ときメモ4が結構楽しくて困る
目新しい要素がなく、原点回帰という感じですが
その分手堅くて、しっかり遊べるという印象
システム面では間違いなく改善されていますね
まあ、10年以上前のシステムと比較するのも失礼ですが
昔の話ですが、ときメモ2の発売が近いときに
ゲームショップで、限定版の方を予約をしようと考えまして
正式名称を言えばいいのでしょうが、恥ずかしかったので
「ときメモ」と略して言いました、逆に恥ずかしいとも気づかずに
そのことが店員には凄く受けたらしくて去った後
「……ときメモだって」という嘲笑の声が聞こえました
多分、あの店では私の事が伝説になっています
しばらくの間「ときメモさん」とか言われていたに違いない
そんな私だけのメモリアル
そんな悲しい過去はこれ以上振り返らない事にして

安かったので買っちゃった!
12月って物いりなのになんだろう、この無駄な衝動買いは
某ショップで一部のソフトが2480円均一だったのですよね
その内の一つが、スズノネセブンと言うことです
他には、
77とか、
幼なじみは大統領とか、
ハチミツ乙女blossomdaysとか
感想で取り扱った作品ばかりですね……ハハハ
そういえばソフマップで「ここより、はるか」が500円
前買ったときは780円だったのに時期を間違ったなぁとか……ジョークですよ
修理などがあって感想を書けてないのですが、隙を見て今年中に書ければと
うん、無理じゃないかなとは思っているんですけどもね
さて、前置きは長くなりましたが
本題の
SCOREの「絶対★魔王~ボクの胸キュン学園サーガ~」の体験版の感想です
同じNEXTONではありますけど、「恋姫†無双」で一躍名を挙げたBaseSonとは別ブランドです
過去作品としてはどちらかというとえちぃ重視の作品を多くリリースしているところです
しかし、雰囲気からすれば恋姫のながれに見えてしまいそうなこの作品ですが
TGのインタビューで恋姫のヒットを受けて、そのノウハウを用いた作品という感じで
語られているところを見たのですが、果たして、それはこの作品でも上手く活かされるのか
体験版は「特盛り体験版」とついているものの、ボリュームはたいしたことがないです
プロローグとして学園の一日目を過ごして終わると言うところ
メイン勢に含まれると思われる幼なじみの「佐倉優希」は冒頭だけの顔見せとなっており
魔王候補の「セシリア=リンドルフ」聖王候補の
劉備「エストレイア=ヴィット」
に至っては登場もしません、アンゴルモアについては一瞬顔見せ程度ですね
彼女らがメインという特別な扱いかは置いておいて、物語を彩るメインキャストであろう方々は
メイドの「リュアナ=ドロワーズ」をのぞいて登場しないという異例の事態になっています
大まかな流れは
主人公「木檜真央」誕生日、目覚めると親から自分たちが魔王と聖王で
その息子である真央が魔王候補である事、そして魔王になるため異世界の学園に通う事を
問答無用で、強制される事になります、普通の世界でのパートとかそんなモノありません
強制的に送還された異世界で目覚めた真央の前にいたのが真央のメイドであるらしいリュアナ
彼女に案内される自分のクラスへ行く真央、そこは何故か女性しかいないハーレム状態
しかし、個性的且つ我の強い面々を前に、ハーレム所か言いように遊ばれるだけの真央
初日は、強烈なクラスメイトに囲まれて言いようにいじられると言う形です
と言いますかヒロイン達にいじられるスタイルについては今後も続きそうですね
様々な異種族に囲まれて困惑するも、学園などの風景などが普通すぎて
両親に未だからかわれているのでは?と考え、その不安をリュアナにぶつけます
その不安(?)を解消させる為にリュアナが連れてきたのは屋上
やはり何の変哲もない普通の景色に落胆します……
しかし、遠くの景色を眺めていると、大地ではなく、空が
この島は空に浮かんでいるんだ!、こんな世界をゲームで見た事がある
やっぱり異世界だ良かった良かった、ということで解決します
散々異種族見てるのは異世界だと断定する要素ではないようです
この流れを見て確信したのですが、真央さん、凄いレッテル張りです
「この人間はこういう性格に違いない」的な文章が散見されます
凄い自分の基準で動いていると言いますか、気になる程度ですので
それがシナリオの主旨になる事はないしょうけど、ちょっとなぁと言う事で
閑話休題、真央の不安が解消された事でリュアナが
初対面の筈の真央を強く慕っていることについて少しほのめかして引き
雰囲気と一部のキャラはつかむ事が出来ましたけど
この作品が今後どうなるかといった部分は全く解りません
そもそも、メイン格っぽいヒロインがほとんど出てこないのはどうかと
終了後、主要キャストのキャラ紹介になります
ここでようやく、一部のヒロインが登場する事がかないます
しかし、このキャラ紹介兼イベント紹介は非常に危険です
ただの出会いのシーン(名前すら知らないまま分かれる)を書かれると思えば
いきなり告白シーンが登場するイベント紹介まであります
一部については間違いなく超ネタバレレベルのイベントが入ってます
未登場だからと言って気軽にキャラ紹介を見てしまうと……
しかも山場的なイベントを見せられても、体験版本編には未登場のため
キャラとして全くつかんでいないわけで……反応に凄く困るのですよね
ある程度、美少女ゲームをプレイしてる方なら定番シチュぐらい想像つきそうですが
そういう補正に頼っているのだとしたら体験版としてどうかなぁと
このイベントには少しだけお色気的なシーンが存在しますが
実質的なえちぃイベントは存在しないと思っていただいて結構です

また、体験版中一度だけ自由にマップを動ける場面があるのですが、それがコレ
体は変えているモノの恋姫†無双のイベントを見たいヒロインを選択してください
に近いタイプの選択肢なのではないかなと思います
限られたマップ移動回数でヒロインに会いに行って、ある程度フラグを重ねると
えちぃがあり、ある程度の結末を見る事が出来るといった感じで
メインヒロインはその上でエンディングがあると言ったようなタイプになるかと
尤も、物語の都合からか、それとも仕様なのかは判断がつかないのですが
この選択肢ではメインヒロインは登場せず、そちらは普通に選択肢式であるとか
そういうのも考えられますけど、どれも推論の域を超えませんね
判断するには体験版で遊べる範囲がいささか狭すぎますので
また、個人としてメインヒロインと言っているのは
メイドの「リュアナ・ドロアーズ」、幼なじみの「佐倉優希」
魔王候補の「センシア・リンドルフ」聖王候補の「エストレイア・ヴィット」
あとは獣王候補の「エヴァンクローデル」と言ったところではないかと
実はメイン的なモノがいなくて、全員が平等って事もないとは思うのですが
この辺りについては公式が態とぼかしているような部分がありますね
個人的な推測の話はおいておきまして、体験版についての印象でも
どたばたの学園コメディというのは解りましたがそれ以上でもそれ以下でもなく
体験版時点ではタイトルに表されるような「絶対★魔王」的部分は皆無です
だって、魔王候補も、聖王候補も、獣王候補も出てきていないわけですから
一応キャラ紹介もありますけど、リュアナなどの一部をを除けばそこじゃないだろう
的なイベントばかりです、キャラ紹介として機能していない娘も多々
キャラが多すぎて見せ場が後になるからこうなったとは思うのですけど
それにしてもこの紹介方法はどうかなと思いますし
紹介しているイベントシーンは酷いネタバレも含まれる地雷仕様になっています
本当に導入部だけのプロローグと、キャラ紹介未満のイベントと
ネタバレ上とのイベントが混ざったアンバランスさ
なんとも、いびつな体験版だなあと思いました
作品の目指すところであろうと思われるハチャメチャ異世界コメディ的な部分は
良くも悪くも伝わってきているのですけど、美少女ゲームとしての魅力は……
うーん、予約券あるのですけど、検討に落としてしまおうかなという印象ですね