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伝統攻撃

でも、それって根本的に感想になっていませんよね?

さくら色カルテット 体験版 感想

アトリエかぐや Berkshier Yorkshireの「さくら色カルテット」の体験版感想です

【プレイ時間】1時間
【Hシーン】ダイジェストで4人分
【内容】プロローグ+Hシーン


本当に導入部だけになっており、キャラ設定と舞台説説明のみです
アイリスと呼ばれる動物の遺伝子を組み込んで作られたバイオロイド
人間のパートナーとして社会に浸透しており学園で人間と一緒に学ぶ姿もあるとか

そう言った学園の1つ「私立鞍馬学園」に通う「槇原亮太」はバイトの帰り道に
道ばたで倒れていた持ち主不明のアイリスを発見して保護します
明らかにワケありのアイリスの名は桜、亮太をマスターと呼び慕ってきます

そんな彼の前に現れる怪しい男「小神」は桜の知り合いらしく連れ戻そうとします
どうやらこの小神はただのツンデレだったらしく、桜を守ることを約束させ
桜が姉と慕うアイリス「憂」も預けて去っていきます、そんなわけでいきなり
どう見てもワケありな2人のアイリスのマスターとなった亮太は果たしてどうなるのか

他には、理事長の娘「鞍馬綾乃」とクラスメイトのアイリス「桃花」が登場します
どちらも亮太に好意がありと言う感じで既にハーレムの準備は万端です
と言うところで、サラってヒロインじゃないっぽいですね、何て事だ

本編に関わるところでは小神が桜と憂を逃すために小競り合いをする場面があり
また、亮太のバイトの上司である「夏樫恵」もその辺りの設定に噛んでる感もあり
と、シリアス成分を匂わせる部分がちらほらと……かぐやBYの作品だよね?


【ヒロインとか】
■桜
アイリスの最先鋒である学者の千葉博士によって直接作られた犬のアイリス
まだ幼くマスターを持つ事なども漠然としたモノしか意識していなかったが
亮太と出会いマスターと認めることになり、役に立とうと奮闘することに
元気で素直な犬っ娘で、表情がころころ変わり楽しい娘、少し嫉妬深い一面も
何か秘密を抱えているらしく、それが原因で狙われている


■憂
桜に姉と慕われる狐のアイリス、桜と同じく千葉博士製
容姿からして桜より年上で、物腰も見た目相応に落ち着いている
桜と共に亮太の元でお世話になることになりマスターと呼んでくる
彼女も又桜と同じく何らかの秘密を持っている様子


■桃花
亮太のクラスメイトであるウサギのアイリス
バイト先も一緒で、それが縁か親しい関係にいる
しかし、首輪をしている為、マスターがいると思われるが
ただ、マスターの話を聞くと誤魔化すように言葉を濁している
その辺りの関係がポイントとなっていくのでしょうか


■鞍馬綾乃
理事長の娘にして容姿端麗、優等生の完璧キャラ
と見せかけて、ハイテンションで突撃する自爆キャラ
明らかな好意を見せるが素直になれず自爆する典型的なツンなんとかキャラ


【Hシーン】
ゲーム開始時にプロローグ体験版と選択可能
ダイジェストということで各シーンの一部を4人分流します


【全体通して】
絵師が変わった初めてのBYの新作となるわけですが
凄く普通の萌えゲーの体験版をやっている感覚です
既に傾向はあったのですけど、絵が変わって明確に違うなと感じることに
作っている方としても意識して作っているでしょうし
獣耳と尻尾とロボットのりそうなスーツ着用とフェチ的なモノは見えますが
どちらにしろBY的ではないなと言うのが導入部の印象です

ヒロインは、どのキャラも良いキャラをしていると思ったので
そちら方面ではあまり不安感はありません、あるのは違和感だけです

体験版では登場しない綾乃のアイリスとなる?「サラ」は未登場です
物語の重要キャラとなりそうですけど、ヒロインは望み薄でしょうか
タイトル画面を除いてあらゆる場面で無視されている気がします

あと、バイトの上司である「夏樫恵」は過靴実にヒロイン外でしょうね
良いキャラだけに、こういう年上が攻略できないのがBY的に間違っている
と、まあ、プリマステラ以降の作品をさらに一般よりにした印象の作品

ここまで来ると完全に萌えゲーとして徹しきれるかがポイントとなりそうですが
一応、そちらの要素では私的に現時点ではありなので製品で見定めたいかなと
それで新たな魅力が見られればそれはそれで万歳と言うことで

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もんむす・くえすと! 前章 感想

とろとろレジスタンスの「もんむす・くえすと!前章」の感想です
同人ゲームです、よく考えれば初めてですね

タイトル通り魔物娘がたくさん出てくるRPG風ADVです
サブタイトルがあるのですけど、内容はその通り「魔物娘にやられる」ゲームです
主に性的な意味で、時には食事的な意味でやられることがあります
この時点で人の好みを強く分けるゲームだというのは言うまでもなく

物語は、勇者見習いの少年ルカが魔物との共存を目指し
迷惑な魔王を打倒するたびに出かけていくという王道的なお話です
今回は3編ある中の前編ということで導入部から中盤にさしかかるまでが描かれます
正直話の切りどころとしてはかなり中途半端かなと思います
クライマックスは直前にやってしまっていますからね

RPG風ADVと書いたのはコマンド形式のRPGですが経験値稼ぎなどはなく
戦闘にも戦略を介在する余地がほとんどなく、間違うと死亡という感じのためです
難易度はNORMALとHARDがあり、後者ならランダム要素で楽勝な時も
どれだけ上手く廻しても負けることがありますけど、基本は決まった手順で
戦闘を進めることで勝負が決まるためにRPGと言えるかは微妙なところです
RPGの定義についてはここではJRPG的な日本伝統のモノとしてください

町の概念はあるモノのこちらは完全にADV形式、お金の概念もなく
武器防具は物語の進行によって勝手に変更されていく形になります
その辺り含めRPG要素は魔物娘と相対して戦うという流れのための舞台って感じですね


さて、本題の魔物娘について
物語にで相手になるのは67体です、一部魔物娘から外れるのもありますけど
この魔物娘とほぼ戦闘になり、負ければやられます、相手によっては複数パターン有り
戦闘中も性的な攻撃を仕掛けられるので、パターンは豊富、夢が広がるゲームです

ただ、この魔物娘、敷居が高く、ミミズ娘とかイソギンチャク娘とか異形が多いです
サキュバスやラミアなんて親しみやすいタイプは今回は少数派ではないかと思います
前編という三部作の序盤なので、妙に抑え気味な相手というのもありますでしょうけど
○○娘系を筆頭にかなり好きな人でないと厳しいのではないかと思われます

捕食シーンも結構あり、こちらも賛否が分かれるでしょう、一応設定でON/OFFできますが
更に、この大ボリューム故か、多くの絵師が描いており、絵柄はバラバラです
中には癖のある絵師もいますので結構、好みがわかれるかなと思います

そんな感じで100%全て楽しむのはかなりの上級者である必要がありますけど
それにしてもこのボリュームで、逆転なしのシチュエーションは一貫していますので
こういったシチュが好きなら必ずヒットするシーンもあるかと思います

また、メインであるアリスフィーズがかなり良いキャラで、通常シーンも結構満足
それでいて回想数も最大とやることをやるので優秀なメインヒロインだと
どこかの50回反省会でやっと1回の口の悪い女神さまとは大違いですね


そんなわけで、属性さえ合えばかなり満足できる内容かと
コレ系のゲームとしてはちょっと高めの値段設定ですけど
このボリュームなら個人的には十分すぎるほどでした
中編以降も楽しみにしています

魔物娘とか逆○○プとかか好きならオススメできる作品です
まあ、全体を楽しむにはかなり上級者向けなしようではありますけど

しかし、正直このゲーム興味がある人はとっくに知ってるよね……

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神採りアルケミマイスター 体験版 感想

エウシュリーの「神採りアルケミマイスター」の体験版の感想です

【プレイ時間】:1.5時間~(LV20まで育成可能)
【Hシーン】ダイジェストでメイン3人と、一部の
【内容】プロローグ~1章まで+シーンダイジェスト

姫狩りダンジョンマイスターの流れを汲むエウシュリーの新作です
基本的なルールや世界観のの説明と主要ヒロイン(?)3人の出会いが描かれます
色々と覚えることが多いゲームとなっていますので、予習がてらにどうぞというところ
多少のやり込みも出来るので、数時間ぐらいけっこうあっさりつぶせる内容です

前作は主人公のまおーさま(庭師なんていなかった)が戦闘ユニットにならず
使い魔にしてメインヒロインのリリィを中心としたパーティとなっていましたが
今回はシナリオに絡む扱いの良いヒロインが増量され、主人公も戦闘に参加と
なんとなく物語に冒険にに参加している感じがましていると思います

お話は新米の工匠である「ウィルフレド・ディオン(ウィル)」が
それぞれの目的を持つ個性豊かな3人の女性を護衛に迎え入れて
工房を発展させていくため、素材を集めながら奮闘していきます
そしてその内、王国の存亡を賭け戦乱に巻き込まれるそうです(OHPより)

前作ではモブユニットでしかなかったエウシュリーでお馴染みの魔物達も
今回はユニークキャラとして仲間になるようです、魔物娘好きは必見でしょうか
個人的には一つ目とかしない限り、大体大丈夫なので嬉しい配慮です
べ、べつに特定のヒロインを名指ししているワケじゃないんだからね……

シナリオ等はともかく一番のポイントとなるのはゲームとしてでしょう
ダンジョンパートは前作「姫狩り」から細かい部分で変更はあるものの
基本的な部分では同じです、少しプレイするとやり方は解るでしょう
気をつけるのは、指揮力位でしょうか、これだけ気をつければ大丈夫かと
あとはMAP兵器と言いますか範囲攻撃が出来ました、確か前作では無理でしたよね
この登場は前作から戦略を大きく変えそうな感じです

さて、今作は、インターミッション画面でポイントを消費してやるだけだった
合成が大きく拡張され、工房の経営として、この作品の主要素の1つになっています
ダンジョンに潜り、素材を集めつつ、上質なアイテムを作成し、工房を発展させていく
そこまで複雑なシステムではないようですが、やり込み要素が又一つ増えました
レベルアップ以外にダンジョンを潜る動機が出てしまったわけですね、何それ恐い

あとは衣装でしょうか、体験版範囲ではやり込み次第で出来るかも知れませんが
流石に、そこまでプレイしてないので言及はしませんのでまだ未知の要素です
防具を作って、ヒロインの見た目が代わり性能も変化、イベントも発生するようですが
これもやればやるほど泥沼に嵌りそうな要素です、色々と飛ばしてますね今回は

体験版はこれらのシステムを少しだけ体験することが出来ます(衣装は知りません)
詳しい感触を知りたいなら体験版をプレイするのが良いかと思います


【システムとか】
画面はワイドになっています、キャラ別音声設定有り

ゲームパートについては詳しくは体験版プレイのこと
と言うのが一番かと、色々とやることが増えているので
前作プレイ済みの人も気になるなら要チェックという感じです

チュートリアルがありますけど一気に情報を与えられるため
正直あまり解りやすいとは思えずやって覚えるのが一番かと思います
チュートリアルだけ見ると凄い複雑そうですけどプレイすると
意外とあっさり解決や理解したり出来るかもしれません、死んで覚えろ


【ヒロインとか】
■ユエラ(月爛)
とある人物を捜してユイドラに訪れた剣士
序盤で乱入してきた死神が関連する感じですね
折れた剣を修理することを条件にウィルの護衛になります
無口で真面目で不器用なヒロインと言うところ
今後デレる感じではなく互い頼れるパートナーとなっていくのでしょうか
戦闘では命中と回避が高く、攻撃力も上位と頼れる切り込み隊長
ですが、ウィスプなどの魔法キャラに襲われると非常に紙です
運用次第では直ぐに撤退することになる運命にあります


■エミリッタ
政略結婚をきらい家出してきた名家の娘、ロリ
箱入り娘らしく世間知らずだが、明るく、前向きで物怖じない
といいつつも、身勝手という感じではなく結構よい子だったり
範囲攻撃を出来る魔法が強く、相手が物理専門なら一方的に攻撃出来る
よって、体験版範囲では一番頼りになる戦闘要員でした
防御力は当然紙ですので、攻撃力の高い相手には接近しないように
探索を率先する役目には向いていないキャラですね


■セラヴァルウィ・エンドース(セラウィ)
おっぱいツインテールエルフ、エルフと人間の共存を望む
頭の柔らかいエルフさんでおっぱいもやわらかいみんなのお姉さん的ヒロインです
教官的立場であるらしいですが、戦闘力はそこまで高くないです
攻撃魔法、回復魔法、遠距離攻撃と色々器用にこなすも要は器用貧乏
再行動で率先して動けますが、探索先に敵がいると近接攻撃が出来ないとか
ちょっと困ったことをしてくれるお茶目なエルフさんです
弓使いというと命中高そうですが、常に80%ぐらいを前後します、がんばって
あとエルフで教官ってどうしても……いえ、何でもないです

■アト
ウィルによって生み出されたアースマンです
最初は小さいそのまま魔物な容姿のアースマンですが
今後成長するのでしょう、私のプレイ範囲では確認できません
防御力とHPが高いです、登場後ウィルに変わる壁となります
移動力が遅いのと火力が低いので成長には苦労しそうです
前作も育てきったらかなり異常な性能でしたけど果たして


■水那
水精です、魔物に囲まれているところを助け、しばらく後仲間に
ごめん、湖渡以外使ってない


■ユイチリ姉弟
悪戯をして、プレイヤーを困らせてきます
あまりやりこんでないので確信はありませんが体験版では仲間にならず
顔見せ程度という感じ、ダイジェストではちょっと見られます
しかし、弟か、男か、どうなるんだろう


【Hシーン】
ダイジェストで一部を見ることが出来ます、ヒロイン3人と魔物を少しだけ


【全体通して】
発売までの予習ゲームですね、興味があるかたはどうぞ
プレイすると楽しみが減ると言うほどボリュームがない作品でもないので
新鮮さとかあまり気にする必要ないかなと思います

全体的に工房+探索と忙しい印象です、あまり工房は力入れませんでしたが
どちらもやり込むとかなり姫狩り以上の超やり込みゲーとなりそうです
個人的にこう、如何にもやり込してと言う土壌が用意されると逆に避け気味になるので
そんな一部の意見はともかく、やり込みゲーが好きな人は楽しめそうですね
少なくとも探索は前作が楽しめたならゲームとしては問題なく楽しめるかと

シナリオは前作がなんだかんだでまおーさま的な活躍を見るアンチ正義的な内容でしたが
今回は逆にそういう陵辱とか洗脳とかの要素は弱そうで正統派のファンタジーになりそうです
前作のようにヒロインをどんどん取り込んでいく展開が好きな方なら
ちょっと様子を見た方が良いのかも知れないですね、その辺りの好みはあるモノの
個人的には楽しめましたので余程のことがない限り4月に手を出すかと思います

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ラブラブル~lover able~ 感想

SMEEの「ラブラブル~lover able~」の感想です

前作「らぶでれーしょん」の流れを汲む作品でイチャラブ描写を重視されています
多くの作品では終盤でしか見られないようなラブラブな描写がシナリオの大半を占めます

出会って仲良くなるまでの過程やヒロインの抱えた問題解決にシナリオ割く位なら
さっさとヒロインとイチャイチャさせろという日々思っている方に向いている作品かと

攻略対象となるヒロインは5人でハーレムルートやサブ攻略はありません
全員均等と言いたいところですが「柳瀬なつき」が多少尺が短めになっています
尺的に物足りないと言うこともないのですが、他の4人が結構均等な配分だけに
どうしても意識してしまう部分ですね、普通に人気のありそうな娘なのですけど

シナリオは一応終盤の山場などはあるものの、必要最低限という感じです
個別に分岐すると後は殆どヒロインとイチャイチャしているだけで
それを阻害する様な余計な展開、要素は殆ど排除された形になっています
下手にシリアスや鬱に走ることもなく定番の展開があり、あっさり解決します

ヒロイン同士の関係も告白すれば全員即ラブラブになれるような好感度まで行ってるのに
個別にはいると対象ヒロインが可愛らしい嫉妬をするこっとがあっても
他のヒロインは特に何らかの反応を示すことはなく、応援する立場になります
下手に昼ドラみたいな陰鬱とした展開があっても困りますがこれはこれで味気ない気も

これらを肯定的に見るか否定的に見るかがこの作品の評価の分かれ目でしょうか

また、コンセプト通りなのですがイチャラブのみというのは意外とネックです
本作では5人ヒロインがいて、5ルートあるわけですが、全てがイチャラブルート
ということになるのです、用法用量を守らないと胸焼けの可能性があります
更に5つの殆どがイチャラブというのは無茶があるのか、多少マンネリ化のきらいもあり


「イチャラブがシナリオの殆どを占める」のをどう受け止めるかが全てです
それが「素晴らしい」「良いことだ」と思う人は問題ない作品となるでしょうし
「シナリオの山場が弱そうだし退屈」と思うなら、この作品は厳しいでしょう
「ヒロイン5人全員がイチャラブって無茶がないか」と思えば、無茶に感じるでしょう

ヒロインとの魅力とイチャラブ描写はしっかり描かれていると思いますが
それが全てか否かを考えると、この作品との付き合い方が見えてくるかも知れません


以下、ネタバレ含む感想



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