのモチベーションで体験版出すと思わなかったです

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Rewrite 感想

Keyの「Rewrite」の感想です

エイプリルフールで多くのメーカーがネタを出す中の
嘘のような本当の発表から数年、漸く登場した作品になります
果たしてこの作品はただのネタで終わらずに済むのでしょうか

お遊び要素は大量にあるモノの基本的には普通のADVです
選択肢によって5つのルート(ロック有り)に分岐するようになっています
全ルートクリア後、全く雰囲気の違う話が解放されるのも同様です
相変わらずテキストによる遊びが随所に見られコンプリートするのは事です
今回はマッピーというシステムの存在により格段にやり込み要素がアップ
流行の実績なども存在しています、その気がないと若干面倒なシステムですが

お話はいつもの不思議な現象は少しあるモノの、あくまで日常
というスタンスではなく、序盤から超常現象がバリバリの世界となっています
これは個別のルートの暴走というわけではなく全ルートに共通するモノです
よって、あくまで学園生活を書いていた今までの作品とは大きく異なります
オカルト研究会で活動をする間はかろうじて学園モノを保ちますが
個別分岐後はそのような要素が一切排除される流れになります
ここが一番最初のそして最も大きいいつもとの違いではないかと

また最初に語ったようにライターがいつもと大きく違います
Little Busters!!からは都乃河氏のみが継続となりまして
竜騎士07氏と田中ロミオ氏がライターとして新たに参加しています
メインはロミオ氏ということで、彼の作風を知っていると受け入れやすいかも知れません
竜騎士07氏のシナリオはその人の癖に慣れていると受け入れやすいかも知れません
統括でいるモノの麻枝氏はシナリオを直接書いていないため
麻枝氏のシナリオ=KEYの作品であると考える方には厳しいでしょう

シナリオ部分を除けば、遊びの部分システム周り演出でいつも通りのノリが楽しめるかと
そういえば今回CGがいつもより多い気がします、気合い入ってるなと
音楽もKEYクオリティを楽しめるかと、お気に入りは深層森林
いや、最初に出てくる曲ですけど耳に残るんですよ、コレ

ライターに苦手が無くて、KEY=麻枝氏のシナリオでなければ受け入れ易いかと
シナリオはいつも通りではないですが、周辺環境は相変わらずですし
各ライターは個性を出しつつも、KEYらしさも出ているかと
KEYかくあるべしで無ければ楽しめる作品ではないかと思います
クオリティという部分では充分以上にある作品と思いますので



以下、ネタバレを含む感想
本当に容赦のないオブラートに包まないネタバレ
あとRmGの勘違いによる嘘情報が交じっている可能性があります、ご注意ください



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7月が大変なことに

7月の当初の予定は三本と
最近にしては控え目でした
ラインナップは以下のような感じ

・禁断の病棟
・どうして抱いてくれないの?
・D-EVE in you

解る人には解ると思います
2本ピンポイントに延期しました
一応他の候補もありましたが同様に延期
今月はかぐや一本釣りです、他は何もありません

たまにはこういうのも……と思いつつ
8月は8月で延期組しかないのですけどね
溜めてしまっているアレとか
ネタゲーとか買って楽しむのもありかなと思ったり

そんなわけでクイーンズゲイトスパイラルカオス予約
実は全く知らないんだけどねクイーンズゲイト
最初「ゲート」と書いていた程度の知識しかないです

エロゲばかりしていると、下手に裸にされるよりパンチラとか
イヤーンなんて態とらしい声を上げられた方が照れたりします
興奮とはまた違う感情なんですよね、こういう恥ずかしさって

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なでしこドリップ 感想

ApRicot Plumの「なでしこドリップ」の感想です

田舎町で一夏の無謀な喫茶店経営に挑む少年少女の物語
ゲームは解りやすい選択肢のADVでヒロインは5人+α
1人でもクリアすることで「椿」が攻略可能になります

舞台は田舎町のアンティーク喫茶となっていますが
あまり喫茶店経営モノとしては深く語られることはないです
あくまで、装置としての役割の方が強いと思います
よって、経営難を皆の機転などで越えていく路線を期待すると弱いかと
シナリオによってはある程度示唆される部分もあるのですが
あくまで、各ヒロインを魅せるための舞台以上にはなりません

ヒロイン6人には全員しっかりとシナリオが用意されています
あえて言えば隠しの椿が多少優遇気味のシナリオになっており
双子シナリオが個別で言えば多少ボリュームが少ないかなと言う程度
贔屓のヒロインが特に扱いが悪いと言うことはないかと思います

どのシナリオもしっかりとヒロインの魅力を引き出すシナリオとなっており
萌え描写として尺としても充分、物足りなく感じることはありませんでした
問題があるとすれば、ヒロイン1人1人にある程度のクオリティが保たれており
1人でも攻略すれば満足してしまう恐れがあることでしょうか

夏休みの終わりまでの喫茶店経営という筋からは離れられないために
全体の流れがどうしても似通ってしまうのも難点でしょうか
展開は似るも結末の違いなどに差異があり工夫されているのですが
やはり、大きく脱線できない分、バリエーションが乏しくなっています
この辺りはある程度萌えゲーとして完成されているが故の問題かなと思います

ストレス無く、ヒロインとイチャイチャするシナリオが楽しみたいなら良いかと
もし、穂香や椿といった要素を見て、ちょっとしたファンタジー要素を期待すると弱いかと
また、喫茶店が舞台ですけど、そちらの方面で大きく期待すると微妙かも知れません
どの要素もある程度は語られますが、あくまでメインはヒロインとの交流だと思います
体験版の雰囲気が好きで、楽しめそうなら、問題ないゲームかと


以下、ネタバレを含む感想です



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舞風のメルト-Where leads to feeling desitination- 感想

Whilrpoolの「舞風のメルト-Where leads to feeling desitination-」の感想です
FDの感想なので隠したりはしません

タイトル通りの「涼風のメルト」のFDにあたる作品です
内容は複数あるストーリーを選択して読んでいくタイプ
ストリーはどれも選択肢などはなく、完全な一本道です
一応Hシーンに良くある2択は存在しますが攻略には関係なく

ストーリーの構成は
涼風のメルト本編のヒロイン5人のED後の話が楽しめる「After Story」
新ヒロイン「紅葉」ルートとハーレムシナリオの2編が楽しめる「Another story」
サブキャラクターの女性5人のちょっとした交流が描かれる「Mini Story」
イチャラブ有り、ハーレム有り、設定補完有りという内容になっています

他に回想モードで、壁紙やシステムボイスなどがあります
昔はデスクトップアクセサリ集とかいって単独で出てましたねこういうの

各シナリオの尺は一番長いのが「紅葉」ルートで本編の個別程度の尺
ハーレムシナリオと各ヒロインのAfter storyが2時間程度の尺
サブキャラのMini Storyがだいたい1時間程度の尺となっています

各ヒロインのHシーンやCGはOHPでも紹介されるとおり相変わらず平等です
5ヒロインが誰も出し抜くことなく平等に活躍の機会を与えられています
少しだけハーレムシナリオで格差が開いた気がしますが、その程度です

MiniStoryですが、サブキャラとのHシーンは残念ながらありません
サブ同士でも基本的にはCG数平等ですが、「風」のみ性質上特別扱いです
ちなみに「風」って誰という方にはこのFD自体が厳しい気がします

特別扱いと言えば「紅葉」シナリオだけOPとEDが流れます
最後にプレイしたので、今更感が強かったですが、このFDの本編なのでしょう
最後のシーンは○○○○○の槍のシーンやりたかっただけでしょう、コレ


【Hシーン】
椿捺菜:2
榎本佳華:2
楸木原羽衣:2
柊月音:2
涼:2
紅葉:2
捺菜+涼(風):1
佳華+羽衣+月音:1
捺菜+涼+風:1

プレイ自体はコスチュームが特殊なモノばかりですが
プレイ内容自体は普通の前戯から本番の流れです

こう並べて気付いたんですけど
春夏秋冬に木偏をつけていたのですね
だからやたら「楸木原」が難読字になのか

新ヒロイン含め、相変わらずの平等な数ですが
ハーレムでメイン勢2人がリードしています
そして、まさかの風参戦と言うことで、唯一のサプライズです


【全体通して】
そんなわけで、やるべき事はやっているFDということで
涼風のメルトの世界観とヒロインが好きなら楽しめる内容ではないかと
値段はほぼフルプライスですけど、ボリュームもそれなりになります
長いとすら感じた本編と比較すると流石に控えめですけども

アフター、アナザー共にある程度満足したモノの
ミニストーリー枠は必要なのかなと思ったりもします
彼女らには当然Hシーンがあるわけでもないですし
「風」「優衣」の2人の扱いはともかくとして
他三人は果たしてピックアップする必要があるヒロインなのか
いえ、ある程度重要な人物というのは理解しているのですけど

尤も、設定の補完の為のシナリオと考えると設定に凝っていた
この作品のFDとしてはありなのかなと思わなくももないですけども
それにしても、そのエネルギーを各アナザーなりにリソース割いてくれた方が
と思わなくもありません、アナザーがあれ以上長くてもだれる気はしますが

殆ど公称通りの内容なので特に語るところはありませんが
風の扱いが良かったのは結構嬉しかったです、お気に入りヒロインです
流石に涼をさしおいてタイトルに残るだけあるなーと思いました

気になったのは、ところどころ絵の崩れを感じたことです
リリースのペースや分量を考えると仕方ないかも知れませんが
もとより立ち絵とCGでバランスが違うなど不安定な作品ですけどね

そんな部分もありますが、本編が楽しめた人で
さらなる延長戦が欲しいという方には楽しめる内容かと
アフターはイチャラブが多いですし、本編で足りなかった
イチャラブ成分を補給するのにも良いかと思います

ただ、設定が結構多くて、各ルートで状態が違うので
私は思い出すのに暫く時間が掛かってしまったりしたのは秘密
TIPSで復習しておくとより一層楽しめるかも知れません
そんな感じで、FDらしいFDというところですね

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